四日市(三重県)のお土産9選!伝統の和菓子や種類豊富な人気スイーツ!
四日市のお土産って何があるのか知っていますか?四日市は東海道と伊勢街道の分岐点の宿場として栄えた街です。そのため、旅人の舌とお腹を満たせるためのお土産が発達しました。そんな四日市にスポットを当て、四日市(三重県)のお土産9選!伝統の和菓子や種類豊富な人気スイーツを紹介します。おすすめのお菓子や伊勢の名物「赤福は」四日市で購入できるのかなど、四日市はもちろん三重県の美味しいお土産にぴったりなスイーツを厳選して紹介しています。
三重県四日市はどんなお土産がおすすめ?
三重県北部に位置している四日市は、県内最大の人口を擁しています。高速を利用すれば関西地方や東海地方からも近いのでアクセスしやすいです。また日本発の石油コンビナートを擁する産業の街でもあり、近年ではコンビナートの工場夜景がきれいなことから新たな観光スポットとして注目を集めている人気の観光地です。四日市は戦後からの高度成長期においてもたらされた四日市ぜんそくによってその名が知られました。
しかし、元々は東海道と伊勢街道の分岐点の宿場として栄えた地なので、旅人たちが絶えず行き来する中で商売を始めようとした商人が店を次々と出し、旅人の舌とお腹を喜ばせるお土産が発達しました。そのため四日市は伝統和菓子がいくつも存在し、現代でもその味は受け継がれ、親しまれています。そんな四日市にスポットを当て、四日市(三重県)のお土産9選!伝統の和菓子や種類豊富な人気スイーツを紹介します。
四日市には魅了あるお菓子がたくさん
四日市には魅力あるお菓子が種類豊富にあります。その中でも宿場町として栄えていた当時からの伝統和菓子が人気で、美味しさを聞きつけて他県からも訪ねてくるほどです。そんな繊細で美味しい和菓子と、四日市の有名なかぶせ茶があれば、旅の一服として昔の人もいただいていたように、現代でも日々の忙しさから少し離れて銘菓と美味しいお茶で一服してみませんか?
伝統ある和菓子や洋菓子など種類豊富
三重県は、伊勢の名物「赤福」があまりにも有名ですが、他にも隠れた銘菓が種類豊富にあります。戦国時代から食べられてる「なが餅」も有名です。その他にもJR四日市駅徒歩5分程度の本町商店街にある「御菓子司松花堂」は明治40年に創業し、戦後は菓子の材料不足のため一時は金物屋を営んでいましたが、昭和26年店舗住居を新築し再開した老舗和菓子店で、全国菓子大博覧会で受賞したみなぽてとや思案橋、豆大福等が人気です。
お団子やたい焼きなど庶民的なスイーツも人気
四日市には老舗の和菓子店が数多くありますが、お団子やたい焼きなど、庶民的で素朴なスイーツも人気があります。お団子の美味しい夢菓子工房ことよの「みたらし」は後に紹介しますが、昔ながらのたい焼きが美味しい「伊藤商店」たい焼き(1枚150円)が四日市ではおすすめです。昔ながらのたい焼きは少しずつ少なくなっているようですが、三重県には5店舗現存しているようです。餡と生地のバランスが絶妙に美味しいです。
四日市でも赤福は購入できる?
創業宝永4年(1707年)伊勢名物で知られる「赤福」は四日市でも購入できます。東名阪自動車道EXPASA御在所上り名古屋方面パーキングエリア内にある「赤福茶屋」直営店です。赤福はテイクアウトだけでなく茶屋もあるので、旅の途中の一休みに香ばしいほうじ茶や抹茶と共にいかがでしょうか?また、お土産用赤福餅12個入りは1,100円で購入できます。
四日市でおすすめのお土産【和菓子編】
笹井屋 「なが餅」
四日市でおすすめのお土産「和菓子編」を紹介します。四日市と言えば、真っ先に挙げたい老舗和菓子店は笹井屋「なが餅」です。その名の通り、餡子が入った平たく長い餅に、表面はカリッと焼いてあるのでその香ばしい食感と後を引く素朴なお菓子です。発祥は天文19年(1550年)の戦国時代と言われ、当時から続く笹井屋が現在も一手に製造・販売しています。この名物餅は初代彦兵衛氏がここ勢州日永の里を因んで創りました。
三十六万石の太守である藤堂高虎が長餅の美味しさに感動して大いに喜びました。名称も日永(ひなが)の餅、長餅、笹餅などさまざまに称せられた後、今日の呼び名である「なが餅」に至っています。そんななが餅は北海道小豆を独自の製法で炊き、餅は厳選した国産のもち米を丹念につきあて、永い年月の間多くの人々に愛され素朴な味わいが生まれました。7個入り648円(税込)から販売しています。
夢菓子工房 ことよ「みたらし団子」
