フェヌグリークの効果効能8選！使い方や副作用/代用など

フェヌグリークと聞くと「何かのスパイス？」と聞く方が多いです。実はインド料理などで出てくる料理にはよく使われているスパイスの一つなのですが、今、その効果や効能について話題を呼んでいます。またメープルが食べれない人にも代用として愛用されています。

そんなフェヌグリークというスパイスは、健康に対してどのような効果・効能を持っているのか、使い方はどうすればいいのか？副作用はないかなど色々紹介しましょう。

フェヌグリークというスパイスについてどのようなものか最初に紹介しましょう。インド料理でもよく使わられているというフェヌグリークというスパイスについて知っていきましょう。

では、そもそもフェヌグリークというスパイスはどこで生まれたスパイスか知っていますか？意外と知られていないフェヌグリークというスパイスの生産地は、西アジアから地中海東岸地域原産の植物でもあります。

このフェヌグリークは、スパイスはあまり知られていませんが、葉っぱはハーブティーの一種として知られています。また古代エジプトでは医療の薬としても愛用されていたと言われています。古代ローマやギリシャでは家畜の餌としても使われてました。

またフェヌグリークの歴史は古く、古代エジプトでは医療以外にもミイラの保存に用いられたスパイスのひとつです。また古代ギリシャとローマでは「ギリシャの牧草」として食べられていた後ヨーロッパや中近東、北アフリカ、インド、中国などへ食用、薬用として流通します。

その中でもインドではインド料理のスパイスとしてはよく利用されています。またフェヌグリークのスパイスは香りと味もいいので、インド料理ではスパイスとしての使い方がされています。

そしてフェヌグリークの香りと味について少し触れましょう。香りに関して言うと「カレーのような濃いコンソメ味のスナックのような取り敢えず強い香りを感じる」位香りがいいのです。その為にインド料理でスパイスとしての使い方が多い訳です。

では、逆に味はどうかというと、口に入れてみると分かるのでが「とても食べれない」味です。あくまでスパイスとしても、少しだけ振りかける程度です。また味を例えると日本の薬草「せんぶり」と同級です。

フェヌグリークについて分かった所で、次にフェヌグリークが持つ効果・効能について紹介しましょう。この効果・効能について知る事でフェヌグリークが健康にいかによいかのか知る事が出来るでしょう。

フェヌグリークが持つ効果・効能として期待されている８つの内の１つ目は、生活習慣病の予防です。生活習慣病と言えば、いまや国民病の一つです。しかしそれを予防できるのであれば嬉しいですよね。

生活習慣病の予防として、フェヌグリークがもたらすのは血糖値やコレステロールや中性脂肪を下げる働きがあるという事です。その為に糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を予防できます。健康的な効果を期待できます。

次にフェヌグリークが持つ効果・効能は、「胃腸を整えている」ことです。実際ヨーロッパやインド、中国などでは胃腸薬という薬草としての使われ方をしています。日本でも近年その効能を期待されて、漢方にも使われています。健康薬草として有名です。

主に、食欲不振、胃の不快感、便秘、胃の膨張感、ガスなどの効果が期待されていると言われています。健康的な面では、嬉しい効果しかありません。しかし取りすぎると副作用も起きるので摂取量は必ず守っていきましょう。

フェヌグリークの効果・効能は「炎症を鎮める効果」があります。特に古代から炎症を鎮める効果が期待されています。その為に古代から炎症を鎮める薬草といえば、フェヌグリークと言われています。

効果としては、内服で「口内炎、気管支炎、結核、慢性的な咳」であり、外服で「外傷、関節痛、リンパの腫れなどの消炎鎮痛」の湿布にも使われています。内服、外服どちらでも使えるのもこのフェヌグリーク位でしょう。

フェヌグリークの効果・効能は「女性特有の悩み」にも期待されています。特に女性はいろんな特有の病気があり、毎回苦しむ人が多いです。それに対しても少し和らげる効果があると言われています。

フェヌグリークには、性ホルモンを活性させるジオスゲニンという成分があり、ホルモンのバランスが整い、更年期障害、月経痛、PMS（月経前症候群）という女性特有の悩みを和らげてくれます。

フェヌグリークの効果・効能は「脳細胞の活性化」です。スパイスなのに脳細胞にも影響ある事が近年分かったのです。その理由としてフェヌグリークに含まれるコリン、ジオスゲニン、トリゴネンといった成分があります。

この成分こそが脳細胞を活性化してくれるのです。その成分が脳の老化を予防する働きがあり、認知症やアルツハイマー病などの予防や改善に効果があると医学的にも最近研究されているのです。

フェヌグリークの効果・効能は「ダイエット効果」もあります。これは女性にとっては嬉しいです。ではダイエットに効果があるのはどうしてかと言うと、ある成分が大きく関わっています。それがコリンです。

コリンは必須栄養素のひとつで、脂質の代謝を促進する働きを持っていて、それを摂取する事で体内での脂肪蓄積が抑制され肥満防止につながると言われています。摂取量は多量するのは危険ですが、代用したりすることで健康的に食べれば効果は期待されています。

フェヌグリークの効果・効能として「発熱やのどの痛み」を抑える効果が持っています。上の方で炎症を鎮める効果として期待がある通り、初期の発熱やのどの痛みを和らげる事ができます。その為に、多忙な時や休めない時等に飲む初期の薬には調薬されているのです。

最後に意外なフェヌグリークの効果・効能としては「授乳中の母乳」にもお勧めと言われています。それは近年研究されている事で分かった事ですが、授乳婦に摂取させると母乳の出がよくなるという報告があるのです。

