太陽餅は台湾・台中でおすすめのお土産!味や特徴に食べ方まで!

太陽餅(タイヤンピン)という台湾スイーツが日本人の間でブームになりつつあるのを知っていますか?太陽餅はもともと台湾の台中市で生まれた伝統菓子で、繊細なパイ生地で甘さ控えめのミルク餡を包んで作られ、丸い形をしているのが特徴です。日本で台湾旅行のお土産、台湾伝統のお菓子と言うと、パイナップルケーキを思い浮かべる人が多いと思いますが、近年はこの太陽餅がパイナップルケーキに続く人気の台湾土産として注目されています。今回は台湾の新しいお土産スイーツ太陽餅の秘密に迫ります!

太陽餅は台湾・台中でおすすめのお土産!味や特徴に食べ方まで!のイメージ

目次

  1. 1太陽餅は台湾の美味しい伝統菓子
  2. 2太陽餅の味の特徴と食べ方
  3. 3太陽餅がお土産で買えるおすすめのお店
  4. 4太陽餅は台湾でぜひ買いたいお土産

太陽餅は台湾の美味しい伝統菓子

台湾伝統のお菓子と聞くとまず思い出すのはパイナップルケーキという人が多いでしょう。パイナップルケーキはすっかり台湾旅行の定番土産になりましたが、昨今台湾フリークの人たちの間で人気なのが太陽餅(タイヤンピン)と呼ばれる焼き菓子です。

今回は注目されつつある太陽餅の魅力や、美味しい太陽餅をお土産に買えるおすすめのお店を紹介していきます。

台中を中心に人気の太陽餅

幾層も重ねられた丸いパイ生地と、ほんのり甘いミルクペーストが特徴の太陽餅(タイヤンピン)は、台湾の台中市が発祥のお菓子と言われています。サクサクとした食感と餡の優しい口当たりが好相性で、台中では古くから親しまれてきました。

近年では現地の人だけでなく、観光で訪れる人たちの間でも人気があり、日本人観光客の間でも徐々に新しい台湾土産の一つとして知られつつあります。味もさることながら個包装しているものが多く、日持ちもすることからバラ巻き用のお土産として人気があるようです。

台中の太陽餅ストリート

台湾を訪れる日本人がよく行く台北にも太陽餅を購入することはできますが、発祥の地である台中市内にはなんと800店舗以上の専門店があると言われています。

なかでも「太陽餅ストリート」と呼ばれる太陽餅を販売しているお店が密集している場所が有名で、どの店も「老舗」や「元祖」など似ている名前の看板が並び、初めて行く人はどこへ行ったらよいのか迷ってしまうかもしれません。

太陽餅ストリートは台中市自由通路にあります。訪れる際は、事前にどの店に行くのがいいか人気店や現地の人おすすめの店をチェックしてから出かけるのがおすすめです。

太陽餅の様々な由来

太陽餅は台中で生まれた伝統菓子ですが、その由来、起源についてはさまざまな説があります。太陽餅のレシピ自体は魏清海(阿明師)という人が戦後、小麦粉と麦芽糖、油などシンプルな材料で作れるお菓子を考案したと言われています。

では、なぜ「太陽の餅」という名前になったかという点では幾つかの説があり、よく言われているのは形が真ん丸であることから太陽のように見えるというシンプルな由来です。また、日本が台湾を統治していた時代に、日本人が紙で包まれた丸い和菓子を食べているのを見て、日の丸のように感じ、その名が付いたともされています。

他にも、中国大陸が発祥の伝統菓子「月餅(げっぺい)」に対抗して名前が付けられたという説もあります。月餅が月に対して感謝の気持ちを表すお菓子であるため、太陽餅は太陽に対する感謝を表しているのだという説です。

包装が可愛いのでお土産に最適

太陽餅が新しい台湾土産として人気になっている理由の一つに、包装が可愛いというポイントがあります。太陽餅に使われている包装はもちろん販売店により異なりますが、太陽の花ヒマワリをモチーフにした包装や、クラシカルな雰囲気がおしゃれな包装などさまざまな種類があります。

特に台中のおしゃれなリノベーションスポットとしても知られる宮原眼科は、女性が好きなテイストが満載のパッケージで焼き菓子が販売されており、いまや台中観光定番のお土産品として知られています。

太陽餅の口コミ

太陽餅のTwitter上での口コミをチェックしてみたところ、その美味しさが日本人受けしていることがよく分かりました。台湾の職人が丁寧に作った太陽餅は繊細な皮がサクサクと食感良く、反して中のミルク餡がとろけるようにしっとりとしておりその対比が美味しさの理由のようです。

太陽餅の味の特徴と食べ方

台湾土産で人気の太陽餅はどんな味がするお菓子なのでしょうか?本項では一度も食べたことがない人のために、味や食感の特徴と、食べにくいとよく言われるその食べ方について紹介しています。現地の人がするちょっと変わった太陽餅の食べ方についても解説していますのでチェックしてみましょう!

