【名古屋お土産】手羽先ならコレ！駅構内で買えるおすすめ店6選！

普段の食卓に鶏肉は役に立ちますが、手羽先の料理はあまりしたことがない人も多いのではないでしょうか？文字通り鶏の羽の先の方を食べる手羽先は他の部位に比べて肉の量が少なくて骨が多く、料理をしても食べにくいのが悩みです。

しかし、その短所を逆に生かした料理が名古屋にあります。居酒屋に入れば名古屋人は「とりあえず手羽先とビール」と頼むほどの定番料理だそうですが、どんな特徴があるのでしょうか？

名古屋の人は居酒屋につけば「とりあえず手羽先」と頼むらしく、注文するとすぐに出てきます。一人前の分量を注文した場合料金は500円を下回ることが多く、手軽に食べられるおつまみでもあります。

そして何より、味が病みつきになる、というのも重要な特徴です。お土産にしても喜ばれると思われます。ついつい手が伸びてしまう味にはどんな秘密があるのか、次の章で解説します。

手羽先が病みつきになるのは、やはりお酒の進む濃い味付けにあるようです。お店によってこだわりの味付けがあり、名古屋の人は自分の味の好みによって行きつけのお店を持っています。

具体的には、風来坊という定番のお店はどちらかというと甘辛く、同じく定番の世界の山ちゃんというお店ではよりスパイシーなようです。たっぷりかけられたゴマの香りも食欲をそそります。

仕事終わりに宅飲みするためにお持ち帰りをするのも、お酒が進むでしょうからおすすめです。観光帰りや出張帰りにお土産にしたりするのも皆でつまめて話題になりそうです。

手羽先の元祖は「風来坊」というお店とされ、スープにしかできなかった手羽先を唐揚げにしてタレをつけて提供することを思いついたらしいです。名古屋のソウルフードになり全国展開しているお店もあることを考えると先見の明がありました。

その作り方は大まかに、下味をつけた手羽先を衣をつけずに素揚げします。二度揚げすることで皮がパリパリ、肉が柔らかい食感になるそうです。病みつきになる味でお土産にも最適です。

手羽先を提供しているお店のうち、定番の味を提供しているお店を紹介していきます。お土産にできるかどうかで重要な、テイクアウト可かどうかも、記載があるお店に関しては調べました。

まずは、何度か名前があがっている「風来坊」です。手羽先発祥のお店であり、名古屋市民にとっては一番スタンダードかつ人気なお店かもしれません。店舗拡大にフランチャイズ方式を導入せず、風来坊で修業した人しか新たにお店を開けないのれん分け方式を導入しているそうです。

手羽先の特徴としては、甘辛いタレにたっぷりふりかけられたゴマ、手羽先の先端が切り取られたシンプルな形状があります。お値段は一人前5本で450~円です。

風来坊は店舗によってお値段が変わるそうなので事前にチェックしておくことをおすすめします。また、風来坊では全店テイクアウト可のようです。名古屋駅周辺に3軒、名古屋市内には30軒以上の店舗を展開しています。近鉄名古屋駅構内に店舗があります。

鶏肉そのものの味を大事にしている点でこちらも定番のお店といっていいでしょう。次に紹介するのは、愛知県特産の名古屋コーチンを使った手羽先が食べられる「鳥開」です。

鶏専門店とあって素材へのこだわりは群を抜いており、ふっくらジューシーな旨みが味わえます。タレは甘辛いそうで、手羽先の先端を切り落としていない形状をしています。

お値段は一人前3本で720円ととてもお高めです。少ない量でも大きな満足度をえたい肥えた舌の大人におすすめの名店です。

松坂屋名古屋店という持ち帰り専門店もありテイクアウトしても楽しめます。名駅西口店は名古屋駅から徒歩5分の好立地です。

定番のお店で3軒目にご紹介するのは、焼き鳥やみそおでんなどが人気の名古屋名物が沢山食べられるお店の「居酒屋　我楽多文庫」です。手羽先は甘辛タレと黒ごまが特徴で、「手羽先唐揚げ」と「みぞ手羽先唐揚げ」の2種類があります。

手羽先唐揚げとみそ手羽先唐揚げのどちらも3本で390円の値段設定です。アクセスは市営地下鉄東山線藤が丘駅より徒歩5分です。

風来坊の手羽先を定番としたときに、独特の味を提供する個性派のお店も見ていきたいと思います。もちろん、お土産用のテイクアウト可かどうかも調べました。

個性派手羽先のお店でまず紹介するのは、風来坊と勢力を二分する「世界の山ちゃん」です。風来坊は甘辛いタレが特徴でしたが、世界の山ちゃんはスパイシーさがより際立っています。

また形状は手羽先の先端を切り落としておらず、風来坊よりもやや大きめのサイズだそうです。全国各地に店舗を持っており、名古屋ご当地グルメの手羽先を全国に知らしめた功労者のようなお店です。お値段は一人前5本で430円です。

