2019年02月26日公開
2024年09月06日更新
カルパスは高カロリーで体に悪い?高脂質でダイエットは食べ過ぎ注意!
酒のおつまみとしても登場する事の多いカルパスですが、カロリーだけではなく糖質や脂質といったものも気になるのではないでしょうか?今回はそんなカルパスについて、1本あたりのカロリーやダイエットに不向きな理由、おすすめの食べ方といったものをまとめてご紹介します。食べ過ぎはカルパスに限らず体に悪いものですが、果たして一日の中で最適な量のカルパスで済ませる事ができているでしょうか?
目次
カルパスとは何?
酒のおつまみやおやつなどにも人気の高いカルパスですが、ついつい食べ過ぎてしまう事もあるのではないでしょうか?低カロリーな食材であれば良いですが、糖質や脂質などを含め体に悪い食べ方をしてしまわないよう注意が必要です。今回はそんなカルパスについて、カロリーやカルパスに含まれる栄養成分といった気になる情報をまとめてご紹介します。
原材料は?
カルパスに含まれる原材料にはどの様な物があるのか、詳しくは知らないという人も多いかもしれません。カルパスに含まれているのは鶏肉、豚脂肪、豚肉、粗ゼラチン、香辛料、食塩、砂糖といった複数の原材料が使用されています。カルパスには着色料は使われていませんが、リン酸塩、ソルビン酸Kといった保存料が使用されています。
サラミと何が違う?
カルパスと似た様な食品にサラミが挙げられますが、一見すると同じに見えるカルパスとサラミには様々な違いがあります。カルパスの主原料となっているのは牛肉、豚肉、鶏肉です。一方でサラミの主原料には牛肉、豚肉が使用されています。カルパスの発祥の地はロシアであるのに対し、サラミはイタリア発祥の食べ物となっています。どちらも酒のおつまみには欠かせませんが、高カロリーで食べ過ぎに注意したい食べ物でもあります。
栄養成分は?
カルパスに含まれている栄養成分についてもご紹介します。ヤガイのおやつカルパスの場合、1本あたり3.4gほどの量となっています。ここに含まれる栄養成分は、たんぱく質0.9g、脂質1.2g、炭水化物0.3g、食塩0.1gとなっています。たんぱく質が多めの食材であり、エネルギー量は同量のベーコンやロースハムといった食材と同程度となっています。やはり高カロリーで食べ過ぎてしまうのは体に悪いと言えそうです。
カルパスのカロリーや糖質量に塩分や脂質は?
次にカルパスの具体的なカロリーや糖質量などについてもご紹介します。手軽に食べられておつまみとしてだけではなくおやつにもなるカルパスですが、美味しいからと油断をして食べ過ぎてしまうとあっという間にとんでもないカロリー摂取量になってしまうかもしれません。カロリー計算はざっくりとでもしておいた方が良さそうです。
カロリー
カルパスに含まれるカロリーは、およそ16kcalとなっています。しかしこれはおやつカルパスの場合であり、更に大きさのあるペンシルカルパスの場合にはおよそ30kcalとなっています。100gに換算すると470kcalほどとなるカルパスですが、同量で同じく酒のおつまみとしても活躍する食材と比べてみると、ビーフジャーキーが315kcal、ウインナーが321kcalとカルパスのカロリーが高めである事がわかります。
糖質量
高カロリーな食材である為にダイエット中には避けたい食材にもなるカルパスですが、実は糖質量はおやつカルパス程度であればほぼ0gとなっています。その為カロリーは高いものの、高タンパクで低糖質な食材であるので上手に活用すればダイエットにも役立つ場合があるのです。ただし当然ですがダイエット向きの食材だからと、カルパスばかりを食べ過ぎてしまうのは体に悪いのでやめておきましょう。
塩分と脂質
おやつカルパスの場合、1本につき0.1g程度の食塩相当量となっています。成人女性の場合の一日の目標とされる食塩相当量は7.0g未満です。もちろん一日の食事の中でカルパスだけを食べるわけではないので、食べ過ぎてしまえば軽々と塩分を摂取しすぎてしまいます。更にカルパスには1.2gほどの脂質も含まれています。やはり食べ過ぎてしまうと体に悪いので、おつまみにするのも程々が良いかもしれません。
カルパスはダイエット中に向かない?
