2019年03月29日公開
2024年09月09日更新
トマトジュースのカロリーと糖質!ダイエット中の飲み方・効果は?
トマトジュースは健康に良い食材で有名です。トマトジュース以外でもスープやパスタソースなどに使われ人気があります。このトマトをまるごと使って作られたトマトジュースのカロリーや栄養とはどのくらいあり、ダイエットに向いているか調べてみました。また最近では種類もたくさんある中で塩分やカロリー、選び方や飲み方など注意も含めて比較しながら気になるすべてを紹介します。はたしてトマトジュースダイエットは効果があるのか?それとも太るのでしょうか?
目次
トマトジュースは高カロリーで太る?
真っ赤な色が鮮やかなトマトは夏が旬の人気の野菜です。トマトジュースからサラダ、スープ、パスタとレシピも豊富にあります。みずみずしいトマトにカロリーや太る要素は無いようにも思えますが、実際はどうなのでょうか?手軽にトマトの栄養を補給できるトマトジュースでダイエットの効果を紹介します。
トマトジュースのカロリーと糖質量
野菜はカロリーや糖質が少なくダイエットに欠かせない食材です。野菜の中でもトマトは水分が多く含まれているため満腹感も得られ一石二鳥ともいえます。そんな人気のトマトで作るトマトジュースはダイエットに向いているのか、トマトジュースの選び方や飲み方など検証していきます。
カロリー
トマトジュースの100mlのカロリーは17kcalと低めです。オレンジジュースやアップルジュースは100mlあたり40kcalあるので半分以下のカロリーです。またトマトジュースは独特なドロッとしたとろみがあるため、コップ1杯でも満腹感があります。間食がやめられない人にはトマトジュースを代わりに飲むことでダイエット効果が期待できます。
糖質量
健康に良いイメージのトマトジュースの糖質は100mlあたり3.3gです。野菜の平均糖質量は3.6gなので少ないことがわかります。カロリーを比較したオレンジジュースやアップルジュースには100mlあたり10g以上の糖質が含まれています。この糖質の量を比較するとかなり低めでダイエットに向いているこてがわかります。
トマトジュースのカロリーをメーカー別に比較
現在トマトジュースは、大手飲料メーカーから様々な種類が販売しています。人気のトマトジュースでの味や塩分の違い、おすすめのトマトジュースの選び方などのポイントと合わせて紹介します。今まで気軽に飲んでいたトマトジュースの選び方がわかります。
デルモンテ「食塩無添加トマトジュース」
アメリカが本社のデルモンテは1963年にキッコーマンと業務提携し、今ではお馴染みの野菜や果実の加工品メーカーです。デルモンテといえはトマト製品が多くありその中でまトマトジュースはロングセラーの商品です。
「食塩無添加トマトジュース」は、世界中で選りすぐりのトマトから完熟トマトを厳選し、ペットボトル1本で14個分のトマトを使用して作られています。デルモンテ独特の方法により完熟トマトの味をさらに引き出すようにしたトマトジュースです。カロリーは100mlあたり21kcalです。
デルモンテ「朝トマト」
トマトジュースが苦手な人にも飲みやすく開発された「朝トマト」は、はちみつやレモンをブレンドした爽やかなトマトジュースです。デルモンテの調べにより朝に食べたい野菜No.1のトマトを、誰でも飲みやすく改良し朝食にぴったりの味にしました。はちみつなどかブレンドされていても100mlあたり15kcalと健康にもダイエットにも効果的です。
カゴメ「トマトジュース」
カゴメは、トマトピューレやトマトケチャップなど様々な野菜の加工品を販売している日本の大手老舗メーカーです。トマトの会社から野菜の会社へ、と謳っているほどトマト製品を作り続けているため商品へのこだわりが多くあります。
よい原料とよい技術にこだわりトマトジュースを作り続けて85年以上の「カゴメトマトジュース」は品質改良や技術革新を重ねて守り続けてきた味です。トマト本来の旨味や酸味が凝縮された1本です。カロリーは100mlあたり20kcalです。
カゴメ「トマトジュース食塩無添加」
カゴメ「トマトジュース食塩無添加」の無添加とは食塩不使用を意味します。塩分を抑えている方やトマト本来の味を楽しみたい方におすすめです。もともとトマトには体内で取りすぎた塩分を汗などで排出するカリウムが多く含まれているため、食塩無添加でなくても過剰に摂取しているわけではありません。カロリーは100ml、21kcalです。
カゴメ「あまいトマト」
カゴメの「あまいトマト」は、甘さを計る糖度が10%以上の完熟トマトをは6個使用して作られたトマトジュースです。この糖度10%とは果物であればグレープフルーツやキウイ、みかんなどと同等レベルです。酸味があるフルーツや野菜などでは10%を越えると、とても甘く感じます。甘い分カロリーは100mlあたり35kcalと少し多めです。
