水晶鶏とは?鶏胸肉のぷるぷる食感がたまらない美味しいレシピを紹介
中華料理によく出てくる水晶鶏。パサパサしがちな鶏胸肉を美味しく食べれるお料理です。鶏胸肉に下味をつけてかたくり粉をまぶして湯がくだけという手軽さで、栄養が豊富な鶏胸肉を簡単に美味しく食べれるとあって、大人気。そんな水晶鶏をレシピと一緒に紹介します。
目次
ぷるぷると美味しい水晶鶏
中華料理によく出てくる水晶鶏を知っていますか?水晶鶏は鶏の胸肉やささみにかたくり粉を付けて湯がいた料理です。かたくり粉をまぶして湯がくことで、肉の表面に透明の膜ができ、のど越しや舌触りを良くしてくれるだけでなく、パサつきがちな鶏むね肉を柔らかく食べることが出来るお料理です。
水晶鶏のかたくり粉の膜は、調味料の絡みがいいため、基本的な香味ソースの他、色々なレシピに活用できると人気です。簡単にサラダの上にトッピングしてもいいし、メインメニューとして色々なソースかけていただいたり、麺料理のトッピングしても使えて便利な料理です。また、下準備の段階でしっかり鶏胸肉を叩いておくことで、やわらかく作ることが出来ます。
水晶鶏は家族みんなに嬉しい肉料理
水晶鶏の人気は、美味しいからだけではありません。鶏胸肉はダイエットや栄養面等から見ても、とても優れていてるのです食材です。ですが、パサつきがちなため、ついつい敬遠されがち。そんな鶏胸肉の注目したい健康的なパワーと、水晶鶏にするとどうして食べやすいのかについて説明していきます。
鶏胸肉には低脂質で高タンパクな食材です。たんぱく質は体にとっては必要不可欠な栄養素で、主に筋肉を作ったり、肌や髪の毛のもととなるため、毎日必ず取りたい栄養素です。他の肉類にも豊富に含まれていますが、脂質が高く、カロリーが気になります。パサパサしがちな胸肉ですが、水晶鶏にするとかたくり粉の膜で覆われるので、ぷるぷるとして食べやすく、またうまみが閉じ込められるので本当に美味しく仕上がります。
また、鶏胸肉は他の部位に比べ、価格が安いため毎日の献立に積極的に活用したい食材です。メインメニューはもちろん、お酒のおつまみにも。胸肉には肝臓に溜まった毒素を排出する栄養素も含まれており、お酒を飲む方にもおすすめです。脂肪がたまりのにくくなるため、脂肪肝などの予防にも役立ちます。
低脂質で、高タンパクな鶏胸肉ですが、その他にも鉄分やビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンD、カルシウムなどを豊富に含んでいます。カルシウムやビタミンDには丈夫な骨を作る働きがあり,ビタミンDには他に筋肉を強くする働きもあります。その為体を鍛えているボディービルダーなどは鶏胸肉をよく食べる習慣があるのです。もちろん、糖質はほぼ0であるためダイエット中にも積極的にとりたい食材だと言えます。
また、胸肉は水分を多く含み、消化吸収がよいとされ、小さなお子様からお年寄りまで積極手に取りたい食材です。パサパサするのは鶏胸肉の表面の膜が薄く水分が逃げやすいためです。その為、水晶鶏のようにかたくりで膜を作ることによって水分が逃げるのを防ぎ、また、うまみも閉じ込められるため、水晶鶏は家族みんなにおすすめで食卓に取り入れたい肉料理だといえるのです。
水晶鶏の作り方・基本編
柔らかくて、ぷるぷるとした触感の美味しい水晶鶏。作り方はいたって簡単です。一口大にカットした鶏胸肉をたたいて柔らかくしたら、下味をつけてかたくり粉をまぶし、沸騰したお湯で10分ほど煮て冷水にとったら完成です。あとはお好みの調味料で味を付けていただきます。
中華料理によく登場する水晶鶏。ごま油やネギをたっぷりと使った香味ソースで食べるのが一般的です。もっと簡単に食べるならポン酢や、ワサビ醤油もおすすめ。さっぱりとした水晶鶏なので和風な味付けでも美味しくいただくことが出来ます。
水晶鶏の基本の香味ソースレシピ
基本になる香味ソースをご紹介します。1、長ネギ一本をみじん切りにする。2、醤油、酢各大さじ2、砂糖、ごま油各大さじ1を合わせて、すりおろしたニンニク、生姜(各小さじ1程度)、みじん切りにしたネギ、を加えて冷やしておきます。薬味はお好みに応じて増減してください。
子供向きにオーロラソースもおすすめ
今日学校ないからお昼ごはんに水晶鶏つくった😙
— ぬた🍋 (@fight___04) March 7, 2018
予想の100倍美味しくてびっくり〜!また作ろう〜🤤🤤 pic.twitter.com/ntnCRPMAkF
お昼時にささっと作りたい時にも、手間なし簡単でおすすめです。特に暑い日のお料理は短時間で済ませたいですよね。ぷるぷるの水晶鶏はお子さんにも大人気。子供たちが喜ぶようなマヨネーズやケチャップで作ったオーロラソースを添えてあげるとご飯も進みます。
水晶鶏の美味しいアレンジレシピ
