2019年05月15日公開
2024年09月14日更新
タアサイの食べ方と栄養豊富なレシピ6選!定番は炒め物でスープも人気!
タアサイとは、どのような野菜なのでしょうか?タアサイとはどんな野菜なのか、食べ方やタアサイに含まれる栄養と効果、おすすめのレシピ、選び方や保存方法について紹介します。タアサイの人気メニューには炒め物やスープ、おひたしなどになっていて、クセもなく、料理にも使いやすい野菜になっています。タアサイをいろいろな料理に活用して、美味しくいただき、栄養効果を感じましょう。
タアサイとは?
タアサイとはどのような野菜なのでしょうか?タアサイの原産国のことや旬の時期、見た目や味、主な生産地などについて詳しく紹介します。タアサイについて詳しく知ることで、料理にも活用しやすくなり、いろいろなレシピに取り入れることができるようになります。
中国原産のアブラナ科
タアサイとはどのような野菜なのでしょうか?タアサイは中国が原産となる青菜になり、アブラナ科になります。タアサイには、葉の広がった姿が菊の花のようなことから別名「菊花菜」と呼ばれたり、一本の茎の葉の先の形がスプーンのような形をしていることから「杓子菜」と呼ばれたりもしています。
寒さにとても強く、冷たい風をあび、雪の中に埋もれても、元気に育ち寒さを超えることで甘みを蓄えています。葉の部分も大きく繊維が少ないのが特徴の野菜です。
旬の時期
タアサイの旬の時期とはいつ頃になるのでしょうか?タアサイとは、冬が旬の野菜になります。11月から3月頃になり、冬の寒い時期にタアサイ自身が身を守ろうとして、糖分を蓄えようとすることから、甘みが増し美味しくなります。
見た目や味
タアサイとはどのような見た目や味の野菜なのでしょうか?見た目は、鮮やかな緑色をしていて、葉の部分は厚みがあります。しわが深くもこもこしているような感じになります。一つの株からいくつもの茎をのばして、大きく広がる野菜になります。
味は、タアサイ自体にはクセがなく、とても食べやすくていろいろな料理にも活用することができます。タアサイの葉は柔らかく、茎の部分はシャキシャキ感があり、チンゲン菜にも似たような食感になります。
主な生産地
タアサイの主な生産地とはどのあたりになるのでしょうか?タアサイの主な生産地は、国内言うと静岡県や茨城県、北海道、千葉県、長野県あたりで生産されています。国内の半数が静岡県で生産されています。
タアサイの栄養と効果
タアサイにはどのような栄養と効果があるのでしょうか?タアサイに含まれるβカロテンやカリウム、カルシウムとビタミンKの効果について詳しく紹介します。タアサイを食べて、タアサイに含まれる栄養の効果を得て、健康維持しましょう。
βカロテンで抗酸化作用と免疫力アップ
タアサイの栄養の中には、βカロテンも豊富に含まれています。βカロテンは、体の中に入るとビタミンAに変わります。ビタミンAには、皮膚や粘膜を保護してくれる効果があり、美肌効果や、免疫力アップの効果などもあります。また、疲れた目やドライアイの人などにも良いとされている栄養成分になります。
その他にも、口内炎ができやすい人や生活習慣病の方にも効果があり、抗酸化作用が働き身体によい栄養素が含まれているので、タアサイは旬の時期にはぜひ食べたい野菜の一つです。
カリウムで高血圧予防
タアサイの栄養の中にはカリウムが豊富に含まれています。カリウムには、塩分を排出するのを助けてくれる働きがあります。体の中の余分な塩分を排出してくれることで、むくみを解消してくれる効果があります。
塩分を多く摂りすぎてしまった時などには、タアサイを食べて、カリウムを摂るようにしましょう。そうすることで、むくみが解消され、高血圧の予防にもつながります。
カルシウムとビタミンKで骨の健康維持
タアサイの栄養の中には、カルシウムとビタミンKも豊富に含まれています。カルシウムには、骨や歯を丈夫にする働きがあります。またビタミンKには、身体の中に取り込んだカルシウムを骨の所まで運んでくれる働きがあります。カルシウムとビタミンKは骨の健康維持をするのには欠かせない栄養素になります。
また、カルシウムには骨の健康維持以外にも、神経を安定させてくれる効果もあるので、カルシウムを摂ることでイライラが治まり、精神的にも安定します。
タアサイの食べ方
タアサイの食べ方にはどのような食べ方があるのでしょうか?タアサイのおすすめの食べ方として、炒め物やスープ、おひたしなどがあげられますが、どのように料理に活用したらよいのか、詳しく紹介します。タアサイの美味しい食べ方で、味わいましょう。
