寝る前のコーヒーは目覚めを良くする?カフェインの影響は?夜の飲み方!
寝る前に飲むコーヒーのメリットを徹底解説します!夜寝る前にコーヒーを飲むと、寝つきがよくなるだけでなく快適な目覚めが得られるといわれています。また、カフェインの影響やおすすめの飲み方などもあわせて紹介します。
寝る前のコーヒーは快適な目覚めが得られる?
コーヒーを淹れた時のふんわりと漂う香りが好きな人は多いでしょう。朝の目覚めやリラックスしたい時に人気のコーヒーですが、実は寝る前に飲むコーヒーにも快適な目覚めの効果があるといわれています。
本記事では夜に飲むコーヒーの効果やカフェインの影響、おすすめの飲み方などを紹介します。「夜にコーヒーを飲んで本当に眠れるの?」「どんな飲み方をすれば効果的?」といった疑問を持つ方は必見です。コーヒー好きの方はぜひチェックしてみてください。
寝る前のコーヒーの効果
コーヒーにはむくみ解消や痩せる効能があると言われており、そのダイエット効果についても注目を集めています。「夜に飲むとトイレが近くなったり眠れなくなったりするから」と避ける方も多いようですが、寝る前のコーヒーにはさまざまな効果が期待できます。まずは快適な睡眠を得るためのコーヒー効果をチェックしていきましょう。
寝る前のコーヒーの効果①脳のリラックス効果
効きコーヒー☕️をご存知かい?
— はるか👻人見知りバスター (@haruka_ouenman) October 6, 2019
たくさんある種類の中で
好きな珈琲を3つ選んで
飲み比べができるお店が
四ツ谷にあるんだが
コーヒーの香りを嗅ぐと
リラックス効果があるゆえ
人見知りで人付き合いに疲れた時は
好きなコーヒーの香りを見つけて嗅ぎ倒して
リラックスしてみてはいかがだろうか🤤 pic.twitter.com/auxNdI0o2p
コーヒーの香りには気持ちを落ち着かせるリラックス効果があります。寝る前にコーヒーを飲むと、脳からα波が分泌されて睡眠に入りやすくなるという研究結果も明らかになっている程です。また湯気とともに吸いこむ香り成分がストレス緩和にも役立つので、イライラや悩みがある方にも効果的です。
寝る前のコーヒーの効果②筋肉の疲労を緩和
連休明けの営業スタートしました。
— 養田珈琲【公式】11月2日から4日まで店舗休業になります。 (@Yoda731) February 24, 2016
カラダが重いのは気のせいにして
コーヒーで筋肉疲労を解消します。
ガツーンと深いの1発‼︎
本日もよろしくお願いします。 pic.twitter.com/vDU9vJxBBC
意外に感じるかもしれませんが、カフェインには筋肉疲労を和らげる働きもあります。これはカフェインの持つ血行促進や代謝を活発にする作用が関係しており、コーヒーを飲むだけで栄養物質を体のすみずみにまで送ることができるためです。
また筋肉で不要となった物質の排泄促進にもカフェインが利用されるといわれています。マラソン選手の中にはこの働きを活用して、競技中に飲むドリンクにコーヒーを入れる人もいるようです。
寝る前のコーヒーの効果③ポリフェノールで入眠時間が早まる
コーヒー飲むと眠れなくなるってあれ嘘だ。完全に入眠のスイッチ。自分にとっては。挽くぞー。 pic.twitter.com/L6fonkprBX
— 三浦祐太朗 (@yutaro_3ura) May 15, 2019
コーヒーというとカフェインのイメージが強いですが、実はコーヒーにはカフェインよりもポリフェノールの方が多く含まれています。このポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には、寝つきを良くする効果があることが研究でわかっています。
よって夜寝る前にコーヒーを飲むと、入眠時間を早めて睡眠の質を向上させることが可能なようです。またクロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える働きがあるため、ダイエットなど痩せる効果も期待できます。
寝る前のコーヒーの効果④カフェインレスコーヒーは更におすすめ
カフェインレスは美味しくないから夜コーヒー諦めてたんだけど、妹の家で飲んだコーヒーが旨かった!これで寝る前コーヒーを楽しめます!ミルクで割ってもよき。 pic.twitter.com/beaeC5gXOp
— Lily Casablanca (@lily01300) November 2, 2019
快適な目覚めに効果的なコーヒーも、人によっては合わないことがあります。そんな方にはカフェインレスのコーヒー(デカフェ)がおすすめです。
カフェインレスコーヒーにもクロロゲン酸などのポリフェノールが含まれているので、寝つきを良くする効果はしっかりと感じることができます。なので体質的にカフェインが合わない方は、寝る前にデカフェを取り入れてみるとよいでしょう。
寝る前のコーヒーを飲むと眠れない?
