バナナの皮の栄養・効果効能と使い道!実は食べられると話題!
バナナの皮を食べたことがありますか?バナナの皮ごと食べれるバナナもありますが、普通のバナナの皮も食べることができます。バナナの皮には色々な栄養素が含まれており、摂取することでたくさんの効果効能を得ることができます。今回は、バナナの皮について徹底調査します。バナナの皮に含まれる栄養素と、摂取することで得られる効果効能を、美容編と健康編に分けて紹介します。また、バナナの皮の食べ方、バナナの皮のおすすめの使い道も解説します。
バナナの皮の栄養・効果や使い道が知りたい25
バナナは、栄養豊富で低カロリーなうえ、甘くてボリューム満点の美味しいフルーツです。アスリートの栄養補給やエネルギーとしても利用されることもある人気フルーツで、日常生活で不足しがちな栄養がバランスよく含まれています。
普通は食べることなく捨てられてしまうバナナの皮ですが、実は食べることができ、色々な栄養素が含まれており、捨てることなく有効に利用できます。
今回は、バナナの皮に含まれる栄養素と、摂取することで得られる効果効能、バナナの皮食べ方、使い道などを紹介します。
バナナの皮の栄養と効果効能【美容編】
バナナの皮には、色々な栄養素が含まれており、バナナの皮を摂取することで身体に良い効果効能を得ることができます。ここでは、バナナの皮に含まれるビタミンC、カリウム、食物繊維の栄養素の働きと、美容に関する効果効能を紹介します。
ビタミンC
出典: https://wome.jp
バナナの皮の栄養と効果効能・美容編の1つ目は、バナナの皮に含まれるビタミンCの効果効能により、美肌効果が期待できます。ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラニンの沈着を防ぐ効果があり、さらに、皮膚や骨の健康を維持する効能があります。
ビタミンCは人間の体内では作ることができない栄養素で、外部から継続的に摂取する必要があります。バナナの皮に含まれているビタミンCを摂取することで、コラーゲンというタンパク質の合成を助け、皮膚の傷を治したり、美肌効果を得ることができます。
カリウム
朝バナナ。
— ブルーリバー青木淳也 (@blueriver_aoki) August 7, 2019
バナナはカリウムを多く含んでおり
高血圧に効果があると言われてます。
イライラ解消にもいいみたい。
ありがた~い♪#バナナの日 pic.twitter.com/f59n9SVUFm
バナナの皮の栄養と効果効能・美容編の2つ目は、バナナの皮に含まれるカリウムの効果効能により、むくみの解消や予防が期待できます。また、カリウムには、血圧を調整する作用があるので、高血圧、脳梗塞、動脈硬化の予防も期待できます。
カリウムには、体内の余分な水分と塩分を排出する効能があり、むくみの原因となる余分な水分の排出を促してくれます。むくみは足に症状が出やすく、バナナの皮を摂取することで、カリウムの効果効能により、むくみが解消することで美容効果を得ることができます。
食物繊維
【バナナの効果】糖質が多くショ糖、ブドウ糖、果糖は即効性のエネルギー源となり、手っ取り早いエネルギー補給が可能。でんぷんはゆっくりとエネルギーに変わります。他にも整腸作用のある食物繊維・オリゴ糖、老化防止、免疫力向上効果のあるポリフェノールなどを含みます。 pic.twitter.com/U91frrAt6g
— 山本夜空@健康・ダイエット (@yozoran0303) December 19, 2019
バナナの皮の栄養と効果効能・美容編の3つ目は、バナナの皮に含まれる食物繊維の効果効能により、便秘の解消や予防が期待できます。また、食後の血糖値の上昇を抑える効果や、血中のコレステロール値も低下させる効能もあります。
食物繊維は腸内で水分を含み、腸内を刺激し排便を促すことにより、便秘の解消や予防に役立ちます。その結果、バナナの皮を摂取することでポッコリお腹がスッキリと解消され、美容効果を得ることができます。
バナナの皮の栄養と効果効能【健康編】
バナナの皮を摂取することで得られる美容効果のほかに、身体を健康に保つ効果効能もたくさんあります。ここでは、バナナの皮に含まれるビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB12、マグネシウムの栄養素の働きと、健康に関する効果効能を紹介します。
ビタミンA
\バナナの日🍌/
— YACYBER(ヤサイバー)公式 【直売所・農園様の無料登録受付中】 (@yacyberjp) August 7, 2019
本日は #バナナの日 ということで、
バナナの効能をご紹介!!
