【100均】ダイソー・セリアの防水スプレーの効果は?使い方と注意点まとめ

100均にもある防水スプレーは雨の日や雪の日に大活躍する必須アイテムです。ダイソーやセリアの100均でも防水スプレーが販売されておりコスパ良好で人気があります。今回は100均の防水スプレーについて徹底調査します。ダイソーやセリアの防水スプレーはちゃんと効果があり使える商品なのか調べてみました。さらに100均の防水スプレーの使い方・活用法、靴など使用する場合の注意点を解説します。また100均で販売されているおすすめ防水スプレーも紹介します。

【100均】ダイソー・セリアの防水スプレーの効果は?使い方と注意点まとめのイメージ

目次

  1. 1100均の防水スプレーは一般のスプレーと同じように使える?
  2. 2100均の防水スプレーの使い方・活用法
  3. 3100均の防水スプレーの注意点
  4. 4100均のおすすめ防水スプレー
  5. 5100均の防水スプレーは雨も汚れも防げる!

100均の防水スプレーは一般のスプレーと同じように使える?

防水スプレーは梅雨の時期や冬の季節に水滴がつくのをブロックしてくれる便利なアイテムです。傘やレインコートなどのレイングッズ、靴、カバン、リュックなど防水したいグッズがたくさんあり、梅雨時期ともなると使用頻度が多くなってしまい、色々なものに使うとアッという間になくなることがあります。

そんなときにおすすめなのがダイソーやセリアの100均で販売されている防水スプレーです。価格はもちろん100円で低価格ですが、100均の防水スプレーは本当に使えるものなのか不安な方もいると思います。今回は、100均の防水スプレーの性能について検証したいと思います。

100均の防水スプレーの効果は?

気になるダイソーやセリアなどの100均防水スプレーの効果ですが、結論からいいますと十分使える商品です。防水スプレーは撥水性、防水性、防汚性、耐久性などを考慮して作られます。それぞれの効果に特化した商品に比べれば性能は落ちますが、100均の防水スプレーだからといって性能が極端に落ちるといったことはありません。

普通の価格で販売されている防水スプレーとの一番の違いは耐久性だと思います。使用状況にもよりますが、靴やレイングッズなどに特化して作られた防水スプレーの耐久性に比べれば、100均のものは効果が長持ちしません。

しかし、100均の防水スプレーを繰り返し使うことで持続的に効果を得ることができ、コスパのことを考えると十分使えるおすすめの商品です。

成分の違い

普通の価格で販売されている防水スプレーとダイソーやセリアなどの100均の防水スプレーの成分を比べてみるとあまり違いは無いようです。

防水スプレーの成分にはフッ素系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂とシリコ系樹脂どちらも使われている混合系樹脂、石油系炭化水素などが使われており、100均の防水スプレーにも同じような成分が使われています。

成分表示には成分名は記載していますが、それぞれの成分の使用量は記載されていないため、普通の価格で販売されている商品と100均のものとの違いは正確にはわかりません。一番の違いは内容量で、100均の防水スプレーは一般的な商品より内容量が少ないものが多いです。

100均の防水スプレーの使い方・活用法

ここではダイソーやセリアなどの100均の防水スプレーの正しい使い方と、防水以外に便利に使える活用法を紹介します。

汚れを落としてから使う

防水スプレーを使用する場合は汚れを落としてから使用します。衣類なら洗濯をしてから、靴ならば洗ったり泥など汚れを落としてから使用しないと、汚れ自体をコーティングすることになるので意味がありません。防水を効果的に持続するならきれいな状態でスプレーすることが必須です。

スプレーするタイミング

最初から撥水や防水加工してあるものは効果がなくなってきと感じたらスプレーします。撥水や防水加工していないものは使用前にスプレーするのがおすすめです。

防水スプレーは乾燥から定着するまで時間がかかりますので、事前にスプレーすることでより効果が発揮されます。雨の日に使用する場合には、出掛ける30分~1時間前にスプレーするといいでしょう。

衣類なら洗濯するごと、カバン、レイングッズ、靴などは効果が落ちてきたと感じたときに使用します。傘は降雨の状況にもよりますが、使用する度に防水処理できる商品もあります。

レイングッズに使う

雨の日に使うレイングッズに使用することで効果的に防水できます。レイングッズは最初から撥水や防水加工されている商品も多く、防水スプレーを使うことで効果が復活したり長く使えるようになります。梅雨入りする前にスプレーすることで防水効果を持続することができます。

