カレーにコーヒーは意外な隠し味!タイミングや分量など入れ方を解説

カレーの隠し味にコーヒーを入れるメリットは何なのかを解説します。コーヒーを入れすぎないように、適量とタイミングを紹介します。牛乳など、コーヒー以外のカレーに合う隠し味も紹介します。美味しいカレー作りの参考にして下さい。

カレーにコーヒーは意外な隠し味!タイミングや分量など入れ方を解説のイメージ

目次

  1. 1カレーにコーヒーを入れるメリットは?
  2. 2カレーにコーヒーを入れる方法とポイント
  3. 3カレーに合うコーヒー以外の隠し味
  4. 4カレーにコーヒーを入れて本格的な味に!

カレーにコーヒーを入れるメリットは?

探すと数多くあるカレーの隠し味の中でも、コーヒーは入れないと損するぐらいにおすすめです。ですが、苦みとスパイシーさが本当に合うのか、不安で挑戦しにくい方も多くいます。実は苦みとコクがうまく活躍してくれて、ビックリするぐらい美味しく仕上げることができます。

ほろ苦さと香りで大人の味に

スパイスとの香ばしい香りが合い、普段料理をする人達の中で話題です。コーヒーならではの香ばしさと苦味によって、コクと深みが出ます。そして、ただ辛いだけでなく、ほろ苦い大人の味になります。子供が大好きなカレーに少し隠し味を入れるだけで、一気に大人のカレーに仕上げることができます。

独特な脂っぽさが無くなり、サッパリとして食べやすく仕上がります。いつも作るカレーに入れるだけで、お店のような本格的なカレーを作ることができます。いつものカレーに飽きてきた時には、ぜひ試してみてください。

コクが出る

コクが強く、どろっとしているカレーの方が、美味しく感じられます。ルーには、スパイス類や野菜などの他に、コクが出るようにするための様々な材料が使われています。作った翌日まで置いておくと、コクが出て更に美味しくなります。

コーヒーを入れるだけで、翌日まで置いておいた時と同じ美味しさを味わえます。スープのように、さらっとしたカレーはコクが弱いため、他の材料を加えて、コクを出す必要があります。カレーは、コクが出ることで、さらに深みが出て美味しくなるので、隠し味にコーヒーは最適です。

口コミ

苦み成分により味が複雑で持続性を持つ

マグカップとドリップコーヒー

コーヒーに含まれる苦み成分によって、味を複雑にします。カレーに合う隠し味は、口の中に暫く残る味のものが良いです。風味とコクの持続性を持ち、美味しさが長持ちします。

苦みは口の中に暫く残る味であるため、カレーとコーヒーは相性抜群、といえるのです。コーヒーには、コクを強くする効果があり、苦味とコクでカレーの風味を持続させます。

カレーにコーヒーを入れる方法とポイント

適切な分量

淹れているコーヒー

コーヒーをティースプーン1杯ずつ入れて、味を調えていきます。コーヒーを入れすぎると、味のバランスが崩れて美味しくなくなります。味見をして少しずつ調えるのがポイントです。カレーの量に応じても分量が微妙に変わるため、味見が非常に重要になってきます。

コーヒーによって、苦み、酸味、コクが異なるため、種類にも注意が必要です。苦みと酸味が強いコーヒーは少量で、コクが強いコーヒーは少し多めがおすすめです。もし、入れすぎてしまった場合は、ケチャップとソースで味を調えましょう。ケチャップとソースに含まれる果物の甘味や酸味で、苦みを和らいでくれます。

入れるタイミング

具だくさんのカレー

カレーの隠し味にコーヒーを入れるタイミングは、一番最後です。ルーを溶かしてとろみが出てきた後、仕上げに入れるのがベストです。コーヒーを入れた後はよく混ぜます。カレー全体に行き渡るようにしてください。もし、途中で入れた場合、コーヒーが煮えて苦すぎてしまいます。

いつも通りのカレーを作り、ルーを溶かした後の最後にコーヒーを入れるだけで簡単です。普段コーヒーを飲む方は、カレーを作る際にコーヒーをプラスするだけで、おしゃれな風味になるので、試してみてください。

インスタントコーヒーの場合

コーヒーには様々な種類がありますが、隠し味にはインスタントコーヒーが一番合います。インスタントコーヒーは溶けやすく、時短で簡単にできます。更にブイヨンを取った味に近づくことができます。香ばしい風味の相性も合い、他のコーヒーよりもグッと美味しくなります。

分量は小さじ2~3杯です。すぐ溶けますが、あらかじめお湯で溶かしてから入れてください。そうすることによって、コーヒーがカレー全体に行き渡りやすくなります。入れすぎると、苦みが強くなりすぎてしまうので、注意してください。