トマトジュースのカロリーを他の飲み物と比較
人気のあるトマトジュースのカロリーや健康とダイエットにも向いていることがよくわかりました。ここでは栄養が豊富といわれる他の飲み物でも比較してみます。比較することでいかにトマトジュースがダイエット向きかがよくわかります。
野菜ジュース
ここ最近、色々なメーカーから様々な「野菜ジュース」が販売しています。何種類もの野菜を合わせているため栄養はとても豊富です。一昔前に野菜ジュースといえば苦くて美味しくないイメージもありましたが、最近のはフルーツなどもブレンドされとても美味しくなっています。
一般的な野菜ジュースのカロリーは100mlあたり30kcalです。数種類の野菜やフルーツが含まれるため比較するとトマトジュースよりはカロリーが高めです。しかしカロリーだけで比較していますが、もちろん健康に良く野菜ジュースには豊富な栄養も詰まっています。
オレンジジュース
ジュースといえば「オレンジジュース」といえるほど、代表的存在ですが、ビタミンCやミネラルも豊富に含まれ、女性には嬉しく美容にとっても効果があります。飲み方に注意すれば朝食やスイーツと合わせると美味しく人気があるジュースです。
カロリーは100mlあたり38kcalと比較するとトマトジュースより高めです。また100%を含めほとんどのオレンジジュースには糖分が入っているため、飲み方を間違えるとダイエットにはならない注意してください。
牛乳
給食に必ず出るほど栄養豊富で健康にも良い「牛乳」はダイエットに向いているのでしょうか?牛乳には大きく分けて2つあり、脂肪分を調整した「低脂肪牛乳」とそうでないものかもあります。牛乳のカロリーは低脂肪牛乳が100mlあたり46kcal、無調整牛乳は100ml、66.9kcal、比較してトマトジュースがかなり低いことがわかります。
牛乳にはカルシウムが豊富で健康に良いといわれています。カルシウムとは人間の体に1~2%の重さで存在し、骨や歯に99%、残り1%は血液や筋肉などな組織に存在します。骨や歯を丈夫にすることはもちろん、止血や神経の伝達、筋肉の運動などにもとても大切な働きがあります。
トマトジュースのダイエット中の飲み方
健康に良いといわれる飲み方を比較し、トマトジュースが低カロリーなことがよくわかりました。ここからはそんな低カロリーで糖質も低いトマトジュースをダイエットに取り入れた場合の飲み方の注意点や効果など、詳しく紹介していきます。
飲むタイミングは夜
トマトジュースダイエットを始める際に重要な時間です。飲み方を間違えれば太る原因に繋がり注意が必要です。トマトジュースを飲む時間は寝る前が良いとされています。夜の10時~夜中2時の4時間はホルモンが活発な時間です。この4時間には新陳代謝の促進や肌の生まれ変わりを促すなど、ダイエットや美容に良いとされる時間です。
温めて飲む
テレビのCMなどでもいわれているトマトに含まれるリコピンは、ダイエットにとても効果的な栄養です。リコピンを最大限に引き出すにはトマトジュースを温めて飲むとより吸収力が上がります。トマトジュースだけでなく生のトマトでも同様です。温め方はマグカップにトマトジュースを入れて、レンジで1分ほど加熱するだけです。
食前に飲む
ダイエットをするときにサラダなどを先に食べることで、食べ過ぎを抑えるやり方があります。トマトジュースダイエットも同じで、1杯飲めば健康にも良く満腹感が出るため食べ過ぎずダイエットに繋がります。
また食前にトマトジュースを飲むとインスリンの分泌を抑えられるといわれています。脂肪を摂取しても便で排出されます。しかし糖質は100%中性脂肪になって蓄えられてしまいます。使えきれない糖質を中性脂肪に変えてくれるのがインスリンなのです。
ビタミンCを含む食品と一緒に
トマトにはビタミンCが豊富に含まれています。トマトジュースを温めるとリコピンの吸収力は上がりますが、ビタミンは加熱すると消失するため注意が必要です。体を冷やすことはよくないため、温めて飲む方がベストです。せっかく豊富なトマトのビタミンを無駄にしないために、生のトマトやフルーツなどと一緒に食べるのがおすすめです。
適切な摂取量
トマトジュースには100mlで10mgのリコピンが含まれています。1日に必要なリコピンの量は15mgなので、200mlのトマトジュースで十分なのです。トマトジュースの種類は食塩無添加と塩分が添加されているものがあります。
またカリウムが体内の塩分を取り除く役目がある説明をしましたが、ダイエットのため毎日トマトジュースを飲むと塩分が取りすぎになります。トマトジュースダイエットを行う際は飲み方や選び方には注意してください。