高タンパクで低糖質なカルパスはダイエット向きの食材と言える筈ですが、実はカロリー以外にもダイエット中には向かない食材なのではないかとも言われているようです。ダイエット中であっても食べ方次第でどの様な食材でも上手く活用できる場合もあるものですが、続いてはカルパスがダイエットには向かない、カロリー以外の3つの理由をご紹介します。
塩分が多いと代謝に悪い
カルパスには塩分が多く含まれていますが、ダイエット中には大敵とも言えるむくみを引き起こす原因の一つが塩分です。本来であれば水分や老廃物を上手に排出してダイエットを進めていくものですが、塩分を摂り過ぎる事によってそれらを体の中に溜め込んでしまう事となり、結果的に新陳代謝が悪くなり太りやすくなってしまうのです。その為塩分の多いカルパスはダイエットには向かない食材であると考えられています。
塩分が多いと食欲増進
更に塩分の多さはむくみなどを引き起こすだけではなく、食欲を増進させてしまう為にダイエットとは真逆の状態となってしまうのです。ダイエット中には食事制限を行う人も多い筈ですが、普通の状態であれば制御できる食欲も塩分摂取により食欲増進した状態であればついつい手が伸びてしまう事もありそうです。絶対に決めた数以上は食べない、と言い切れない人はダイエット中のカルパスは控えた方が良さそうです。
大きな害はないが食べ過ぎは身体に悪い
カルパスばかりを大量に食べ続けるといった事はあまり無い筈ですが、食べ過ぎてしまうのはやはりカルパスに限らず体に悪いものです。あくまでも酒のおつまみなどとして少量を楽しめる様にしておいた方が、美味しくカルパスを食べる事ができるのではないでしょうか?ダイエット中であればカロリー以外に糖質や脂質などにも気をつけなければなりませんし、食べる量はきちんと管理しておける様にしておきましょう。
カルパスのおすすめの食べ方
しかしカルパスが好きで日常的に食べているという人の場合、今すぐカルパスを食べる事を止めるというのも難しいかもしれません。続いてはそんなカルパスの最適な摂取量や、上手な食べ方などについてをご紹介します。これまで酒のおつまみとしてカルパスを無心になって食べていたという人も、食べ合わせなどを変えるだけでも今後も上手にカルパスと付き合っていく事ができるかもしれません。
一日の摂取量の目安
まずはカルパスを食べる際の、一日の最適な摂取量についてです。基本的に一日三食を普通に食べる人の場合には、カルパスは3~4本程度に留めるのが最適な摂取量と言える様です。ただし人によっては食事バランスを考えず、外食やファストフードといったものを利用する事もある筈です。そういった場合にはあっという間にカロリーオーバーにも繋がる為、その日の食事メニューのカロリーを考慮しつつ増減すると良さそうです。
カリウムを含む食材を食べよう
カルパスには塩分が多く含まれていますが、塩分摂取により生じたむくみを解消する為にはカリウムを摂取するのが効果的です。その為カルパスを食べる際にはしっかりと水分を摂取し、トマトやバナナといったカリウムを多く含むフルーツを一緒に食べると良いそうです。フルーツを食べる習慣が無いという人の場合には、トマトジュースなどで代用しても良いそうなので覚えておきましょう。
脂質を消化し吸収しにくくするチーズを一緒に
更にカルパスと共に酒のおつまみとしても楽しむ事ができるチーズですが、このチーズは体内で脂質を吸収しにくくしてくれる働きを持っています。酒の場ではおつまみ程度の物しか食べないという人であっても、チーズであれば取り入れやすい食材であると言えるのではないでしょうか?カルパスばかりを食べ過ぎてしまう事も防ぐ事ができますし、カルパスを食べる時にはチーズもセットにすると良いかもしれません。
カルパスの酒のつまみにおすすめのレシピ
酒のつまみに最適なカルパスですが、続いてはそんなカルパスを使ったおすすめのおつまみレシピをご紹介します。どれも簡単に作る事ができるものばかりなので、これまでカルパスだけを単体で食べていたという人も、必要以上にカルパスだけを食べ過ぎてしまう事や、カルパス単体だった時よりもカロリー摂取量も防げるかもしれません。
きゅうりとカルパスのサラダ
材料はカルパス1本、きゅうり1本、塩適量、ブラックペッパー適量、オリーブオイルを大さじ1です。カルパスときゅうりを縦半分にしてから千切りにしていき、残りの材料とボウルに入れます。具材を全て混ぜ合わせてからお皿に盛り付ければあっという間にサラダの完成です。カルパス自体に既に塩分が多く含まれているので、塩分量が気になる場合は塩を抜いても良いかもしれません。
カルパスとクリームチーズで簡単おつまみ
材料はカルパス1本、クリームチーズ20g、ブラックペッパーを適量です。まずはカルパスを輪切りにし、その上にクリームチーズを乗せていきます。ここにブラックペッパーをお好みの量振りかければお手軽おつまみの完成となります。食べ過ぎには注意ですが、チーズとの食べ合わせでダイエット中のちょっとしたおつまみとしても活躍してくれそうです。
カルパスのケークサレ
材料はホットケーキミックス150g、牛乳100ml、卵1個、アスパラ2本、カルパスを7cmほど、ブラックペッパー入りのQBBベビーチーズ3個、コショウを少々です。食材はさいの目切りにし、ボウルにホットケーキミックスと調味料を入れて混ぜ合わせ生地を作ります。次に炊飯器へ1cmほど生地を流し入れてから、アスパラを散らします。再び生地を流し入れてアスパラを隠したらカルパスを散らし、同様に生地を流してチーズを散らします。
残りの生地を全て流し入れたら炊飯器のスイッチを入れて、炊き上がったら中まで火が通っているか竹串を刺して確かめます。串に生地がついてくる場合にはもう一度炊飯をして完成です。
カルパスは食べ過ぎに注意して食べ合わせを上手にしよう!
カルパスについて、気になるカロリーや糖質量、脂質といったものをまとめてご紹介しましたが、今までついカルパスを食べ過ぎてしまっていたという人も改めてカルパスの食べ方について考え直す事ができたのではないでしょうか?美味しい物ほどカロリーが高いものですが、だからといって食べ過ぎてしまうとどんな物でも体に悪い場合が殆どです。
カルパス自体は量が少なくつい物足りなさを感じて食べ過ぎてしまう事もあるものです。しかし健康の事を考えれば、1日にいくつまでと決めてそれ以上を食べない様にする意思の固さも大切です。しかし少量であれば問題なく食べられるものなので、カロリー摂取量や食べ過ぎには気をつけつつ他の食材とも合わせながら上手にカルパスを食べましょう。