味と食感

太陽餅は素朴な味わいが特徴のお菓子です。見た目は丸いパイ生地のような焼き菓子で、小麦粉で作られた薄いパイ皮が何層にも重ねられています。

サクサクほろほろの食感が楽しめるパイ生地のなかには、麦芽糖で作られたミルク餡が入っているのが基本です。ミルク餡は販売するお店によって若干の差異はありますが、多くがキャラメルのようなペースト状になっており、ほんのり甘く感じられるのが特徴です。

お店によってはこのミルク餡がコーヒー味やハチミツ味など、変わったフレーバーが楽しめる商品も販売されています。台湾台中へ行く機会があれば、自分好みの太陽餅を探してみるのも楽しいかもしれません。

賞味期限

食品をお土産にする時に気になるのは、持ち帰りやすさと共に賞味期限の問題ではないでしょうか?太陽餅の賞味期限は一体どれくらいなのか調べてみました。

結論としては太陽餅の賞味期限は、販売店により大きく異なりますが、一般的に1か月程度としているところが多くあります。ただし、より美味しく食べるためには1週間程度で食べてくださいと併記されている店が多いようです。

また、添加物をほとんど使用していないことをウリにしているブランドの太陽餅では、賞味期限を1週間以内に設定している場合もあります。お土産に選ぶ際には、記載されている賞味期限のほかに、添加物の有無についても確認すると目安になるかもしれません。

美味しい食べ方

太陽餅の食べ方はいたってシンプルです。そのまま個包装をはがし口に運んで食べるだけですが、ミルク餡を包んでいるパイ生地が大変繊細で壊れやすいため、食べているそばからポロポロと皮が崩れていってしまいます。

そのまま食べる時にはパイ生地が崩れても汚さなくて済むように、ランチマットやティッシュを敷いてその上で食べたり、片手を受け皿のように添えて食べるのがおすすめです。また、個包装から全部を取り出さずに半分だけ出して食べるのも良いでしょう。

実は太陽餅を日ごろから食べ慣れている現地の人にとっても、外皮の崩れやすさが苦手な人はいるようです。そのため、現地では崩れない食べ方として牛乳などの液体につけて食べる方法が知られています。

例えば、ある太陽餅販売店の公式サイトでは、新しい食べ方として、温めた牛乳やアーモンドミルクをかけて食べたり、熱湯をかけ崩しながらおかゆのように食べれば甘さ控えめでカルシウムも豊富に摂れ、朝食にもぴったりと紹介しています。

しかし、この液体に浸して食べる方法は、残念ながら実際にトライしてみた日本人の口コミによるとあまり日本人の口には合わない食べ方であるそうです。お土産で太陽餅を食べる時には、そのまま食べるのが無難かもしれません。

一方で、レンジで20秒ほど温めたり、軽くオーブントースターで焼いて食べるのは焼き立ての食感がありおいしく食べられますので是非試してみてはいかがでしょうか?

太陽餅がお土産で買えるおすすめのお店

台湾旅行に行く機会があれば、ぜひ美味しい太陽餅を現地で購入してみましょう。繊細な薄皮でミルク餡を包んだ太陽餅、お土産に持ち帰るには皮が崩れないように箱入りのものを買うのがおすすめです。本項では台湾台中を中心に口コミでも美味しいと噂の絶品太陽餅が買える人気のお店を紹介しています。

太陽堂老店

太陽堂老店は創業が1954年で60年以上の歴史があり、台湾台中にある太陽餅を買える専門店のなかでも、老舗としてよく知られています。

太陽堂老店は緑色の看板が目印の建物で、1階が販売店、2階は創業者の偉業を称えた文化館、3階が厨房になっています。太陽堂老店の太陽餅はすべてが手作業で製造されており、百層にも重ねられたパイ生地と麦芽糖でつくる甘い餡が特徴です。

店舗は台湾台中市の自由路にあり、いつも観光客でにぎわっています。店内では太陽餅を手作りできる体験も実施しています。薄い皮のくちどけの良さと、老舗ならではの安定した美味しさが太陽堂老店の人気の理由です。

口コミ

太陽堂老店は太陽餅を販売しているお店のなかでも知名度が高く、日本人旅行客や台湾在住日本人の口コミも多く見られました。個包装されて配りやすいため、会社でお土産にもらったという人も多いです。また、太陽堂老店の太陽餅はスタンダードな味の他に、はちみつ味、コーヒー味など味のバラエティに富んでいます。

