2019年07月11日公開
2024年09月21日更新
ビーフシチューに人気の具材ランキング!味を左右する隠し味も紹介!
ビーフシチューにはどのような具材を入れるとより美味しくなるのでしょうか?今回は、ビーフシチューに入れると美味しくなる人気の食材をランキング形式で紹介していきます。また、ビーフシチューの味わいをより深くする隠し味やとっておきのおすすめレシピも紹介します。人気の具材を参考に隠し味を上手に使って、オリジナルのビーフシチューを作ってみませんか?ちょっとしたコツでいつもよりワンランク上の美味しいビーフシチューを作ることができます。
目次
ビーフシチューを美味しくする具材やコツを知る
ビーフシチューに入れる具材と言うと、どのような食材が思い浮かぶでしょうか?具材にはいろいろな種類があります。おすすめの人気具材だけでなく、美味しくなるコツや隠し味を使ったレシピなどを紹介します。今まで作ってきたビーフシチューをさらに美味しく食べる方法がたくさんあるので参考にして作ってみましょう。
ビーフシチューの人気具材ランキング
定番の具材から欠かせない食材までを詳しくランキング形式で紹介します。ぜひ入れる具材を参考に、ビーフシチューを作りましょう。
10位:いんげん
いんげんは、鮮やかな色を保つために一度軽く塩ゆでしてから、ビーフシチューを煮込んだ仕上げに入れるのがおすすめです。煮込み始める時から入れてしまうといんげん自体の色が悪くなってしまうので、必ず最後に入れるようにしましょう。
9位:焼いたハンバーグ
ハンバーグを一度焼いてからビーフシチューに加えることで煮込みハンバーグのような味わいを楽しむことができます。シチュー自体にもボリュームも出るので食べ盛りの子どもがいる家庭などにおすすめの具材です。
8位:大根
ビーフシチューに入れるには意外だと感じるかもしれませんが、下茹でした大根を具材として入れるのもおすすめです。ルウと一緒に煮込むことでやわらかくなりとろけるような食感に変化してとても美味しくなります。
7位:しめじ
ビーフシチューといえばまずマッシュルームが思い浮かびますが、同じキノコ類のしめじもとてもよく合います。彩を考慮するとしめじと同じ種類でもある白いブナピーを使う方がよりきれいに仕上がります。しめじ以外にもエリンギなども一緒に組み合わせることもおすすめです。
6位:マッシュルーム
マッシュルームには白と茶色の2種類ありますが、ビーフシチューに入れるのであれば白のマッシュルームがおすすめです。マッシュルームはきのこの中でも香りが高く味も濃厚なのでビーフシチューのコクと旨味をひき出すのにもひと役買っています。
シチューの具材として使う時には、包丁などで切らずにそのまま鍋に入れて煮込むようにしましょう。また、ビーフシチューではなく、クリームシチューの具材としてもマッシュルームを使う場合はビーフシチューと反対に茶色のマッシュルームを使うと彩りが良いでしょう。
5位:ブロッコリー
全体的に色味が濃い料理でもあるビーフシチューですが、具材にブロッコリーを入れるだけで、とても華やかになります。ただし、煮込む時から加えてしまうと形が崩れてしまい、色も悪くなってしまいます。そのため、あらかじめ別の鍋で茹でてから最後に盛り付けのときに乗せるようにしましょう。
ブロッコリーは彩りになるだけでなく、栄養もたくさん含まれています。そのため、栄養が偏りがちのメニューにはおすすめの食材です。緑黄色野菜のブロッコリーとビーフシチューを組み合わせることで、見た目も栄養面も良くなるので、体にも嬉しい具材です。
4位:たまねぎ
玉ねぎはビーフシチューの甘味を引き出すために欠かせない具材です。煮込み場煮込むほど甘みを増し、トロトロして柔らかい食感でたくさんの量を入れていてもとろけてしまうのでたくさん入れるとより美味しくなります。煮込む時間が長いと玉ねぎがすべてとけてしまうので、切る時には大きめに切ることがポイントです。
具材として入れる時には、カレーのようにきつね色になるまで炒めなくても大丈夫です。そのまま煮込むことで甘みと旨味が出て美味しく食べることができる食材です。
3位:にんじん
野菜の中で特に甘みのあるにんじんは、ビーフシチューに欠かせない具材の1つです。皮を剥かずにそのまま乱切りして使うことで旨味が増し美味しくにんじんの栄養もしっかり摂れます。ビーフシチューは色が濃くどうしても見た目が茶色くなってしまいますが、具材ににんじんが加わることで華やかな印象になります。
にんじんはできるだけ新鮮な物を選び、レシピに取り入れましょう。新鮮なものは皮ごと使うことができるという利点があります。また、にんじんが苦手な人でも煮込むことで甘くて美味しくなり食べやすいです。
