2019年02月26日公開
2024年09月05日更新
大根もちの糖質とカロリーは低い!餅よりヘルシーでダイエット向き?
大根もちは普通のもちと比べて糖質やカロリーも低いので、ダイエットにおすすめです。大根もちはカルシウムなどの栄養素も高いので、上手に食べればダイエットの強い味方になります。そんな大根もちの簡単な作り方や賢い食べ方などを紹介して行くので、ぜひ一度大根もちを作ってみてはいかがでしょうか?普段食べているおもちと変わらない味わいをカロリーを抑えて楽しめるのも魅力です。いろいろなレシピも紹介して行くので、ヘルシーな大根もちを楽しんでみて下さい。
大根もちはダイエットに良い?
そもそも大根もちとは?
大根もちとは、大根おろしに上新粉や片栗粉などの粉を混ぜて蒸し焼きにして、食べる料理で、その味わいは名前の通りまるでおもちのような味わいが楽しめます。それなのに、おもちのようにカロリーは高いわけではないのでダイエット中の人などにもおすすめなのです。おもちだとカロリーが気になる人などはヘルシーな大根もちをおもちの代わりに食べてみてはいかがでしょうか?作り方も簡単なのでおすすめです。
普通のもちとカロリーを比較
大根もちと普通のもちのカロリーを比較すると、大根もち50gのカロリーは91kcalで普通のおもち50gは118kcalで大根もちの方がカロリーが低いのがわかります。大根もちは主材料が大根なのでカロリーは低く、もちはもち米から作られているので、カロリーが高いのが特徴です。そのカロリーの差は27kcalになります。ダイエットなどにおもちを食べたい時はカロリーの低い大根もちがおすすめです。
ぜひおもちを食べたくなったらヘルシーでおもちよりカロリーの低い大根もちを味わってみてはいかがでしょうか?大根もちはラップに包んで、保存袋に入れておけば一か月ほど冷凍保存可能なので、ぜひ作り置きしてカロリーの低い大根もちを楽しんでみて下さい。
糖質量は高い
ダイエットで糖質制限をしている人には気になるのが大根もちの糖質だと思います。大根もち50gあたりの糖質量は約11.5gです。
ご飯は糖質が50gあたり18.4g、さつまいもが50gあたり15gなので、大根もちの糖質はごはんやさつまいもよりは低いですが、糖質制限ダイエットをしている人の1食分の糖質目安量を超えてしますので、大根もちの食べすぎには注意が必要です。大根もちはカロリーは低いですが、糖質量は高いので気をつけて下さい。
大根もちはダイエットには向いていますが、糖質制限中の人には注意が必要なので、ほかの食品を減らしながら上手に大根もちを食事に取り入れてみて下さい。糖質は高いですがカロリーは低いのでダイエットにおすすめです。
大根もちの栄養素
ミネラルの分類される「モリブデン」が豊富
大根もちに含まれている栄養素で一番豊富なのが「モリブデン」です。モリブデンとはミネラルの一種で、成人の1日の摂取量の目安を大根もちなら4割程度大根もちで補うことが出来ます。モリブデンは糖質や脂質の代謝を助けてくれ、鉄分の吸収をよくする働きもあります。ダイエット中に不足しがちな鉄分を補ってくれるので、ダイエット中の人にはおすすめです。カロリーが低く栄養が高いのが大根もちの魅力です。
摂取推奨量が補えない「カルシウム」も補給可能
大根もちは摂取推奨量がなかなかお補えない「カルシウム」も栄養補給可能です。1月日に摂取するべきカルシウムの量は男性が650mgで、女性が550mgです。その2割強が大根もちを食べることで摂取することが出来ます。なかなか摂取しにくい栄養素でもあるカルシウムを得ることが出来る大根もちは栄養もありカロリーも低くダイエット以外でもおすすめなので、ぜひいろいろな料理に使ってみてはいかがでしょうか?
