ローズマリーの種類!基本やおすすめは?食用/色/香り/品種も紹介

ローズマリーの種類を特徴と併せて解説します。食用としても人気のローズマリーは3種類が存在しており、それぞれに育ち方の特徴があります。見分け方のポイントから、食用として食べる場合のおすすめの方法まで紹介!

ローズマリーの種類!基本やおすすめは?食用/色/香り/品種も紹介のイメージ

目次

  1. 1ローズマリーの種類を詳しく解説!
  2. 2ローズマリーの種類
  3. 3ローズマリーの種類の見分け方
  4. 4ローズマリーの育て方
  5. 5ローズマリーを食用で使う方法
  6. 6ローズマリーの種類まとめ

ローズマリーの種類を詳しく解説!

ローズマリーは食用ハーブの中でも有名な品種になるため、名前を聞いたことがあるという方も多いでしょう。ローズマリーと一口にいっても、種類がいくつかあるのを知っていますか?ローズマリーに種類があるという事実は、意外にも知られていないといいます。香りが良く、料理にも使用されているローズマリーは知名度もトップクラスです。

この記事ではローズマリーの種類や見分け方を解説していきます。また、ローズマリーの種類別の育て方、食用として使用する際の使い方も併せて紹介します。

ローズマリーの種類

ローズマリーの種類は3つに分けられます。3種類はどれも香りは同じといわれていますが、成長過程などが異なってきます。3種類の特徴を見ていきましょう。

木立性

木立性はローズマリーの代表的なものになり、食用としても活用されている種類です。木立性という名前の通り、垂直に成長する特徴を持っています。垂直に成長をして、その後扇形に広がります。成長をすると高さが200cm以上になる場合もあるので、見た目も美しいでしょう。

ただし、育てる過程で高さを出したくない場合には、剪定をしっかり行なうことで高さを出すのを抑えることができます。剪定作業が必要ですが、木立性のローズマリーは育てやすいので、家庭菜園でも育てている方が多いでしょう。木立性の代表的な種類として、マリンブルーやトスカナブルーが挙げられます。

匍匐性

匍匐性のローズマリーは、地を這うようにして成長することでも有名です。名前の由来は地を這うように生えていくことからきています。軍隊などで行なわれている匍匐前進も同様の文字が用いられます。木立性とは異なり高さが出ないので、選定作業もあまり必要ないでしょう。

匍匐性はクリーピングローズマリーとも呼ばれており、知名度も高い品種の一つです。成長することで美しい見た目に成長をするので、家庭菜園でも好まれている一種です。匍匐性の代表的になるのはプロストラータスで、料理に使用されることが多いのも魅力です。

半匍匐性

半匍匐性は木立性と匍匐性の特徴を両方備えている品種です。地を這うように育ちながら、高さも出るとされています。高さは木立性よりも少し低い場合が多いですが、同様の高さに育つものもあります。育つ際には、まず横に伸びた後に縦に伸びていきます。

縦と横に伸びていく特性は植栽全般に使いやすいため、人気の高さも伺うことができます。モーツァルトブルーが代表的になりますが、苗などの購入時には半匍匐性の記載が無い場合も多いです。半匍匐性のローズマリーを入手したい場合には、苗に記載がされているものを選択するのがおすすめでしょう。

ローズマリーのおすすめ品種は?

ローズマリーにおすすめの品種は、木立性が良いとされています。食用に使用される種類が多く、品種も多く展開されています。その中でもトスカナブルーは市場でも多く出回っているので、手に入れやすい特徴を持っています。また、アロマをしっかり感じたい場合には、香りの強さがあるのかも確認するようにしましょう。

ローズマリーの種類の見分け方

ローズマリーに展開されている木立性と匍匐性、半匍匐性の3種類の見分け方は、成長の具合と葉の大きさにあります。見分け方を解説していきます。

成長具合

ローズマリーの品種は、成長具合で見分けるのが一番分かりやすいでしょう。ですが、販売されているローズマリーは成長過程の判断が付く前の段階で店頭に並びます。そのため、なかなか見分けるのが難しいでしょう。

まずは、木立性は上方向に伸び、匍匐性は横方向に伸びていくという見分け方を把握しておくのが前提です。販売されているローズマリーの苗木には、木立性や匍匐、半匍匐の記載がされていることが多いので、どの方向に成長するのが好みか決めておくのがおすすめです。

葉の大きさ

成長前の苗木で販売されている場合に、木立性や匍匐性などの記載がされていないことがあります。その際には葉の大きさで見分けることも可能です。成長前の葉の大きさをある程度把握しておく必要がありますが、一番見分けやすい方法といえるでしょう。

木立性の葉は、成長前から大きさがあります。匍匐性は反対に成長することで葉が大きくなるので、苗木の段階では小さい葉がついていることが多いとされています。

ラベンダーとの見分け方はある?