次におすすめする和菓子は、夢菓子工房ことよ「みたらし団子」です。三重県内に四日市を始めとする2店舗をかまえる和洋菓子店で、メディアにも度々登場する人気店です。この店の名物といえばみたらし団子です。地元のヤマコ醤油のしょうゆを使った秘伝だれにくぐらせた香ばしくて美味しい自慢の団子です。昭和23年の販売当時から同じ製法で作られており、多い日で1日2,000本も売り上げたほどです。1本64円(税込)です。
紅屋「汐見饅頭」
四日市の美味しい和菓子、続いては四日市中部にある紅屋「汐見饅頭」です。紅屋は宝暦年間創業の老舗和菓子店です。代表銘菓「汐見」はこし餡を落雁で型押しした半円型の和菓子です。北海道の小豆を使用したこし餡はしっとりした上品な味わいで、口どけの良い落雁とよく合います。江戸時代から200年もの伝統を持つ汐見饅頭、ぜひ賞味ください。5個入りで594円(税込)になります。営業時間は8:30~19:00火曜定休です。
菊屋本店「采女の杖衝」
四日市の美味しい和菓子、続いては大正7年に創業した菊屋本店「采女の杖衝」216円です。この銘菓は松尾芭蕉の詩にも出ており由来の1つとなっています。縁起招福としても重宝されているお菓子です。茶房の滴水亭もあり、営業時間が10:00~16:00で季節の主菓子やお茶のセットがいただけます。小さいお子さんは入店できませんので、お土産はテイクアウトをおすすめします。近鉄内部線内部駅から徒歩15分で駐車場もあります。
金城軒「太白氷餅」
四日市の和菓子店は老舗が多いのが特徴です。次のおすすめ店は金城軒「太白氷餅」です。慶応4年創業の金城軒が作る太白氷餅は、厳選された国内産のもち米と北海道原産の小豆を使用しています。1つ1つ手焼きで1日およそ5,000枚作られます。香ばしい香りが開封した瞬間からたちこめ、食欲をそそります。慶事時には赤や黄色のものも用意されるので、お土産以外にも使うことができます。四日市駅から徒歩5分で不定休になります。
栄昌堂「麩万寿」
四日市のおすすめ和菓子最後の店は、四日市でも老舗の店「栄昌堂 麩万寿」です。生麩を使った饅頭が人気です。見た感じは餅に見えますが、周りの皮は生麩で作られていて、もっちりして中に入っている餡子も甘すぎずちょうどよい味わいです。人気の商品なので売り切れてしまうこともあります。アクセスはJR関西本線四日市駅から徒歩9分の場所で駐車場もあり火曜定休になります。麩万寿は生菓子ですが日持ちするお菓子もあります。
四日市でおすすめのお土産【洋菓子編】
ブランカ シェルレーヌ工房「マドレーヌ」
続いて、四日市おすすめのお土産「洋菓子編」も紹介します。特におすすめ店は「ブランカ シェルレーヌ工房のマドレーヌ」です。過去に数々の賞を受賞するブランカの店1番の人気商品は、G7伊勢志摩サミットでコーヒーブレークの際に選ばれたマドレーヌ(プレーン・162円)です。外はサクっと中はしっとりの絶妙なスイーツで、天然パールシェルカルシウムが入っています。ブランカのオンラインショップで購入も可能です。
jouer du Tanblan(タンブラン)
次の四日市絶品のお土産は「jouer du Tanblan(タンブラン)」です。四日市駅から徒歩5分ほどの場所にある有名なパティスリーです。テイクアウトの他にカフェもあるので、美味しいケーキを店内で食べることができます。季節のフルーツをふんだんに使ったケーキや焼き菓子が種類豊富で、秋にはモンブランなどが人気商品です。スイーツ好きな方はぜひ訪れてほしい、お土産としても絶対に喜ばれる洋菓子店です。
四日市でおすすめのお土産【その他】
マルシゲ清水製茶「かぶせ茶」
四日市でおすすめのお土産「その他」では、四日市のお茶で有名なマルシゲ清水製茶「かぶせ茶」です。かぶせ茶とは、新芽に2週間ほど黒いシートをかけて育てたお茶のことで、日光を遮断することで茶葉が色濃く甘み、旨みが増すため、高級感のある味わいが楽しめます。お茶の生産量第3位である三重県では、かぶせ茶の生産量では日本一を誇っています。四日市水沢町にある古民家カフェ兼店舗も人気です。ネットでも販売中です。
四日市のお土産は喜ばれること間違いなし!
今回は、四日市(三重県)のお土産9選!伝統の和菓子や種類豊富な人気スイーツを紹介してきました。四日市の魅力と共にお気に入りの店は見つかったでしょうか?四日市でもあの有名な「赤福」を購入できることが分かりました。甘いお菓子が好きな方にお土産としてぜひ四日市の銘菓とそれに合う「かぶせ茶」を添えて、素敵なティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?