チュッパチャプスの名前の由来とロゴの意味!デザインはダリが手掛けた?

チュッパチャプスの名前の由来やロゴの意味、そしてデザインを誰が作ったかを知っていますか?このデザインはかの有名な芸術家ダリが手掛けた物なのだそうです。チュッパチャプスには豊富な種類があることで有名ですが、味によってひとつひとつ色も変えるというとても凝ったデザインが施されています。今回はこのチュッパチャプスという名前の由来やロゴの意味、ダリが手掛けたデザインについてまとめて紹介していきます。

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目次

  1. 1チュッパチャプスの名前の由来
  2. 2チュッパチャプスのロゴの作者
  3. 3チュッパチャプスの現在販売されているおすすめ商品
  4. 4チュッパチャプスのロゴデザインに注目してみよう

チュッパチャプスの名前の由来

まずはチュッパチャプスという名前の由来について最初に解説していきましょう。チュッパチャプスはアルファベットでchupa chupsと書きます。若干読みにくいと感じる方も居るかも知れませんが、その理由はchupa chupsという綴りには英語のみ成らずスペイン語の綴りが入っているからです。

チュッパチャプスは1958年、スペインカタルーニャ州バルセロナにあるチュッパチャプスという会社によって生み出されました。このチュッパチャップスですが、現在日本で販売されている商品は日本の企業であるクラシエが製造と販売を手掛けています。

2006年にチュッパチャプス社はペルフェティ・ファン・メレ社というガムやキャンディの大規模な製造元の100%子会社と成りました。買収額はなんと約4億ユーロと推定され、日本円で500億円ほどだと言われています。因みにペルフェティ・ファン・メレ社は、日本ではメントスやフリスクの製造元として知られています。

初代の名前「GOL」の意味

チュッパチャプスは最初はGOLという名前を付けられていました。GOLとはスペイン語で意味はゴールという意味を表しています。キャンディーの丸い形からサッカーボールを連想させ、口を開けて放りこむという食べ方のスタイルから、ゴールに入るサッカーボールに由来し棒付きキャンディーというゴールと名付けられました。

しかしながら残念なことに、このゴールという名前が浸透せず、イマイチ人気が定着しなかったのです。そこで1958年に広告代理店を使い名前を改めることに。そこで新しく付けられたものが、chups(チュプス)というスペイン語の名前です。

「チャプス」の意味

チャプスはアルファベットでchupsと書きます。チャプスまたはチャップスはchupsの英語読みとなり、これはスペイン語で物を舐めるときの擬音です。日本語で表すとチュッチュッという擬音になり、スペイン語ではチュプスという言葉に相当します。

この棒付きキャンディーは最初チュッパチャプスでなくチュプスという名前でしたが、1958年の広告代理店のCMソングによってチュプスから更に名前が変わってしまいます。

「チュッパ」はCM曲の歌詞

チュプスという棒付きキャンディーは、CM曲によりチュッパチャプスという名前に変わります。当時はラジオCMが主流で、チュッパ チュッパ チュッパ チュッパチャプス(舐めよう! 舐めよう! 舐めよう! チャプス!)というCM曲が流れていたのですが、その曲があまりにも覚えやすかったためにチュッパチャプスと名前が浸透したそうです。

このことによりチュプスはチュッパチュプスまたはチュッパチャプス、またはチュッパチャップスと呼ばれるようになりました。現在は日本の製造販売会社であるクラシエが、このチュッパチャプスを正式な商品名として統一しています。

チュッパチャプスのロゴの作者

チュッパチャプスのロゴは、あのスペインの有名な芸術家であるダリが手掛けた物です。チュッパチャプスのロゴ誕生の逸話はなかなか興味深く、ダリにまつわる面白い話題として伝えられています。ここからはロゴのデザインについて少しだけ掘り下げて解説をしていきましょう。まずはダリについて少々解説します。

スペインのフィゲーラス出身の画家サルバドール・ダリは、サルバドー・ドメネク・ファリプ・ジャシン・ダリ・イ・ドメネクというフルネームです。彼は数々の奇行や逸話が残っている有名人で、1936年のロンドンの講演会には潜水服を着て登場した事も。この最に酸素の供給が上手くいかず、危うい状態になったことも有名な話です。

またトレードマークであるあの特徴的なヒゲは水あめで固めているという話もあります。そんな奇妙な行動を取ることで有名なダリが、どのような経緯でチュッパチャプスのロゴデザインを手掛けることになったのでしょうか?

