コンビニでオムツは買える？値段や種類は？売ってるコンビニを調査！

乳幼児にとって、使用頻度も緊急性も高いアイテムはオムツです。外出先では基本的にストックを持ち歩く方が多いですが、嵩張るため持ち歩ける数も限られます。特に年子の乳幼児を2人以上連れていると、オムツの他に軽い着替えや粉ミルク、ほ乳瓶など他にも持ち歩く物が沢山あります。

そんなとき、「コンビニでオムツの替えが売ってるといいな」と思うことはないでしょうか？コンビニの生活用品のコーナーで生理用ナプキンやコンタクトレンズの洗浄液、下着等、急な外泊しても困らない程度の商品が売ってる中、オムツがあってもおかしくないように見えます。コンビニのオムツ情報についてまとめました。

日本には全国展開しているコンビニがいくつかありますが、その中で特にメジャーなファミリーマート、セブンイレブン、ローソン、ニューデイズでの販売情報についてまとめました。
 

ファミマではメリーズパンツLサイズ4枚入りを取り扱っています。男女兼用のパンツタイプで、陳列の場所は生理用品のコーナーのところに置かれていることが多いです。少量なため、旅先の緊急時に余計な荷物を増やすことなく使えるのも便利です。

ファミマでは全国的にメリーズパンツを準備していますが、陳列の数は少なく、実際購入を求めてファミマに訪れてみると売り切れていることもあります。この他にも、少量ですが介護向けの大人用オムツも販売されており、至れり尽くせりの品揃えです。

セブンイレブンでは主に２種類の商品が販売されています。ネピアGenkiのLサイズ5枚入りとメリーズパンツLサイズ4枚入りです。サイズもMとL2種類用意されている上、どちらも男女兼用タイプかつ少量なので緊急用として十分使えるオムツです。大人用の介護パンツも用意されています。

しかしながら、セブンイレブンではオムツは全国的に入荷する商品としてではなく、本部からの推奨商品の一つとして発注リストに入れられています。

各店舗での発注の判断は店舗オーナーに任せられているため、必ず取り扱っているとは限りませんし、ネピアGenkiのLサイズやメリーズパンツLサイズと同じものが必ず用意されているとも断言できません。

ローソンでは現在、ネピアGenkiLサイズ5枚入りの商品のみ取り扱っています。セブンイレブンと同じく発注の判断は店舗オーナーに任せられているため、取り扱っていない店舗が多いです。

ただし、ローソンではヘルスケアローソンやホスピタルローソンなど、医薬品や日用雑貨を充実させた特殊店舗があります。これらの店舗では比較的オムツの取り扱いが多いです。ただし、少量ではなくドラッグストアで手に入るような大容量パックが売られていることもあります。また、大人用の介護パンツもそちらなら取り扱っています。

ニューデイズは、JR東日本グループの株式会社JR東日本リテールネットが運営するコンビニで、主に東日本エリアの駅に店舗を構えています。

ニューデイズではネピアGenkiパンツ5枚入りLサイズの男女兼用タイプを取り扱っています。大きな駅や総合病院が近い駅ではお尻拭きシートや液体ミルクなども取り扱っており、品揃えのよいコンビニです。

コンビニでの取り扱いはありますが、販売状況は地域ごとにバラバラな会社が多く、安定した供給があるとは言えません。実際のところ、販売需要はどのくらいあるのでしょう？
 

2017年に「コンビニにオムツが置いてあるといいのに」と、子育て世代を中心にTwitterで意見が盛り上がりました。その中には「オムツは乳幼児の生活に欠かせないのにコンビニにはないの？」と驚く反応もありました。

当時、ローソンではオムツの取り扱いはない(ただしヘルスケア・ホスピタルローソンには取り扱いあり)等と取り扱うコンビニは少なく、確実に置いてあるコンビニと言えばファミマのみだったのも事実です。