靴の汚れ防止

防水スプレーには防汚性の成分も含まれており靴の汚れ防止効果があります。普通に販売されているものには靴専用がありますが、100均には靴専用の商品はありません。100均の防水スプレーを使用する場合、使える素材やアイテムを確認してから使いましょう。

服や帽子に使う

服や帽子に使うと突然の降雨時に防水効果が期待できます。服や帽子にスプレーしておけば、急に降りだした雨をはじいてくれます。100均の防水スプレーは、衣類の場合でも使える素材と使えない素材があるので確認してから使用しましょう。

子供用品の汚れ防止

幼稚園や保育園の子供は野外活動が多く、衣類や靴などの子供用品は毎日のように汚れてきます。そんなとき便利に使えるのが防水スプレーです。あらかじめ子供用品にスプレーしておけば汚れ防止になり、洗濯や掃除が楽になります

幼稚園の制服や運動着、帽子、上履き、幼稚園バッグなどはもちろん、保育園に持ち歩いているグッズなどにスプレーしておけば防水効果と汚れ防止効果を得ることができます。

ダイニング用品の汚れ防止

防水スプレーはダイニング用品の汚れ防止にも使用できます。カーテン、ソファー、ソファーカバーなど布製品のダイニング用品にスプレーしておけば汚れ防止効果を得ることができます

切れ味の悪くなったハサミに使う

防水スプレーの意外な使い方として、切れ味の悪くなったハサミに使う方法です。これはシリコン系防水スプレーのみが可能な方法で、ティッシュに染み込ませてハサミの刃を丁寧に拭くように何度が塗り込みます。するとシリコン樹脂でコーティングされ切れ味が少し復活します

フッ素系防水スプレーではコーティングすることができないため効果がありません。注意点はハサミの刃に塗り込むときに手を切らないように気をつけることです。また、切れ味が復活するといっても持続するわけではないので応急処置として利用してください。

防水スプレーの売り場は?

ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100均の防水スプレーの売り場は、雨用品コーナーや靴用品コーナーに置かれている事が多いようです

100均の雨用品コーナーは、傘、傘立て、レインコート、レインバッグカバーなどの雨用品が置かれているコーナーです。100均の靴用品コーナーは、シューズブラシ、シューズケース、靴べら、インソール、靴紐、靴磨きなどの靴用品が置かれているコーナーです。

100均の防水スプレーの注意点

100均の防水スプレーには衣類専用、レザー専用、靴専用などといった用途別に作られた防水スプレーはありません。したがって使用する場合には使用できる素材や注意事項を確認する必要があります。

「防水」と「撥水」の違い

防水スプレーの効果には「防水」と「撥水」とがあり違いを説明します。言葉としての違いは、防水は繊維の表面全体にゴム合羽のように通気性がなく衣類内に水を浸透させないことをいい、撥水は繊維の目を塞がず水を玉状に弾くことをいいます。

100均も含め市販されているものは防水スプレーという商品名で販売されており、撥水スプレーという商品を見ることは少ないと思います。防水と撥水を比べると、水の浸入を防ぐ防水に対し、水をはじく撥水という作用の違いで、水を通さない防水のほうが撥水よりも効果が強めという感覚です。

防水スプレーの成分にはフッ素系とシリコン系があり、どちらも成分が糸の一本一本にくっついて水をはじきます。フッ素系の防水スプレーは水だけではなく油もはじくという特徴があり防汚効果も期待できます。シリコン系は水のみをはじく作用があります。

使える素材を確認する

100均の防水スプレーを使用するときには使える素材を確認する必要があります。表示欄には、使用できるもの「傘・靴・衣類・スキー用品などのドライクリーニングできる布地」などと表記していますので確認しましょう。

また、使用できないものには天然皮革、合皮、人造皮革、毛皮、絹製品、和服、変色の恐れのあるものなどと表記してあり、商品により使えるもの、使えないものが違いますので必ず確認しましょう

ムラができないようにする

100均の防水スプレーに限らず使用する場合にはムラができないように使いましょう。スプレーする場合、近過ぎたり遠過ぎたりすると上手にかけることができません。使用方法を確認し適正な距離でスプレーする必要があります。

