ブラックベルベットのレシピとおすすめの飲み方!意味とカクテル言葉は?

ブラックベルベットとは最近女性に人気のあるカクテルの一種です。今回はそんなブラックベルベットの名前の意味や由来、どんなカクテルなのか、ブラックベルベットのおいしいカクテルレシピ、ブラックベルベットをアレンジしたおいしいおすすめの飲み方を紹介します。黒く絹のような芳醇は泡のカクテルをぜひ楽しんでもらいたいです。今夜飲んでるだけでお洒落な気分になるカクテルはいかがですか?

ブラックベルベットのレシピとおすすめの飲み方!意味とカクテル言葉は?のイメージ

目次

  1. 1ブラックベルベットとは?
  2. 2ブラックベルベットのカクテルレシピ
  3. 3ブラックベルベットのおすすめの飲み方
  4. 4ブラックベルベットで素敵な夜を

ブラックベルベットとは?

ブラックベルベットとはスタウトビール(黒ビール)とシャンパン(スパークリングワイン)から作られたカクテルです。

ブラックベルベットは日本ではあまり知られていませんが、イギリスでは古くから飲まれていて、黒いベルベットときめ細かい絹のような泡が芳醇さを醸し出しているカクテルです。

今回はそんなブラックベルベットの名前の意味や由来、アルコール度数、味わいなどを紹介します。ブラックベルベットというカクテルの何たるやを、この機会に知って頂ければ幸いです。

ビールベースのカクテル

ブラックベルベットは、スタウトビール(黒ビール)とシャンパン(スパークリングワイン)を1:1の同量で割ったカクテルで、絹のような泡となめらかな口あたりが特徴です。爽やか喉越しが味わえるという事で、ビールベースのカクテルの中でも人気が高い一杯です。

このブラックベルベットにはシャンパンが入っているのでシャンパンベースと思われがちですが、分類的にはビールベースになります。

名前の意味・由来

ブラックベルベットには黒いビロードという意味があります。ベルベッドはビロードと呼ばれ、滑らかさ、柔らかさという意味があり、それがカクテルとして表現されているのがこのブラックベルベットなのです。

ブラックベルベットは、19世紀ごろにヨーロッパで作られました。1860年から1880年頃考え出されたという説と、イギリスのビクトリア女王の夫であったアルバート公が亡くなられた際に、敬意を払ったバーテンダーが作ったカクテルという説があります。

当初の名前はブラックベルベットではなくシャンパンベルベットと呼ばれていましたが、現在は国によって呼ばれ方も異なり、イギリスではビスマルクと呼ばれています。

カクテル言葉

カクテル言葉というモノを耳にした事がありますか?花に花言葉があるように、カクテルにもカクテル言葉というモノがあり、カクテル毎に意味の異なる様々なカクテル言葉が用意されています。このカクテル言葉に因んだカクテルを、意中の相手に送るのも素敵なアプローチ方です。

ブラックベルベットに付けられたカクテル言葉は「忘れないで」です。ブラックベルベットを飲めば、もう二度と会えない人に自分を忘れないで欲しいと願う、作者の気持ちが分かるかもしれません。

アルコール度数

カクテルには色々な種類があり、アルコール度数もそれぞれ違います。10度前後の弱めのもの、20度前後のレギュラー、30度以上の強いカクテルがあります。

ブラックベルベットのアルコール度数は8度前後と弱いので、女性でも気軽に飲めるカクテルになっています。お酒が苦手な方もとても飲みやすいので、おすすめですが飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

味わい

ブラックベルベットは、スタウトビール(黒ビール)のコクとまろやかさ、シャンパン(スパークリングワイン)のキレのある爽やかさがバランス良く調和されたカクテルです。絹の様になめらかな口当たりととろけるような舌触り、そして程良い甘さが特徴です

ブラックベルベットのカクテルレシピ

カクテルには色々な作り方があります。ブラックベルベットはシェイカーなど道具がなくても誰でも簡単に作ることができるカクテルですが、グラスに注ぐ際には泡を落ちるつかせるなどの注意が必要です。

ここではそんなブラックベルベットのカクテルレシピを紹介します。先程の注意点を除けばこれと言った技術は一切必要ありません。レシピに記載された手順に沿って頂くだけで、あっという間に美味しいブラックベルベッドの出来上がりです。それでは早速レシピの紹介を進めていきましょう。