阿明師老店太陽堂

阿明師老店太陽堂は地元台中の人にも人気の太陽餅を買えるお店です。太陽餅レシピを作ったと言われる、阿明師(魏清海)ゆかりの老舗で、台中市内には4つの店舗があります。

阿明師老店太陽堂の店舗では太陽餅を1個丸々試食させてくれるサービスがあります。お土産選びをするにも味見をしてからできるので安心です。また、阿明師老店太陽堂の太陽餅は、他店と少し餡の味が違うところがポイントです。水あめのような食感で甘すぎない餡です。

口コミ

台湾旅行フリークもおすすめする阿明師老店太陽堂の太陽餅ですが、有名店だからこそ似たような名前のお店が多いことに注意しましょう。阿明師老店太陽堂はいわゆる太陽餅ストリートのなかにもお店があります。また、箱買いすると個包装されなかったという口コミもありますのでバラ巻き土産として買う人はよく確認してからの購入がおすすめです。

宮原眼科

おしゃれな店舗とインテリアで台中の観光スポットにもなっている宮原眼科では、SNS映えしそうな可愛いパッケージの太陽餅が購入できます。

以前は眼科だった建造物をお菓子屋としてリニューアルした宮原眼科では、クラシカルでアンティーク感のあるおしゃれな雰囲気のなか買い物をすることができます。焼き菓子やアイスクリームなどが人気ですが、台中名物太陽餅も購入することができます。

太陽餅が入っている箱はもちろん、個包装されている袋もとても素敵なので特に女性への台湾土産に喜ばれそうです。宮原眼科は台中駅から徒歩1分、赤いレンガの建物が特徴です。

口コミ

台中のランドマークのような存在になっている宮原眼科は、日本人旅行客の間でも人気のスイーツショップです。カラフルなのに上品なパッケージが並ぶ商品を前につい買い過ぎてしまう人も口コミでは多く見られました。

陳允宝泉

陳允宝泉は100年伝わる台湾伝統の味を守り受け継ぎながら、新しさをも感じさせる老舗銘菓です。代々の店主は日本ともかかわりの深い人物で知られており、東日本大震災の際には東北の被災地に多くの太陽餅を届けた台湾企業としても有名です。

陳允宝泉の太陽餅は一般的なものに比べてやや小ぶりなのが特徴で食べやすく、キャラメルのような食感のほんのり甘いミルクペーストが挟まれています。台中だけでなく、多くの日本人観光客が訪れる台北市にも支店があり特に台北駅構内のお店はアクセスもよく便利です。

台中の陳允宝泉ではイートインスペース、喫茶室もあり、日本人の好みを熟知した様々なお菓子を実際に味わうことができます。台中駅からバスで15分、「范特喜(ファンタジー)」というオシャレなリノベーションエリアで営業しています。散歩しがてらお店に寄ってみましょう。

口コミ

台湾の伝統を大切にしながら、日本の和菓子の要素を取り入れるなど新しい試みが評価されています。パッケージも比較的おしゃれでお土産にしやすいという声が聞かれました。定番のパイナップルケーキも、パイナップル感をしっかり感じられるここのが台湾で一番おいしいという口コミもあり、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

犁記餅店

犁記餅店もまた、100年以上もの伝統の技を今に受け継ぐ中華伝統菓子の名店です。特に中華圏で盛大に祝われる中秋節に食べる月餅で有名なお店で、季節が到来すると店の前には行列が並ぶほどです。

犁記餅店の太陽餅にはプレーンな味のほかに、ココナッツバター味や黒ゴマ味など他ではあまり見られないフレーバーのものも人気があります。中の餡がやや厚めでもちもちしているところが特徴です。

犁記餅店へのアクセスはMRT松江南京駅から徒歩7分のところにあります。中秋節前には長蛇の列になるのでその時期に訪れる際には注意しましょう。

口コミ

犁記餅店の太陽餅はさっくりとしたパイ生地と、お餅を使っていないのにモチモチとした食感の餡が人気です。特に黒ゴマ、ココナッツ、龍眼、キャラメルと4つあるフレーバーは異なる甘さが主張し過ぎずお茶請けにぴったりの美味しさです。

太陽餅は台湾でぜひ買いたいお土産

パイナップルケーキに次ぐ新しい台湾土産のおすすめ太陽餅は、薄いパイのような繊細な生地にミルク餡が挟まれた台湾伝統のお菓子です。甘すぎず、賞味期限も比較的長いことから持ち帰りにも便利です。台湾旅行へ行く際は、台湾フリークの人たちの間でも人気の太陽餅をぜひ現地で食べてみませんか?

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