カレーの隠し味にヨーグルト!鶏肉が柔らかくなる?アレンジレシピ7選
カレーにヨーグルトを隠し味に入れる裏技を知っていましたか?カレーの隠し味と言うと、牛乳やコーヒー、トマトやはちみつなどが有名ですが、実はいつものカレーにプレーンヨーグルトを入れて仕上げると絶品の本格カレーに大変身します。特に鶏肉を使ったチキンカレーに隠し味としてヨーグルトを加えれば、鶏肉が柔らかくなってとても美味しくなります。今回はカレーの隠し味にヨーグルトを使ったアレンジレシピを7選ピックアップしてみました。ヨーグルトを入れるタイミングについても詳しく説明していますのでチェックしてみましょう!
目次
カレーの隠し味にヨーグルトが合う
家でカレーを作る時の隠し味にはいつも何を入れていますか?カレーの隠し味には醤油はコーヒー、はちみつやリンゴなどいろいろな隠し味がありますが、カレーにヨーグルトを入れるととても美味しくなるのを知っていましたか?
ヨーグルトを隠し味に入れることで、いつものカレーにコクと深みが出て本格的なカレーに仕上がります。特にヨーグルトが鶏肉を柔らかくしてくれるため、チキンカレーとの相性が抜群です。
今回はカレーにヨーグルトを隠し味に入れるメリットや、ヨーグルト入りカレーのアレンジレシピなどを紹介しています。
カレーにヨーグルトを入れる理由
カレー専門店でも採用されているカレーにヨーグルトを入れる裏技ですが、そもそもカレーにヨーグルトを入れると美味しくなるのはなぜなのでしょうか?本項ではカレーにヨーグルトを入れると良い理由について詳しく解説していきます。
バターチキンカレーはもちろん、ビーフカレーやポークカレー、シーフードカレーとも相性のいい隠し味のヨーグルト効果についてチェックしてみましょう!
カレーがまろやかになる
カレーにヨーグルトを入れると美味しい理由、まず一つ目は口当たりがまろやかになるという効果があります。
たくさんのスパイスを使ったカレーがもつ、どこか尖った辛みがヨーグルトを加えることによって辛みが落ち着き、まろやかで柔らかい風味になります。
辛いものがあまり得意でない人や、子供向きのカレーを作る時にはヨーグルトを入れて辛味を和らげるのも良いかもしれません。
鶏肉が柔らかくなる
カレーにヨーグルトを入れると美味しい理由、二つ目は具材のお肉が柔らかくなるという効果が狙えるからです。特にヨーグルトと鶏肉の相性は大変よく、事前に鶏肉をヨーグルトに漬け込んでおくことで、仕上がりがほろほろと崩れるほどの柔らかさを実現することができます。
カレーの本場インドで作られるタンドリーチキンも、ヨーグルトを使ってチキンを柔らかくしています。人気のバターチキンカレーを作る時などぜひ試してみましょう。
本格的な味わいになる
カレーにヨーグルトを入れる裏技は、本場インドでも美味しいカレーを作るための定番の方法です。本格的なインドカレーは大変多くのスパイスを使いますが、ヨーグルトを使うことで味にまとまりができコクのあるカレーに仕上がります。
家庭のキッチンでカレーを作る時にもヨーグルトを使うことで本格的なカレーのもつ風味が再現できますので、ぜひ試してみてください。
カレーにヨーグルトを入れるタイミングと分量
カレーの隠し味にヨーグルトが良いことは分かったけれど、カレーにヨーグルトを入れるタイミングが分からないという人も多いのではないでしょうか?
本項ではカレーにヨーグルトを入れるタイミングと、どれくらいの分量を入れればいいかについて詳しく解説しています。ベストタイミングでヨーグルトを入れておいしいカレーを作りましょう!