煮込む時の注意点として、じゃがいもに比べるとにんじんの方が固いので火が通るのに時間がかかる場合があるので、じゃがいもよりも先に鍋に入れて煮込むと良いでしょう。
2位:じゃがいも
ビーフシチューに欠かせない具材の野菜のじゃがいもにはいろいろな種類があります。ビーフシチューなどに合う品種は煮崩れしにくいメークインがおすすめです。じっくり煮込むことでホクホクした食感を味わうことができます。
レシピにじゃがいもを加える時のポイントとして、じゃがいもを煮込む前に皮を剥いてから水で5分程さらしておくことです。余分なデンプンを落としてから煮込むことで煮崩れしにくくなるだけでなく、ビーフシチューの濁りも防げます。
1位:牛肉
ビーフシチューの主役でもある牛肉は、ビーフシチューに欠かせない具材です。部位は好みにもよりますが、バラ肉の部分を使う場合は角切りや一口大より少し大きめに切ってから入れましょう。ることで脂の部分から旨味が出て、さらに美味しく仕上がります。
すね肉は筋肉の多い部分にもなるので筋や腱を含んでいますが、煮込み時間が長ければ長いほど旨味が出て柔らかくなり、シチューがコクが深く仕上がります。牛すじを使う場合は脂分を丁寧に取り除いてから柔らかく煮込む下処理を行ってからビーフシチューに加えましょう。下処理のおかげでトロトロの食感を味わうことができます。
サッパリとしたビーフシチューを味わいたい時にはロース肉がおすすめです。サーロインやフィレの部分はあまり煮込み料理などには向いていません。肉の部位によって味が異なるのでお好みの肉を使ってビーフシチューを作ってみましょう。
ビーフシチューの具材をおいしくするコツ
ビーフシチューの具材を美味しくするコツとはどんな方法なのでしょうか?コツを掴むことでさらに美味しく作ることができるのでぜひ参考にしてレシピに活用しましょう。
蓋をしない
ビーフシチューの具材を美味しくするコツの1つに蓋をしないで煮込む方法です。どうして蓋をしない方が良いかというと、蓋をすることで鍋の中の温度が高くなってしまい肉が固く美味しさを損なってしまうためです。また、ワインなどのアルコール類を使った時にアルコール成分を飛ばすためでもあります。
他にも、具材の臭いを鍋の中に閉じ込めてしまうと、臭みに変わってしまうことがあります。また、煮込みながら具材から出るアクを取るため、煮込んでいる間はなるべく蓋はしないようにしましょう。
野菜は均等に切る
ビーフシチューに入れる具材となる野菜は同じくらいの大きさに揃えましょう。大きさを均等にすることで具材の火の通りも味の染み込み具合も良くなり美味しく仕上がります。煮崩れしやすい野菜は大きめに切りそろえることをおすすめします。
肉を柔らかくする
ビーフシチューに入っている具材の1つの肉は柔らかいとより美味しく感じます。長い時間煮込むことで肉が柔らかくなることもありますが、時にはパサついてしまうこともあります。そういう時におすすめの方法は赤ワインやはちみつ、ヨーグルトなどに肉を漬け込む方法があります。
赤ワインなどには肉を柔らかくするたんぱく質が含まれているので、肉のパサつきを感じさせることなく、美味しく煮込むことができます。また、煮込む前には漬け込んだ肉を弱火でじっくり表面を焼いてから煮込むことで長い時間煮込むことなくビーフシチューを作れます。
ビーフシチューの外さない隠し味
ビーフシチューがさらに美味しくなる隠し味としていくつかのアイテムがあります。隠し味を上手く使って家でも美味しいビーフシチューを作りましょう。
赤ワイン
ビーフシチューの隠し味に欠かせない赤ワインは肉を柔らかくする効果があります。肉を焼く前に漬け込んで置くことで煮込んだ後も固くなることなく柔らかく仕上がります。味も赤ワインの酸味と渋みがコクを出しビーフシチューの味が深まります。
煮込む前に一度入れ、さらに濃厚なビーフシチューを味わいたい方はルウを入れた後に少量赤ワインを入れることをおすすめします。赤ワインを入れた後はしっかりアルコール分をとばしましょう。
コンソメ
コンソメは魚や肉から取った出汁が凝縮され作られているのでビーフシチューに加えることで肉や魚の出汁の味わいをプラスすることができます。野菜や魚、肉を一からに煮たてて出汁を取るのは大変という方にも重宝されるアイテムです。
レシピにコンソメを1つ加えるだけで、まるでお店で出てくるようなビーフシチューに仕上がるので隠し味には欠かせない物の1つです。ポイントとして具材を煮込む時からコンソメを加えて一緒に煮るようにしましょう。
ウスターソースとトマト
ウスターソースやトマトを加えることで野菜や果物の酸味と旨味、調味料のバランスが良く合わさりビーフシチューに少し加えるだけで味がまろやかになりコクが出ます。煮込む時間が少なくてもたくさん煮込んだシチューの味わいがします。注意点として、ウスターソースには塩分が多く含まれているので入れすぎないようにしましょう。
