2019年04月28日公開
2024年09月13日更新
豆乳プリンの基本の作り方!ゼラチンや寒天から作るレシピ!レンジで簡単に?
豆乳プリンといえば、普通のプリンよりも低カロリーでヘルシーなプリンとして、近頃人気が高まっています。豆乳プリンは豆乳が苦手という人でも美味しく食べられるという点でも人気ですが、その豆乳プリンの材料もゼラチンを使ったものや健康志向の寒天を使ったもの、電子レンジで簡単に作れるものなどその作り方もさまざまです。そんな豆乳プリンの基本の作り方から、ゼラチンや寒天を使ったもの、電子レンジで簡単に作れるものまで、豆乳プリンの人気のレシピを集めてみました。
目次
豆乳プリンとは?
豆乳プリンはヘルシーで低カロリーなデザートとして人気ですが、その作り方となると普通のプリンとどう違うのか、簡単なのか難しいのかわからなくて、実際作ってみるのに気後れしていませんか?そんな豆乳プリンですが、人気の高まりとともにさまざまなレシピが登場しているのです。
豆乳プリンが固まりにくいという人向けにゼラチンや寒天を使ったレシピや、簡単さと美味しさの両立を追及したレシピ、そして身近で使いやすいレンジを使ったレシピまで豆乳プリンの作り方もさまざまです。そんな豆乳プリンの簡単で人気の作り方を紹介します。
豆乳プリンの基本の作り方
豆乳プリンにもさまざまな作り方がありますが、まずは豆乳プリンの基本の作り方から見てみましょう。材料もゼラチンや寒天は使わず非常にシンプルです。道具もレンジは使いませんが、実際作ってみるととても簡単な、豆乳プリンの作り方の中でも人気のレシピでもあります。そんな基本の豆乳プリンの作り方を紹介します。
用意する調理器具
豆乳プリンを作る際に用意する道具は、材料を混ぜ合わせるためのボウル、材料を混ぜ合わせるための菜箸など、豆乳プリンの容器(ココットなど)、プリンの容器が入るだけの深さの鍋(フライパンでも可)です。豆乳プリンを作るのに特別な道具は必要ないので、気軽に作ることができることがわかります。
材料/作り方
- 卵1個
- 砂糖小さじ5
- 豆乳200ml
- ボウルに卵を割り入れて泡を立てないようにほぐし、砂糖を入れて混ぜ合わせます。
- ボウルに豆乳を静かに入れて混ぜ合わせて、プリン液の完成です。
- できたプリン液を茶漉しで漉しながら、ココットに流し入れます。
- 鍋にココットを並べて、ココットの半分よりも少し上くらいまで熱湯を入れます。
- 鍋に蓋をして弱火で7分間熱したら火を消して、15分間そのまま放置します。
- ココットを鍋から取り出して余熱をとったら、冷蔵庫で冷やして完成です。
ポイント
豆乳プリンを作るとき、無調整豆乳と調整豆乳のどちらを使ったらいいのか迷うことがあります。豆乳プリンのレシピによっては指定されていることもありますが、指定がない場合には絶対的に無調整豆乳がおすすめです。無調整豆乳と調整豆乳には明確な違いがあるからです。
調整豆乳は味の調整のために砂糖などが入っているため、豆乳プリンに使うと甘味が強いだけでなくカロリーも高くなっています。さらに大豆固形分が少なく、無調整豆乳よりも大豆本来の栄養成分が低いことが挙げられます。
豆乳プリンの良さは豆乳本来の栄養素をプリンで手軽に取れるだけでなく、カロリーも甘さも控えめにできることです。なので豆乳プリンを作るときのひとつのポイントとして無調整豆乳を使い、甘さはあくまで自分で調整すると、自分の好みの甘さの美味しい豆乳プリンを作ることができるのでおすすめです。
また良くある失敗に豆乳プリンがしっかり固まらないということがあります。豆乳プリンが固まらない理由は、卵の分量が少ないことか、蒸したり焼いたりするときの温度が低すぎるかです。豆乳プリンを固めているのは卵なので、卵の分量に気をつけて十分な温度で加熱すれば、失敗することはなくなります。
豆乳プリンのレンジを使った作り方
豆乳プリンをレンジでも簡単に作れたらいいのに、と思ったことはありませんか?実は豆乳プリンをレンジで簡単に作れるレシピもちゃんとあるのです。レンジを使った基本の材料で簡単で美味しい人気の豆乳プリンレシピと、レンジを使って作るときのポイントやメリットも紹介します。
材料/作り方
- 卵1個
- 砂糖大さじ2
- 豆乳150cc
- 卵・豆乳・砂糖をボールに入れて、しっかりと混ぜ合わせます。
- 1を茶漉しで漉しながら、耐熱仕様のマグカップなどに注ぎ入れます。
- 2を600Wのレンジで約2分加熱します。
- 加熱後にマグカップにアルミホイルを被せて、10分ほどおいておいたら完成です。
失敗しないポイント
豆乳プリンのプリン液を容器に入れるときは、茶漉しを使ったほうがきれいに仕上がります。また加熱時間はレンジによって変わるため、豆乳プリンをレンジに入れるときにはラップをしても良いですが、しないままのほうが中の状態が確認しやすいです。
豆乳プリンを作るときには目を放さないようにしましょう。豆乳プリンは加熱しすぎると表面がボコボコしてすが入るため、そのときは豆乳プリンをすぐにレンジから取り出すようにしましょう。
アレンジも可能
豆乳プリンの作り方でも、レンジを使った作り方はアレンジがしやすいのも特徴です。豆乳プリンの甘味を付けるのに、はちみつなどの甘味料を使ったり、豆乳プリンを固めるのにゼラチンなども扱いやすいメリットがあり、良くある豆乳プリンが固まらないという失敗を減らすことができます。
そのため豆乳だけを使った豆乳プリンだけでなく、抹茶やごまなどさまざまな風味の豆乳プリンを作れるため、レンジでの豆乳プリンは人気も高いのです。レンジを使って豆乳プリンを作れば、日替わりで味を変える楽しみ方もできるのです。
豆乳プリンのゼラチンを使った人気作り方レシピ
豆乳プリンの基本的な作り方では、材料は豆乳・卵・砂糖だけです。ですが豆乳プリンのレシピの中では、ゼラチンを使ったものも多くあります。豆乳プリンのレシピの中でもゼラチンを使った豆乳プリンを紹介します。
ゼラチンとは?
