コンビーフはそのまま食べられる!美味しい食べ方やアレンジレシピを紹介

コンビーフをそのまま食べる方法やおすすめの食べ方などを詳しく解説します!お酒のおつまみやご飯のおかずにも人気のコンビーフですが、実はそのまま食べても美味しいと人気があります。おすすめのアレンジレシピもあわせて紹介します。

コンビーフはそのまま食べられる!美味しい食べ方やアレンジレシピを紹介のイメージ

目次

  1. 1コンビーフをそのままで食べる食べ方やレシピを紹介!
  2. 2コンビーフとは?
  3. 3コンビーフの美味しい食べ方
  4. 4コンビーフのアレンジレシピ【簡単おつまみ編】
  5. 5コンビーフのアレンジレシピ【おかず編】
  6. 6コンビーフはそのままでもアレンジしても美味しい!

コンビーフをそのままで食べる食べ方やレシピを紹介!

お酒のおつまみやもう1品おかずが欲しい時に便利なコンビーフ缶。保存しやすくそのまま食べられるため、自宅に買い置きしている方も多いのではないでしょうか?本記事ではコンビーフの美味しい食べ方やおすすめのレシピなどを紹介します。

「そのまま食べるとどんな味がするの?」「簡単に作れるおつまみレシピは?」などの疑問を持つ方は必見です。ぜひいろんな食べ方でコンビーフを味わってみてください。

コンビーフとは?

コンビーフは塩漬けした牛肉

コンビーフは牛肉を塩漬けにしたもののことで、日本では缶詰に加工したものが一般的です。英語ではcorned beefと呼ばれており、直訳すると塩漬けの牛肉という意味になります。もとは長期の航海や軍の食料として作られていた保存食品で、国内で缶詰を発売し始めたのは1950年からとまだまだ歴史の浅い食べ物です。

コンビーフの魅力

コンビーフは牛肉から脂身や繊維を取り除き、煮沸後ほぐしたものを塩漬(えんせき)して作られます。製造してから約3年は保存が効くうえ栄養価が高いため、山登りや防災グッズとしても人気があります。

カロリーが控えめ

コンビーフのカロリーは100gあたり約200kcalです。和牛肩ロース肉100gが411kcal、もも肉100gが259kcalであるのと比べてもカロリーは控えめだと言えるでしょう。最近では脂肪分をカットした商品も販売されているため、脂質が気になる方はそちらを購入してもよいでしょう。

どんな食材にも合う

コンビーフは塩や香辛料でシンプルに味付けされているので、組み合わせる食材を選ばないのもメリットです。野菜やチーズ、麺類などさまざまな食材を組み合わせてアレンジするのもよいでしょう。

缶詰の開け方が独特

初めてコンビーフの缶詰を手にした方は、まず開封の仕方に戸惑うかもしれません。メーカーによっても異なりますが、昔ながらの缶詰は付属の巻き取り鍵を使って開封します。開け方は側面にある巻き取り爪に鍵を通し、くるくると巻きつけて一周します。あとは上部を持ち上げるように外せばおつまみや料理にそのまま使うことができます。

生で食べられる?

コンビーフは生と言ってもすでに加熱処理がされた状態で販売されています。そのため缶詰を開けたらそのまま食べることができます。登山中や災害時など火が使えない場所ですぐに食べられるのも魅力でしょう。

コンビーフハッシュとの違い

コンビーフと名前が似たものにコンビーフハッシュがあります。ハッシュには混ぜ合わせるという意味合いがあり、コンビーフとじゃがいもを混ぜて調理したものをコンビーフハッシュと呼んでいます。沖縄では缶詰やレトルトのコンビーフハッシュが名物になっていて、チャンプルーやスープ、チャーハンなどさまざまな料理に使われています。