大根もちの基本の作り方
①大根おろしを作る
大根もちの作り方は、まず大根おろしを作ります。大根もちは大根おろしを大量に使うので、大根を丸々1本大根おろしにします。大根特有のさっぱり感や辛みが苦な人は大根の皮をむいて大根おろしにするのがおすすめです。しかし大根の皮には1番栄養があるので、栄養の高い大根もちを作りたい人は皮ごと大根おろしにしてみて下さい。
大根おろしを作るのがめんどくさい人はミキサーを使ったり、スーパーなどで売っている市販の大根おろしを使うことで簡単に大根もちを作ることが出来るおすすめの作り方になります。
②絞って水分を切る
大根おろしは水分が多いので、大根もちを作る際は付近などでしっかり絞って水分を抜くことが大切です。ギュッと絞ると量もスッキリ減りカラカラの状態になります。
③絞った大根に片栗粉を入れこねる
しっかり絞った大根おろしに片栗粉をまぜてしっかりこねて行きます。片栗粉の分量は大さじ3から大さじ5杯でお餅の硬さに合わせて片栗粉を足していくようにして下さい。大根おろしと片栗粉をしっかりこねて行きます。その際、スプーンなどを使っても可能ですが、手でこねる方がしっかり混ざるのでおすすめです。しっかり混ぜるとパンのタネのようになります。
④フライパンで蒸し焼きする
しっかり混ぜた大根もちを食べやすいサイズに丸めてフライパンで蒸し焼きにします。油を引いたフライパンで最初は中火から強火で焼いて焦げ目がついたら弱火でじっくり焼きます。その際大根もちをよりヘルシーに食べたい人はオリーブオイルで焼くのがおすすめです。
こんがり焼けたら蓋をしてじっくり弱火で10分から20分焼きます。出来上がった大根もちはお好みで醤油をかけて食べます。大根もちの食感は外はサクサク、中はもちもちでまるで本物のお餅のようです。お餅よりもさっぱりして優しい味が大根もちの特徴です。
大根もちのカロリーを抑えてヘルシーに食べるには?
油を使わない
大根もちのカロリーを抑えてヘルシーに抑えて食べるには、油を使わないのがおすすめです。油を使わず大根もちを焼けば、カロリーを低くすることが出来るのです。その際はフッ素加工のフライパンやトースターで大根もちを焼けば、油1.5gを省けるのでカロリーをカット出来ます。他にも大根もちを焼かずにみそ汁やなべ物などに入れることでカロリーを抑え、また違った大根もちの味わいが楽しむことが出来ます。
おからパウダーを使う
大根もちのカロリーを抑えてヘルシーに食べる方法としておからパウダーを使う方法があります。糖質制限中やダイエット中の人に話題のおからパウダーは小麦粉の代わりとして使われることも多く、豆腐を作る際に出るおからを乾燥させたもので、食物繊維が多く、糖質が少ないのが特徴です。
大根もちに使用する片栗粉をおからパウダーに変えることで、糖質量を抑えることが出来ます。大根もちはカロリーも低いのでダイエット中や糖質制限中に食べる際はおからパウダーを使ってみてはいかがでしょうか?食物繊維も多いので食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。ぜひおからパウダーを使った大根もちを作ってみてはいかがでしょうか?
大根もちのレシピ
しらす入り大根もち
ヘルシーな大根もちにしらすをプラスすることで、よりカルシウムも得ることが出来、香ばしい味わいがクセになるレシピです。普通の大根もちにひと手間加えるだけでおかずにもなる大根もちレシピなので作ってみて下さい。2~3人分です。
- 大根半分
- すらす大さじ2
- 青ネギ小口切り大さじ3
- 片栗粉大さじ4
- 小麦粉大さじ2
- カツオだし粉末小さじ1/2~1
- 醤油少々
- 大根の皮をむき、大根おろしにして水を切る。
- 材料を混ぜて大根おろしのしぼり汁を大さじ加えて混ぜる。
- 大根もちを8等分に丸めて平たくし、ごま油をひいて表面がこんがり焼き色がつくまで焼く。
- さらにごま油を小さじ1加えて焼く。お好みでポン酢をかけたら出来上がりです。
具だくさん!チーズベーコン大根もち
普通の大根もちにチーズやベーコンをプラスするだけで洋風のボリューム満点の料理になるレシピです。普通の大根もちよりカロリーが高くなってしまいますが、とてもおいしいのでおすすめのレシピです。4人分の材料です。
- 大根250g
- とろけるチーズ3~4枚
- ハーフベーコン5枚
- 万能ねぎ小口切り大さじ3
- 片栗粉大さじ4~5
- 塩小さじ1/3
- 黒胡椒少々
- 糸唐辛子適量
- 皮をむいた大根をすりおろして大根おろしを作り水分を抜きます。
- チーズやベーコンは1㎝角のさいの目にカットしておく。
- 2と片栗粉を混ぜて大根もちを作る
- フライパンに油をひき、スプーンでタネを落として焼きます。だいだ8個分ぐらいにします。裏表5分ほど焼けば出来上がりです。
カロリーの低い大根もちでダイエットを頑張ろう!
大根もちはカロリーも低いのでダイエット中の人にもおすすめのレシピです。普通のおもちだとカロリーが高いのでダイエット中にはなかなか味わえませんが、大根もちならヘルシーにおもちの風味を楽しむことが出来ます。作り方も簡単なので、自宅でいろいろとアレンジして作ることが出来ます。また大根おろしに足す粉をおからパウダーに変える作り方をすればよりヘルシーに味わうことも出来ます。
味付けもいろいろなレシピがあるので飽きることなく大根もちを楽しむことが出来ると思います。カロリーが高くてダイエット中には味わえなかったおもちの風味や食感をぜひ大根もちで味わってみてはいかがでしょうか?作り方次第でいろいろな栄養を補えながら楽しみながらダイエットメニューとして使えるのでおすすめです。