ゼラチンは動物の骨や皮に多く含まれているコラーゲンを、分解することで作られたものです。コラーゲンはらせん状の細長い分子が3本より合わさった、三重らせん構造になっているのです。このコラーゲン分子に熱を加えることで3本の分子が外れて、バラバラの状態になったものがゼラチンなのです。
豆乳プリンにゼラチンを使うメリット
豆乳プリンにゼラチンを使うメリットは、豆乳プリンとしてのまとまりが良くなるだけでなく、弾力性と粘性があるため食感が良くなり、さらに体温で溶けるため口溶けが良くなる特徴があることです。材料も良質のタンパク質のため、豆乳プリンの栄養強化としての側面も持ちます。
レンジで作る簡単甘酒豆乳プリン
- 甘酒300cc
- 豆乳200cc
- ゼラチン8g~10g
- 甘酒を600Wのレンジで3分温め、熱々のうちにゼラチンを入れてよくかき混ぜます。ゼラチンが溶けたら豆乳を入れてよく混ぜ合わせます。
- 容器に注ぎ入れたら、冷蔵庫で3時間固めて完成です。
とろとろ豆乳プリン
- 豆乳450cc
- ゼラチン5g
- 砂糖大さじ1強
- 豆乳(後かけ用)50cc
- ゼラチンは大さじ2(分量外)の水でふやかしておきます。
- 豆乳を500Wのレンジで3分温め、砂糖とふやかしたゼラチンを加えて溶かします。
- 好きな容器に流し入れたら、冷蔵庫で冷やして固めます。
- 食べるときに残りの豆乳を適量、豆乳プリンにかけて完成です。後から豆乳をかけることで、よりとろとろ感を感じられます。
いちごのせ豆乳プリン
- きび砂糖大さじ2
- 水大さじ2
- 粉ゼラチン5g
- 豆乳350cc
- 小粒いちご30粒
- 耐熱容器にきび砂糖と水を入れます。入れた後は混ぜません。
- 粉ゼラチンを重ならないように振り入れます。こちらも入れた後は混ぜません。
- 粉ゼラチンがふやけたら豆乳を50ccだけ入れます。このときも入れた後は混ぜません。ラップをかけずに600Wのレンジで1分加熱します。
- 加熱がすんだらここで良く混ぜ合わせます。
- ボウルに豆乳を300cc入れて、4を混ぜながら入れていきます。入れ終わったらさらに良く混ぜ合わせます。
- カップに注いだら冷蔵庫で1時間~2時間冷やして固めます。
- 固まったらカットしたいちごとカットしていないいちごを飾って完成です。
抹茶豆乳プリン
- A・抹茶大さじ1
- A・豆乳500cc
- A・生クリーム50cc
- A・砂糖45g
- 粉ゼラチン10g
- 鍋にAを入れて火にかけ、混ぜ合わせながら温めます。沸騰し始めたら火を止めて粉ゼラチンを入れ、溶けるまで良く混ぜ合わせます。
- 粗熱が取れたら容器に入れて、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
ほうじ茶豆乳プリン
- ほうじ茶葉20g
- 湯300cc
- A・豆乳500cc
- A・生クリーム50cc
- A・砂糖45g
- 粉ゼラチン10g
- 鍋で湯を沸かして濃い目のほうじ茶を淹れます。
- 鍋に1を越して、最後にかける分は残しておきます。Aと温めて粉ゼラチンを加えたら火を止め、ゼラチンが溶けるまで良く混ぜ合わせて器に注ぎ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして固めます。
- 固まったら冷やしたほうじ茶をかけて完成です。
卵不使用サツマイモ豆乳プリン
- さつまいも(皮剥き後)150g
- ゼラチン5g
- 無調整豆乳300cc
- 砂糖40g
- ゼラチンに水大さじ1(分量外)を加えてふやかします。
- さつまいもを小さめに切ったら、柔らかくなるまで茹でて潰します。
- 鍋に豆乳と砂糖を入れて、砂糖が溶けたらゼラチンを加えて溶かします。
- 潰したさつまいもに3を少しずつ加えて混ぜ合わせます。
- カップに入れたら粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固めて完成です。
豆乳プリンの寒天を使った人気作り方レシピ
豆乳プリンはゼラチン以外に寒天を使っても作れます。いつもの豆乳プリント違う食感を求めるなら、寒天を使った豆乳プリンは適任といえます。寒天は溶かすのにレンジが不向きな欠点はありますが、扱いはとても簡単です。寒天を使った人気の豆乳プリンのレシピを紹介します。
寒天とは?