コンビーフの美味しい食べ方

食べ方①そのまま食べる

缶をクルクルと開けて、深い方をカポッと抜いてから、残った缶の部分を皿代わりに机においてそのまま箸でほじって酒のツマミです。

コンビーフをそのまま食べたことのない方は、まず一度その美味しさを味わってみてください。口の中に入れると熱で脂が溶けてコンビーフ本来の味わいが楽しめます。缶詰を開けてフォークや箸ですくうだけなので手軽なお酒のおつまみにもおすすめ。スパイスのきいたものは、そのままスライスしてお洒落に盛りつけてもよいでしょう。

食べ方②生+マヨネーズでまろやかに

お皿に缶詰からそのまま出して、マヨネーズを添えてほぐしながら食べるだけで、立派な簡単おつまみになります。

塩漬して作られるコンビーフは塩気が強いため、そのまま食べると味が濃いと感じることもあります。そんな時はマヨネーズをつけて食べることをおすすめします。マヨネーズの酸味が塩味をやわらげてくれるので、そのまま食べるよりもかなり食べやすくなるでしょう。コンビーフをほぐしてマヨネーズで和えれば立派なおつまみにもなります。

食べ方③生+醤油でおつまみや丼に

たまにはコンビーフを醤油で味わってみるのもよいでしょう。食べ方は缶詰をそのまま輪切りにして醤油を軽くつけるだけです。脂っぽさが気になる時はわさびを添えてみてください。

ツンとした香りが鼻から抜けてさっぱりと食べやすくなります。おつまみにするのはもちろん、ほぐしたものをご飯の上にのせて醤油をかければ食べ応えのある丼ぶりが出来上がります。

食べ方④電子レンジで温める

生でそのままでも十分美味しいコンビーフの缶詰ですが、温めてもより美味しくなります。

そのまま食べても美味しいコンビーフですが、電子レンジで軽く温めるとひと味違う味わいが楽しめます。加熱時間の目安は600Wで20秒ほど。1缶を丸ごと温める時は様子を見ながら時間を増やしてください。

温かいコンビーフは、脂がじんわり溶けだして牛肉の旨みが口の中に広がります。加熱時はそのまま温めると危険なので、必ず耐熱皿に移してから作業しましょう。

食べ方⑤フライパンで焼いて香ばしく

コンビーフをフライパンで焼くと香ばしい風味が増してさらに味わい深くなります。食べ方は油を薄く引いたフライパンに缶詰のスライスをのせ、フチがこんがりとするまでソテーするだけ。なるべく動かさずに焼き目をつけるとカリカリとした食感が楽しめるでしょう。そのまま食べても醤油を少したらしても最高のおつまみになります。

コンビーフのアレンジレシピ【簡単おつまみ編】

そのままでも食べられるコンビーフですが、時間のある時はおつまみやおかずにアレンジしてもよいでしょう。ここでは簡単に作れるレシピをピックアップしています。どれもお酒やご飯に合うものばかりなので、気になるレシピがあればぜひ挑戦してみてください。

じゃがばたコンビーフ

ブラックペッパーがアクセントになった簡単おつまみのレシピです。カレー粉を加えたりオムレツの具材にしたりとアレンジするのもおすすめ。電子レンジを使って短時間でササッと作りましょう。

作り方

  • じゃがいも2個
  • コンビーフ1/2缶
  • バター10g
  • ニンニクチューブ小さじ1(A)
  • マジックソルト少々(A)
  • ブラックペッパー多め(A)
 
  1. じゃがいもは皮をむいて薄めにスライスします。水にさらして軽く水気を切り、耐熱皿に並べます。500Wの電子レンジで5分温めます。
  2. フライパンにバターを入れて熱し、コンビーフを炒めます。じゃがいも、(A)を加えて全体が混ざったら完成です。

コンビーフチーズパン

おしゃれなおつまみにチーズがとろけるパンはいかがでしょうか?ホットケーキミックスを使うので手間なく作れるのがポイントです。つぶしたじゃがいもをプラスしたり好みのハーブを入れたりしても美味しく作れます。

