2019年07月10日公開
2024年09月22日更新
スタバはグランデが最もお得?「スタバではグランデを買え!」の真相!
スタバはグランデサイズが最もお得と言われていますが、これはスタバではグランデを買え!という書籍から広まった考え方だそうです。そこで今回はスタバではグランデが本当にお得なのか、ショートサイズとの量と値段の比較などを通して紹介していきます。スタバ独自のグランデのデメリットやワンモアコーヒーのシステムについても詳しく紹介しているので、スタバのサイズ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
スタバのグランデサイズとは?
スタバのグランデサイズが具体的にどれ位の大きさか知っていますか?スタバには、ショート(Short)、トール (Tall)、グランデ(Grande)、ベンティ(Venti)というサイズがあります。
それぞれの容量は、ホットの場合左から240ml、350ml、470ml、590mlとなります。今回のテーマと成っているグランデは下から数えて3つ目の大きさのサイズで、ショートサイズの約2倍、ほぼ500mlペットボトルの容量と考えればわかりやすいです。
スタバのグランデは本当にお得?
ところで本当にスタバではグランデがお得なのでしょうか?「本に書いていたからお得なんでしょ⁉」では余りにも短絡的ですし、その理由が気になるところでもあります。という事でここではスタバのドリンクのサイズや値段、スタバのシステムなどからグランデが本当にお得なのかを検証して行きたいと思います。
書籍「スタバではグランデを買え!」が話題に
2007年に書籍スタバではグランデを買え!が出版されて話題になりました。この本の中では経済学の観点から商品の価格設定の仕組みをわかりやすく説明しています。
本の中ではスタバではグランデを買え!ということを主張していますが、スタバでグランデを買うべきかどうかについては現状賛否両論があります。
値段と量をショートサイズと比較
まず、ショートサイズとグランデサイズの値段と量の違いを見ていきましょう。スタバのドリップコーヒーの場合、ショートはホットが240ml、アイスが300mlで価格は280円、グランデは470mlで価格は360円です。
グランデの量は500mlペットボトルよりも少し少ない470mlとかなりの大容量で、ショートサイズと比較すると約2倍にも成ります。量は2倍でも値段は+80円のみというところがポイントです。
値段と量を比較してみると、確かにショートサイズよりもグランデサイズの方がとてもお得ということがわかります。また、ドリップコーヒー以外のどのドリンクであってもショートとグランデの値段の差は100円ほどです。よって量と値段で比べると断然ショートよりグランデサイズがお得です。
全サイズおかわりが100円でお得
スタバにはワンモアコーヒーという制度があります。ワンモアコーヒーとは、購入したサイズと同じサイズのドリップコーヒーを追加100円でお代わりできるというシステムです。
1杯目ショートなら2杯目もショート、1杯目トールなら2杯目もトール、という具合に、同サイズのドリップコーヒーを2杯目から100円で購入可能で、何杯でもお代わりする事ができます。
そのため、ドリップコーヒーを買うならワンモアコーヒーを利用した方が、グランデ1杯(470ml360円)を買うよりもお得と考える人もいます。
どうやらこのワンモアコーヒーは、先に紹介した書籍スタバではグランデを買え!が出版された時にはなかった制度のようです。今やこのシステムによって全サイズのおかわりが100円で出来る様に成った為、それまでの様にグランデが必ずしもお得とは言えない状態に在ると言えます。
持ち帰りにして数人でシェアしてお得
グランデを持ち帰りにして数人でシェアしてお得に楽しむという方法もあります。ドリップコーヒーのショートを2杯(720円)注文するより、グランデを1杯(360円)注文してシェアした方がお得なのは一目瞭然です。
持ち帰りで家でシェアして楽しむなら、グランデにした方がお得です。ドリップコーヒー以外のドリンクでも同じことが言えるでしょう。
スタバのグランデのデメリット
値段と量で比較するとグランデはとてもお得です。しかしスタバでグランデを注文する事で生じるデメリットもあります。ではスタバのグランデにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?ここではスタバでグランデを買うと発生してしまうデメリットを紹介します。
飲み物が冷める
出典: https://latte.la
