2019年09月24日公開
2024年09月28日更新
セコガニの食べ方・茹で方の手順を徹底解説!小さくても上手に食べる方法
セコガニの食べ方を知っていますか?セコガニは身よりも内子や外子が美味しいカニとも言われており、おすすめできるカニです。この記事では、セコガニの食べ方や茹で方を紹介します。捌き方なども記載しているので、セコガニを丸ごと味わってみましょう。
セコガニの食べ方をマスターしよう!
カニというとズワイガニがメジャーですが、セコガニというカニを知っていますか?セイコガニとも呼ばれますが、セコガニはズワイガニの雌の事です。
雄に比べて一回り小さく、身よりも内子と外子、味噌をメインに味わうカニです。身はしゃぶる程度にしか食べられませんが、セコガニの味噌や内子、外子は他のカニよりも美味しいとも言われています。鍋や出汁を取るといった色々な食べ方があるので、是非この記事でセコガニの食べ方をマスターしてみて下さい。
セコガニの茹で方
最初に、セコガニの茹で方を見てみましょう。やり方は難しくは無いので、順番に茹で方を確認していきましょう。
茹で方①真水の中にセコガニを浸ける
活きたセコガニをお湯へ入れてしまうと、足が取れてしまう原因になります。ですので、活きているセコガニを茹でる前には真水に浸けておきましょう。動かなくなるまで、30分程浸けておけば大丈夫です。
活きた状態ではない生のセコガニを調理するという場合には、次の行程に進みましょう。また、汚れなどが付いている場合には次に進む前にたわしなどで汚れを落としておくのがおすすめです。
茹で方②鍋に水を入れて沸騰させる
続いて、鍋に水を入れて沸騰させていきましょう。鍋に入れる水の量は、カニの全体がつかる位の量がおすすめです。水は真水では無く7%程の塩水がおすすめです。もしくどいと感じる場合には、塩の量は調節しましょう。
茹で方③セコガニを沸騰した鍋に入れる
鍋に入れた塩水が沸騰したらセコガニを鍋に入れて入れましょう。セコガニの腹を上にして、蓋をしたら再沸騰させましょう。再沸騰したら蓋を取り、吹きこぼれに注意しながら13分から20分程茹でていきましょう。この時、火を弱めながら茹でていくのがポイントです。
セコガニが茹で上がったら、ざるなどに上げましょう。茹でてすぐに食べる事が出来るので熱々を頂きましょう。すぐに食べない場合には冷水で冷やしておくのがおすすめです。
セコガニの食べ方
茹で方が分かったところで、セコガニの上手な食べ方を見ていきましょう。一見難しそうに思えるセコガニですが、上手な食べ方を参考に内子や外子を無駄なく味わいましょう。
上手に素手で捌く方法
セコガニはハサミなどを使用して捌く方法もありますが、素手でワイルドにさばくのもおすすめです。まず、お腹を上に向けて外子を外しましょう。外子は、折り曲げるだけで簡単に取れます。続いて、脚と全体を持ち、お腹を折るようにして折り曲げます。
甲羅をきれいに掃除します。目の間を押さえれば綺麗に外すことが出来ますし、下の部分も箸を使って簡単に内子を取り出すことが出来ます。
外子と内子の食べ方
セコガニは、脚よりも外子と内子の方が美味しいと人気があります。外子と内子はどのように食べるのが美味しいのでしょうか?お酒が好きな方なら、甲羅の上で内子とカニ味噌を混ぜて愉しみましょう。
内子は意外と食べ応えがありチーズとも表現されます。味噌と内子とを混ぜた物を舌の上に運ぶと、溶けて最高の味わいになります。内子とお酒の相性は良いので試してみて下さい。外子は産卵直前の成熟した卵の事です。醤油漬けにすると、こちらもお酒との相性が最高のつまみになります。
炊き込みご飯や味噌汁
セコガニは炊き込みご飯にしても美味しいです。濃厚な内子とほぐした身を使用すれば、セコガニの美味しさをそのまま楽しむことが出来ます。出汁の効いた味噌汁もおすすめなので、セコガニを丸ごと味わってみてはいかがでしょうか?
セコガニを美味しい食べ方で堪能しよう
この記事では、セコガニの美味しい食べ方を紹介しました。カニの食べ方は難しそうに感じますが、茹で方や捌き方は簡単なので是非味わってみて下さい。特に内子と外子はお酒との相性も最高ですし、炊き込みご飯や味噌汁といったレシピに使用すれば丸ごと味わう事が出来るので堪能してみてはいかがでしょうか?