炒め物
タアサイのおすすめの食べ方の一つに炒め物があげられます。油との相性が良く、炒め物で他の食材と合わさることで、中華風にもなり、美味しく食べることができます。タアサイはアクもない野菜なので、あく抜きをすることなくそのまま炒め物として調理することもできます。
スープ
タアサイのおすすめの食べ方の一つにスープがあげられます。コンソメ味も鶏がらスープも、お吸い物や、昆布だし、カツオだし、なんでもあうタアサイは、緑色が鮮やかなので、見た目も良く美味しいスープを作ることができます。
おひたし
タアサイのおすすめの食べ方の一つに、おひたしがあげられます。タアサイの葉は柔らかいので、おひたしにもぴったりの野菜になります。さっとゆでて、しょう油やポン酢などで和えましょう。さっぱりとして、箸休めにもおすすめの一品になります。
タアサイの栄養豊富な人気レシピ6選
タアサイの栄養豊富な人気のレシピとして、おすすめのレシピを紹介します。タアサイを使ったレシピを参考に、食卓にもタアサイを使った料理を並べましょう。
タアサイのチヂミ
- タアサイ150g
- ねぎ30g
- 豚薄切り肉100g
- Aすりおろしにんにく1片分
- Aしょう油大さじ1/2
- A酒大さじ1/2
- A砂糖ひとつまみ
- 薄力粉130g
- 重曹小さじ1/4
- 卵1個
- 水140cc
- Bしょう油大さじ2
- B酢大さじ3
- B砂糖小さじ2
- Bコチュジャンお好みの量
- Bねぎのみじん切り少々
- Bいりごま少々
- 油適量
- 豚薄切り肉とAの調味料で下味をつけて揉み込みます。Bの材料を混ぜ合わせて、チヂミのたれを作りましょう。
- ターサイは根元の部分をよく洗い、水気を切って、1cm幅に切り、ネギも同じように切りいます。
- 大きめのボウルに薄力粉と重曹を入れてよく混ぜ合わせます。
- 粉の真ん中に卵を入れて泡だて器で少しづつ周囲の粉と混ぜ合わせていきます。卵と粉が混ざったら、少しつづ水を加えながら数位の粉と少しつづ混ぜ合わせて広げていきます。
- 全体が混ざったら2を加えてお玉で混ぜましょう。
- 温めたフライパンに油をしいて、6を薄く広げ豚肉をのせてその上に残りの生地を敷き広げます。焼き色がついてきたら裏返し、油が足りない時は時々足しましょう。
- 2回ぐらい返して、両面に焼き色が付いたら食べやすい大きさにきって、たれをつけて食べましょう。
タアサイの栄養豊富な人気レシピの1つ、チヂミはタアサイが入ることで彩も良くなり、食欲のまず一品です。おかずにもおつまみにも、そしておやつにもおすすめです。油の代わりにごま油を使うと、より風味が増して美味しくなります。フライパンの代わりにホットプレートで焼くこともできるので、パーティーメニューにもおすすめです。
タアサイ豚肉炒め
- タアサイ150g
- しょうが10g
- 豚肉の切り落とし150g
- 酒小さじ2
- ごま油小さじ1/2
- 塩少々
- こしょう少々
- しょうが汁小さじ1
- しょう油小さじ1
- 片栗粉小さじ1
- 油小さじ1.5
- 豚肉を食べやすい大きさに切りましょう。しょうが汁としょう油をかけて下味をつけます。片栗粉をかけ、手で揉み込みましょう。
- しょうがの千切りをします。タアサイを葉の軸から取り外しましょう。タアサイを洗います。タアサイを食べやすい大きさに切りましょう。
- フライパンに油を入れて熱し豚肉を炒めます。炒めたら、いったん取り出しましょう。
- タアサイの茎の部分から炒め、葉を炒めて、豚肉を加えさらに炒め、しょうがを加えて炒めます。
- 酒、塩、コショウを加えてさらに炒め、最後にごま油を入れて炒めたら完成です。
タアサイの栄養豊富な人気レシピの1つに、タアサイ豚肉炒めがあります。油や野菜や肉とも相性の良い、タアサイは作り方も簡単で、炒め物にする事で美味しいおかずの一品になります。
ごま油が加わる事で、中華風の炒め物になり、箸の止まらない一品です。ぜひレシピを参考に作ってみましょ
ささ身とタアサイのスープ
- タアサイ一束
- 鶏ささ身1本
- しょう油大さじ1
- 酒お好みで
- 塩お好みで
- 片栗粉適量
- きくらげ5g
- 水600cc
- 鶏がらスープの素大さじ1
- こしょう少々
- 鶏のささ身は筋を取り、そい切りにします。酒、塩を振って下味をつけて、片栗粉を付けて余分な粉を落とします。
- タアサイは一口大に切りましょう。