グランデは470mlと大容量のサイズですが、量が多いということは温かい飲み物なら飲み切るまでに飲み物が冷めてしまう確率も高くなります。せっかく購入したドリンクが最後まで美味しく飲めないのは残念な事です。
これに対処するためにマイタンブラーを活用する方法があります。タンブラーを使えばコーヒーが冷めてしまう事も無くなりますし、ドリンクが20円引きになるメリットもあります。
ちなみにスターバックスが販売しているタンブラーでなくても割引は適用される様です。なのでお得に冷めずにドリンクを楽しみたい方はタンブラーを持参するとよいでしょう。
しかし、グランデを注文したい場合、かなり大きなタンブラーを持ち歩く必要があります。よって大きなタンブラーを持ち歩きたくないという方には向かない対処法です。
カフェインを摂取し過ぎる
グランデサイズにすると500mlペットボトルくらいのコーヒー等を飲むことになるので、カフェインを摂取し過ぎてしまう場合があります。ワンモアコーヒー制度を利用してグランデサイズを注文し、2杯目もお代わりすると1000ml近いコーヒーを一日に摂取することになります。
いくらお得でもカフェインの摂りすぎで不眠になってしまったり、調子を崩してしまったりしては元も子もありません。コーヒー摂取の適量は成人で1日3~5杯までだそうですので、1杯150mlとすると450ml~750ml辺りという事に成ります。
ショートやトールにはエスプレッソは1ショットのみですが、グランデには2ショット入ります。エスプレッソが効いているということはカフェイン量も多いということですので、グランデサイズでコーヒーを飲む人はカフェインの量に注意が必要です。
冷たい飲み物は氷で薄くなる
またグランデは冷たい飲み物の場合も同様に飲み切るまで時間が掛かる為、途中から氷で薄くなってしまいます。せっかくの飲み物が最後まで美味しく頂けないのはとても残念な事です。
然しながら、ここでも先程のタンブラーを使った対処法を使用する事が出来ます。タンブラーを使えば氷はなかなか溶けませんので、タンブラーを持参して対処するのも一つの方法です。
スタバのドリンクはワンモアコーヒーレシートで更にお得
スタバのグランデのメリット、デメリットについて見てきました。ここからはワンモアコーヒーレシートについて見ていきましょう。スタバをよく利用する人はこれを使わないのはもったいないです。
ワンモアコーヒーレシートをまだ使ったことがない人はぜひ使ってみましょう。使い方によってはグランデサイズを買うよりもお得にスタバのドリンクを楽しめます。
何を注文したらもらえる?
先ほどからご紹介してきましたが、ワンモアコーヒーはスタバのドリップコーヒーを注文すると使えるシステムです。ただしこちらはドリップコーヒー以外では使えないのでご注意ください。スタバのコーヒーが好きな人、スタバの上質なコーヒーが飲みたい人にとてもおすすめのシステムです。
ワンモアコーヒーレシートの使い方
ドリップコーヒーを購入するとワンモアコーヒーレシートがもらえます。このレシートをお代わりしたい時に店舗のレジに提示すれば、2杯目は税込108円で同サイズのドリップコーヒーを購入することができます。
2杯目のサイズは1杯目と同サイズのみですが、アイスかホットかを選ぶことができます。1杯目アイスを購入して2杯目はホットという使い方ができるのです。アイスとホット、両方飲みたい人にとってはとてもお得です。
他店舗でも使える
また、ワンモアコーヒーは他店舗でも使うことができます。1杯目を頼んだ店舗とは別の店舗でも、レシートを見せれば108円で購入する事ができます。全国に多くの店舗をもつスタバならではのお得なシステムです。
例えば、朝職場の近くのスタバでドリップコーヒーを飲んで、夜自宅近くのスタバでドリップコーヒーをお代わりするということも可能です。
使用期限
ワンモアコーヒーの使用期限はその日1日のみで、別の日には使うことはできないので注意してください。1日に2回以上スタバに行ったり、スタバで長時間仕事をする人にはうってつけのシステムと言えるでしょう。
スタバのグランデは飲み方次第でお得
出典: http://u-note.me
今回はスタバのグランデが本当にお得なのかどうかについて検証して参りました。スタバのグランデは値段と量で比較すると小さいサイズよりは確かにお得の様です。
しかし、ワンモアコーヒーを利用する事でグランデ1杯よりもショート2杯の方がお得に成り、且つ満足感を得られる場合も多い様です。とはいえグランデも飲み方次第ではお得なサイズですので、ケースバイケースで使い分けるのが良いのでは無いでしょうか?