2019年07月15日公開
2024年09月22日更新
レストランサカキは行列必至の人気洋食店!ランチ・ディナーを徹底解説!
レストランサカキは、東京の美食通が足繁く通う絶品レストランです。昼は伝統的な洋食、夜は本格的なフレンチという珍しい2つの業務形態のお店で数々のグルメ雑誌やミシュランビブグルマンに掲載されたことでも有名です。今回はそんなレストランサカキにクローズアップし、人気のランチメニューやおすすめディナーコースをたっぷり紹介します。アクセスや営業時間などの基本情報もありますので、これから訪れる方は参考にしてください。
目次
レストランサカキとは?
飲食店の激戦区、銀座・日本橋周辺でひと際行列のできる人気店、レストランサカキ。ランチは洋食、ディナーはフレンチという珍しい営業スタイルで多くのリピーターを獲得しているお店です。数々のグルメ雑誌やテレビなどのメディアに取り上げられ、美食家も足繁く通うというレストランサカキは美味しいもの好きなら外せません。
今回はそんなレストランサカキに焦点を当て、その人気の秘密を探っていきます。レストランサカキで食べて欲しいランチやディナーのおすすめメニューも紹介しますので、最後までぜひチェックしてみてください。
東京・京橋のフレンチと洋食の老舗
レストランサカキは銀座と日本橋に挟まれたオフィス街の裏通りに佇む一軒家のお店です。青いファザードが目印のお店ですが、平日でも長い行列ができているので遠くからでもすぐ見つけられます。
レストランサカキのオーナーシェフ榊原大輔氏は洋食の名店「北島亭」で修行を積んだ後、フランスの名だたるお店を渡り歩き、その腕を磨いた人物です。
レストランサカキ自体はは1951年に創業した歴史のある老舗店ですが、2003年に実家であるレストランサカキの4代目として榊原大輔氏が就任しランチは昔ながらの洋食、ディナーはフランス料理を提供するという新形態で営業をスタートしました。
以来以前からの洋食ファンと、新しいフレンチを求める人が増え、行列の絶えない人気店となっていきました。レストランサカキは人気テレビ番組や雑誌の洋食特集でも度々取り上げられることも多く、東京の美食好きの間では知らない人がいない名店です。
ランチは洋食で行列必至
フレンチの名店であるレストランサカキですが平日のランチはコスパの良い奇をてらわないオーソドックスな洋食メニューが並ぶので、気軽に利用することができます。ディナーは敷居が高くてもランチなら利用しやすいので何度でも訪れたくなります。
味はお墨付きの絶品洋食でありながら、1000円代~と値段もお値打ちなので当然レストランサカキの店内はいつも満席で開店前から長い行列ができていることも珍しくありません。
一方週末のランチはフレンチをベースにしたコースメニューを提供しています。レストランサカキのリーズナブルな洋食ランチは平日のみとなりますので、ご注意ください。
ディナーは絶品のフレンチ
一方、ディナーはフランス仕込みの本格的なフレンチがいただけます。東京の名店フレンチ店だとディナーは軽く1万円以上というところも多いですが、レストランサカキではコースで6000円~と比較的リーズナブルなので利用しやすくなっています。コース以外にもアラカルトも用意されているので、好きなものを好きなだけいただくこともできます。
ミシュランビブグルマンにも掲載
レストランサカキは2015年ミシュランビブグルマンを獲得したことでも有名です。ミシュランビブグルマンとはミシュランの調査員が選定した5000円以下で食事できるおすすめレストランのことで、ミシュランガイドにおける安くてコスパの良いレストランを指します。
選ばれているお店も実力派の人気店ばかりなので、レストランサカキもミシュランのお墨付きの名店ということになります。味もコスパもミシュランの調査員おすすめのお店なので、行って間違いありません。
レストランサカキのランチメニュー【平日】
ここからミシュランの平日ランチメニューを詳しく解説していきます。お得度抜群の内容に、行列の理由が納得できるはずです。
海老フライ
レストランサカキのランチメニューの中でもリピーターに特に人気が高いのがエビフライです。毎朝築地で仕入れる大ぶりのブラックタイガーを丁寧に下処理し、上質な生パン粉を使ってサクサクに仕上げた逸品です。プレートには自家製のタルタルソースをたっぷりと乗せ、上には3匹のエビフライ、シャキシャキの千切りサラダを盛り付けています。