作り方

  • スライスチーズ6枚
  • コンビーフ30g
  • ゆで卵2個
  • バジル9枚
  • 黒こしょう少々
  • サラダ油適量
  • ホットケーキミックス150g(A)
  • プレーンヨーグルト70g(A)
  • 溶かしバター15g(A)
 
  1. コンビーフはほぐし、ゆで卵はスライスします。
  2. ボウルに(A)を入れてゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜます。3等分にして、それぞれ12cmの正方形に伸ばします。
  3. 生地の半分にゆで卵、コンビーフ、黒こしょう、バジル、斜め半分に折ったチーズ2枚の順にのせます。生地を斜め半分に折りたたんで端を指で押さえてくっつけます。
  4. サラダ油を薄く塗ったフライパンに3を並べ、蓋をしてゆで卵の面から焼き入れます。8分たったら裏返し、3分焼いたら完成です。

ズッキーニのマヨコンビーフボード

ズッキーニをボードに見立てた見栄えのするおつまみです。1個当たり162kcalとヘルシーなので女子会などでも喜ばれること間違いなし。火を使わずに作れるため暑い季節にもおすすめです。

作り方

  • ズッキーニ1本
  • マヨネーズ大さじ2(A)
  • コンビーフ50g(A)
  • ニンニクのすりおろし1/2片分(A)
  • 粉チーズ大さじ1(A)
 
  1. ズッキーニは縦半分に切って中身をくり抜きます。
  2. 1の中身を粗く刻み、(A)と混ぜ合わせてズッキーニに詰めます。
  3. オーブントースターで10分焼き、ズッキーニに火が通ったら完成です。

コンビーフ油そば

ボリュームのあるおつまみが食べたいならこちらのレシピがおすすめ。茹でたての中華麺にコンビーフと卵黄を絡めた油そばは、シンプルだけどクセになる味わいです。フライドオニオンを散らすと食感と風味が増してより一層美味しく仕上がります。

作り方

  • 中華麺2玉
  • コンビーフ1缶
  • 卵黄1缶
  • 青ねぎお好みで
  • フライドオニオンお好みで
  • すき焼きのタレ大さじ1と1/2(A)
  • 酢小さじ1(A)
  • 鶏がらスープの素小さじ1と1/2(A)
  • オイスターソース大さじ1と1/2(A)
  • ごま油大さじ1と1/2(A)
 
  1. 鍋に湯を沸かし、中華麺を袋に記載してある通りに茹でます。
  2. 丼ぶり鉢に(A)を入れて混ぜ合わせます。
  3. 茹でた中華麺を2に加えてよく混ぜます。
  4. コンビーフをほぐしてのせ、青ねぎとフライドオニオンを散らします。真ん中に卵黄をのせたら完成です。

コンビーフのユッケ風

ほぐした缶詰にごま油やニンニクを合わせたユッケ風のレシピです。お酒のおつまみにするほか、カリッと焼いたトーストにディップするのもおすすめ。手間なく短時間で作れるので急なおもてなしにもぴったりです。

作り方

  • コンビーフ1缶(100g)
  • 卵黄1個分
  • 白いりごま少々
  • サニーレタス1枚
  • きゅうり(千切り)1/2本分
  • ごま油小さじ1(A)
  • 醤油小さじ1(A)
  • 砂糖小さじ1/3(A)
  • ニンニクのすりおろし少々(A)
  • 七味唐辛子適量(A)
 
  1. コンビーフは缶から出して耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで1分加熱します。
  2. 1をほぐし、(A)を加えてよく混ぜます。
  3. 器に盛り、真ん中をくぼませて卵黄をのせて白いりごまを振ります。サニーレタスときゅうりを添えたら完成です。