基本の水晶鶏が作れたら、アレンジ次第でレパートリーも広がります。香味ソースに工夫を加えたり、お昼時に手軽に食べれる麺類のトッピングにしたりと、タンパクであっさりとした味付けはどんな料理も合わせやしく、プルプル触感で食べやすい。水晶鶏のアレンジレシピを紹介します。
水晶鶏のソースをアレンジ
水晶鶏の基本の香味ソースも美味しいですが、それ一つだけだと飽きてしまいます。少しソースに工夫をすることで飽きることなく楽しめます。油を使わない水晶鶏なので、さっぱりしていてとってもヘルシー。食卓に何か一品加えたい時にも役立ちます。
水晶鶏のみぞれあんを精製🐔🔮夏に嬉しいのぅ。。レシピじゃ→https://t.co/iYJagm3vlw#水晶鶏#鶏むね肉#レシピ#ヘルシー#ダイエット#みぞれ餡#サッパリレシピ #夏 pic.twitter.com/v9Zzq0WBuV
— くっく☆マニアン (@cook_manian) July 19, 2016
さっぱりとした大根おろしのみぞれあんのレシピ。大根には消化を助ける働きがあり、冷たいもので胃腸が弱りやすい夏場にもおすすめです。大根おろし1/2本分、めんつゆ大さじ2、酢大さじ1、昆布茶小さじ1、すりおろし生姜1かけ分を混ぜて水晶鶏にかけるだけ。大根や薬味はお好みに応じて増減してください。(材料は4人分)
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— くっく☆マニアン (@cook_manian) July 18, 2016
エビチリソースのようなオーロラソースは子供たちに人気のレシピです。マヨネーズ50ml、コンデンスミルク大さじ1と1/2、ケチャップ大さじ2を混ぜ合わせ塩コショウで味を調えます。水晶鶏に絡ませれば完成。お好みで豆板醤を加えてピリ辛にしても美味しいです。エビチリはかたくり粉をまぶした後、油で炒め揚げますが、水晶鶏は油を使わないからとってもヘルシー。しっかりとした味付けを楽しみたい時におすすめです。
基本の香味ソースにひと手間加えても美味しく頂けます。基本の香味ソースにプチトマトをカットして、上には大葉をのせています。トマトの酸味と甘みが中華風のソースにマッチして色どりもきれい。細かく刻んだキュウリや、長ネギの代わりに玉ねぎのみじん切りなど、基本のソースだけでもいろいろ楽しめます。
水晶鶏を麺類のトッピングにプラス
お昼時にささっと作って食べれる麺類のトッピングにもおすすめです。暑い日、食欲がない時でもぷるぷるっとした触感はのどに通りやすく、あっさりとして食べやすいです。また、タンパク質もしっかりと取れるため夏バテ防止にも役立ちます。
暑い日にさっぱり食べれるすだちうどんにトッピング。1、だし1カップ(200㏄)に醤油大さじ1、みりん、酒、砂糖を各小さじ1を加えさっと煮て冷やしておきます。2、冷凍うどんや乾麺を表記通りに茹で、冷水でぬめりを取り器に入れます。3、スライスしたすだち、水晶鶏、好みの具材などをのせ、冷やしておいただしを上から蚊れば出来上がり。好みで七味などをかけます。めんつゆを使って手軽に作ってもいいです。
冷やし中華や韓国風冷麺のトッピングにもおすすめです。あっさりとした味の水晶鶏は中華風の味付けはもちろん、キムチなどとの相性も良くおすすめです。市販の冷麺などのトッピングとして好みの野菜と一緒に食べれば、満腹感はもちろん、栄養面でも満足な一品になります。
暑い日の定番、そうめんにも。そうめんのつけダレに一緒に付けて食べてもよいですが、こちらもトッピングとして紹介します。1、鶏ガラスープを茹でとかして軽く味を調えて冷やしておきます。2、そうめんを茹でて冷水でひきしめます。3、器に盛り水晶鶏を上にのせて、冷やしておいたスプープを回しかけて、オクラ、卵黄をのせて出来上がり。薬味のネギはお好みでかけてください。
水晶鶏は作り置きにも最適
出来上がった水晶鶏は水につけた状態で冷蔵庫に保管して一週間も日持ちがするので、余分に作っておくと色々使いまわせて便利です。サラダのトッピングとしもすぐにつかえ、ぷるぷるした触感はいつ食べても美味しいです。また、お弁当に何か一品という時でもさっと使えます。
また、サラダのトッピングなどでそのまま食べても美味しい水晶鶏ですが、炒め物の具材として使ってもよいでしょう。かたくり粉の膜が調味料の絡みを良くしてくれて、暖かい料理としても楽しめます。普段かたくり粉を付けて揚げてから使う甘酢あんかけなどは、水晶鶏を使うと手間が省けるばかりではなく、カロリーも大幅に抑えることが出来るのでおすすめです。
水晶鶏を作ってみよう
簡単に作れてぷるぷる触感の水晶鶏。試しに作ってみて、はまる人が続出です。そのまま食べても美味しいし、アレンジしても美味しくいただけます。栄養的に見てもとても優れた食材の鶏胸肉を美味しく食べれる水晶鶏を是非作ってみてください。