2019年03月27日公開
2024年09月09日更新
シャウエッセン1本のカロリーは?ウインナーの栄養とダイエット効果
シャウエッセンの1本のカロリーがどのくらいか知っていますか?日本ハムが販売したウインナーソーセージのことをシャウエッセンと呼ぶのですが、パリッと噛んだ時のジューシーな味わいはダイエットには不向きだと考えると思います。しかし、シャウエッセンの食べ方をひと工夫すれば糖質を控え、栄養効果が摂れるのです。まずは、シャウエッセンのカロリーを知り、食べ方の注意点を理解し、ダイエット中でも美味しく食べられるようにしましょう。
目次
シャウエッセンは高カロリー?ダイエット中食べられる?
シャウエッセンとは日本ハムが1985年3月より製造・販売しているウインナーソーセージです。外の皮がパリッと香ばしく、中は肉汁が染み出す味わいで、大人も子供もこのウインナーソーセージが好きな人は多いと思います。
また、ダイエットには不向きだと考えて、ダイエット中の食事には出てこない食材かもしれません。しかし、シャウエッセンの栄養や食べ方を注意すれば、ダイエット効果抜群の食材になるのです。まずは、シャウエッセンのカロリーや糖質量を知って、色々な食べ方のアレンジを考えてみましょう。
シャウエッセン1本のカロリーと糖質量
シャウエッセンは本当にカロリーが高いのでしょうか?シャウエッセンの主な原材料は豚肉・豚脂肪・糖類・塩・リン酸塩・香辛料・調味料・酸化防止剤・発色剤です。この原材料を踏まえて、カロリーを検証し、ダイエット中の効果的な食べ方を考えていきます。
カロリー
シャウエッセンの1袋の内容量は127gです。パッケージには100gあたり311kcalと記載されています。1本は約22gなので、1本あたりのカロリーは68kcalになりますこれを必要な運動量に換算するとウォーキングで約20分、半身浴で約28分必要になります。
数字から見てカロリーが高いと思ってしまいます。しかし、伊藤ハムのアルトバイエルンは100gあたりのカロリーが341kcal、丸大商品の燻製屋は100gあたりのカロリーが323kcalなので、同じウインナーソーセージの中ではカロリーが低い方だと言えます。
糖質量
次に糖質量を調べてみます。シャウエッセンは食物繊維がないので、炭水化物がそのまま糖質になります。そうすると、100gあたり約3gになります。1本あたりに換算すると約0.6gです。ちなみに鶏のから揚げは100gあたりの糖質量が約3.6g、とんかつは11gとこちらも他の食材に比べると糖質量は低いです。
しかし、注意しなければいけないのは、シャウエッセンにつける調味料によって糖質が変わるということです。シャウエッセンにケチャップをかけるとカロリー、糖質ともかなり高めの数値になります。こうするとダイエットには不向きな食材になってしまうのです。
シャウエッセン商品別のカロリーと糖質量
実はシャウエッセンには様々な種類のウインナーソーセージがあります。現在では、ホットチリ・ロングシャウエッセン・スペシャルロング・小さなシャウエッセンというラインナップです。これらも合わせてカロリーと糖質量を調べ、ダイエット中の食べ方を考えてみましょう。
カロリー
カロリーですが、ロングシャウエッセンとスペシャルロングは通常のシャウエッセンと原材料は同じなため、100gあたりのカロリーは一緒の311kcalです。ホットチリは辛み成分を多く含まれているためカロリーが100gあたり343kcalになります。小さなシャウエッセンは内容量が85gのため、1袋のカロリーが264kcalになります。
糖質量
糖質量も同じで、ロングシャウエッセンとスペシャルは100gあたり3gです。ホットチリは100gあたりの糖質は3.8g、小さなシャウエッセンは85gあたり2.6gになります。
シェウエッセンシリーズはウインナーソーセージを使用する用途によって長さや味を多少変えているため、本来の外皮パリッと中身がジューシーな味わいはどれをとっても同じように美味しく仕上がっています。
皮なしウインナーのカロリーと糖質量
日本ハム製品の中では皮なしウイニーという商品も売られています。主に子供が食べやすい商品として多く出回っていますが、このカロリーと糖質量も調べてみます。
カロリー
子供のキャラクターのパッケージが特徴の皮なしウイニー。このカロリーは内容量80gあたり188kcalです。原材料が豚肉の他に鶏肉も含まれているのでカロリーが抑えられていると思います。また、子供が主に食べるので、カルシウムが豊富に含まれていることも、人気の要因です。
糖質量