エビフライは中身がみっちりと詰まったプリプリの食感がたまりません。油切れがしっかりとしているので、食感も軽くあっという間に食べられます。エビフライランチはスープ、ライスがついて1300円です。エビフライは1本350円で単品注文できますので、もっと食べたい方やほかのランチメニューにプラスして楽しむのもおすすめです。
ハンバーグデミグラスソース
おすすめメニュー、続いて紹介するのは洋食の王道ハンバーグです。レストランサカキのハンバーグは牛肉と豚肉を3:1でつなぎを極力使用せず丁寧に作られているので旨味が凝縮しています。お箸で割ると肉汁が中から溢れ出てくるのがたまりません。
ビジュアルでも合格点、老舗洋食店のノウハウで時間をかけて煮込まれたデミグラスソースとの相性も抜群です。付け合せにはたっぷりサラダととろけるやわらかさのマッシュポテト、スパゲティナポリタンが付いています。
絶妙な加減で仕上げられた目玉焼きも別途注文OK。ハンバーグデミグラスソースの値段はスープ、ライス付きで1100円、目玉焼き付きは追加50円です。子供も大人も大好きなハンバーグの頂点を極める至福の味わい、レストランサカキのハンバーグは一度は食べて欲しいおすすめです。
レストランサカキのランチメニュー【週末】
レストランサカキでは週末のランチはフレンチベースのコース仕立てということは既にお伝えしましたが、ここではさらに詳しい内容をお伝えします。
土曜のみでフレンチコースのみ
誕生日や記念日などちょっと贅沢したいにおすすめのメニューが土曜日だけ提供されている週末フレンチコースです。週末コースには2種類あり、ランチ限定シェフおまかせのコースと好きなメニューをチョイスして自分好みのコースを作り上げることができるプリフィクスコースです。
ただし週末ランチは営業時間が短く土曜日の11:30~13:30までの間となりますので、利用したい方は時間に注意してください。レストランサカキの平日ランチとは異なり、週末は予約も可能なので確実に訪れたい方は事前に予約しておくことをおすすめします。
シェフおまかせコース
前菜からメインまで全7品でその時々の季節や仕入れに合わせた新鮮な食材をレストランサカキ流に仕上げた絶品コースです。
ある日のメニュー一例を紹介すると、前菜1品目は北海道産生うにとコンソメのジュレアボカドムース添え、スープはお魚の裏ごしスープ、前菜2品目はフランス産ホワイトアスパラガス山菜のフリット添え、本日の鮮魚料理、グラニテ、本日の肉料理岩手県「石黒農場」のホロホロ鶏のローストグランメール風、デザート、コーヒーまたは紅茶です。
これだけ充実していながら、コースの値段5000円はお値打ちです。はじめてレストランサカキを訪れる方でも後悔しないコース内容なので、ぜひレストランサカキの実力を味わってみてください。
プリフィックスコース
レスランサカキのプリフィクスコースは、好きな料理を自由に選びたい方におすすめです。全3品仕立てで、全てを決められたメニューの中からチョイスできるので満足感が違います。
たとえば前菜の一例を紹介すると、北海道産生うにと魚介入りのコンソメジュレアボカドムー添え、タスマニア産サーモンの瞬間燻製仕立てレンズ豆とサラダのビーツ、鴨川産〆鯖つぶ貝の海の幸のサラダ仕立て、小長井産生牡蠣レモンとビネガー添え、ズワイ蟹・小柱・ウニのパスティアなど産地にもこだわった絶品料理を選択できます。
一方メインは根室産カスベのポッシュ春キャベツ添え、もち豚バラ肉と三元豚のソーセージシュークルーと添え、千葉県産林SPF豚のローストポーク粒マスタード添え、北海道産子羊のローストヴィ絵のワーズ仕立て、黒毛和牛ホホ肉のはちみつと赤ワイン煮込みなどで、前菜と同様厳選された食材をレストランサカキ流に昇華したメニューが並びます。
これにデザート、コーヒーまたは紅茶がついて、値段は3500円です。友達や夫婦で行って、それぞれ違う料理を頼んでシェアしながら食べるのもおすすめです。
レストランサカキのディナーメニュー
レストランサカキのディナーメニューは、フレンチの本場で修行を積んできたオーナーシェフの実力が一番実感できるおすすめです。シェフおまかせコースと好きなメニューを組み合わせできる選べるコースの2種類あるので、それぞれの詳細をお伝えしていきます。
シェフおまかせコース