寒天とは天草やオゴノリといった海藻から作られています。そんな寒天の特徴は、食物繊維の含有量が最も多い食材という点です。寒天は約81%が食物繊維という文字通りの食物繊維の塊で、料理からデザートまで幅広く使うことができます。豆乳プリンを固めるのにもうってつけの食材なのです。
豆乳プリンに寒天を使うメリット
寒天の特徴はゼラチンと比べて凝固力が強く、わずかな量でも豆乳プリンをしっかりと固められることです。ただしゼラチンと比べて弾力はなく、スッと崩れる歯切れの良さと滑らかな食感が特徴です。食物繊維も豊富なため、寒天も豆乳プリンの栄養強化に使えます。
黒ごまのふわふわ豆乳プリン
- 無調整豆乳150ml
- 絹豆腐150g
- 黒ごまペースト大さじ1
- 砂糖大さじ3
- 粉寒天2g
- 黒ごま1g
- 鍋に豆乳と砂糖と粉寒天を入れて、よく混ぜ合わせながら2分~3分沸騰させます。
- 寒天が溶けたら火を止めて、豆腐と黒ごまペーストを入れてミキサーにかけます。
- 2を器に注いで冷蔵庫で冷やし固め、固まったら黒ごまを散らして完成です。
簡単・豆乳ぷりん
- A・無調整豆乳250cc
- A・水50cc
- A・砂糖大さじ3
- A・粉寒天2g
- 黒蜜適量
- Aを鍋に入れて中火~弱火で軽く混ぜながら、沸騰したら火を止めます。
- 耐熱容器にできたプリン液を入れて、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして固めます。
- 豆乳プリンが固まったら、好みで黒蜜や黄粉などをかけて完成です。
かぼちゃの甘酒豆乳プリン
- かぼちゃ1/4個(250g~300g)
- 豆乳200cc
- 自然塩ひとつまみ
- 甘酒大さじ2
- レモン汁小さじ2
- 寒天パウダー2g
- かぼちゃを蒸して自然塩・豆乳を入れてミキサーにかけ、滑らかにします。
- 鍋に1と寒天パウダーを入れたらかき混ぜながら加熱して、沸騰する手前で火を止めます。
- 粗熱が取れたら甘酒・レモン汁を入れて、カップに注ぎ入れてから冷蔵庫で冷やし固めて完成です。
ヘルシー寒天抹茶豆乳プリン
- 抹茶大さじ1
- 粉寒天2g
- てんさい糖(砂糖)大さじ4
- 豆乳250cc
- 水50cc
- バニラエッセンス少々
- 抹茶を水大さじ2(分量外)でしっかりと溶きます。
- 小さめの鍋に水を入れて、粉寒天を入れてよく混ぜます。
- 2に1と砂糖を加えて、よく溶かします。
- 加熱しながら少しずつ豆乳を加えていき、ダマにならないよう良く混ぜ合わせます。バニラエッセンスを加えて香りをつけます。
- よく混ぜながら加熱し続け、沸騰寸前で火を止めます。耐熱容器にできたプリン液を入れて、粗熱が取れるまでおいておきます。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めて完成です。お好みで黄粉や黒蜜、ホイップなどを加えても美味しくいただけます。
紅茶豆乳プリン
- 調整豆乳500ml
- 粉寒天小さじ1弱(2g)
- 紅茶の葉ティーパック2個(4g~5g)
- 砂糖大さじ2~3(20g~30g)
- 水50ml
- 耐熱容器に水と紅茶の葉を入れてレンジで1分加熱します。数分放置して紅茶が出たら、茶漉しで漉します。
- 鍋に最初に粉寒天、次に砂糖、最後に豆乳と紅茶液を入れます。順番を間違えると粉寒天がきれいに溶けないので要注意です。
- かき混ぜながら弱火にかけて、沸騰しない程度に過熱しながら、寒天と砂糖を完全に溶かします。
- 耐熱容器に流し込んだら粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
豆乳プリンはレンジでも簡単に作れる!
豆乳プリンは特別な道具がなくても簡単に作れるだけでなく、レンジを使ってもいろいろな味を簡単に作ることができます。単なる健康志向のデザートとしてだけでなく、さまざまな豆乳プリンを作って普段のデザートとして楽しんでみてはどうでしょうか?