トマトジュースの栄養成分とダイエット効果
トマトジュースダイエットの選び方や飲み方、注意点などを説明してきました。塩分の取りすぎは太る原因にもなります。ここからトマトジュースの具体的な選び方と栄養成分やダイエットの効果を紹介します。
リコピンで代謝の向上
トマトジュースは健康に良いといわれるリコピンの栄養が豊富に含まれています。リコピンの働きには強い抗酸化力があります。抗酸化作用とは、人間が酸素を取り入れエネルギーとしていますが、このときに体内の一部が酸化力の強い活性酸素に変化します。
活性酸素は細胞を傷つけたりサビる原因になります。トマトに含むリコピンの抗酸化力が活性酸素を除去し、血液中のコレステロールの酸化も抑え血流が良くなります。血流が良くなれば太る代謝も上がり太る原因を防ぐこともできダイエットに繋がっていくのです。
食物繊維で便秘の解消
トマトには食物繊維も多く含まれています。食物繊維には水溶性食物繊維と不要性食物繊維の2種類あり、トマトは食物繊維は水溶性になります。水溶性には胃や腸で水分を多く吸収し膨らむので、腸が刺激され便通を促してくれます。太る原因になる便秘が解消されてダイエットに効果があります。
カリウムでむくみの解消
デスクワークを1日続けていると、夕方に足がむくむことはありませんか?むくみの原因は、血流が悪くなり水分が溜まってしまう症状です。塩分の過剰摂取も原因のひとつです。体はそ塩分の濃度を一定にしようとします。
塩分の多いが体内な入ると薄めようとする力が働き、水分を溜めようと自然に体が反応するために起こる現象です。トマトに含まれるカリウムが塩分を排出する働きをしむくむに効果的なのです。
トマトジュースの健康効果
代表的なトマトジュースの栄養や効果がわかりました。塩分の取りすぎが太る原因にもなります。そこでトマトジュースの選び方が大切になります。トマトジュースにはまだまだ健康に良い塩栄養があります。
悪玉コレステロールの酸化を抑制
一般的に血中のコレステロールが高くなる原因は、食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足が原因といわれています。血中コレステロールには悪玉と善玉があり、全ての悪玉コレステロールを除去すればよいというわけではなく、善玉コレステロールを増やすことを腸内フローラが整えられます。
生活習慣病の予防
トマトに含まれるセルロース、ペクチン、ヘミセルロースなど食物繊維ガンなどの生活習慣病にも役にたちます。血糖値を抑える効果があるので糖尿病の予防にもなり、抗酸化力の高いリコピンは、ガンのリスクを減らす効果もあります。
血流の改善
出典: https://fytte.jp
トマトが血液をサラサラにするということは有名です。飲み過ぎや食べ過ぎなど暴飲暴食が多くなると、血液中の糖質や脂質が増えていきます。また何らかの理由により血流が正常でなくなったり、血管に血小板が集まって長れが停滞してしまいます。トマトに含むリコピンはドロドロになった血液をサラサラにしてくれます。
トマトジュースダイエットの注意点
トマトジュースはカロリーも糖質め低くダイエット向きです。塩分量が増えると体に悪影響を与えダイエットにならず太る原因になります。ここではもう一度トマトジュースダイエットの選び方や飲み方などの注意点を抑えていきます。
ダイエット効果を過信しない
トマトジュースが低カロリーでも決して過信は禁物です。夜や食前にトマトジュースを取り入れても必ずしも痩せるわけではありません。他に食べ過ぎてしまえば太ることもあります。トマトジュースダイエットは夜や食前に飲むこと以外に、バランスのよい食生活や運動は大切なことです。また規則正しい生活にも注意してください。
即効性がないので続けること
トマトジュースは低カロリーで低糖質です。また食前に飲めば一時期は満腹感があり、他の食事の量も抑えられます。しかし間食やカロリーの高い食事をしてしまたえば太ることもあります。トマトジュースダイエットは継続的に続け、バランスのよい食生活を心がけてください。
選び方のポイントは塩分
色々な種類のトマトジュースが販売しています。しかしトマトジュースダイエットをするには塩分に注意が必要です。選び方や飲み方を考え継続的に続けることで成果の出るダイエット法となります。塩分の無いトマトジュースで始めてみてください。
トマトジュースは低カロリーでダイエット効果もある!
栄養も豊富で低カロリーなトマトジュースは誰でも簡単に始めることができるダイエットです。しかし塩分には注意が必要です。せっかく続けていけるダイエットでも、体の中がサビついては元も子もありません。選び方や飲み方のポイントを抑えて正しくトマトジュースダイエットを始めてください。