前菜からデザートまでその日一番の厳選した食材をレストランサカキのシェフの魔法の手で仕上げたおすすめコースがこちら。メニューの内容はその時々によって変わりますが、全9品のコース仕立てとなっています。構成は前菜4品、魚料理、グラニテ、肉料理、デザートが2品です。
特徴はデザートが2品と充実している点です。1品はシェフのおすすめ、もう1品は好きなメニューを選べる点が好評です。
一例を紹介するとシェフおすすめデザートは宮崎県産完熟きんかんのコンポートヨーグルトソルベ添え、選択できるデザートはココナッツのブランマンジェ、タヒチ産バニラのクリームブリュレ、フォンダンキャラメル、とちおとめ苺のタルトなどです。
お腹の具合に合わせて選ぶのも良いですし、何を選んでよいかわらかない方は店員におすすめを尋ねてください。値段は9000円と少々高めですが、充実の内容を考えると決して損はありません。
選べるコース
もう少し値段やボリュームを控えたい方におすすめのコースが、全6品の選べるコースです。メインはプリフィクススタイルで、前菜1皿目を7品、前菜2皿目を6品、魚料理とグラニテの後に、肉料理を6品、デザートを10品から選べる夢のような内容です。
全体的にボリュームがあるため、少食の方やお酒も一緒に楽しみたい方はあらかじめ量を少なめにオーダーしておくのがおすすめです。
こちらのコースにはウェルカムドリンクが付いているので、記念日などに乾杯したい時に利用するもおすすめです。ビール、グラス赤ワイン、グラス白ワイン、オレンジジュース、ガス入りミネラルウォーター、烏龍茶から選べるので好きなものをチョイスしましょう。
選べるコースの値段は7000円です。レストランサカキのディナータイムの営業時間は18:00~20:30と一般のお店よりも少し早めに閉店するため、ゆっくり食事を楽しみたい方はなるべく早い時間に訪れるのがおすすめです。ディナータイムは予約も可能なので、スムーズに入店したい方は事前予約しておきましょう。
レストランサカキの店舗情報
最後にレストランサカキの営業時間や定休日、アクセスなど基本情報を紹介します。レストランサカキをはじめて訪れる方は参考にしてください。
アクセス方法
レストランサカキは、地下鉄銀座線京橋駅4番出口から徒歩4分、都営浅草線宝町駅A5番・A6番出口徒歩1分と好アクセスなので電車でも訪れやすいお店です。JR東京駅八重洲南口からも徒歩10分ほどで到着するので、腹ごなしに歩いていくのもおすすめです。レストランサカキを初めて訪れる方は京橋駅経由で訪れるのがわかりやすいです。
京橋駅を地上に出て、鍛冶橋通り沿いに宝町駅方向に進み1つめの信号のある交差点を左折すると到着します。レストランサカキの場所に迷ったらクリーム色の建物にかかった青いファザードか、平日であれば行列を目印にすると良いでしょう。駐車場はありませんので、車でレストランサカキを訪れる方は近くのパーキングを利用してください。
営業時間と定休日
レストランサカキの業務形態は、平日ランチ、週末ランチ、ディナーと3つあるためそれぞれの営業時間を紹介します。月曜日~金曜日の平日ランチの営業時間は11:30~13:30、土曜日の週末ランチは12:00~13:30、月曜日~土曜日のディナーは18:00~20:30です。
同じランチでも平日と土曜日では営業時間が異なるので、レストランサカキを訪れる際は注意してください。ちなみに週末ランチとディナーは予約ができますが、平日ランチは予約できません。
レストランサカキは全54席と決して小さいお店ではありませんが平日はどの日も行列ができているため、1順目に入店したい方は開店前から待つことをおすすめします。
レストランサカキはランチもディナーもおすすめ!
今回は昼は伝統の味を引き継いだ洋食、夜は本格的なフレンチと2つのスタイルを提案するユニークなレストランサカキを紹介しました。
毎日築地市場から仕入れる新鮮な魚介や野菜をシェフの目利きで仕入れた素材本来の風味を味わえる料理の数々は、一度食べると忘れられない美味しさです。ミシュランビブグルマンに掲載されたその実力にきっと納得いただけるはずです。
平日のコスパ抜群のランチを味わうもよし、ちょっと贅沢してディナーを楽しむもよし、まだ訪れたことがない方はぜひレストランサカキの魅力を体感して欲しいと思います。絶品料理で至福の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?