ファッジはイギリス発祥の激甘お菓子!濃厚な味や食べ方・レシピなど
ファッジの食べ方はアレンジ豊富です。今回紹介するファッジを知らないという人もまだまだ多いのではないでしょうか。ファッジとはイギリス発祥のお菓子になります。販売されるようになってからは日が浅いですが、オリジナルレシピが開発されてからは100年以上の歴史がある伝統的なお菓子です。キャラメルのような見た目と濃厚な甘さが特徴のお菓子ですが、その甘い味は何故かクセになるようです。今回はそんなファッジの歴史から、食べ方、アレンジレシピを紹介します。材料もレシピも簡単なので気になった人はぜひ作ってみて下さい。
ファッジとはどんなお菓子?
ファッジとは一体どんなお菓子なんでしょうか?知らない人も多いかもしれませんが、最近ではコンビニでも買えハリーポッターの中でも登場するので、日本でもジワジワ人気が出てきているようです。ここでは、ファッジの歴史や特徴について紹介するのでチェックしてみましょう。
イギリス生まれの伝統的な甘いお菓子
ファッジは、そもそもあめの一種になります。イギリスで生まれた伝統的な甘いお菓子ですが、今ではイギリスだけでなく、アメリカやカナダ・オセアニアの国でもファンの多いお菓子になっています。日本でも輸入食品を扱ってる店や、森永製菓から販売されているのでコンビニでも購入する事が出来ます。その濃厚な甘い味は、砂糖と練乳・牛乳・バターを混ぜるだけで出来、材料も作り方も意外にシンプルなお菓子のようです。
ファッジ・キッチンが生みの親
イギリスにはファッジの専門店が数多くあるほど人気のお菓子です。そもそもファッジのレシピが開発されたのは1830年になります。その伝統的な基本レシピで現在もファッジを作り、最初にファッジを販売したのがファッジ・キッチンです。
ファッジ・キッチンの店舗では、直にファッジを作っている所を見る事が出来、公式HPでも製造過程を動画にして公開しています。また、店舗では出来立てのファッジを無料で食べる事が出来るそうです。ただし、数に限りがあるので出会えた人はラッキーです。遠慮せずに試食してみましょう。
見た目はキャラメルの濃厚で甘い味
ファッジの見た目は、キャラメルそのものです。濃厚な甘い味もキャラメルと同じですが、食べてみるとファッジとキャラメルは全く違う物だと分かるそうです。ファッジにはキャラメルのようなベトベトした感じはなく、歯に引っ付いたりする心配もありません。
見た目のキャラメル感とは程遠く、しっとりしていてなめらかで、口の中でほろりと溶けていくような感じだそうです。濃厚で甘いのは分かっているけれどついつい食べてしまい、食べ始めたら手が止まらなくなるお菓子だそうです。
ファッジの食べ方
ファッジの食べ方にはアレンジが豊富にあると冒頭で紹介しました。ここからは、ファッジの食べ方を3パターンに分けて紹介します。もちろん、そのまま食べてもやみつきになる味ですが、アレンジする事でもっと好みの味のファッジになるかもしれません。色々な食べ方にチャレンジしてみて、あなた好みのファッジを見つけて下さい。
そのまま食べる
最初に紹介する食べ方は、もちろん伝統的な作り方で出来たそのままの状態で食べる食べ方です。おそらくひとこと目は「甘い」という言葉が出てくるはずです。ファッジの材料は、砂糖と練乳と牛乳にバターだけですから甘いのは当然です。
キャラメルも材料は似た材料ですが、何個も食べる事はなかなか出来ないと思います。けれども、ファッジはその濃厚な甘い味が逆にクセになり、手を止める事が出来なくなってしまう人もいるようです。
好みの香りを付ける
次に紹介する食べ方は、ファッジに好みを香りを付ける食べ方です。伝統的なレシピは、ミルクの味わいが濃厚なファッジになっています。そこへ好みの香りを付け加えてみる食べ方はどうでしょうか。メイプルシロップを加えれば香りだけでなく、メイプルシロップのコクを感じるファッジになります。
また、ラズベリーピューレ・オレンジピールなどの果物系を加えれば、甘い中に酸味も交じり爽やかなファッジに、コーヒーや紅茶を混ぜてみるのもいいかもしれません。
好みの具材を混ぜる
最後は、自分の好きな具材を入れる食べ方を紹介します。ファッジにおススメな具材としては、マシュマロやチョコレート、ドライフルーツやナッツ類をおススメします。マシュマロを加える事で、ファッジのしっとりした食感とマシュマロのフワフワな食感の両方を楽しむ事が出来ます。
チョコレートを混ぜる時はビターチョコを使うと少し甘さが控えめになり、ホワイトチョコレートを使うとよりミルクの風味が増したファッジになります。これらにドライフルーツやナッツ類を入れてみるのもいいかもしれません。
ファッジの基本の作り方
ここからは、基本的なファッジの作り方を紹介します。材料も手に入れやすい材料で、作り方もとってもシンプルです。まずは基本の作り方をマスターしてみましょう。
材料
材料はたったの4つです。砂糖が100gと練乳50gに牛乳25cc、バター50gのみです。練乳以外は家によくある材料ではないでしょうか?これだけの材料なので手軽に作る事が出来ます。