現在ではこういった声を受け、取り扱う店舗が増えました。しかしながら、実情としてはオムツの需要はあまり望めないと店舗オーナーが感じることが多いそうです。

限られた空間に陳列する必要がある中、嵩張るオムツは邪魔になりやすいものです。病院付近や乳幼児が多いエリア以外では、あまり需要が望めない商品と見られてしまい、入荷する店舗は少ないのが実情です。

また、コンビニで購入できるオムツは割高です。メリーズパンツLサイズ4枚入りは4枚セットで約390円、ネピアGenkiのLサイズは約432円でしたので、1枚86～97円ほどの単価になります。

しかし、ドラッグストアやネットに関わらず、大きなパックで購入すると1枚10円～27円程度で済んでしまいます。コンビニのオムツは非常に割高で、よっぽどの緊急時で無い限り購入は躊躇してしまう価格です。金銭的なものを気にするならば、きちんと替えのストックを持って出かけた方が良いでしょう。

ローソン広報室が述べているように、オムツは個々の赤ちゃんに併せて様々な種類が売られており、親御さんもこだわりを持って購入している場合が多いです。ローサイドな観光地や病院近くなど、急に必要になる立地であれば需要があると望めますが、そのような場所以外ではニーズはほぼありません。

また、現在は指先一つで画面をタップすれば大容量のパックを購入できる時代です。乳幼児の時期も人間の生きる年数の中では短く、あったら便利だろうなと思いつつも実際に企業に声を届ける人が少ないことを考えると、コンビニでのオムツの需要は限定的と言えるでしょう。

赤ちゃんを連れて出かけるときに、持ち歩く必要があるものは沢山あります。コンビニで売っていると嬉しい赤ちゃんグッズを調べました。

お尻ふきシートもよく使う消耗品なため、急になくなってしまったときに取り扱っていると便利な代物です。お尻ふきはコンビニで売っているのでしょうか？赤ちゃん専用のお尻ふきは、売ってる店舗とそうじゃない店舗があるのが現状です。

しかしながらお尻ふき代用品となるウェットティッシュは必ず置いていますし、種類も揃えられていますので、必ずしもお尻ふきがないからといって困ることは少ないでしょう。
 

離乳食が売ってると、もし旅先でストックがなくなってしまったり、持ってくるのをつい忘れたりしてしまっても困ることがありません。

2017年の騒動から、赤ちゃんグッズを取り扱う店舗は増えており、離乳食も購入できる店舗が増えてきました。レトルトの温めいらずで少量な離乳食は特に助かる商品です。しかしながら、やはり地域によっては需要がなく置いていない店舗は沢山あります。

乳幼児向けお菓子は赤ちゃんのご機嫌取りに使いやすく、あると便利な赤ちゃんグッズです。持ってきたお菓子に赤ちゃんが飽きてしまっても、取り扱っている店舗があれば新しい別のものを購入できます。実は、離乳食よりも乳幼児向けお菓子はコンビニで売っている店舗が多いです。
 

粉ミルクも出先でもしもの時に欲しい赤ちゃんグッズです。災害が増えた昨今では、緊急時に訪れやすいコンビニで粉ミルクが手に入ると助かる人も多くいます。

実は粉ミルクも店舗によっては売っているのですが、少量のものではないことが多いです。また、2019年に液体ミルクの販売が許可されたことから、粉ミルクよりも使い勝手の良い液体ミルクの取り扱いも増えてきました。

敏感な赤ちゃんの肌は急に荒れてしまうことがあります。赤ちゃん用のスキンケア用品もコンビニにあると便利な赤ちゃんグッズです。少量ですがベビーオイルやベビーワセリンならば、売っている店舗がありますので、緊急時は活用してください。

長時間営業しており、ドラッグストアよりも圧倒的に店舗数が多いコンビニは緊急時の強い味方です。特に少量のオムツは旅先でも使い勝手がよく、緊急時に手に入ると嬉しいアイテムになります。

しかしながら、オムツは店舗オーナーに発注の判断がまかされていることが多く、ファミマ以外では取り扱っていない店舗も多くあるのが現状です。コンビニに向かう前に、電話して確認してみることで無駄足が少なくなるでしょう。