カレールーを使う場合
カレーにヨーグルトを入れるタイミング、まずはカレールーを使って作るケースについて説明しましょう。市販のカレールーを使う場合には、野菜や肉を煮込んだ後、ルーを入れる前のタイミングでヨーグルトを入れます。
ヨーグルトがスープ全体に行き渡るようになじませてから、火を止めてルーを入れると、仕上がりがよりまろやかになります。
カレー粉を使う場合
カレーにヨーグルトを入れるタイミング、続いてはカレー粉を使ってカレーを作る場合について見てみましょう。カレー粉などスパイス使う際にはまず肉や野菜を炒めたあとにヨーグルトを入れます。
ヨーグルトを入れる時に気をつけなくてはいけないのは火加減です。弱火の状態でじっくりとヨーグルトとカレーの具材をなじませるようにしましょう。火が強いとダマができてしまうので気をつけてください。
最後の仕上げに入れる
カレーにヨーグルトを入れるタイミング、最後に紹介するのは仕上げの段階でヨーグルトを入れる方法です。意外な方法かもしれませんが、器に盛ったカレーに添えるようにヨーグルトをトッピングして食べるのも美味しい食べ方です。
仕上げとしてカレーにヨーグルトを添える際には、ヨーグルトを事前に水切りしておくことがおすすめです。しっかりとヨーグルトを水切りすることでカレーが水っぽくならず、まろやかな風味をよりダイレクトに楽しむことができます。
分量
カレーにヨーグルトを入れるときの分量はどれくらいがベストなのでしょうか?ヨーグルトを隠し味として入れるなら入れ過ぎないように気をつけましょう。
ヨーグルトが多すぎると酸味が強く、酸っぱいだけのカレーになってしまいます。ヨーグルトをカレーの隠し味にするときは、1人前あたりティースプーン1杯分が分量の目安です。
酸っぱくなった時は?
もしカレーにヨーグルトを入れ過ぎ、酸っぱくなってしまったらどうしたらいいのでしょうか?そんな時のリカバリー方法を紹介しましょう。ヨーグルトを入れ過ぎて酸っぱくなってしまったら、はちみつを少しずつ入れてみましょう。酸味が和らぎます。
カレーにヨーグルトを使うアレンジレシピ7選
本項ではカレーの隠し味にヨーグルトを使うアレンジレシピを7選ピックアップしています。水を全く使わないこだわりのヨーグルトチキンカレーや、鶏肉と野菜、鶏肉と果物の組み合わせが美味しいアレンジレシピなど、いろいろなカレーレシピを紹介しています。ヨーグルトを入れるタイミングにも注目してみましょう!
水を一切つかわないヨーグルトチキンカレー
【本日のまかない】
— キミドリ・キミドリーヌ・キミドリーナ・キミ子 (@kimidorine66) August 2, 2019
4kgあるワケありヨーグルト使おうキャンペーン中
無水ヨーグルトチキンカレー
っていうの見つけたのでじゃがいもといんげんをプラスして作ってみた
酸っぱいw
1kgは既に使っていたようなので
今日2kg使って
残り1kg pic.twitter.com/NMF1LpUO9e
- 鶏肉手羽元(200g)
- 玉ねぎ(1個)
- 生姜、にんにく(各1かけ)
- トマト缶(200g)
- サラダ油(大さじ2)
- クミンシード(大さじ1)
- はちみつ(大さじ2)
- カレー粉(大さじ1)
- 鶏がらスープの素(小さじ1)
- ヨーグルト(大さじ3)
- 塩(小さじ2)
- 鶏肉手羽元には塩小さじ1をまぶして下味をつける
- 玉ねぎは薄切り、生姜とにんにくはみじん切りにする
- フライパンに油をひき、クミンシードを炒め香りが出たら2を入れる
- 玉ねぎが茶色くなったらトマト缶と調味料を入れてひと煮たちする
- 鶏手羽元を加え、20分ほど煮込んだらヨーグルトと塩を加え味をととのえる
- さらに10分煮込んで味がなじんだら完成
