富士そばに激ウマラーメンが！限定メニュー「煮干しラーメン」とは？

富士そばは、そばやうどんを提供しているチェーン店です。店舗は関東県内の駅から近い場所に多くあります。国内では約5年程前に100店舗を超え、海外ではインドネシアやフィリピンなどにも出店しています。ほとんどの店舗が24時間営業している為、客層は幅広いようですが、元々が立ち食いそばから始まっている店なのでメインの客層はサラリーマンになります。

元々と書いたのは、最近は立ち食いスタイルではなく、大半の店でカウンター席やテーブル席があるからです。このカウンター席やテーブル席を設置し、立ち食いそばのスタイルを無くした事で女性や家族連れなどにも人気になっているようです。また、内装に日本庭園の風情を感じる事が出来る店がある事や、ガイドブックに有名な蕎麦屋として紹介されたので、外国人観光客にも話題の人気店のようです。

富士そばの人気は、立地や営業時間、立ち食いスタイルを無くした事や内装の影響だけではありません。それは、そばやつゆ、価格にこだわっているからのようです。富士そばは普通の蕎麦屋と同じように生そばを使っています。生そばは茹でた後に水洗いをし、しめる必要があり時間も手間もかかりますが、茹で麺や蒸し麺と違い美味しいそうです。

つゆも、店舗での味のバラつきを無くす為に鰹節を煮込む機会を導入したそうですが、以前は店舗で夜中に煮込むところから作っていたそうです。また出汁の原材料となる鰹節も、昔より量を2倍に増やしたそうです。機械への投資や原料を倍にするなど料金が上がる要因はあるのにもかかわらず、値段は変えずに据えおきなど熱いこだわりがあります。

富士そばはメニューが豊富で、リーズナブルな値段で食べられる事でも有名です。単品の値段は、だいたいどれもワンコインで済んでしまいます。温かいメニューは、かけや天ぷら、きつねなど定番メニューだけでも10種類、冷たいメニューは季節限定を入れると7種類もあります。富士そばにはそばやうどん以外に、ご飯系や丼物もあります。定番メニューは、カレーライスとカツ丼です。

単品でも注文する事は出来ますが、そばやうどんとセットにする事も出来るので、そばやうどんだけだと物足りないという人に人気のようです。また、富士そばには店舗独自のメニューがあり、ローストビーフ丼や焼肉丼などを販売している店舗もあります。チェーン店舗でありながら、違った物を食べられるのも富士そばの魅力かもしれません。

富士そばでは、そばやうどん・ご飯系以外にラーメンも販売しています。ラーメンもリーズナブルな値段で食べる事が出来て美味しいと話題になっています。販売店舗は限定されますが、昔ながらの醤油ラーメンや生姜醤油ラーメン、煮干しラーメンなどがあります。それぞれのラーメンの味や特徴については、後程紹介しますのでチェックしてみて下さい。

富士そばで販売しているラーメンの中でも、特に話題になっているのが煮干しラーメンです。そば屋で販売しているラーメンという事で、多くの人が富士そばの煮干しラーメンの口コミを書いていますが、その大半が美味しいという口コミです。その辺のラーメン屋よりも美味しいという口コミもありました。所詮そば屋のラーメンでしょ。と思って食べに行った人の多くが、期待を超える美味しさに驚いているようです。

見た目は、これといって普通のラーメンです。乗っている具材も、チャーシュー1枚にメンマ・わかめ・ねぎ・たまご・なるとといたって普通です。麺もよくある中華そばに使われているような縮れ麺です。スープについては後程紹介しますが、煮干しラーメンという名前なので煮干しの味がします。値段はたったの450円ですが、450以上のクオリティでコスパよし。と話題になっています。

それではラーメンの極意ともいえるスープについて紹介します。見た目は豚骨のような白湯のような白濁のスープです。一見こってりしてそうなスープですが、レンゲですくってみるとサラサラしたスープであるのが分かります。