世界の山ちゃんも、テイクアウトができるようです。専用の箱に入れてもらい一人前400円だそうです。テイクアウト専門の店もあります。名古屋駅周辺に10軒近く店舗があり、テイクアウト専門店はそのうち2軒あります。お土産用に買って帰りやすいです。JR名古屋地下1階タカシマヤに店舗があり、手羽先を買うことができます。

次に紹介するのは、代表の経歴が独特な「手羽先番長」です。手羽先番長の本店は宮崎県にあり、それでいて手羽先グランプリを受賞し本場名古屋でも受け入れられています。

手羽先番長の手羽先は手羽先の先の部分まで料理に使う世界の山ちゃんに似た形状をしています、また使う鶏肉は宮崎県産のものを使用しています。宮崎県産の鶏肉は高いらしくお値段は一人前4本で580円と少し高めです。栄町駅から徒歩2分とアクセスは抜群です。

名古屋駅からは車で10分ほどです。手羽先番長栄店ではテイクアウトも可能で、お持ち帰りして本場名古屋でも受け入れられた味を味わうことができます。駅に近いので出張帰りのお土産にも最適です。

個性派の手羽先のお店で3軒目にご紹介するのは、「名古屋的和風DININGまかまか」です。「金の手羽先」と「銀の手羽先」という2種類の手羽先を食べることができます。

金の手羽先は秘伝の醤油だれに愛知県産の金の胡麻を振りかけたもので、銀の手羽先は塩だれに黒胡麻を振りかけたものです。金の手羽先は少し辛めの味付けで銀の手羽先は素材の旨みを味わえる味付けになっているそうです。

金の手羽先、銀の手羽先ともに2本で380円の値段設定です。「名古屋的和風DININGまかまか」は地下鉄栄駅から徒歩5分の立地にあります。名古屋駅からは車で10分ほどです。

お土産に持って帰るのに便利なテイクアウトもできます。金の手羽先・銀の手羽先それぞれ5本入りで、税抜テイクアウトは1700円、真空パックだと2100円で利用できます。真空パックは出来立てをパックにしてくれるので冷凍保存すれば日持ちも持ちそうです。

名古屋ご当地グルメの手羽先を食べることができるお店を紹介してきましたが、ここではお持ち帰りに特化したお店をご紹介します。

名古屋駅で買って、そのまま電車に乗れてしまうなど、忙しいサラリーマンの方や観光帰りにお土産を買って帰りたい人には嬉しいお店ばかりです。人気グルメをお土産にできるテイクアウトをぜひご利用ください。

全国に店舗を持つ「お惣菜のまつおか」では手羽先をお持ち帰りで楽しむことができます。まつおかはJR名古屋駅の構内にあり、仕事帰りのサラリーマンや観光で名古屋を訪れた人がお店に寄ってお土産として手羽先を買って帰りやすいのが特徴です。

まつおかの手羽先はオリジナルの甘辛タレに白ごまをかけてあります。甘辛いタレが食欲をそそりそうです。
 

お持ち帰り専門のお店として2番目に紹介するのは、惣菜店の「さんわ」です。さんわは手羽先のことを手羽唐と呼んでおり、主力商品として扱っています。甘辛ダレが特徴です。鶏肉の生産販売を手掛けており、名古屋では知らない人はいないらしいです。

お値段は「さんわの手羽唐」が１本126円、「純鶏名古屋コーチンの手羽唐」１本231円です。JR名古屋駅の地下一階に店舗があります。一本から買えるのは、少量だけお土産に買って帰りたい人に優しいシステムです。

手羽先をお持ち帰りできるお店で最後に紹介するのは、「鳥芳」です。鶏肉専門店として惣菜を販売しています。JR名古屋駅の地下１階にあり、どちらかというと薄味で名古屋の多くの手羽先とは一線を画しているようです。

名古屋で一般的な味ではないのかもしれませんが、あまり濃い味が好きではない人へのお土産ならこちらの手羽先がいいかもしれません。名古屋在住の人が新しい味を求めてお持ち帰りするのも面白そうです。

鳥芳は全国に店舗を持っていますが、名古屋には一店舗、JR名古屋タカシマヤにしか出店していません。その点鳥芳の手羽先はレアとも言えます。

名古屋のご当地グルメ手羽先の有名店や人気のお店、お土産に買って帰るのに便利なテイクアウト可能なお店やお持ち帰り専門のお店を紹介してきました。特に名古屋駅周辺は手羽先のお店の激戦区であるように感じました。全国展開しているお店もあることから、手羽先が全国区になる日も近いかもしれません。

これぞ名古屋というグルメなので、お土産にするのにも適していると思います。濃い味で食欲も進みそうですし、色々なお店の手羽先を少量づつ買って食べ比べするのも面白いかもしれません。

家族へのお土産ならボリュームたっぷりなものを、上司へのお土産なら少しお高めのものを持っていくと喜ばれそうです。名古屋に行く機会があればぜひ名古屋での飲食やお土産の参考にしてみてください。