しかしこれはあくまで授乳婦の時だけです。後半の副作用にて話しますが、妊娠中の女性は逆に摂取は副作用を生むと言われています。では次にフェヌグリークの使い方についてです。

フェヌグリークの効果・効能が分かった所で、口に入れると苦い、香りとしてはかけすぎると難しいフェヌグリークを上手に使える使い方はメープルアレルギーの人もメープルの代用に使う事もできます。メープルの代用やサプリメント等以外にも使い方があります。

では次にフェヌグリークの使い方を紹介していきましょう。最初の使い方は、インド料理の代表でもあるカレーのスパイスに使われています。インド料理といえばカレー、カレーといえばスパイスという風にフェヌグリークを使う使い方をしています。

またインド料理はカレー以外にもスパイスを使う事が多い料理なので、インド料理で使われているスパイスにはフェヌグリークが香りなどで入っている事が多いのです。インド料理を食べたら一度、香りを嗅いでみるといいです。

次にフェヌグリークのおすすめの使い方は、「葉はサラダや炒めもの」に使うという方法です。葉といえばハーブティーのイメージがありますが、炒めたり、サラダにいれて食べる使い方もあります。葉の方は、スパイスとして使われる種子とは違い食べる事が出来ます。

葉を今までハーブティー以外を試した事ない人にとっては、衝撃な使い方ですがそれでも栄養面や健康面からもこの使い方はお勧めできます。また葉物の代用に使うのもおすすめです。

フェヌグリークの使い方として、意外な形でも使われています。世の中にはベジタリアンと呼ばれる人たちがいます。その人達にとって悩みが、動物性からしか取れないと言われている「タンパク質」が摂取出来ない事です。

そのたんぱく質でおすすめなのがフェヌグリークの種です。この種にはビタミン、ミネラルと共に蛋白質も豊富に含んでいます。その為にベジタリアンの人はこのスパイスのタネでタンパク質を食べています。

フェヌグリークの使い方として使われているのが、「メープルシロップの代用品」として使う使い方です。フェヌグリークは甘い香りをただ寄らせています。その香りからメープルの代用として食べる人もいます。メープルを使えない人でも安心して代用できます。

その甘い香りは、フェネグリークの種から抽出されているエキスです。これらが、メープルやバニラの代用品としてキャンディやお酒の香料、タバコのフレーバーにも使われています。ダイエットで甘いもの食べれない時でもメープルの代用に使えます。

フェヌグリークの使い方として知られているのが「ハーブティー」です。多くの人は、ハーブティーで飲むという事が多いです。実際、葉っぱをハーブティーにして飲む人も多いです。葉っぱは炒め物で食べれる以外にも飲む事もできるのです。

ハーブティーの作り方としては、種を軽くつぶしてカップに入れ、熱湯を注いで５～７分ほどで、甘い香りと微かな苦味のハーブティーが出来上がります。ただ、このハーブティーは誰でも飲めるわけではありません。後半の副作用にて紹介します。

最後にフェヌグリークの使い方として人気なのが「サプリメントで摂取」です。サプリメントは、薬品会社が徹底して検査した上で出ているので安全面的にはお勧めです。しかしサプリメントだと金額的に買いにくいという人もいます。

今やフェヌグリークの効果・効能からサプリメントも多く増えています。サプリメントだといちいち入れる事なく、そのまま摂取出来るのがサプリメントのメリットです。では次に副作用について紹介しましょう。

今やサプリメントでもあるファヌグリークですが、サプリメントであっても、やはり気になるのは副作用です。効果・効能で話した通り、女性でも妊婦さんは摂取を禁止されています。それは副作用の心配があります。では副作用について紹介します。

フェヌグリークの効果・効能は優れている反面、副作用も存在します。フェヌグリークの副作用として、今知られているのが、下痢、胃の不快感を初めとした腹部の膨満感、ガス、尿のメープル臭・鼻づまり、咳、喘息、顔の腫れ、アレルギー反応・低血糖等あります。

またフェヌグリークを摂取しない方がいい人がいます。どうして摂取しない方がいいのか？副作用と一緒に紹介していきましょう。健康的な効果・効能は期待されていてもやはり副作用もしっかり押さえて事も大事です。

女性の所で紹介しましたが、授乳婦は医者と相談した上での摂取が出来ると言われています。しかし妊娠中の女性は摂取を避けておきましょう。妊娠中の女性が摂取を禁止される理由としてその副作用が「子宮刺激作用があるとか鎮痙作用がある」と警告されているのです。

つまりうっかり摂取すると、流産する危険性もある為に摂取してはいけません。また出産時には分娩誘発に使われることが多いのです。だからこそ妊娠中の摂取で流産する危険性が高い訳です。
 

健康的な効果効能があるとなると、子どもにも摂取させたいという親も多いです。しかし、実際子どもへの摂取は、カレーのスパイスとして使うだけにするのが一番です。特にハーブティーなら気軽で摂取しやすいと感じます。

実際ハーブティーを飲んだ子どもが意識を飛ばしたという報告が上がっているのです。その為に、子どもへの摂取はカレーのスパイスに入れる程度が一番安全です。フェヌグリークの副作用や効果・効能を理解する事が大事です。

フェヌグリークは便利なスパイスではあります。健康面に対しての効果・効能も大き反面、副作用もあります。必ず今の自分の身体の状況を見て摂取する量を考えて起きましょう。しかしフェヌグリークが健康にいいことはいいです。サプリメントも適量を守って摂取しましょう。

フェヌグリークの効果・効能を理解しながらも副作用や代用したり、使い方を知る事で正しい摂取量を守りながらも、健康な身体を作り上げていくきっかけにしましょう。ぜひ正しい摂取量と副作用を守っていましょう。