・整腸作用#食物繊維 が豊富のため、腸内環境を良くし、便を柔らかくしてくれます。
・美肌効果#ビタミンA が豊富に含まれ、このビタミンAが肌や粘膜を健康にしてくれます。 pic.twitter.com/Z4I9wWvEsd
バナナの皮の栄養と効果効能・健康編の1つ目は、バナナの皮に含まれるビタミンAの効果効能により、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強める働きがあり健康作りに役立ちます。また、ビタミンAのレチノールには免疫力や抵抗力が上がる効能があり、上皮細胞で発癌する危険性を軽減するといわれています。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで主な成分のレチノールには、目や皮膚の粘膜を健康維持に役立ち、薄暗いところでの視力を保持する効能もあります。そのため、バナナの皮を摂取することで、目や皮膚を健康に保ち、さらに免疫力アップにもつながり、健康な身体作りに効果があります。
ビタミンB6
バナナの皮の栄養と効果効能・健康編の2つ目は、バナナの皮に含まれるビタミンB6の効果効能により、免疫機能の正常な働きを維持することで健康に役立ちます。また、皮膚の抵抗力をつけてくれたり、赤血球のヘモグロビンの合成に関わり、貧血予防効果も期待できます。
水溶性ビタミンのビタミンB6は、酵素の働きを助ける成分であり、筋肉や血液などがつくられたりするときに役立っています。バナナの皮を摂取することで、免疫機能が有効に働き健康状態を維持してくれます。また、皮膚や粘膜の健康維持効果もあり、イライラしたり気持ちが不安定になることを抑え、心を落ち着かせてくれる効能も期待できます。
ビタミンB12
バナナの皮の栄養と効果効能・健康編の3つ目は、バナナの皮に含まれるビタミンB12の効果効能により、神経と血液細胞を健康に保ってくれます。
ビタミンB12は造血ビタミンとも呼ばれ、葉酸とともに赤血球中のヘモグロビン生成に役立っています。バナナの皮を摂取することで、赤血球を正常に作り出され、貧血の予防になったり、疲れやすいなどの症状の緩和ができ健康に役立ちます。また、脳や神経の機能低下を防ぎ、精神が安定する効果が期待できます。
マグネシウム
バナナの皮の栄養と効果効能・健康編の4つ目は、バナナの皮に含まれるマグネシウムの効果効能により、骨や歯の健康維持に役立ちます。また、動脈を拡張させる働きがあり、高血圧を抑える効能もあります。
マグネシウムは、カルシウムやリンとともに骨や歯の生成に必要な栄養素です。バナナの皮を摂取することで、骨や歯の健康状態を維持してくれます。
バナナの皮の食べ方
では、バナナの皮を食べてみましょう。ここでは、バナナの皮を食べるときの注意点と、バナナの皮の食べ方のおすすめレシピを紹介します。
皮はしっかり洗う
バナナの皮の食べ方の注意点は、皮はしっかり洗いましょう。バナナは栽培されている段階で薬品が吹きかけられている場合があるので、バナナの皮の食べる前にしっかりと洗う必要があります。
できれば、50度くらいのお湯で薬品を洗い流してください。とくに輸入品には、カビを抑えるためにたくさんの農薬が使われている可能性があるので、きちんと洗い流してから利用しましょう。
スムージーにする
- バナナ・1本
- 豆乳か牛乳・200ml
- ハチミツ・大さじ1杯
- バナナを重曹を使いよく洗う
- バナナのヘタを切り取り、ミキサーに入れやすい大きさに切る
- ミキサーに、バナナ、豆乳、ハチミツを入れ、滑らかになるまで撹拌すれば出来上がりです。
バナナの皮の食べ方の1つ目は、バナナの皮ごとスムージーにする食べ方です。バナナの皮ごと使ったスムージーで、バナナの皮が入っていても違和感なく、美味しくいただけます。
油で揚げる
- 熟したバナナの皮・2本から3本分
- 薄力粉・大さじ8杯
- 片栗粉・小さじ2杯
- ベーキングパウダー・小さじ1杯
- サラダ油・大さじ1杯
- バナナの皮をしっかりと洗い、食べやすい大きさに切る
- ボウルに薄力粉、片栗粉、ベーキングパウダーを入れよく混ぜる
- そこにバナナの皮を入れ、油でカラリと揚げれば出来上がりです。
バナナの皮の食べ方の2つ目は、バナナの皮を油で揚げる食べ方です。バナナの皮は、熟してシュガースポットが出ているバナナの皮がおすすめです。
油で揚げられたバナナの皮は、簡単に噛み切れるほどに柔らかく美味しくいただけます。衣を少なめに付ければサクサク食感が楽しめ、多めに付ければモチモチ食感が楽しめます。
バナナの皮の使い道
栄養豊富なバナナの皮は、捨てるのがもったいないくらい使い道があります。ここでは、歯のホワイトニング、かゆみを軽減する、フェイスマスクにする、とげ抜きに使う、肉をジューシーにする、靴磨きや銀食器磨きに使う、堆肥や肥料にする、手についたインクを落とす、便利なバナナの皮の使い道を紹介します。
