2019年03月10日公開
2024年09月07日更新
「A1ソース」は沖縄ステーキで定番のソース!酸味がクセになる?
「A1ソース」という沖縄で人気のステーキソースを知っていますか?イギリス生まれのA1ソースは、どんな料理とも相性抜群の万能ソースです。ここでは、酸味のきいたA1ソースにおすすめの使い方や簡単に作れるレシピを調査しました。歴史や名前の由来、通販での購入の有無ついてもあわせて紹介しているので、まだA1ソースを味わったことのない方は、ぜひチェックしてみてください。
A1ソースは沖縄で愛されている商品!
沖縄は、独特の食文化が根付くグルメの街です。その他の地域では使われていない調味料が複数あることでも有名で、特に「A1ソース」と呼ばれるイギリス生まれのステーキソースが人気だと言われています。
ここではA1ソースの味や使い方、通販の有無など気になる全てをお届けします。酸味のきいたA1ソースで、ぜひいろんな使い方を楽しんでみて下さい。
A1ソースとは?
まずは、A1ソースの味わいや名前の由来について詳しく見ていきましょう。イギリス生まれのA1ソースは、通販サイトで購入できるのでしょうか?A1ソースのことを初めて知ったという方も必見です。
沖縄のステーキソース
「A1ソース」は、沖縄で大人気のステーキソースです。テレビ番組でも取り上げられたことのあるA1ソースですが、ステーキ好きの沖縄県民は一家に一瓶このA1ソースを常備しているとも言われています。
酸味の効いた味
A1ソースの味の特徴は、なんといっても程よい酸味にあります。トマトや醸造酢など、酸味のある材料がA1ソースのもとになっており、濃厚な味わいの中にパンチのきいた酸味がステーキをさらに美味しく仕上げてくれます。
生まれはイギリス
ステーキハウスが立ち並ぶ沖縄は、アメリカの食文化が色濃く残る街です。そのためA1ソースもアメリカ生まれかと思いきや、意外にもイギリスで生まれた調味料なのです。
19世紀にイギリスの王様専属のシェフだったヘンダーソンという人が、王様のために作ったソースがA1ソースの原型だと言われています。
それを一般向きに販売したことからイギリス中に美味しさが広まり、ロンドンの国際博覧会を機にアメリカへ渡りました。それが巡り巡って沖縄に伝わり、現在も人々に愛されるソースとして親しまれています。
名前の由来は?
A1ソースという名前は、イギリスの王様だったジョージ4世がシェフの作ったソースに感動し、「A one(最高だ!)」だと絶賛したことに由来します。それが今ではA1ソースとして沖縄の食卓に並ぶソースになったというから驚きです。
通販で購入できる
沖縄で大人気のA1ソースですが、なかなか旅行に行くのが難しい方も多いでしょう。実は、A1ソースは通販で手に入れることが可能です。通販サイトでは、1本400円前後で販売されているため、気になる方は一度購入してみることをおすすめします。
A1ソースの使い方
ここからは、酸味のきいたA1ソースのおすすめの使い方を紹介します。独特の酸味のあるA1ソースですが、意外にもいろんな料理に合わせることができます。特におすすめの使い方を紹介するので、通販でソースを手に入れた際はぜひ参考にしてください。
まずはステーキソースとして
出典: https://cutee.jp
やはりA1ソースを最初に試すべきは、定番のステーキでしょう。ステーキソースと言われるだけあって、A1ソースは牛肉との相性が抜群に良いソースです。脂身のあるステーキ肉も、A1ソースをかけると驚くほどさっぱりと食べることができます。
チキンソテーに
出典: https://cutee.jp
A1ソースが合うのは牛肉だけではありません。鶏肉をカリっと焼いたチキンソテーもA1ソースに良く合います。ソースの酸味が鶏肉の旨みと合わさり、今まで食べたことのない絶品ソテーに仕上がるでしょう。
ソテーしたフライパンの中にA1ソースを入れると、ひと違った味わいのソテーが作れます。オニオンソテーやコーンなどを一緒に入れてオリジナルソースを作るのもおすすめです。
ピーマンの肉詰めのソースとして
ケチャップなどをかけることの多いピーマンの肉詰めも、A1ソースをかけるだけで本格的な味わいの料理に変化します。酸味のきいたA1ソースは、いつもの肉詰めを大人味に仕上げてくれるでしょう。
餃子のタレの代わりに
ニンニクのたっぷり入った餃子も、A1ソースと相性抜群の食べ物です。タレの代わりにA1ソースをつけるだけで、ビールもどんどん進む味つけになります。餃子を手作りする際は、肉だねにA1ソースを混ぜ込む使い方もおすすめです。
焼き魚にかける
A1ソースは、魚との相性も良いようです。ソテーなどの焼き魚の仕上げにA1ソースをかけると、淡白な魚をパンチのある味わいに仕上げてくれます。A1ソースの使い方としては、青魚よりもタラなどの白身魚にかけるのがおすすめです。
