2019年02月22日公開
2024年09月05日更新
ビーフシチューは高カロリー?ダイエット中の糖質を意 識した食べ方!
ビーフシチューを食べたことありますか?子供にも人気で家で作っている人も多いのではないでしょうか?しかし、やはり気になるのはビーフシチューのカロリーです。今回の記事ではそんなビーフシチューの気になるカロリーや栄養素、ダイエット中の糖質などを意識した食べ方について紹介していきます。痩せるための食べるコツや使用する野菜などの具材、レシピも紹介していきます。また、クリームシチューとの比較も載せているので、ビーフシチューを食べる際の参考にしてください。
目次
ビーフシチューのカロリーが知りたい!
1杯あたりのカロリーと糖質
最初にまずは、ビーフシチュー1杯分のカロリーと糖質について見ていきましょう。家庭の定番メニューでもあるビーフシチューはついつい作りすぎてしまい、余ってしまう料理でもあります。たくさん食べたいけど、カロリーや糖質が気になる人も多いのではないでしょうか?ビーフシチューのカロリーは100gで111kcalとなっており、お皿1杯分のカロリーは594kcalと高めになっています。
さらに、ビーフシチュー単品ではなく、パンやご飯、飲み物などを付けてしまうとかなり高カロリーとなっていしまうので注意が必要です。ファミリーレストランなどでビーフシチューを注文する際には、一緒に食べるものにも注意しましょう。
続いてはビーフシチューの糖質について見ていきましょう。ビーフシチューの糖質はレシピなどによって変わる場合がありますが、100gあたり約3.9gといわれています。ビーフシチューはクリームシチューなどに比べると高糖質の食材や炭水化物を多く使わずに済むため、低糖質の料理といえるでしょう。
ビーフシチューの栄養
牛肉の鉄分
ビーフシチューといえば、牛肉を使ったものが多いですが、次はビーフシチューに使われている牛肉の栄養成分について見ていきましょう。ビーフシチューに使われている牛肉には様々な栄養分が含まれており、たんぱく質や鉄分などが豊富にあります。牛肉に含まれている鉄分には貧血対策には欠かせないものとなっているので、貧血で悩んでいる人にもおすすめです。
ご飯やパンの炭水化物
続いてはビーフシチューを食べる時に一緒に食べられることが多いご飯やパンなどの炭水化物の栄養素について紹介していきます。パンなどの炭水化物には、糖質やたんぱく質、ビタミン類やミネラル類が豊富に含まれています。しかし、パンやご飯などの炭水化物は糖質やカロリーが高いものが多いため、ダイエット中にビーフシチューを食べる際には、炭水化物とは一緒に食べないようにしましょう。
パンなどと一緒に食べたい場合は、糖質類を抑えたパンなど、少し工夫をして食べるようにしましょう。
クリームシチューのカロリーと糖質
最後にビーフシチューと他の料理を比較してみましょう。作り方のレシピなども似ているクリームシチューと比較すると、ビーフシチュー1杯分のカロリーが594kcalに対して、クリームシチューのカロリーは1杯400kcalとビーフシチューよりもカロリーは低めになっています。しかし、クリームシチューもビーフシチュー同様にパンなどの炭水化物と同時に食べると摂取カロリーが高くなってしまうので、注意しましょう。
次は、クリームシチューの糖質について見てみましょう。ビーフシチューの糖質はレシピや使い材料にもよりますが、100gで約3.9gとなっています。それに比べてクリームシチューの糖質は100gで約5gとビーフシチューと比べても高めとなっています。クリームシチューの糖質が高い理由は原料であるホワイトソースに牛乳や小麦粉、生クリームを使用しているのが原因です。
ビーフシチューのカロリーと糖質を抑えるコツ
牛肉の部位と産地
それでは次にビーフシチューを食べる際にカロリーを抑えるコツと糖質を抑えるコツについて紹介していきます。最初に紹介するのは、ビーフシチューのメインの具材でもある牛肉の部位についてです。牛肉にはカルニチンという栄養成分が含まれており、身体に沈着した脂肪の燃焼を促進してくれる効果があります。
カルニチンという栄養成分は、特に赤身肉に多く含まれており、ダイエット中に牛肉を食べたい場合は脂が乗っている牛バラ肉などよりも赤身肉の牛もも肉を食べるようにしましょう。また、牛肉のカロリーを抑えるコツとして産地も大事となっています。国産の和牛もも肉カロリーは259kcalに対して、輸入牛のカロリーは165kcalと数値で見ても輸入牛の方が圧倒的にカロリーを抑えることが可能です。
じゃがいもを控える
