北京ダックの上手な食べ方は？知っておきたいマナーも詳しく解説！

北京ダックはアヒルを丸ごと焼き上げた高級料理で、インパクトも抜群です。しかし、この北京ダックの食べ方が分からないという方も多いでしょう。この記事では北京ダックの上手な食べ方やマナーについて紹介します。北京ダックを食べたことが無いという方や、どの様な食べ方なのか知りたいという方はぜひ参考にしてみて下さい。

それでは、まずは北京ダックの上手な食べ方を見ていきましょう。インパクトの強いビジュアルの北京ダックですが、食べ方はそれ程難しい物ではありません。

北京ダックは1羽丸ごと全てを食べる訳ではありません。北京ダックは飴色になった皮だけを食べる料理で、皮だけをナイフで削ぐようにしてカットしていきます。削いだ皮を巻いて食べる事を考えると、北京ダックの皮を削ぐ際はなるべく小さめに切り取っておくと良いでしょう。

北京ダックの皮は、薄餅という物で巻いていただきます。薄餅を手のひらに乗せ、そこにタレを塗りましょう。タレは北京ダックの皮の脂に良く合うテンメンジャンをベースにした物です。

タレの量に決まりはありませんが、ティースプーン1杯くらいの量を目安に薄餅に塗ります。タレは甘みが効いて美味しいですが、あまり量が多すぎると北京ダックの皮の美味しさがしっかり味わえなくなってしまうので注意しましょう。

薄餅の上にたれを適量塗ったら続いて具材を並べていきます。北京ダックの具材には、一般的に千切りにしたキュウリと白髪ねぎが添えられています。

北京ダックの皮はそのままでも美味しいですが、他の具材と合わせるとサッパリ感が生まれてアクセントが加わります。脂の乗った北京ダックとタレ、そして白髪ねぎとキュウリは抜群の組み合わせなので、一体となった美味しさを味わってみましょう。

最後に薄餅を巻いて下を折ります。下半分を上に折り、左右を巻くようにすると上手に巻く事ができます。店員さんが巻いてくれる場合もありますが、念の為しっかりと食べ方や巻き方を覚えておきましょう。

それでは北京ダックの食べ方のマナーについて見ていきましょう。注文方法や食べる前に知っておきたいマナーについて紹介します。

北京ダックは通常1羽単位で注文します。北京ダックは1羽当たり4〜5人前位あるので、食べ切れないといった事が無いように注意しましょう。お店によっては半羽から注文できる場合もあるので、そういった店舗を利用するのも手です。少人数で愉しみたいという場合はこういったお店を探してみましょう。

北京ダックのひと切れ目は主賓に譲るのが習わしです。これは北京ダックを頂く上で最低限押さえて置かなければならないマナーなので、しっかりと覚えておきましょう。

薄餅には具材を入れ過ぎない様にしましょう。あまりたくさん入れてしまうと食べにくくなってしまいます。食べやすさの面でもマナーの面でも、具材は適量を入れて頂きましょう。

北京ダックは皮だけ食べて肉は捨てるといった話を聞いた事があるかもしれません。しかし、この話は間違いです。お肉は炒め物などにして提供してくれる様で、決して無駄にはなりません。

この記事では北京ダックの食べ方や注文方法とマナーについて紹介しました。北京ダックは一見食べ方が難しそうですが、分かってしまえば難しい事はありません。マナーに気を付けて、北京ダックを味わってみてください。