2019年03月11日公開
2024年09月07日更新
キューバリブレのレシピや基本情報!名前の由来や歴史とは?
キューバリブレを聞いたことがありますか?キューバリブレは、キューバ産のラム酒、コーラ、ライムをで作るカクテルです。お酒好きな方ならわかると思いますが、コーラを使ったラムコークというカクテルもあります。今回は、キューバリブレについて徹底調査します。キューバリブレとラムコークの違いとは?キューバリブレの名前の由来や歴史、味わい、アルコール度数などを調べました。また、キューバリブレのレシピと、日本限定のエナジードリンクのモンスター・キューバリブレについても紹介します。
キューバリブレについて知りたい!
キューバリブレは、名前の通りキューバで生まれたカクテルです。以前は、キューバリブレと同じように、ラム酒とコーラを使ったラムコークと同じものと紹介されていることが多くありました。ですが、最近はキューバリブレとラムコークを別のカクテルと定義することも多く、キューバリブレについて解説します。
キューバリブレとは?
ここでは、キューバ生まれのキューバリブレというカクテルについて紹介します。キューバリブレの名前の由来や歴史、味わい、アルコール度数について解説します。
キューバ生まれのコーラを使ったカクテル
キューバリブレは、キューバ生まれのコーラを使ったカクテルです。ラム酒をベースとするカクテルの1つで、キューバを代表するラム酒と、アメリカ生まれのコーラ、果実のライムを混ぜ合わせて作られたカクテルです。
名前の由来や歴史
出典: https://joho.st
キューバリブレの名前の由来を紹介します。キューバリブレは、国名の「キューバ」と、スペイン語で「自由」という意味の「リブレ」を併せた造語が由来と伝えられています。
キューバリブレの歴史を紹介します。第二次キューバ独立戦争の合言葉「ビバ・キューバ・リブレ」(キューバの自由万歳)が語源という由来があり、1902年にキューバがスペインから独立したことを祝う為に生まれた歴史があるカクテルです。
キューバ独立戦争のときに、キューバ支援のアメリカ軍人が、誤ってラム酒にコーラを落としたら、美味しかったということが、キューバリブレの歴史の始まりといわれています。やがて、果実のライムを絞り、混ぜて味わうようになり、現在のキューバリブレのベースになりました。
どんな味?
キューバリブレの味について紹介します。キューバリブレのベースはキューバ産のホワイトラム酒で、さとうきびや糖蜜が主な原材料です。
マイルドな味が特徴のホワイトラム酒に、独特の味わいのあるコーラが加えられ、キューバリブレの味は、コーラの味がします。そこに、ライムの絞り汁やライムジュースが加わり、キューバリブレは爽快な香りと味わいが特徴です。
ホワイトラム酒は、その名の通り無色透明なラム酒で味に特徴があまりなく、キューバリブレの場合、加えられるコーラの味がします。したがって、自分で作ると甘めのコーラと甘くないコーラでは、味に違いがあります。
度数は?
キューバリブレのアルコール度数を紹介します。キューバリブレのアルコール度数は、12度から13度くらいが一般的です。アルコール度数12度は、カクテルにしては低い度数のお酒です。
キューバリブレのベース、ホワイトラム酒のアルコール度数は40度から50度が一般的で、とても強いお酒です。カクテルのベースとして飲む人の方が多く、コーラとのレシピの割合は、ホワイトラム酒1・コーラ3くらいがベストといわれています。
キューバリブレのレシピ
キューバリブレは、ベースのホワイトラム酒、コーラ、果実のライムやライムジュースがレシピです。お酒ですので、強いお酒が好きな方と、軽めのお酒が好きな方ではレシピが違いますので、ここでは、ホワイトラム酒・アルコール度数50度の場合で、キューバリブレのできあがりアルコール度数12度くらいのレシピを紹介します。
材料
- ホワイトラム酒・50cc
- コーラ・150cc
- ライムジュースかライムの絞り汁・適量
作り方
- タンブラーにライムジュースをいれる、またはライムを搾る
- タンブラーに氷を2個から3個入れホワイトラム酒を注ぐ
- ホワイトラム酒の2倍から3倍量の冷やしたコーラを入れる
- マドラーで軽くかき混ぜればできあがりです
ライムジュースがない場合はライムで代用も
最近、キューバリブレを自分で作る場合、簡単なライムジュースを使う方が増えています。ライムを絞る面倒がないためです。ですが、ライムジュースが見つからな場合は、ライムの果実を買ってきて代用できます。
でも、本当のキューバリブレの始まりは果実のライムですので、本格的なキューバリブレを味わいた方は、果実のライムを絞り、果実をカットしてグラスに添えるのがオールドスタイルです。
キューバリブレとラムコークの違い
キューバリブレとよく似たカクテルに「ラムコーク」があります。ここでは、キューバリブレとラムコークの違いについて、ラムコークはどんなカクテルなのか?ライムの有無の違い、使っているラム酒の種類の違いなどを解説します。
ラムコークとは?