栄養豊富なウイニーと思いがちですが、実は糖質量は高いです。1袋80gあたり4.7gと通常のシャウエッセンよりも高い数値になっています。理由としては、シャウエッセンにはなかったポークエキスや水あめが原材料に含まれているからだと思います。
カロリーが低いからと言って皮なしウイニーを摂ると糖質が高くなるので、糖質制限ダイエットを行っている人には注意が必要だと思います。
シャウエッセンの栄養とダイエット効果
シャウエッセンのカロリーや糖質量がわかったところで、シャウエッセンの栄養やダイエット効果を詳しく紹介します。シャウエッセンの栄養を知ることによって、ダイエット中の食べ方の参考になると思います。
カルニチンで体脂肪の燃焼
カルニチンとは特殊なアミノ酸の一種で体内の脂肪を燃焼するのに必要な栄養素です。豚肉にはこのカルニチンが多く含まれており、適度にカルニチンを摂ることによって、ダイエットに効果的になります。また、運動をする方がよりカルニチンが働きやすい体質になると言われています。
タンパク質で基礎代謝の向上
タンパク質は筋肉を作るのに必要不可欠な栄養です。痩せにくい体を作るには、ある程度の筋肉をつけなければ、すぐ太ってしまいます。シャウエッセンを食べてタンパク質を摂るなら、必ず運動をして基礎代謝をアップさせることが大切だと思います。
ビタミンB1で糖質の代謝を促進
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。このビタミンB1は炭水化物(糖質)をエネルギーに変えてくれる働きがあるため、白米を食べる日本人には必要な栄養素です。また、ビタミンB1が不足するとイライラしたりするのは、脳の働きを正常に保つ役割がビタミンB1にあるからだと言われています。
シャウエッセンのデメリット・注意点
シャウエッセンはカロリーが低く、栄養素も豊富だとわかりましたが、デメリットもあります。しかし、この注意点を気を付けることによってダイエット中の人にも安心して美味しく食べられると思います。
ご飯がすすむ
シャウエッセンのカロリーが低いからと言って、ご飯を食べ過ぎたら意味がありません。白米は炭水化物なので、高カロリーです。また、シャウエッセンをパンにはさんで食べても美味しいですが、パンもカロリーを気にする人には注意が必要です。ダイエット効果がなくなるので、できるだけ炭水化物と一緒に食べないようにしましょう。
ケチャップなど調味料のカロリー
シャウエッセンの付け合わせの調味料としてケチャップやマヨネーズをつけてしまうと、カロリーや糖質がすぐ高くなります。ケチャップは大さじ1杯で18kcal、マヨネーズは大さじ1杯でなんと84kcalにもなります。
ただ、糖質になるとケチャップは大さじ1杯で3.84gとシャウエッセンの100gあたりの糖質と同等の数字になります。ダイエット中は絶対調味料はつけないようにしてください。
シャウエッセンのダイエット中の食べ方
シャウエッセンに限らず、粗挽きウインナーソーセージはダイエット中に食べる際、3つの食べ方をすると比較的カロリーを抑えられます。難しい食べ方ではないので、実践してみてください。
ボイルがおすすめ
油を使わない食べ方として、ボイルは一番効果的です。サラダ油は大さじ1でも約110kcalにもなります。どんなにダイエットしてもこれなら全く意味がありません。お鍋にお湯を入れて沸騰してからシャウエッセンを入れて3分間待つだけで、美味しいシャウエッセンが出来ます。
もしボイルが面倒と思っているなら、シャウエッセンにつまようじなどで2,3箇所穴をあけ、500wのレンジで1本20秒レンジにかけてください。そうすると、ボイルと同じような食感と味わいのシャウエッセンが出来上がります。
マスタードで食べよう
マスタードをつけてシャウエッセンを食べる人は多いと思いますが、実はこのマスタード、代謝を促進し脂肪を燃焼してくれる働きがあるのです。つけすぎると高カロリーなので逆効果になりますが、味が物足りなくて、どうしても調味料を付けたいときは、ケチャップやマヨネーズではなく、マスタードにしてください。
コンロで焼くのもおすすめ
シャウエッセンをコンロで焼くのも油を使わずに済みます。油がコンロの底に落ちるので後始末が大変かもしれませんが、脂も使わない、余計な油はコンロに溜まるので、さらに低カロリーで食べることが出来ます。少しの焦げ目も香ばしくて美味しく食べられると思います。
シャウエッセンのカロリーに気をつけてダイエットしよう
シャウエッセンは、食べ方を注意するだけで、ダイエット中でも食べられる美味しい食材だということがわかりました。油を使わず、コンロで焼いたりボイルすれば、脂肪も燃焼してくれる嬉しい効果も期待できるので、適度な運動をして疲れた後は、シャウエッセンでご飯を美味しく食べましょう。