寝る前のコーヒーで心配なのが「眠れなくなるのではないか?」ということです。ここからはカフェインがもたらす睡眠への影響や覚醒作用などについて解説します。睡眠とコーヒーとの関係を理解することで、翌日の目覚めをより一層快適なものにすることができるでしょう。
カフェインの影響は?
カフェインは睡眠の敵ともいわれています。朝の目覚めにコーヒーを飲む人は多いものの、寝る前に飲む人となると珍しいかも知れません。にも関わらず、夜コーヒーが注目されているのには大きな理由があります。
血行促進から眠りに繋がる
カフェインには血管を拡張させて血流を良くする働きが期待できます。血行が促進されると体内の熱が解放されるため、気持ちの良い眠りにつなげることが可能です。同時に脳がクールダウンされるので、睡眠の質を向上させられるメリットもあります。
覚醒作用はない
カフェインに覚醒作用はありません。睡眠誘発物質をブロックするアデノシンに似た物質が含まれてはいますが、この物質は動きを抑制するだけで覚醒作用はないとされています。よって寝る前にコーヒーを飲んでも眠れなくなる心配はないのです。
カフェインと睡眠物質の関係
ある研究ではカフェインを摂取しても睡眠に影響を与えないことがわかっています。これは寝る前にコーヒーを飲むと寝られなくなるという従来の定説を覆し、コーヒーが睡眠を妨げないことが証明されたものでもあります。
脳の興奮抑制作用が効かなくなる
寝る前に飲むことが推奨されるコーヒーですが、思わぬ弊害が及ぶこともあるようです。それがカフェインの持つ脳の興奮作用で、食後などリラックス状態が続くと脳に眠気を引き起こす物質が放出されます。しかしカフェインの働きでその物質が抑えられると、興奮抑制作用が効かなくなって気分が高まり結果的に目が冴えてしまうのです。
カフェインを代謝する酵素量の差
「弊害があるならコーヒーは睡眠に良くないのでは?」と不安に感じるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。体内に入ったカフェインは約95%が肝臓の代謝酵素によって分解され、その分解能力が高いほどアデノシンの働きを阻害しないといわれています。
欧米人に比べると日本人は代謝酵素が多く分解能力が高いため、寝る前にコーヒーを飲んでも体に与える影響は少ないようです。
寝る前のコーヒーの飲み方
睡眠に良い効果を与えてくれる寝る前のコーヒーですが、実際にどのような飲み方をすればよいのでしょうか?睡眠の質を向上させるには、基本となる飲み方や気をつけるべき注意点を覚えておく必要があります。ここからはおすすめのコーヒーの飲み方を詳しく紹介します。寝る前にコーヒーを飲んで翌日の快適な目覚めに役立ててみませんか?