ラムコークは、ラム酒をコーラで割ったカクテルです。キューバリブレとは違い、果実のライムやライムジュースを混ぜず、ラム酒とコーラのみで作るのがラムコークという由来があります。
ですが、実際のところ、キューバリブレとラムコークは一緒のカクテルという歴史もあります。どちらも、ラム酒とコーラを使ったカクテルで、ラムコークには、レモンやライムなどの果実を絞ったものも存在します。
ライムの有無の違い
最近では、キューバリブレとラムコークは違うものとした扱われることも多くなりました。キューバリブレとラムコークの違いのひとつに、ライムの有無があります。
キューバリブレのレシピは、果実のライムやライムジュースが、必ず混ぜられます。コーラの甘味とフレッシュなライムの爽やかさがあります。それに対し、ラムコークのレシピはラム酒とコーラだけですので、コーラの味が強く感じることができます。コーラ好きの方は、コーラの味がダイレクトに感じられ、ラムコークの方が好きという方もいます。
ラムの種類の違い
キューバリブレとラムコークの一番の違いが、ラムの種類の違いです。キューバリブレには、ホワイトラム酒のみが使われているのに対し、ラムコークは色々なラム酒が使われています。
ラムコークに使われるラム酒には、ホワイトラム、ゴールドラム、ダークラム、ライトラム、ミディアムラム、ヘビーラム、フレーバーラムがあります。
ラムコークによく使われるのは、味や香りが弱くクセも少ないホワイトラム、樽で3年未満熟成して作られ、薄い褐色、琥珀色をしているゴールドラム、柔らかくて口当たりが良く、甘みや香りが軽いライトラム、熟成の期間のがやや長く、淡い色と軽い香りが特徴のミディアムラムがあります。
キューバリブレ味のエナジードリンク
エナジードリンクの人気商品のモンスターエナジーから、日本限定のオリジナルフレーバー「キューバリブレ」が発売されています。ここでは、モンスター・キューバリブレについて紹介します。
モンスターエナジーから日本限定で発売
モンスター・キューバリブレは2018年4月に、日本限定で発売された缶入りのエナジードリンクです。ほかのモンスターエナジーと同じように、355ml缶に入っており、価格は210円前後です。
キューバリブレはカクテル、お酒ですが、モンスター・キューバリブレは、エナジードリンクでアルコールは入っていません。しかし、キューバリブレのフレーバーを意識した商品で、ライムをふんだんに加えたコーラテイストのエナジードリンクです。
口コミやレビューは?
モンスター・キューバリブレが発売されて、もうすぐ約一年になります。モンスターエナジーファンや、コーラ好きのなど、たくさんの方がモンスター・キューバリブレを味わっており、ここでは、口コミやレビューを紹介します。
「味としては、思った以上にコーラに近いです。いわゆるコカ・コーラやペプシ・コーラ風ではなく、ちょっと薄いコーラの味がします。甘さ控えめで飲みやすいです。」
「香りはライムの爽やかな感じで、あっさり控えめなコーラ味です。プルタブが赤色で、キューバリブレを意識しているのがわかります。」
「普通のコーラより炭酸は強くないですが、普通のモンスターよりは炭酸が強いような気がします。」
「コーラとガラナにライムの柑橘系を加えた味わいです。他のに比べて、甘すぎないし、スッキリしてるので飲みやすいです。」などがあります。
キューバリブレを飲んでみよう!
いかがでしたか?キューバリブレについて紹介しました。「キューバの自由」の名前がつけられたキューバリブレは、キューバ独立に由来した、歴史のあるカクテルです。本物志向にこだわるなら、キューバ産のホワイトラム酒、アメリカ産のコーラ、果実のライムを使い、レシピを参考に本格的なキューバリブレを味わってみてください。