ドリップコーヒーの場合

淹れているドリップコーヒー

ドリップコーヒーを入れる際は先に濃いめに淹れて用意しておきます。カレーが出来上がって火を止める直前に入れ、よく混ぜて出来上がりです。ドリップコーヒーは溶けないタイプで、淹れないままの状態で入れると、溶けずにそのまま残ってしまいます。さらに味も舌触りもまずくなってしまうため、必ず淹れてから隠し味に使ってください。

ドリップコーヒーは味が濃いため、まずはティースプーン1杯ずつ入れます。入れすぎると、苦すぎてしまうため、味見をしながら少しずつ入れていき、味を調えます。

肉系のカレーにおすすめ

コーヒーを隠し味にするならば、肉系のカレーにするのが、おすすめです。コクと深みと一緒に、肉と合わせることによって美味しくする秘訣でもあります。コーヒーはカレーだけでなく、肉料理全般のスパイスとしても大活躍してくれます。

シーフードカレーは魚介類の旨味との相性が合わないため、コーヒーの隠し味は、あまり向いてません。コクを出すより、醤油と日本酒で魚介類の独特の臭いを消しましょう。分量は醤油も日本酒も小さじ1~2杯です。

2種類のコーヒーで更に奥深く

マグカップに入っているコーヒー

カレーの隠し味には、インスタントコーヒーとドリップコーヒーの2種類がよく合います。それぞれのコクと深みをブレンドすると、更に奥深いカレーが出来上がります。多くの種類のインスタントやドリップコーヒーがあるため、いろいろ試してみて好みの隠し味を見つけてみてください。

ただし、缶やペットボトルのコーヒーは深みがあまり無いため、隠し味には向いていません。まずくなるほどではないですが、美味しい風味があまり出ません。インスタントかドリップコーヒーにする方が、良いでしょう。

口コミ

カレーに合うコーヒー以外の隠し味

チョコレート

チョコレートも同じ苦みの効果があります。チョコレートを入れると、柔らかい口当たりになり、子供や辛いものが苦手な方も美味しく食べられます。カカオとカレーの相性は抜群で、風味を失わずコクと深みが出ます。甘口が好みの方はミルクチョコレートを使うのが、おすすめです。ビターチョコレートを入れると、コクが強くなります。

ルーが溶けた後にチョコレートを1~2欠片入れます。チョコレートが溶けるまでよく混ぜて下さい。チョコレートも入れすぎはよくありません。入れすぎると、チョコレートに含まれる油脂で、こってりしすぎてしまい、胃もたれを起こす可能性もあります。多くても2欠片にしておきましょう。

口コミ

赤ワイン

スープ系のカレー

赤ワインと肉料理は相性抜群です。赤ワインは肉を柔らかくしてくれる効果があり、ビーフシチューの材料にも使われます。赤ワインも肉系のカレーによく合います。口の中でとろけるような柔らかい肉とカレーは絶品です。隠し味に入れる際、赤ワインの分量は50ccで、具材を煮込む時に水と一緒に入れてください。

肉が柔らかくなる他に、ビーフシチューやハヤシライスのような味になります。本格カレーにしたい場合にはあまり向いてませんが、ぶどうの爽やかな風味で、さっぱりとした味わいになります。カレーの油っぽさを無くしたい方や、こってり系が好きじゃない方には、赤ワインがおすすめです。

中濃ソース

中濃ソースに含まれる野菜や果物のフルーティーな甘味が、カレーに合います。甘味が足りないと感じた時におすすめです。カレーにコクを増し、翌日になった時と同じ美味しさを出してくれます。中濃ソースは他にもいろんな料理にも使えるため、普段コーヒーを飲まない方は、中濃ソースを使うのがおすすめです。

ルーが溶けた後の仕上げに小さじ1~2杯入れてよく混ぜてください。コーヒーを入れすぎた時や水分が多すぎて味が薄くなった時の対策にも、中濃ソースが有能です。

牛乳

グラスに注いでいる牛乳

甘口カレーが好きという方には牛乳もおすすめです。牛乳を入れることによって、まろやかさとコクが増して、マイルドな口当たりになります。少しシチューやハヤシライスのような味わいになります。

分量は大さじ1杯が良いです。好みの量を入れても構いません。ただし、牛乳は沸騰させると、分離してしまい、食感がザラザラになります。牛乳が沸騰しないようにするため、一番最後に入れてください。

カレーにコーヒーを入れて本格的な味に!

鍋に入っているカレー

コーヒーは脳を覚醒する効果があるだけでなく、カレーや肉料理の隠し味としても活躍してくれます。隠し味に入れると、苦味とコクで、奥深い味わいの本格的なカレーが出来上がります。甘口が好みの方は、紹介したコーヒー以外の隠し味やコーヒー牛乳がおすすめです。牛乳のみにすると、マイルドになります。

いつも作るカレーに隠し味を少し入れるだけで、いつもとは全然違う絶品に大変身します。それぞれの種類によってコクや風味が変わってくるので、いろいろ試してみるのも楽しいです。意外な発見があるかもしれません。普段料理をする方や料理が好きな方は参考にしてアレンジしてみてください。

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