ローズマリーと同様にハーブの仲間として人気が高いラベンダーは、ローズマリーと成長過程が似ているといいます。苗木の状態、成長段階でも見た目が似ていることでも有名です。ラベンダーとローズマリーの見分け方は、どの部分に注目するのが良いのでしょうか?

見分け方のポイントは、見た目で判断することが挙げられます。ラベンダーとローズマリーは葉の色が少々異なります。ラベンダーは葉の色が少々薄いという特徴を持っているので、葉の色の濃薄で見分けるのがおすすめでしょう。また、香りで見分ける方法もあります。

2種類の香りを知っているのであれば、香りを確認してどちらの苗木なのか確認することができます。どちらも特徴的な香りをしているので、初心者の方でも見分けることができます。

ローズマリーの育て方

ローズマリーを自宅で栽培したいと考える方も多いでしょう。育てやすさを持っているローズマリーは、食用としても食べられるので、料理やアロマなど使い道が多くあります。自宅で栽培することで、すぐにハーブを入手することができるのも魅力です。3種類のローズマリーの育て方のポイントを解説します。

木立性のローズマリーの場合

木立性は初心者でも簡単に育てることができます。日光の当たる場所を選んで、鉢植えに植えましょう。肥料は必要ないですが、あまり成長を感じられない場合には液体肥料を与えると効果が出ます。ですが、液体肥料の与えすぎには注意が必要でしょう。水やりは土が乾燥をしていたら与える程度です。

水やりをする際には、数日置きにたっぷりの水を与えるのが良いとされています。鉢植えの底部分から、水が少々流れてくる程度を与えて大丈夫です。木立性は高さが出ますが、高さの調節をすることも可能です。高さを抑えたい場合には選定作業を取り入れましょう

十分な大きさになったのを確認したら、枝の先をカットしていきます。大きさがあまり出ていない状態での剪定はおすすめできないため、150~200cmほどを目安に剪定作業を取り入れてください。

匍匐性のローズマリーの場合

匍匐性も木立性と同様に育てやすさはありますが、苗木を植える際に注意点があります。苗木を植える際には、地に這うことを考慮した上でイメージをしながら植える必要があるでしょう。植える場所や鉢植えの大きさなど、成長をした後を見越して植えることで綺麗に広がっていきます。

高さのある場所から植えることで、垂れるように育つのも匍匐性の魅力でしょう。家庭菜園のアクセントとして植える方も多いようです。

半匍匐性のローズマリーの場合

半匍匐性のローズマリーは、縦と横に伸びていきます。そのためどちらにも配慮する必要があるでしょう。半匍匐性の場合はこんもりと育てるのがステータスになっているので、選定作業を時々取り入れるのがおすすめされています。剪定は木立性と同様に枝の先をカットするだけです。匍匐性のように植える場所も考慮するようにしてください。

ローズマリーを食用で使う方法

ローズマリーを食用で使用したい方は多く、どの種類でも基本的には食べられるのが魅力です。自宅で育てたローズマリーを、食用として活用するのも良いでしょう。食用として使用する際の方法を紹介します。

料理の風味付け

ローズマリーの風味を料理に活かしたい場合には、摘んだ後にそのまま生で使用するのがおすすめです。肉や魚、野菜料理など幅広く使用することができるでしょう。生のまま使用することで、香りもしっかり食材に馴染みます。ローズマリーを使用した料理はとても簡単に作ることができます。

洗浄をしたローズマリーと塩コショウなどの調味料を、食材に馴染ませてグリルで焼くだけです。焼き上がりにはハーブの香りが鼻を通るでしょう。

調味料として使う

ローズマリーを調味料にすることで、料理の幅とクオリティがグッと上がります。生のままで調味料にする場合は、葉をオリーブオイルで漬け込むのがおすすめです。オリーブオイルへほのかにハーブの香りが付きます。

その他にも乾燥させたローズマリーを、そのまま料理に使用する方法もあります。乾燥させることで香りもより強くなるので、料理の香り付けにもおすすめでしょう。

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ローズマリーの種類まとめ

ローズマリーは自宅でも育てやすいので、多くの人が家庭菜園に取り入れている様子を伺うことができます。食用やアロマなど使い道も豊富になるので、苗木から育てるのも良いでしょう。3種類全て香りは同じですが、育ち方が異なるため、好みの成長過程を持つローズマリーを育ててみてください。

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