ダシダの代用に使える食材は?ない時の代わりに!活用法も紹介!
ダシダがないときの代用品となる食材を紹介しています。韓国料理に欠かせない牛だし調味料であるダシダの成分や種類、ダシダや代用品を使ったレシピもまとめます。ダシダや代用品を使って、韓国料理だけでなく、毎日の献立の参考にしてください。
ダシダとは?
ダシダとは韓国料理には欠かせない万能調味料です。ネット上で紹介されているレシピにも、ダシダが材料の1つとして紹介されています。韓国料理だけでなく、様々な料理の隠し味として活用されている調味料です。韓国料理以外にも大活躍な万能調味料のダシダとは何かを詳しく紹介します。
韓国の万能調味料
ダシダっていう韓国風調味料知ってる? ほんだしや中華味の韓国版って感じの粉末調味料。キャベツをざく切りにしてアイラップに入れ、このダシダとごま油を加えてさっと揉んだら、激ウマやみつきキャベツが簡単に出来るよ。お好みで一味を振ってね。(゚д゚)ウマー pic.twitter.com/BFOGAcO4PE
— ぱわ太【紅葉おでんver.】 (@pwta) October 21, 2019
ダシダとは、韓国発祥の調味料で、煮込んだ牛骨エキスを中心に様々な素材の旨味が溶けこんだ粉末調味料です。日本のほんだしのように、韓国の家庭料理には欠かせない存在となっています。チゲやスープ、煮物や炒め物などの韓国料理はもちろん、普段の献立にも活用できるダシダは、常備しておきたい万能調味料のひとつです。
ダシダの成分
成分項目 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 230kcal |
炭水化物 | 32g |
タンパク質 | 13g |
脂質 | 6g |
食塩相当量 | 44.2g |
原材料は、食塩、マルトデキストリン、あさりエキス、砂糖、とうもろこしでん粉、あさり粉末、にんにく粉末、植物油脂、カキエキス、エビエキス、昆布エキス、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、香料、酸味料、(原材料の一部に小麦、乳、大豆、いかを含む)です。
簡単にいうと、じっくりと煮込んだ牛骨エキスに、玉ねぎ、ニンニクなどの野菜と薬味を配合した調味料です。含有アレルギーの部分には乳と小麦と牛肉と大豆にチェックが入っています。乳、小麦、牛肉や大豆にアレルギーがある方は注意が必要です。
ダシダの種類
ダシダにこんなに種類があったなんて pic.twitter.com/mgVpGtzPJS
— 沼の〠湯っこ (@alterd_carbon) November 15, 2016
一般的に知られているダシダは、牛肉をベースにした粉末調味料ですが、他にも、いりこやあさりなど、ベースとなる食材が異なるダシダも存在します。日本のスーパーで牛肉のダシダ以外が取り扱われているのを、あまり見かけませんので、もし見つけた際にはぜひ購入してみてください。
ダシダの使い方
『ダシダ』買ってみました!
— sachi (@sachie1004) December 17, 2017
美味しい使い方あったら教えてください😆 pic.twitter.com/gJTpVRenBH
ダシダは韓国料理はもちろん、普段の料理に加えるだけで、料理の味がランクアップする万能調味料です。チヂミ、ビビンバ、ナムル、チゲなど、家庭でも作ることができるレシピに少しダシダを加えるだけで、店で食べる味に近づけることができます。
また、韓国料理だけではなく、さまざまな料理に活用することができます。特に、隠し味として少量加えると旨みが増し、プロのような味わいに変化するところが特徴です。チャーハン、餃子、ハンバーグ、唐揚げなど、家庭料理の定番にも幅広く活用することができます。和風だしやめんつゆの代わりに、ダシダで味をまとめるのも、おすすめです。
ダシダの代わりになる食材
韓国料理にかかせない調味料のダシダですが、いざ使いたい時に手元にないときがあります。ダシダがない時は、キッチンにある食材を使って代用することができます。代用品があれば、ダシダがなくても問題ありません。ダシダの種類別にそれぞれの代用となる食材と代用方法を紹介します。ぜひ、ダシダがないときの参考にしてください。
牛肉のダシダの代用は?
うちのガヤでダシダ使った料理したら、いっぱい送ってくれた😍
— 相席スタート 山﨑ケイ (@kbbyky) July 25, 2017
キムチと豚バラをごま油で炒めてから、水と好きな野菜入れて、牛肉ダシダとコチュジャンと韓国唐辛子で味付けした激辛キムチ鍋めちゃくちゃ上手いですよー😍
あさりダシダは初なので使うの楽しみー😍
ナムルも作ろー😍夢広がるー😍 pic.twitter.com/ajLFPMjLtN
牛肉ベースのダシダは、ほんだしで代用できます。また、中華だしの素、鶏ガラスープの素などの中華系だしでも代用可能です。他にもウェイパーやコンソメで代用できます。
ほんだしを代用する場合には、ほんだしの成分がかつおベースのため、あっさりとした風味となります。ほんだしと合わせて、牛肉を材料にプラスすることをおすすめします。ほんだしと牛肉の成分が加わることで、よりダシダを使ったような風味に近づけることができます。
中華だしの素などの中華系だしには、ダシダには含まれない香辛料やオイスターエキスが含まれています。そのため、中華系だしを代用する場合には、使う量に注意が必要です。コンソメを代用する場合には、少し甘みを感じる仕上がりになります。コンソメを代用とする場合は中華だしの素と合わせて使うのもおすすめです。
何を代用するかによって味を整える必要がありますが、味見をしながら自分好みの味付けを見つけてみてください。
あさりのダシダの代用は?
