醤油は意外とカロリーが高い？糖質は？醤油の種類別カロリー一覧も

醤油は塩分が高いことから、過剰摂取は避けるようにいわれている調味料です。塩分が高いのは知られていますが、カロリーと糖質がどれくらいなのかを知らない方も多いことでしょう。醤油のカロリーと糖質は果たして高いのでしょうか？料理に使用する調味料には欠かすことのできない醤油のカロリーと糖質を、本記事では詳しく解説していきます。

醤油には大きく分けて5種類が存在しています。多くの人が手にしている醤油から、各地方で有名な醤油までありますがカロリーや糖質に差はあるのでしょうか？5種類の醤油のカロリーと糖質を比較していきましょう。

濃口醤油は日本で一番親しまれています。特に東日本ではほとんどの家庭が濃口を購入しています。どのような料理にも合うので、まさに万能醤油といえるでしょう。必ず備えておきたい調味料としても名高いです。

濃口はスタンダードな醤油なので、家庭でもっとも使われることが多いことからカロリーと糖質が気になる方が多いといいます。大さじ1あたりのカロリーは13kcal。濃口醤油100gあたりのカロリーは71kcal、糖質は10.1gです。

淡口醤油は、薄口醤油とも呼ばれています。西日本の地域では、濃口と淡口を併用している家庭が多く存在します。素材の彩りをそのままに愉しみたい場合や、煮物などに多く使用されています。

淡口は色も薄いので、カロリーと糖質も低いイメージがあるでしょう。塩分は少々ありますが、大さじ1あたりのカロリーは10kcalです。100gあたりで見るとカロリーは54kcal、糖質は7.8gです。

溜醤油は主となる原料に対して、水を少なく仕上げたものです。熟成期間が長いことから、色味は濃口よりも濃くなり、香りも独特です。うま味成分が醤油の中ではトップなので、醤油の味をそのまま感じられる料理への使用がおすすめです。

溜は醤油の種類の中でも濃い味わいが特徴的なので、カロリーと糖質が高くなります。大さじ1あたりのカロリーは20kcalになり、100gあたりで見るとカロリーは112kcal、糖質は15.9gです。

再仕込醤油は溜よりも熟成期間が長いとされており、再仕込みをする製法が特徴的です。濃口の2倍の原料と時間を要するとされています。刺身に合わせることで、醤油独特の味と香りを口の中で愉しむことができるでしょう。

再仕込は色と味が濃いですが、溜よりもカロリーと糖質は少々低いのが特徴です。大さじ1あたりのカロリーは18kcalになり、100gあたりの場合はカロリーが102kcal、糖質は15.9gです。

琥珀色がきれいな白醤油は、熟成期間が短いものになります。素材を生かすことができるので、炊き込みご飯やお吸い物などへ主に使用されています。

一番色の薄い白醤油は意外にもカロリーと糖質が高いのが印象的です。大さじ1あたりの場合は16kcal、100gで見るとカロリーが87kcal、糖質が19.2gと濃口と淡口よりも高い数値です。

醤油には種類が豊富にあり、それぞれのカロリーと糖質は異なってきます。塩分量にのみ注意が必要ですが、醤油はカロリーと糖質が他の調味料に比べるとそこまで高くないので、比較的使いやすさを感じるでしょう。料理に欠かすことのできない醤油は、使用量に注意して調理に活用しましょう。