揚げ物のソースとして
A1ソースは、一般的なソースのように使うこともできます。中でもおすすめが、揚げ物にかけるという使い方です。コロッケやトンカツはもちろん、アジのフライやイカフライなどとも抜群によく合います。
胃もたれしがちな揚げ物ですが、A1ソースをかけると最後までさっぱり食べることができるでしょう。ついでに、揚げ物の添えの定番キャベツの千切りにかけて食べるのもおすすめです。
カレーに混ぜてみる
子供にも大人気のカレーにも、ぜひA1ソースを加えてみてください。あくまでも隠し味に使うので、入れすぎには注意しましょう。程よい酸味と旨みが、カレーのスパイスをさらに引き立ててくれるでしょう。
パスタソースに使う
A1ソースは、イタリアンとも相性の良い調味料です。トマトベースのミートソースに隠し味として少量A1ソースを加えると、味に深みを出すことができます。A1ソースの酸味とトマトの酸味が合わさり、極上のパスタソースが作れるでしょう。
沖縄のステーキソースの種類
沖縄には、A1ソースの他にもおすすめのステーキソースがたくさんあります。ここでは、A1ソース以外にも試してほしい商品を4選紹介します。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてください。
No.1ソース
まずおすすめしたいのが「No.1ソース」です。沖縄の那覇にある「ジャッキー」というステーキ店と兵庫県の「木戸食品」が開発したステーキソースで、濃厚でアメリカンな味わいが人気となっています。こちらは通販でも販売されており、400円前後で購入が可能です。
B.Cスタンダードソース
続いて紹介するのが「B.Cスタンダードソース」です。こちらの商品は、沖縄のクラウンホテルのレストランが開発したソースで、マンゴーや黒糖を使用したまろやかな甘みのある味わいが特徴です。ホテルでは販売も行われているので、沖縄に旅行した際は足を運んでみることをおすすめします。
S1ソース
A1ソースに名前が似ている「S1ソース」ですが、実は沖縄県産ではなく群馬県の正田醤油という会社が作っています。ソースには沖縄の黒糖が使われており、何にでもかけられる万能ソースです。
OK ステーキソース
「OKステーキソース」は、沖縄のイタリア料理店「ビストロまぁる」のオーナーシェフが開発したソースです。沖縄県産の黒糖やシークァーサーなどをたっぷり使った懐かしい味わいで、ステーキにOK、タコライスにOKと、どんな料理にもかけられるバリエーション豊かなソースとなっています。
A1ソースを使ったおすすめレシピ
最後に、A1ソースを使ったおすすめのレシピを紹介します。酸味のあるA1ソースは、料理にかけるだけでなくいろんな使い方を楽しむことができます。通販などで手に入れた際は、ぜひアレンジ料理にも挑戦してください。
トマじゃがチーズ焼き
- トマト1個
- じゃがいも1個
- A1ソース適量
- ピザ用チーズ適量
- じゃがいもは、電子レンジで5分程加熱してから皮を剥き、食べやすい大きさに輪切りにします。トマトも同様に輪切りにしましょう。
- 耐熱皿にじゃがいもとトマトを交互にのせ、A1ソースとチーズをふりかけます。オーブントースターで7~10分ほど焼いたら完成です。
「トマじゃがチーズ焼き」2人分の材料、作り方を紹介しました。味付けはA1ソースのみと非常に簡単なので、もう一品おかずが欲しいときにもおすすめです。チーズとA1ソースが絡まった野菜は、お酒のおつまみにもぴったりでしょう。
チャップステーキ
- 牛ステーキ肉適量
- ピーマン適量
- 玉ねぎ適量
- 人参適量
- A1ソース適量
- ケチャップ少々
- サラダ油適量
- ピーマンは種を取ってざく切り、玉ねぎはくし切り、人参は薄めの拍子切りにします。牛ステーキ肉は一口大にカットしましょう。
- サラダ油を熱したフライパンで、人参と玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら牛肉を加え、全体に火が通ってきたらピーマン、A1ソース、ケチャップを入れて味付けしたら完成です。
「チャップステーキ」の材料、作り方を紹介しました。適当に作っても美味しく仕上がるのがA1ステーキの魅力です。ケチャップを少量加えて甘みをプラスしているのがポイントです。牛肉には火を通し過ぎないように、加熱のタイミングを見極めましょう。
沖縄の定番A1ソースを試してみよう!
沖縄で大人気のA1ソースは、どんな料理にも相性抜群の万能ソースです。ステーキソースだけでなく、ハンバーグや揚げ物にかけたりと、いろんな食べ方を試してみるとよいでしょう。
ただ料理にかけるだけでなく、炒め物の調味料として使う方法もおすすめです。通販でも購入できるため、ぜひ一度A1ソースを味わってみてください。