- きくらげは水で戻し、水気を取り、細切りにします。
- 鍋に水と鶏がらスープの素を入れて火にかけ、沸騰したら鶏のささ身を入れます。タアサイ、きくらげを加えて、酒、しょう油、塩で味を調えたら完成です。
タアサイの栄養豊富な人気レシピの1つ、ささ身とタアサイのスープは、さっぱりとした味でとても飲みやすいスープになります。ささ身を使うことで、ヘルシーにそして、タアサイを入れることで栄養豊富になる一品です。中華風なので、中華料理にも合うレシピになっています。
タアサイの辛み和え
- タアサイ半株
- しょうが1片分
- 赤唐辛子1本
- しょう油大さじ1
- タアサイは半分に切って色よく茹で、氷水にとって水気を絞り、3cm幅に切りましょう。
- しょうがは千切りにしさっと水にさらして水気を切ります。赤唐辛子は種を取って小口切りにします。
- ボウルにしょうがの千切りと赤唐辛子を入れ、しょう油を混ぜよく和えてから、タアサイを入れます。よく和えたら器に盛って完成です。
タアサイの栄養豊富な人気レシピの1つのタアサイの辛み和えは、おひたしのような一品で、辛みが入ることで食欲が増すレシピです。おつまみにもなり、しょうがと赤唐辛子のアクセントがくせになりそうな料理になっています。
タアサイの香味しょう油添え
- タアサイ250g
- にんにく1片
- しょうが1片
- ごま油大さじ1
- しょう油大さじ1/2
- サラダ油小さじ1
- 塩小さじ1
- タアサイは1枚づつはがさずに、塩と油を加えたお湯でやわらかくなるまで茹でます。
- 香味しょう油を作ります。にんにく、しょうがをみじん切りにして、ごま油を入れて弱火にかけます。香りが出て来たら火を止めしょう油を加えます。
- タアサイを器に盛り、熱い香味しょう油をかけたら完成です。
タアサイの栄養豊富な人気レシピの1つ、タアサイの香味しょう油添えは、油と塩の入ったお湯でゆでることで、艶が良く出てきれいに茹でることができます。タアサイ丸ごと食べることができる料理なので、タアサイの栄養を丸ごと摂りたい人に人気のレシピになります。
タアサイの和風サラダ
- タアサイ1束
- シラス20g
- 豆腐1/2丁
- 油揚げ1枚
- お好みのドレッシング
- 沸騰したお湯で素早くタアサイを茹でて、3~4cm幅に切りましょう。
- 油揚げをオーブントースターでカリッと焼き短冊に切ります。
- 豆腐をサイコロ状に切り、材料を軽く混ぜ合わせしらすを振りかけます。
- お好みのドレッシングをかけたら完成です。
タアサイの栄養豊富な人気レシピの1つ、タアサイの和風サラダは作り方もとても簡単で、サラダでもおつまみにもなる一品です。タアサイの甘味と油揚げのカリカリ感、そして豆腐が入ることでさっぱりとした和風のサラダとして人気のレシピになります。
タアサイの選び方と保存方法
タアサイの選び方や保存の方法とはどのようにしたら良いのでしょうか?タアサイの選び方を知ることで、美味しく新鮮な物を手に入れることができ、保存方法を知ることで、美味しい状態を保ち保存することができます。タアサイの美味しい物を手にして、料理に活用しましょう。
タアサイの選び方
タアサイの選び方とはどのような方法なのでしょうか?タアサイの選び方として、葉の色が緑色の濃い色をしていて、葉自体に厚みがあるのを選ぶようにしましょう。葉先までシャキッと伸びて元気な物が新鮮な物になります。
また、茎の部分は軸が長い物を選ぶことで、料理に使いやすくなります。柔らかい物が好みの方は、葉の部分が多い物を選ぶようにしましょう。
タアサイの保存方法
タアサイの保存の方法とはどのような方法なのでしょうか?タアサイを保存する場合には、タアサイを濡らした新聞紙などで包み、ビニール袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室に保存するようにしましょう。入れる方向としては、上向きになるように置くようにしましょう。
タアサイは冷凍保存をしてしまうと、タアサイのせっかくの食感を味わうことができなくなってしまうので、冷凍保存はしないようにしましょう。長期保存したい場合には、タアサイを塩漬けにしてから保存するようにしましょう。
タアサイは栄養満点で料理に使いやすい野菜
タアサイについて紹介しましたが役に立てたでしょうか?タアサイにはたくさんの栄養が含まれています。いろいろな料理にも活用しやすく、クセのない野菜です。いろいろな料理に活用して、タアサイの栄養を上手く摂りましょう。