こちらは「水を一切つかわないヨーグルトチキンカレー」のレシピです。水の代わりにトマト缶を使うことでさっぱりとした風味になります。クミンシードとヨーグルトが本格的な味わいの秘訣です。
茄子と鶏肉のエスニックカレー
【はてなランチ】 鶏肉と茄子のエスニックカレー https://t.co/PaGrT6hrGT pic.twitter.com/qf8xPdmhVQ
— はてな (@hatenapr) August 17, 2018
- 鶏胸肉(1枚)
- ヨーグルト(65g)
- 茄子(2〜3本)
- 玉ねぎ(1個)
- トマト(1個)
- おろしにんにく(小さじ1)
- おろし生姜(小さじ1)
- カレー粉(大さじ2)
- 塩(小さじ1と1/2)
- ココナッツミルク(200g)
- 水(400cc)
- サラダ油(適量)
- 鶏胸肉は1口大にそぎ切りしてヨーグルトをもみ込み20分~30分置く
- 茄子は乱切り、玉ねぎは薄切りに、トマトは皮を湯むきしてひと口大に切る
- 鍋に油をひき、茄子をしんなりするまで炒め、取り出しておく
- フライパンに油、にんにく、生姜を香りが出るまで弱火で炒め、玉ねぎを色よく炒める
- 4にトマト、カレー粉を加え5分炒めたらヨーグルトごと鶏肉を投入し炒める
- 5に、茄子と水、塩を加えて10分程度煮込む
- 6にココナッツミルクを加えて5分煮込んだら完成
こちらは「茄子と鶏肉のエスニックカレー」のレシピです。下準備のタイミングで鶏肉をヨーグルトに漬け込んでおくことで鶏肉がほろほろとした柔らかい食感に仕上がります。
和風キーマカレー
最高に美味しい和風キーマカレーの作り方 - はらぺこグリズリーの料理ブログ https://t.co/qUZacJP90O
— たくろう (@NEETPLASTIC) December 18, 2019
大抵おいしく作れるこれ
- 豚ひき肉(250g)
- 玉ねぎ(1個)
- 乾燥しいたけ(1個)
- 長ねぎ(8cm)
- にんじん(1/2本)
- しょうが(70g)
- 和風顆粒だし(5g)
- ヨーグルト(無糖 50g)
- カレー粉(大さじ2)
- 砂糖(小さじ1)
- ケチャップ(大さじ1)
- ウスターソース(大さじ1)
- 水(200cc)
- 片栗粉(小さじ1)
- 油(小さじ1)
- 温泉卵(2個)
- 乾燥しいたけを水で戻す
- 玉ねぎ、にんじん、しいたけ、長ネギ、生姜はみじん切りにする
- 鍋に油をひいて豚ひき肉を炒め、2も加えて炒める
- 全体に火が回ったら水と顆粒だし、しいたけの戻し汁を加えて煮る
- 調味料を合わせて3に入れ、20分弱火で煮込む
- 火を止めて水溶き片栗粉を回し入れ再度火をつけとろみをつける
- 器に盛り付けたら温泉卵をトッピングして完成
こちらは「和風キーマカレー」のレシピです。キノコ類やだしを使う和風キーマカレーは、普段のカレーよりヘルシーにしあがります。
マンゴー入り鶏のココナッツカレー
- マンゴー(1個)
- 鶏もも肉(300g)
- たまねぎ(1個)
- にんにく、生姜(すりおろし各小さじ1)
- カレー粉(大さじ1/2~)
- 水(200ml)
- ココナッツミルク(300ml)
- ナンプラー(大さじ2~)
- 砂糖(大さじ1/2)
- サラダ油(適量)
- パクチー、フライドオニオン(好みで適宜)
- プレーンヨーグルト(50g)
- カレー粉(大さじ1)
- 塩コショウ(少々)
- 鶏肉をひと口大に切り、調味料に漬け10分置く
- マンゴーは皮と種と取り除き3センチ角に切る。玉ねぎはみじん切りにする
- フライパンに油をひいて玉ねぎをしんなりするまで炒め、にんにくと生姜も加える
- 3にカレー粉を加え炒め、水とココナッツミルクを入れて5分煮込む