材料

ブラックベルベットの材料は、スタウトビール(黒ビール)120cc~150ccシャンパン(スパークリングワイン)120cc~150ccのみです。スタウトビールとシャンパンの割合は1:1になります。

スタウトビールを使う場合は、常温が適温なので冷やしすぎないようにしてください。逆にシャンパンはよく冷やしておきましょう。

次にピルスナー、シャンパングラス、コブレット、タンブラーなど大きめのグラスとバースプーン(バースプーンは無くてもOKです)を用意します。使用するグラスは冷やしておきましょう。

作り方

作り方は実に簡単です。グラスに冷えたシャンパン(スパークリングワイン)を半分注ぎ、泡が少し落ち着いてからスタウトビール(黒ビール)を半分注ぎます。最後にバースプーンで1回かき混ぜたら出来上がりです。

作り方のポイントは必ずシャンパンの泡が落ち着いてからスタウトビールを入れることです。グラスに注ぐ順番はどちらからでも構いませんが、スタウトビールから注ぐ場合も泡が落ち着いてからシャンパンを入れるようにしてください。

このかき混ぜることをステアと言いますが、ブラックベルベットはステアさせない作り方もあるのでバースプーンがなくてもおいしく作ることができます。またスタウトビールが苦手な方は、スタウトビールを少なめにして、その分シャンパンを多めに注ぐのが良いでしょう。

ブラックベルベットのおすすめの飲み方

ここではそんなブラックベルベットのおすすめな飲み方を紹介します。可愛い黄色のミモザや、綺麗な赤いキールロワイヤルが登場しますので、自宅でのカクテル作りの際には是非参考にしてみてください。

さらに楽しむポイント

ブラックベルベットはそのままでも美味しいですが、スタウトビール(黒ビール)やシャンパン(スパークリングワイン)をお酒やジュースに変えて全く違ったカクテルにする事も出来ます。

オレンジュースにしてミモザ

ブラックベルベットをミモザに作り変える場合は、スタウトビール(黒ビール)をオレンジジュースに変えます。ミモザのレシピは、冷やしたフルートグラスに、オレンジジューズを入れてシャンパンを注いでかき混ぜるだけです。シャンパンはゆっくり入れましょう。

とても簡単なミモザはアルコール度が弱く、フルーティーな柑橘系が好きな女性に人気のカクテルです。ミモザとは黄色い小さな花のことを言います。

カクテルの名前になったのは、シャンパンとオレンジジュースを混ぜた色がミモザの花の色に似ていたからだそうです。可愛いらしいミモザの花を思い浮かべながら頂きましょう。

カシスリキュールにしてキールロワイヤル

ブラックベルベットからキールロワイヤルを作るには、スタウトビール(黒ビール)をカシスリキュールに変えます。

キールロワイヤルのレシピは、フルート型のシャンパングラスにカシスリキュールを入れて辛口のシャンパンを注いで混ぜたら出来上がりです。シャンパンはゆっくり注ぎましょう。キールロワイヤルは赤い綺麗なカクテルなので女性に好まれるカクテルです。

キールロワイヤルは、白ワインで作られるキールバージョンもあります。アルコール度数は使うお酒によって変わりますが、ブラックベルベットやミモザより少し高い12~15度くらいです。

キールロワイヤルは王のキールという意味です。キーロワイヤルはオーストリア産のカクテルで、ウィーンのフーベルト・ドヴォルシャックの創作と言われています。

キールロワイヤルは、フルート型シャンパングラスにシャンパンとカシスリキュールで作りますが、従来はカシスリキュールが多かったのが、今は少なめになっていて甘みが減っています。甘めが好きな方はカシスリキュールを多くすると良いでしょう。

ブラックベルベットで素敵な夜を

お洒落なカクテルを持って楽しんでいるカップル

今回はブラックベルベットの名前の意味・由来、カクテル言葉、カクテルレシピ、おすすめの飲み方などを紹介しました。ブラックベルベットは材料があれば簡単にすぐ作ることができます。また、お酒を変えるだけでまったく違うカクテルになるので、カクテルの奥深さを感じます。

今回紹介したレシピを参考に色々なカクテルを作って飲んで楽しんでみましょう。ブラックベルベットが作られた背景に思いに馳せながら、素敵な夜を過ごしてください。

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