ドライカレーのカロリー・糖質を具材毎に！カロリーオフする食べ方は？

ドライカレーには大きく分けると3種類があります。まずは挽肉、野菜、カレー粉を使用したタイプ。次にドライカレーの素を使用、又は冷凍食品で販売されているカレー風味の炒飯タイプ。最後に白ご飯、カレー粉を一緒に炒めたピラフタイプです。

ドライカレーはインドの煮込み料理を基にして作られた料理です。我々にとって馴染みの深いキーマカレーは、挽肉、野菜、カレー粉を使用したタイプのメニューに当て嵌ります。

ドライカレーの種類は先ほど説明した通り3種類ですが、使用する食材、材料に違いがあります。そうすると3種類のカロリー、糖質、栄養成分はどのようになっているかが気になりませんか？そこでドライカレーのキーマカレー、カレーチャーハン、カレーピラフでカロリーと糖質を具材毎に比較していきます。

ドライカレーの代表的なメニューと言えば、やはりキーマカレーでしょう。キーマカレーとは挽肉、野菜を使用して作るのが基本とされていて、そして沢山の野菜を使用するのでとてもボリュームがあります。

ですのでボリュームがあることで、カロリーや栄養成分が高いと言えます。では実際の数値はどうなっているのでしょうか？詳しく見ていきましょう。

　　　　　　　　　　　　　キーマカレーのカロリー表

キーマカレーの総カロリーは805kcalとなります。 一食あたりに必要なカロリー摂取量は、活動量の少ない成人女性の場合、約500kcal～700kcal、男性は約700～800kcalと言われているようです。ですのでキーマカレーの総カロリーは高いと言えます。

キーマカレーは高カロリーだけでなく脂質、糖質共に高いのでダイエット中の方には、あまり向いていないメニューとされています。しかしドライカレーには体内に必要な栄養成分のナトリウム、カロテンが多く含まれています。ダイエットは栄養不足になりがちですので、栄養素の高いドライカレーで補ってみても良いかも知れません。

カレーチャーハンは、ドライカレーの素と様々な具材を油で炒めた料理です。しっかり具材に味をつけてからご飯を加えて炒めることで、カレーの香りが漂い食欲をそそります。シンプルなのでそこまでカロリーがないイメージですが、果たして実際のカロリーはどの程度なのでしょうか？

そんなカレーチャーハンのカロリーと糖質をチェックし、一皿分の材料と栄養成分を紹介します。

　　　　　　　　　　　　　カレーチャーハンのカロリー表

カレーチャーハンの総カロリーは721kcalです。カレーチャーハンの具材の量は米と具材を油で炒めて作る事により、カロリー、糖質の数値が高くなってしまいます。

カレーチャーハンの栄養成分で特に数値が高いのはモリブデン、セレンです。モリブデンはミネラル成分の一種で体内に滞在する有害物質の分解を助け、セレンは体内の酸化を防止する働きがあります。

カレー粉と生の米を具材と一緒に炒め、炊き上げたものがカレーピラフです。基本の作り方としては最初に生米をフライパンで炒め、具材と一緒に炊飯器で炊き上げて作ります。一見、炊き込みご飯のようでカロリーが低そうです。そこでカレーピラフのカロリーと糖質を調べ、一皿分の材料と栄養成分を紹介します。

　　　　　　　　　　　　　カレーピラフのカロリー表

カレーピラフの総カロリーは346kcalです。キーマカレー、カレーチャーハンに比べカロリーは低めになります。その理由としては使用する具材、ご飯の量によってカロリーを抑えることが可能だからです。

カレーピラフの栄養成分にはビタミンKが多く含まれています。これはタンパク質の働きをサポートする成分です。また体内に必要なミネラルも豊富に含まれています。

ドライカレーはカロリーや糖質が高いことが分かりました。しかしこれらは具材などによってカロリーや糖質を抑える事が可能です。ここではドライカレーをどのようにしたらカロリー、糖質を抑えられるのかを調べてみます。ダイエット中の方はここで紹介するドライカレーの食べ方を参考にしてみて下さい。

ドライカレーで使用する挽肉には牛肉、豚肉、鶏肉がありますが、その中で最もカロリーや糖質が高いのは牛肉で、最も低いのが鶏挽肉です。牛挽肉と鶏挽肉の違いは100gあたりで86kcalの差がありますので、鶏挽肉はカロリーオフに最も適していると言えます。ドライカレーを作るときには鶏挽肉を使用し、カロリーオフを心掛けましょう。

ドライカレーをカロリーオフにする最も簡単な方法は、主食であるご飯の量を減らす事です。ドライカレーはカロリー、糖質が高いと言われていますが、大半はご飯が占めています。ですのでドライカレーを作るときには、ご飯の量を調整しましょう。そうすることでダイエット中でもドライカレーをカロリーオフにして食べることが可能です。

しかしご飯が少ないと物足りないと感じるかもしれません。その場合は野菜を多く使ってみるのがおすすめです。栄養バランスを整えられる上にダイエット効果も期待出来ます。

ドライカレーをカロリーオフにするには、カレーのルーを使用せずにカレー粉に変える方法もあります。ドライカレーを作るときにはカレーのルーを使用する事があります。しかしカレーのルーはカレー粉で作るよりカロリーが高めになります。

そこでカレー粉を使用すると、1人前のカロリーが約40kcal減らせます。ですのでドライカレーにはカレー粉を使用し、カロリーオフを心掛けましょう！

ドライカレーのカロリー、糖質量をまとめてみました。ドライカレーはボリュームがあり、カロリーと糖質量が高くなりがちです。しかし一皿で栄養バランスの良いドライカレーは疲れた身体に最適な食事の一つです。本記事で紹介したように挽肉の種類やご飯の量、カレー粉の使用などにより、カロリーと糖質量が大きく変わることが分かりました。

挽肉、ご飯の量を管理するとカロリーオフのドライカレーを愉しめます。工夫次第でカロリーオフにもなるドライカレーを、ダイエット中の方も楽しく味わいましょう。