- マンゴーを加えてさらに5分煮込み、砂糖とナンプラーで味を調える
- 器に盛り付けて好みでパクチーやフライドオニオンをトッピングする
こちらは「マンゴー入り鶏のココナッツカレー」のレシピです。甘酸っぱいフレッシュマンゴーとココナッツミルクの相性がいい南国風カレーです。ヨーグルト効果で鶏肉も柔らかいです。
レンジで簡単ヨーグルトトマトカレー
- 玉ねぎ(2cm角 1/3個)
- セロリ(1cm長さ 5cm)
- にんじん(1cm角 2cm)
- トマト(2~3cm角 1個)
- ヨーグルト(大さじ2)
- 白ワイン(大さじ2)
- 生姜、にんにく(チューブ 各1cm分)
- ひき肉(合挽き 100~150g)
- ソース(大さじ1.5)
- オイスターソース(大さじ1.5)
- 塩(小さじ1/4)
- カレー粉(小さじ2~3)
- 蒸し大豆(1パック)
- ポーチドエッグや温泉たまご(好みで)
- 野菜とヨーグルトなどの調味料をミキサーでペースト状にする
- 大きめの耐熱ボウルに1とひき肉他の材料を入れて混ぜ、ふんわりとラップしてレンジ500wで2分加熱し、よくかき混ぜる
- さらに2分加熱してかき混ぜるを繰り返す(合計6分加熱)
- 蒸し大豆を入れて最後はラップをせずに2分加熱して完成
- 好みでポーチドエッグや温泉たまごをトッピングする
こちらは「レンジで簡単ヨーグルトトマトカレー」のレシピです。ミキサーとレンジであっという間に出来てしまう簡単カレーのレシピです。トマトを使っているのであっさりとした味わいです。
手羽中のヨーグルトカレー煮
- 鶏手羽中スペアリブ(200g)
- 酒(大さじ3)
- ケチャップ(大さじ2)
- ルッコラ(適宜)
- プレーンヨーグルト(100g)
- カレーフレーク(大さじ3)
- おろし生姜、にんにく(各1片分)
- 塩(小さじ1/2)
- バター(10g)
- 手羽中は調味料に20分程漬けこんでおく
- 鍋に1とルッコラ以外の材料をすべて入れて火にかける
- 煮立ったら弱火にしてふたをし、手羽中に火が通るまで煮る
- 仕上げにルッコラを添えて完成
こちらは「手羽中のカレーヨーグルト煮」のレシピです。身離れが良い手羽中をヨーグルトでさらにふんわりと柔らかく煮込みます。
ほうれん草とトマトのインド風カレー
- ほうれん草(1束)
- トマト缶(1缶)
- 鶏肉(300g)
- 玉ねぎ(1個)
- サラダ油(大さじ2)
- クミンシード(大さじ2)
- にんにく、生姜すりおろし(各小さじ1)
- ヨーグルト(200g)
- カレールー(3皿分くらい)
- 鶏肉を小さ目のひと口大に切り塩をふって焼き、フライパンから出しておく
- フライパンに油をひいてクミンを加え加熱する
- みじん切りした玉ねぎとにんにくと生姜のすりおろしを加え炒める
- 玉ねぎが柔らかくなったらトマト缶を加えペースト状になるまで炒める
- ほうれん草を茹でミキサーでペースト状にするか包丁でみじん切りにする
- ヨーグルトとカレールーを加え、5も加えて混ぜ温まったら完成
こちらは「ほうれん草とトマトのインド風カレー」のレシピです。市販のルーを使いながらも本場のスパイスカレーのような味わいです。
カレーにヨーグルトを入れてもっとおいしく
カレーの隠し味にヨーグルトを入れることで、いつものカレーがより本格的な味わいに仕上がります。ヨーグルトが持つ効果で具材の肉が柔らかくなり、カレーにコクと深みを加えることができます。
今回はカレーにヨーグルトを加えるメリットと、調理中にヨーグルトを加えるタイミングについて、またヨーグルト入りのカレーのアレンジレシピについて紹介しました。いつものカレーをワンランクアップしてくれる隠し味にヨーグルトを使ってみてはいかがでしょうか?