作り方
- まず、バターを鍋で溶かしそこへ砂糖を混ぜます。
- ある程度砂糖が混ざったら、そこへ練乳と牛乳を少しずつ加え弱火でじっくり煮詰めていきます。
- そのうち色がカラメル色に変化するので、変わった所で火からおろしよく混ぜます。
- バットなどに流しいれ表面をならします。
- 20分から30分程度放置し、粗熱が取れたらバットなどの型から外し、1口大にカットして完成です。
ポイント
作り方のポイントは、弱火でじっくり煮詰めていく事とかき混ぜる時もゆっくりかき混ぜる事です。混ぜている最中は、鍋に入れた材料がはねる事がありますので、火傷にも気を付けましょう。また型に流しいれ表面をならす時も、熱いので気を付けて下さい。
ファッジのアレンジレシピ
それでは、ファッジのアレンジレシピを3つ紹介します。基本のレシピに少し材料を加えるか少しだけ材料を変えるだけで、また違うファッジを楽しむ事が出来ます。もし気になるレシピがあったら一度試してみて下さい。
市販のオレオをプラス
- ホワイトチョコレート 50g
- 練乳 100g
- バター 小さじ1/4
- オレオ 適量
- 練乳とバターを電子レンジで温めます。
- そこへ細かく刻んだホワイトチョコレートを入れ、チョコが溶けるまで混ぜます。
- 2へ砕いたオレオを入れます。
- 型にオーブンシートを敷き、粗熱が取れるまで放置します。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れ冷やします。
- 食べやすい大きさにカットしたらオレオファッジの完成です。
ナッツ&ドライフルーツファッジ
- 砂糖 100g
- 練乳 50g
- 牛乳 25cc
- バター 50g
- お好みのナッツ・ドライフルーツ 適量
- まず基本のファッジを作ります。
- 鍋にバターを溶かし砂糖を入れます。
- 2に練乳と牛乳を入れ、練り混ぜていきます。
- 型に入れるまでにナッツやドライフルーツを適量入れて混ぜます。
- 型に入れて冷蔵庫で冷やします。
- 食べやすい大きさにカットして完成です。
キャラメルで簡単ファッジチーズケーキ
- マリービスケット 100g
- バター 80g
- キャラメル 1箱
- A.クリームチーズ 250g
- A.生クリーム 100cc
- A.砂糖 85g
- A.卵 1個
- A.レモン汁 35ml
- A.ヨーグルト 大さじ3
- 【下準備】バターをレンジで溶かしておきます。
- 【下準備】キャラメルを細かく刻みます。
- 【下準備】を200度に予熱しておきます。
- 【下準備】型の2/3ぐらいまでアルミホイルで包んでおきます。
- ジプロックなどの袋にマリービスケットをいれ、綿棒などを使い砕きます。
- 5に溶かしておいたバターを入れ、馴染ませるようにまぜます。
- 型の底に隙間なく敷き詰めて冷蔵庫で冷やします。
- ミキサーにAの材料を入れて滑らかになるまでよく混ぜます。
- 型敷き詰めたビスケット記事の上にキャラメルを敷き詰めます。
- 8の生地を上から入れて、表面をならします。
- オーブンの天板いお湯をはって、200度で30焼きます。
- 薄く色が付いたら160度まで温度を下げて30分焼きます。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしてたらファッジチーズケーキの完成です。
ファッジの賞味期限と保存方法
ファッジは濃厚な味ですが、手がとまらなくなる美味しさのお菓子です。ただし、材料を見れば分かると思いますがとても高カロリーになります。カロリーを気にしている人は少しずつ食べる方がいいでしょう。そんな時の為に保存方法を紹介します。
冷蔵の賞味期限
お店で購入したファッジには、直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保存してください。と記載されている事が多いようなので、冷蔵庫へ入れて保存するようにしましょう。
冷凍の賞味期限
ファッジを冷蔵庫へ入れておけば日持ちはするようです。ですが、冷蔵庫よりも冷凍庫で保存する方がより日持ちするようです。冷凍庫での保存の場合は1ヵ月程日持ちするそうです。ただし、ファッジ独特のしっとりした食感は日が経つ毎に無くなってしまいます。美味しいファッジを食べたいのであれば、家族やお友達と一緒に早めに食べるようにしましょう。
保存方法
ジプロックやタッパーなど空気に触れないよう密閉して保存しましょう。お土産でもらったり自分で購入したファッジも保存方法は同じです。賞味期限はパッケージに記載されていると思うのでチェックしてみて下さい。
イギリスの伝統お菓子を食べてみよう!
イギリスの伝統食であるファッジは、入れる具材もひとそれぞれで食べ方もたくさんあります。ファッジ・キッチンで販売されているファッジも全部で14~17種類とたくさんあり、購入する際は迷ってしまうそうです。みなさんも色々な具材を混ぜてみて、お好みの食べ方を見つけてみて下さい。