ロゴマークは有名なダリが手掛けた

ロゴデザインをダリに依頼することになった話の発端は、チュッパチャプスの考案者のアンリック・バルナットから始まります。彼はチュッパチャプスを世界で販売するにあたり新しいロゴデザインを考案してくれる人を探していました。

ある日アンリック・バルナットはダリと食事を共にしている際に、チュッパチャプスのロゴデザインを描いて欲しいと依頼をしたのです。これを受けたダリはここから驚きの行動に出るのです。

ダリがデザインした時の背景

ダリはバルナットからのロゴデザインの依頼を受け、食事の合間にテーブルにある紙ナプキンにデージー、日本で言うとヒナギクをモチーフとした一枚のロゴデザインを描き上げました。世界的に有名なチュッパチャプスのデザインはこの時に生まれ、時刻は二人が昼食を共にした際、描き上げた時間は1時間も満たないされます。

バルナットはそのロゴデザインをとても気に入り、年代と共にロゴのデザインも様々なリニューアルを受けますが、ダリが描いたこの時のロゴデザインが現在のロゴの原型とされています。チュッパチャプスの考案者のアンリック・バルナットがダリにデザインを依頼したのは1969年のことでした。

ロゴに描かれている花と意味

ロゴに描かれている花はデージーで、日本ではヒナギクと呼ばれます。チュッパチャプスの創業者であるエンリケ・ベルナートは、チュッパチャプスのロゴデザインに世界に通用するような現在的な雰囲気やファンタジーの要素、エキセントリックな世界観を要望していました。

そこでアンリック・バルナットは、この世界観をロゴで表現できるのはダリしかいないと自宅を訪問、(または創業者であるエンリケ氏が訪問したとも言われています)昼食の合間に描いてくれたということです。

ダリは当時も写実的要素を持ちながら、想像力をかきたてる夢のような多重イメージの風景がを描くことで有名でした。そんなダリにチュッパチャプスのファンタジー性を強調したロゴデザインを描いて貰うのは、ある意味で必然性のある出来事だったと言えるでしょう。

チュッパチャプスの現在販売されているおすすめ商品

チュッパチャプスは160ヵ国以上で販売され、今までに販売されたフレーバーはなんと100種類以上と言われています。その中でも日本で販売されている人気のフレーバーが8種類あり、これはベスト・オブ・フレーバーと呼ばれ絶大な人気を誇るものです。

その中でもおすすめの商品をいくつかピックアップして紹介していいきます。店頭で見かけたらぜひ手に取ってみてください。

ブルーベリースムージー

8種類のベスト・オブ・フレーバーの中でも、トップの人気を誇るのがブルーベリースムージーです。ブルーベリーの甘酸っぱいフレーバーが特徴のおすすめ商品です。価格は希望小売価格で40円。ネット通販では大人買いと称して箱買い購入する事も可能です。またベスト・オブ・フレーバーの8種類全てを味わえるセットもあります。

マンゴースムージー

ベスト・オブ・フレーバーの中でもブルーベリースムージーに続く人気商品はがこちらのマンゴースムージー。ブルーベリースムージーとマンゴースムージーは期間限定商品でもあるので、より注目度も高めとなっています。

ベスト・オブ・フレーバーは、コーラ・ラムネ・ストロベリークリーム・ストロベリー・グレープ・プリンのラインナップとなっており、どれも一度は味わったことのある人気商品です。

チュッパチャプスのロゴデザインに注目してみよう

チュッパチャプスは1958年に生まれた棒付きキャンディーです。最初はゴールという名前でしたが定着せず、広告代理店のCMによりチャプスとしてブレイクしました。1975年以降に海外進出、その後20年程かけてアジア全域まで広く販売されるようになりました。

日本でも身近な棒付きキャンディーとしてコンビニエンスでも販売されていますが、ロゴデザインはあの有名なダリが手掛けたと知ると、とても興味深く不思議な雰囲気がします。包み紙を広げるとデージーの模様がファンタジックで独特なグラデーションで彩られていて、フレーバーもチュッパチャプスならではの世界。

一度じっくり包み紙を眺めながらダリの世界観を味わってみるのも良いでしょう。今回はチュッパチャプスのちょっとした裏話を紹介しました。

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