味噌
味噌をビーフシチューに入れるのは意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、実は隠し味にとっても合う調味料の1つです。味噌を入れることでビーフシチュー自体がまろやかになり、コクが出ます。
味噌にはいろいろな種類がありますが、中でも八丁味噌を使うとよりコクが深くなり、白味噌を入れるとまろやかな和風テイストに仕上がります。お好みで味噌を入れることをおすすめします。
はちみつ
はちみつは具材となる肉を柔らかくしてくれる効果もありますが、隠し味としても重宝されるアイテムです。少し加えるだけで自然の甘みとまろやかさが増し、子供にも喜ばれる味に仕上がります。はちみつの使い方は炒める前に肉を付けて置くことで肉を柔らかくするだけでなくジューシーになります。
注意点としては、はちみつにはボツリヌス菌が含まれているので一歳児未満の乳児は食べることができないので気を付けましょう。
ビーフシチューの隠し味が効くレシピ
ビーフシチューの隠し味が効くおすすめのレシピを紹介します。隠し味となるアイテムを上手くレシピに活用し美味しいビーフシチューを食卓に並べましょう。
ウスターソース入りビーフシチュー
- オリーブオイル適量
- 玉ねぎ1個
- にんにく2片
- にんじん1本
- セロリ1本
- 赤ワイン300ml
- 水600ml
- ケチャップ大さじ2
- トマトピューレ大さじ1
- ウスターソース大さじ1
- 固形コンソメ1個
- ブラックペッパー適量
- ローレル1枚
- じゃがいも3個
- しめじ1房
- 塩適量
- 牛バラ切り落とし200g
- バター15g
- 小麦粉大さじ2
- 鍋にオリーブオイルを入れて熱して、櫛切りにした玉ねぎ、スライスしたにんにく、乱切りにしたにんじんとセロリを加えて4~5分炒めます。
- 1に赤ワインと水を加えて煮立ってきたら、ケチャップとトマトピューレ、ウスターソース、コンソメ、ブラックペッパーを加えます。再び煮立たせてローレルを入れて火を弱めて蓋をして40分煮込みます。
- じゃがいもとしめじを加えて再び煮立たせたら15分ほど煮込みます。
- フライパンを熱して油をひかずに牛肉を炒め赤みがなくなったら皿に取り出します。
- 炒めた牛肉をシチューに加えて蓋をしてさらに7~8分煮込み、塩で味を調えます。
- 室温に戻したバターに小麦粉を加えてよく混ぜ合わせ、豆粒大具来の大きさにルウを作りシチューに加えます。具材をつぶさないように注意しながらよく混ぜてとろみをつけます。再び4~5分煮込んだら完成です。
隠し味にウスターソースを入れることで、味にコクが出て美味しくなります。入れすぎてしまうと塩分が多くなってしまうので、入れる量には気を付けて塩味は、ウスターソースではなく塩で味を調えることをおすすめします。
味噌入りビーフシチュー
- 牛バラ肉150g
- オリーブオイル大さじ1
- にんじん1/2本
- 玉ねぎ1個
- じゃがいも2個
- マッシュルーム4個
- にんにく1片
- 赤ワイン150ml
- パセリ適量
- Aドミグラスソース缶200g
- A味噌大さじ2
- Aローリエの葉1枚
- A水100ml
- Aケチャップ大さじ2
- Aこしょう小さじ1/2
- にんじん、じゃがいもは皮を剥いて乱切りにします。玉ねぎは皮を剥いて櫛切りにしてにんにくは半分に切ってつぶします。
- 耐熱容器ににんじんとじゃがいもを入れてラップをして600Wのレンジで3分加熱します。
- 厚手の鍋を中火で温めてにんにくとオリーブオイルを入れます。1の材料とマッシュルームを加えて炒めます。
- 部材全体に油が回ったら牛肉を加えて炒め、牛肉の色が変わったら赤ワインを入れて1分間沸騰させます。
- Aの材料を加えて蓋をして、沸騰してから10分煮込みます。味を見ながら塩を使って味を調えて器に盛りパセリを散らしたら完成です。
味噌をレシピに加えることで、まろやかさとコクが深い味です。洋風のビーフシチューとの組み合わせには意外性を感じかもしれませんが、とても相性の良い味の組み合わせです。ぜひ味噌を隠し味の一つとして活用してみましょう。
ビーフシチューの具材選びと隠し味で美味しさアップ
ビーフシチューにはいろいろな具材が合いますが、中でも定番のジャガイモやにんじん、玉ねぎなどは欠かせない食材です。その他にも、ブロッコリーやマッシュルームなども入れて彩り豊かなビーフシチューを作りましょう。
隠し味にも色々なアイテムがあり、ワンポイントとして隠し味を使うことでさらに美味しく作ることができるのでレシピに加えて活用できます。
※ランキングは編集部が独自に調査したものです。