また、掛け過ぎると変色やムラの原因になります。グッズに吹きかける前に試し吹きをしてから作業しましょう。スプレーしたら十分に乾燥させることも大切です。完全に乾燥し定着しないと防水効果を得ることができません。

使用頻度

100均防水スプレーの使用頻度はグッズにより異なります。使用頻度が多いレイングッズならば1週間に数回が理想です。水滴のはじき度合いが悪くなったと感じたらスプレーすると効果が保てます。

靴は雨の降り方にもよりますが、雨の日に履いたら乾燥させ、汚れを取ってから使用することをおすすめします。靴は他のグッズよりも雨の影響を受けるので早め早めがおすすめです。

防水スプレーは使用前にスプレーしておくのが最適で、よく使うグッズは1週間に1度が理想です。

100均のおすすめ防水スプレー

100均の防水スプレーはコスパ良好で使える商品が揃っています。ここでは100均ダイソー・セリア・キャンドゥの防水スプレーを紹介します。

【ダイソー】コートスプレー

100均ダイソーのコートスプレーは、100均では少し高めの200円で販売されている商品です。内容量が220mlも入っているお得タイプで、靴・革製品・布などに使用可能と表記してあり、100均の防水スプレーでは珍しく皮製品にも使える優秀な商品です

革製品はもちろん、靴、衣服、傘などほとんどの製品に使えることから人気のある商品です。シリコン成分が配合されているのでコーティング効果もありおすすめです。

【ダイソー】防水スプレー

100均ダイソーの防水スプレーは、青と白のストライプカラーが特徴で100円で販売されています。容量は70mlで、使用できるものは傘、靴、衣類、スキー用品などのドライクリーニングできる布地と表記してあります。

天然皮革、合皮、人造皮革、毛皮など使用できないものもあり、噴射の際には製品から30cmくらい離して、ムラなく振りかけることと、屋外の風上から噴射することが指定されています。

また注意事項には、「スニーカーなどのゴムに使用されている粘着剤の種類によっては、防水スプレーの成分と反応して変色する場合があります。全体をスプレーする前に必ず目立たない部分で試してから使用してください。」とありますので注意が必要がです。

【ダイソー】防水スプレー

ダイソー防水スプレーは、白いボディにロングブーツと傘のイラストが描かれたデザインに、水色のキャップがついています。100円で販売されている商品で、容量は70ml、使用できるものは傘、靴、衣類、スキー用品などのドライクリーニングできる布地です。

こちらの商品も皮製品には使用できないタイプですが、コンパクトで持ち歩きしやすいサイズですので携帯用としてもおすすめです。

【セリア】防水スプレー

100均セリアの防水スプレーは、白を基調としたシンプルなデザインで100円で販売されています。内容量が70mlのフッ素防水スプレーで、傘、衣類、靴、スキーウエア他、ドライクリーニングできる布地に使用できます。缶のサイズがコンパクトなので携帯性も良く持ち歩いたりするのにもおすすめの商品です。

本革、合皮、毛皮、絹、和服、一部のゴム他、変色の恐れがあるものには使用できません。布地から約20cm離してスプレーすること、一度に大量に使用しないこと、風通しのよいところで完全に乾燥させることなどの注意書きがしてあります。

【キャンドゥ】の防水スプレー

キャンドゥの防水スプレーは、紺色のボディに白いラインが入ったデザインの100円で販売されています。内容量は70mlのシリコン系防水スプレーで、傘、衣類、靴、スキーウェアなどのドライクリーニングできる布地に使用できます。

革製品や変色する恐れがあるものには使用できません。コンパクトサイズなので携帯用におすすめで便利に使えます。100均キャンドゥには、他にも防水グッズなど便利なアイテムがたくさんあるので探してみてください。

100均の防水スプレーは雨も汚れも防げる!

今回はコスパ良好の100均防水スプレーを紹介しました。普通の店舗で販売されている防水スプレーと比べると使用できるグッズが限られているますが、価格のことを考えると十分おすすめできる商品です。

使用頻度の高いレイングッズに使用する場合には、どうしても回数を多く使います。そのような場合、100均の防水スプレーならば気兼ねなくジャンジャン使えます。性能が見劣りしているわけではなく耐久性もありますので問題ありません。

注意点は使用できるグッズを確認し、気になるようなら目立たない部分で試してみてから使用しましょう。

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