夜に飲むコーヒーの量
コーヒーを寝る前に飲むと眠れなくなる方は、量を飲み過ぎている可能性があります。実際寝る前に飲むコーヒーの目安は100mlほどと言われています。がぶがぶ飲めばよいというのではなく、適量を決まったタイミングで飲むことが重要です。
オーストリア保健・食品安全局(AGES)の調査では、寝る前に100mgのカフェインを摂取した一部の人に睡眠障害の可能性があることがわかっています。コーヒー100mlに含まれるカフェインは60mgなので、これを目安としてくれぐれも飲み過ぎないように注意しましょう。
・就寝直前に、1 回当たり 100 mg(体重 70 kg の成人の場合:約 1.4 mg/kg 体重)のカフ ェイン摂取は、一部の成人で睡眠障害を引き起こす可能性がある。
アイスよりもホット
今日はパンの良きパートナー、コーヒーの日。
— パンフォーユー (@panforyou_jp) October 1, 2019
寝る前のホットカフェオレが睡眠に良い説みつけたので、一度チャレンジしてみます!#パンフォーユー #panforyou #夜のコーヒーチャレンジ #コーヒー好き pic.twitter.com/ZcgtjkqjAj
入眠のためにコーヒーを飲む場合はアイスよりもホットがおすすめです。人は眠りにつく時、徐々に深部体温を下げて脳や体を休息状態に導いていきます。
しかし冷たいコーヒーを飲むと体が一気に冷えてしまい、却って寝つきが悪くなることがあるのです。またカフェインの利尿作用や冷えからトイレに行く回数が増え、せっかくの睡眠が細切れになることもあります。寝る前に飲む際はホットコーヒーを選び、コーヒーの熱を逃がす働きを利用して心地の良い眠りを手に入れましょう。
ミルクたっぷりのカフェオレ
近ごろ寝る前、コーヒーにミルクをいれてほっと落ち着く時間が好きです。
— 漱石 (@soseki_fender) June 24, 2019
そして何より犬が好きです。笑 pic.twitter.com/FXjXeAcQeA
ミルクには睡眠を促す成分トリプトファンが含まれています。このトリプトファンは鎮静作用のあるセロトニンの原料となるため、寝る前に摂取するとよりよい快眠が得られるようです。
またミルクのカルシウムにも交感神経の働きを抑制してイライラをおさえる働きが期待できます。寝る前にコーヒーを飲む際は、ミルクをたっぷり入れたカフェオレにして安眠効果をダブルで実感しましょう。
寝る何時間前に飲む?
寝る前のコーヒーは30分前に飲みましょう。カフェインの効果が現れるのは飲んで30分後です。さらにミルクを入れてカフェオレ風にする事で刺激を抑えることができます。寝る前のコーヒーは朝の目覚めに非常に良い効果があるので正しい飲み方を覚えましょう。 pic.twitter.com/bHFAXmtvCO
— .Coffee☕️ (@dot__coffee) June 6, 2018
寝る前のコーヒーは飲むタイミングも重要です。カフェインの効果が最も高まるのは飲んでから30分後といわれています。そのため寝る30分前を目安にコーヒーを飲むようにしましょう。
ただしコーヒーを飲んだからと明るい部屋でスマートフォンを触っていてはせっかくの効果が台無しです。コーヒーを飲んだあとは照明を暗くしてリラックスできる空間づくりを心がけてください。
飲み方の注意点
寝る前にコーヒーを飲む場合、ブラックで飲むのはおすすめできません。なぜならブラックコーヒーを飲むとカフェインの作用が働き過ぎて脳が興奮状態に陥ることがあるからです。体内に残留しない100ml程度をカフェオレにして飲むことがポイントです。
また利尿作用が促されてトイレが近くなる場合があるため、コーヒーの飲み過ぎにも注意しましょう。コーヒーの色は歯に着色しやすいため、飲んだあとは歯磨きを忘れないように気をつけてください。
カフェインは身体に強い影響を与える刺激物であり、元気の源として大事に扱えば、ちゃんとそうなってくれる。ただし、カフェインの恩恵に最大限あずかりたいなら、体内に残留しない頻度で摂取するよう身体を慣らす必要がある。
寝る前のコーヒーまとめ
本記事では寝る前に飲むコーヒーの効果やカフェインの影響、おすすめの飲み方などを紹介しました。むくみ解消やダイエットに効果的なコーヒーですが、夜に飲むコーヒーには眠りにつきやすくなる効能があるといわれています。
飲むタイミングや量、飲んだあとの歯磨きなど気をつけるポイントはいくつかあるものの、寝つきが悪い方はぜひ試してみるとよいでしょう。コーヒーのカフェイン効果で不眠を解消し、快適な目覚めを手に入れてみませんか?