【コストコのあさりダシダ☆あさりの旨みがぎゅっと詰まっていろいろ使える万能アイテム♪】 https://t.co/TiThk3kDPo pic.twitter.com/uRcBz5nqJL
— コストコ・ゲッツ!おすすめ商品情報 (@maikotomi3539) August 1, 2019
あさりのダシダは、韓国産あさりをメインに、かきやえびを加えたもので、魚介の旨味が特徴です。主に海鮮チゲや魚介スープ、麺類に使用されます。こちらは中華だしの素、鶏がらスープの素などの中華だしで代用可能です。
ただし、使いすぎると魚介の旨味とはかけ離れた、こってりした風味となるため、代用する場合には使う量に注意が必要です。
いりこのダシダの代用は?
そして初購入の
— まいあ❹ (@LoveHoneyButter) March 18, 2018
いりこダシダ(^。^)
いつもは牛肉の使ってるけど
美味しいかな? pic.twitter.com/6mQAHUGntq
いりこのダシダは、韓国産いりこに、シイタケや昆布などを加えた豊かな味わいです。あっさりとした口当たりが特徴です。主に、韓国風味噌汁や魚介スープのベース、味噌汁などにも使われます。いりこのダシダは和風だしの素で代用可能です。海鮮だしを代用しても良いでしょう。
ダシダのおすすめ活用法
ダシダを使って、韓国料理以外の料理を作ってみましょう。ダシダがなくても、ほんだしや中華だしの素などを代用すると、ダシダを使った味に近づけることができます。ダシダがない場合は代用品を使って、いつもと違った味付けに挑戦してみてください。
ダシダの活用法①唐揚げ
【材料】
- 手羽元 5本
- 塩胡椒 少々
- ダシダ 大さじ2
- 片栗粉 適量
- 油 適量
【手順】
- 手羽元をビニール袋に入れて軽く塩胡椒して揉み込みます。
- 袋にダシダを入れて再び揉み込みます。
- 袋に片栗粉を入れて全体に片栗粉が行き渡るように揉み込みます。
- 約180度の油で揚げ、完成です。
ダシダと手羽元をよく揉み込むのがポイントです。手羽元のボリューム感とダシダの風味がよく合うので、ビールのおつまみにも相性抜群です。冷めても美味しいので、お弁当にもおすすめです。ダシダがない場合は、中華だしの素や鶏がらスープの素を代用するのがよいでしょう。
ダシダの活用法②フライドポテト
【材料】
- 冷凍フライドポテト 適量
- 揚げ油 適量
- ダシダ(牛肉ダシダ) 3~6g
【手順】
- 冷凍フライドポテトを揚げ油で揚げます。
- ボウルに1を移し、熱々のうちに全体に味が馴染むようにダシダをふります。
- 器に盛り付けて完成です。
揚げたての状態に、ダシダを振りかけてください。塩胡椒やコンソメの代わりに、ダシダで味付けするだけで、ファストフード店の味を再現できます。ダシダがない場合には、鶏ガラスープの素を代用するのが良いでしょう。よりあっさりとした風味に近づけたい場合は、ほんだしを代用すると良いでしょう。
ダシダの活用法③牛丼
【材料】
- 牛肉(薄切り) 300g
- 玉ねぎ(中) 2/3個分
- 白ワイン(なければお酒) 大さじ3
- 水 180ml
- 砂糖 小さじ2
- しょうゆ 大さじ1と1/2
- みりん 小さじ1/2
- ダシダ 小さじ3と1/2
【手順】
- フライパンに白ワインを入れ、アルコール分を飛ばします。
- 1のフライパンに水、砂糖を入れ、沸騰したら玉ねぎを入れます。再沸騰したら弱めの中火にして蓋をし、5分煮ます。
- 一度火を止め、しょうゆ、みりん、だしだを入れます。
- 肉を入れて強火にかける。沸騰したら中火にして肉が煮えるよう箸で混ぜながら煮ます。
- 蓋をして中火のまま5分煮て、完成です。
家でも有名店の牛丼の味を簡単に再現することができます。煮詰めすぎると濃くなるので、注意が必要です。ダシダがない場合は、中華だしの素や鶏がらスープの素を代用すると、より近い味になります。
ダシダの活用法④味付け玉子
【材料】
- 卵 5個
- ダシダ 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ2
【手順】
- ゆで卵を作ります。
- ビニール袋に調味料を全部入れ、しっかり混ぜます。
- 調味料の入ったビニール袋にゆで卵を入れて、卵を漬け込みます。
- 冷蔵庫で一晩位漬け込めば完成です。
ダシダは粉末で液体に溶けにくいため、混ぜる際はレンジで加熱してから混ぜると良いでしょう。あっさりと仕上げたい場合は、ほんだしを代用します。コクや甘みを出したい場合は、コンソメの代用をおすすめします。中華だしの素を代用する場合は使用量に注意が必要です。
ダシダがないときは代用品を使おう!
美味しくて万能と聞く噂の「ダシダ」を買ってみた。まずはスープを作ってみる。美味しかったらリピ&あさりバージョンも買ってみようかな pic.twitter.com/nlOxz1Ss2m
— ちえ (@chi3nkhn) November 17, 2019
ダシダとは何なのかと、ダシダの種類別に代用となる食材や代用方法についてまとめました。ダシダは韓国料理だけでなく、和食、洋食、中華料理など様々な料理の隠し味となる万能調味料です。もし、ダシダを切らしていても代用品を使えば、ダシダの味に近づけることがでます。代用品や代用方法を知っておけば、問題ありません。
代用品を使って様々な料理に挑戦することで、かえって新しいレシピが発見できたり、料理のレパートリーを増やすことができるでしょう。ダシダないときは、代用品を使って、様々な料理に挑戦してみましょう。