歯のホワイトニング
バナナの皮の使い道の1つ目は、歯のホワイトニングに利用します。バナナの皮に含まれているカリウムの効果で歯をホワイトニングする、おすすめの使い道です。
バナナの皮の内側を、歯の表面を丁寧にこすりつけます。こすりつけた状態で、口を閉じずに歯の表面を乾燥させ、乾いた歯ブラシで歯を磨きます。歯にこすりつけたバナナの皮の成分を、歯磨き粉の代わりに利用して歯を磨く使い道です。唾液でバナナの皮の成分が流れてしまわないように、口を閉じずに乾燥させるのがポイントです。
バナナの皮の内側にはカリウムが含まれており、カリウムには歯の汚れだけを吸着してくれる働きがあり、歯のホワイトニングに利用できます。1週間に2回ほど行うと効果があるといわれています。
かゆみを軽減する
バナナの皮の使い道の2つ目は、かゆみを軽減するのに利用します。バナナの皮に含まれている多糖の効果により、肌のかゆみを抑えます。
虫さされや植物に触れることにより、肌のかゆみを発症した時に、バナナの皮の内側をかゆいところに数分間はりつけると、かゆみが軽減されるといわれています。バナナの皮に含まれる多糖には鎮痛効果があり、かゆみを抑えたり、小さいやけどや擦り傷にも効果があり、おすすめの使い道です。
フェイスマスクにする
バナナの皮の使い道の3つ目は、フェイスマスクに利用します。バナナの皮に含まれる酵素の効果により、顔の美肌効果を得ることができます。
バナナの皮の酵素には保湿成分と殺菌成分が含まれてるので、フェイスマスクにすることで、肌のコンディションを整えることができます。バナナの皮を顔に貼り付けやすい大きさにカットし、バナナの皮の内側を顔全体に貼り付け、10分ほど経過したらぬるま湯で洗い流します。
バナナの皮の保湿効果と殺菌効果により、古い角質や毛穴や黒ずみを落とす効果が期待でき、シミやシワ、ニキビ改善などにも効果があるといわれています。
とげ抜きに使う
バナナの皮の使い道の4つ目は、とげ抜きに利用します。バナナの皮に含まれる酵素の効果により、刺さったトゲが抜けやすくなる、おすすめの使い道です。
バナナの皮を、トゲが刺さってしまったところに30分から1時間ほど貼りテープなどで固定します。すると、バナナの皮の酵素の効果により、貼り付けたところの皮膚が柔らかくなり、トゲがでてきたり、摘みやすくなり簡単に取ることができるようになるといわれています。
肉をジューシーにする
バナナの皮の使い道の5つ目は、肉をジューシーに仕上げることに利用します。バナナの皮に含まれる酵素の効果により、肉を柔らかくジューシーに焼き上げることができます。
バナナの皮をフライパンの肉のとなりで焼くだけで、バナナの皮の酵素がタンパク質に働きかけ、肉が柔らかくジューシーになるといわれています。とくに、パサパサになりやすい鶏の胸肉に効果があります。
靴磨きや銀食器磨きに使う
バナナの皮の使い道の6つ目は、靴磨きや銀食器磨きに利用します。バナナの皮に含まれるカリウムの効果により、革靴や銀食器をきれいすることができます。
バナナの皮の内側で、革靴や銀食器を全体的に磨きます。カリウムは、革靴や銀食器の表面についた汚れに作用し、汚れだけを吸着してくれます。仕上げに乾いた布でキレイに拭き取れば、革靴や銀食器をピカピカすることができます。そのほか、革のソファーやバッグなどの革製品にも効果があり、色々と利用できます。
堆肥や肥料にする
バナナの皮の使い道の7つ目は、堆肥や肥料に利用します。バナナの皮には、カリウムをはじめ、たくさんの栄養素が含まれており、捨てることなく堆肥や肥料にするおすすめの使い道です。
バナナの皮は、食べてからすぐでも、乾燥させても利用することができます。また、バナナの皮を水につけて数日放置しておくと、カリウムが水に溶けだし、その水をかければ植物を元気にしてくれます。
手についたインクを落とす
バナナの皮の使い道の8つ目は、手についたインクを落とすことに利用します。バナナの皮に含まれるタンニンの効果により、手についたインクを落とすことができます。
バナナの皮の内側を、インクが付いた部分にこすりつけます。すると、だんだんインクが取れてきます。あまり力を入れなくてもよいのでやってみてください。こすったあとは、水で洗い流してください。
バナナの皮は実は食べられる
今回は、バナナの皮について紹介しました。バナナの皮はきちんと洗えば、美味しく食べることができます。とくにスムージーは、バナナの皮ごと1本使うことで、バナナの栄養素を余すことなく全て摂取することができます。
また、バナナの皮には色々な栄養素が含まれており、美容効果や健康効果が得られることから、捨てずに摂取することがおすすめです。使い道も豊富で、歯のホワイトニング、フェイスマスク、靴磨きや銀食器磨きなどにも使え、普段ならお金を掛けてすることを無料で体験できます。ぜひ、チャレンジしてみてください。