ビーフシチューのカロリーや糖質を抑えるコツとして、具材の1つでもある野菜類にも気を付けましょう。ビーフシチューのメインの具材でもある牛肉の他に様々な野菜が入っているのもビーフシチューの特徴です。野菜の中でもじゃがいもの使用を控えることでビーフシチューのカロリー、糖質を抑えることができます。
ビーフシチューの具材で様々な野菜を使用していますが、その中でもじゃがいもは糖質が高めの野菜に分類されています。そのため、ビーフシチューを作る際には糖質が高いじゃがいもを入れないことで糖質を抑えることが可能です。
油で炒めない
次にビーフシチューを作る際にカロリーを抑えるコツを紹介していきます。他の料理にもいえることですが、具材を炒める際に油を使用することで、カロリーは一気に増えてしまいます。もちろん、ビーフシチューを作る際も油で野菜や牛肉などを炒めることで具材が油を吸収してカロリーが上がってしまいます。そのため、ビーフシチューを作る際にカロリーを抑えるコツとして、油の使用を控えるようにしましょう。
ビーフシチューを作る際に油を使わないようにするためにも、圧力鍋を使用して作ることをおすすめします。圧力鍋を使うことで油を使わずに野菜などの具材を調理することができ、カロリーを抑えることが可能です。また、通常よりも手間が省けるのも圧力鍋を使った調理法のメリットといえるでしょう。
具材におすすめの野菜
次はビーフシチューを作る時のおすすめの野菜類について紹介していきます。ダイエット中で糖質やカロリーを抑えたい場合は、じゃがいもなどの高糖質のものは避け、栄養面も考えてしっかりと野菜を選ぶようにしましょう。じゃがいものようなゴロっとした野菜が欲しい場合は、代わりにブロッコリーやカブなどカロリーの低い野菜を使うことでダイエット効果も期待できるのでおすすめです。
また、マッシュルームやえのきなどのキノコ類もビーフシチューの具材にはおすすめです。上記で挙げた野菜の他にもまだまだビーフシチューに合う野菜はあるので、自分の好みに合わせてビーフシチューの具材を選んでみてはどうでしょうか?
デミグラスソースよりフォンドボー
最後に紹介するビーフシチューのカロリーと糖質を抑えるコツはルーについてです。ビーフシチューの味の決め手ともルーですが、実はデミグラスソースよりもフォンドボーの方がカロリーを抑えることができます。デミグラスソースは100g95kcalに対してフォンドボーのカロリーは100g37kcalと半分以下です。
フォンドボーとはフランス料理の基本となる出汁でシチューのベースとしても家庭で採用されています。子牛の骨やスジを焼き色ができるまで炒めるかオーブンで焼いて、ブイヨンや水に入れてじっくりと煮込んでから、玉ねぎやセロリなどの香辛野菜と香辛料を加えて作られています。
ビーフシチューのカロリーを抑えるおすすめレシピ
糖質制限ビーフシチューの作り方
最後にダイエット中におすすめの糖質制限のビーフシチューのレシピについて紹介していきます。糖質制限ダイエット中でビーフシチューを食べたくなった時の参考にしてください。
- すじ肉300g
- 玉ねぎ2個
- ブロッコリー1房
- デミグラスソース缶1缶
- ケチャップ適量
- とんかつソース適量
- 赤ワイン100ml
- 水400ml
- 塩コショウ少々
- オリーブオイル少々
- 牛肉は一口大に切ってお湯に入れ、あく抜きをしておきます。
- 玉ねぎをくし切りにして、あく抜きした牛肉はザルに出しておきます。
- 圧力鍋にオリーブオイルを入れて玉ねぎを炒めていきます。
- 牛肉も加えて水、赤ワイン、コンソメを加えます。
- 圧力鍋で始め強火で蒸気が出たら、弱火にして30分ほど煮込みます。
- 塩コショウ、デミグラスソース、ケチャップ、ソースで味付けします。
- 最後にボイルしたブロッコリーを添えたら完成です。
ダイエット中の食べ方
最後にビーフシチューの食べ方について紹介していきます。食べ方を少し変えるだけでもカロリーや糖質を抑えることができるので、ダイエット中にはビーフシチューの食べ方にも注意しましょう。家での食べ方はなるべくカロリーが高いご飯などの炭水化物を控えて野菜多め、肉少なめを意識して食べるようにしましょう。外食でパンなどが付いてくる場合は、カロリーが低いハードブレッドを選んで食べるようにしましょう。
ビーフシチューをカロリー控えめに作ってみよう!
ビーフシチューのカロリーやダイエット中におすすめのレシピや食べ方について紹介してきましたが、どうだったでしょうか?子供にも人気のビーフシチューは家で作ることも多く人気の料理です。しかし、ダイエット中の時はカロリーや糖質が気になる料理でもあります。そのため、使う具材やルーを工夫してダイエットでも安心して食べられるビーフシチューを作ってみてはどうでしょうか?