実際に口に入れてみると、煮干しラーメンなので当たり前ですが、煮干しの風味がしっかりと口に広がっていきます。魚介系スープ特有のえぐみなどはなく、コクはしっかりあるのに濃すぎる事もなく、かといって薄すぎることもなく、しょっぱすぎる事もなく、最初から最後まで煮干しを味わえるラーメンだそうです。

これは、おそらくですがラーメンのかえしに、そばやうどんの出汁を使用しているからか、少し甘みも感じるそうです。また、油も少なめなので、朝から食べられるという人もいるようです。

富士そばの煮干しラーメンは、朝から食べられる味ですが締めのラーメンとしてもおすすめです。油っぽくなくしょっぱすぎない味なので、飲んだ帰りに少しお腹が空いた人がよく食べるそうです。また、店舗が駅の近くにある事や、大半の店舗が24時間営業しているので、サッと寄って食べる事が出来るのも締めのラーメンとして人気の理由の1つかもしれません。

この煮干しラーメンを食べられるのは、富士そばの一部の店舗限定となっています。2016年の秋に販売が始まった煮干しラーメンですが、当初は販売している店の方が少なかったようです。その限定店舗で煮干しラーメンを食べた富士そばファンが「確実に450円以上のクオリティ」「コスパ最高！」「ヘビロテ間違いなし」などとSNSにアップした事で、話題となり現在では販売当初と逆転し、販売していない店の方が少ないようです。

富士そばのHPによると2019年1月24日の時点で84店舗で煮干しラーメンを販売していると記載があります。本当は、どこの店舗で煮干しラーメンを食べる事が出来るのか紹介したいところですが、店舗が多すぎるので紹介しきれません。煮干しラーメンを食べたくて富士そばに行こうと思っている人は、富士そばのHPをチェックしてから行きましょう。

 

ここまで富士そばの、煮干しラーメンについて紹介しましたが、煮干しラーメン以外のラーメンも美味しくて人気なので紹介したいと思います。

最初に紹介するラーメンは、昔ながらのラーメンです。こちらも煮干しラーメンに負けずコスパがいいラーメンです。値段は420円になります。透き通った鰹だしのスープに、煮干しラーメンと同じくチャーシューにメンマ、ゆで卵とわかめ・ネギとなるとがのっています。

油も少なくあっさりしていてるラーメンで、ネーミングどおり昔ながらのラーメンになります。中華そばと言ったほうがピンとくる人もいるかもしれません。煮干しラーメンと違い、特別凄く美味しいというわけではないようですが、どこか懐かしくホッとする味でリピーターが多いラーメンです。

次に紹介するラーメンは、生姜醤油ラーメンになります。こちらも一部の店舗で限定販売しているラーメンになります。値段は450円で、他のラーメンと同じくリーズナブルな値段で食べられるラーメンです。見ためは昔ながらのラーメンと同じく、透き通った醤油ラーメンです。

具材はすこしだけ違いゆで卵とわかめがありません。代わりに茹でたほうれん草がのっています。また生姜醤油ラーメンというだけあって、ラーメンの中央におろし生姜がトッピングされています。見た目からして昔ながらのラーメンに生姜を入れただけなのかと思いきや、きちんとスープにも生姜を使っているそうなので、トッピングの生姜を混ぜなくても生姜の味がしっかりするそうです。

いかがでしたでしょうか？富士そばは、そばやつゆにこだわりを持っている店ですが値段は据え置きで、コスパよくお腹を満たしてくれる店であるという事を紹介しました。立ち食いスタイルで無くなったので、女性や家族連れも入りやすくなっています。

そばやうどんに限らず、ご飯系や丼ぶり・ラーメンまで販売している富士そばに行ってみたくなったのではないでしょうか？残念ながら、家の近所には店舗がないという人は、関東圏に行った際には、ぜひ富士そばへ足を運んでみて下さい。