コンビーフのアレンジレシピ【おかず編】

キャベツとコンビーフの炒め物

カレー粉の風味が香ばしいお手軽なキャベツ炒めです。冷めても美味しいので作り置きしてお弁当のおかずに入れてもよいでしょう。バターのコクが美味しさアップの秘訣です。

作り方

  • キャベツ1/4個
  • コンビーフ1缶
  • 塩ひとつまみ
  • 粗びきこしょうひとつまみ
  • バター10g
  • カレーパウダー小さじ1/2
 
  1. キャベツは太めの千切りにします。
  2. 熱したフライパンにバターを入れ、溶けたらほぐしたコンビーフを加えて炒めます。
  3. キャベツを入れて軽く炒め、カレーパウダー、塩、こしょうを味をみながら加えて調味したら完成です。

コンビーフのマヨネーズ焼き

トースターで簡単に作れるマヨネーズ焼きのレシピです。生クリームを加えた濃厚なソースが食材に絡み、ご飯がどんどん進む味付けに仕上がります。ブロッコリーの代わりに茹でたじゃがいもやニンジンなどを入れてもよいでしょう。

作り方

  • コンビーフ100g
  • ブロッコリー中2本
  • 卵中1個(A)
  • 生クリーム(牛乳でも可)大さじ1(A)
  • マヨネーズ大さじ2(A)
  • こしょう少々(A)
 
  1. ブロッコリーは小房にわけ、かために茹でます。
  2. コンビーフは食べやすい大きさに切ります。
  3. ボウルに(A)を入れてよく混ぜ合わせます。
  4. 耐熱容器に1、2を入れて3のソースをかけます。オーブントースターで5~6分焼いたら完成です。

コンビーフとほうれん草の卵とじ

忙しい時や簡単に食事を済ませたい時にほうれん草の卵とじはいかがでしょうか?こちらのレシピは手軽に作れて味付けの必要がないのがポイントです。缶詰の旨みが野菜にギュッと染み込んでお箸が止まらない美味しさです。

作り方

  • コンビーフ1缶(100g)
  • ほうれん草80g
  • 卵(Lサイズ)2個
  • サラダ油少々
 
  1. ほうれん草は根元を切り落とし、食べやすい大きさに切ります。卵はボウルに割り入れて混ぜておきます。
  2. 熱したフライパンにサラダ油をひき、コンビーフを固形のまま入れます。フォークやヘラでほぐしながら炒め、火が通ったらほうれん草を入れてさらに炒めます。
  3. ほうれん草がしんなりとしてきたら溶き卵を入れます。卵が半熟になったら完成です。

コンビーフのピカタ

お酒のおつまみにもご飯のおかずにもなるお手軽ピカタのレシピです。ここでは衣に大葉を入れていますが、バジルやパセリなど好みのハーブで作っても美味しいです。手順が少ないので料理初心者の方もぜひ試してみてください。

作り方

  • コンビーフ1缶
  • 卵1個(A)
  • 粉チーズ大さじ1(A)
  • 大葉(みじん切り)5枚分(A)
  • オリーブオイル大さじ1
  • ベビーリーフ適量
 
  1. コンビーフは5mm幅にスライスします(冷やしておくと衣がつけやすくなります)。
  2. ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせ、1を1枚ずつくぐらせます。
  3. オリーブオイルを熱したフライパンに2を並べ、両面を焼きます。いったん取り出して卵液にくぐらせ、再度焼いて衣を厚くします。ベビーリーフと一緒に器に盛り付けたら完成です。

コンビーフはそのままでもアレンジしても美味しい!

本記事ではコンビーフの美味しい食べ方やアレンジレシピなどを紹介しました。そのまま食べても美味しいコンビーフですが、マヨネーズをかけたり焼いたりするとまた違った味わいが楽しめます。塩味がしっかりとしているので味付けの必要がほとんどないのも嬉しいポイント。

野菜とサッと炒め合わせるだけでもお酒やご飯にぴったりな一品が作れるでしょう。そのまま食べることが多い方はぜひアレンジレシピにも挑戦してみてください。

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