2018年07月12日公開
2024年07月24日更新
煮干しラーメンが食べられるお店は?東京都内の人気店など紹介!
ラーメンといえば、しょうゆ、味噌、塩、とんこつなど様々な味があり、毎日食べてもいいというくらいファンの多いメニューです。そんなラーメン界に彗星のごとく現れたのは「煮干しラーメン」。煮干しの出汁がしっかりと出たスープの味はまさに絶品です。そんな煮干しラーメンについて、詳しく紹介します。全国から美味しいものが集まる東京には、煮干しラーメンの店もたくさんあります。一度食べれば虜になるその味を、是非一度お試しあれ!
目次
みんなが大好きなラーメン
ラーメンは、もともと中国で生まれた料理で、現在でも「中華そば」や「支那そば」と呼んでいる店もあることから、そのルーツが感じられます。中国から日本に伝来した中華そばは、その後独自の進化を遂げ、今では日本の国民食として愛されています。また、日本で発明されたインスタントラーメンも世界中に広がっており、本家の中国にも逆輸入され、「日式拉麺」と呼ばれるほどの人気ぶりです。
しかし、本家中国のラーメンは、日本の油そばに近く、ほぼスープの汁気はないまぜそばのような料理のことを指します。それに比べて、日本式のラーメンは、スープの量が多く、具材の種類が多様で、さらにスープに合わせてちぢれ麺や細麺などを使い分けるなど、まったく別の料理として変化しています。同じく日本の国民食カレーライスが、本家インドのカレーとは似ても似つかないのによく似ている現象が、こちらでも起こっています。
ラーメンは日本式に進化を遂げたため、その味は日本人なら嫌いな人はいないというほどファンが多く、ラーメン食べ歩きを生業としているプロもいるほどです。ラーメン店は、日本全国に約32000軒あり、その中でも東京都にあるラーメン店は約2700軒と、全国トップの数を誇ります。そんな東京都のラーメン店の中で、今美味しいと人気の煮干しラーメンについて、これから紹介していきます。
ラーメンは健康に悪い?
「ラーメンはカロリーが高くて太るし、健康に良くない」と思っている方は多いでしょう。実際に、ラーメンを構成するメインの麺はほぼ炭水化物で、スープには脂質がたっぷりと含まれています。しかし、一般的なしょうゆラーメンのカロリーは約500kcal~600kcalで、成人男性に必要な一日のカロリー2600kcalから考えると、それほど多いとは言えません。したがって、食べ方に気を付ければ、健康的に美味しいラーメンを楽しむことが出来ます。
栄養バランスの観点からラーメンをみると、炭水化物が多く、脂質、塩分が多いのに対して、野菜などに含まれるビタミンやミネラルが少なくなっています。そのため、毎日ラーメンばかり食べていると、高血圧や肥満の原因となってしまいますので、注意が必要です。
ラーメンを食べる際は、脂質の少ないあっさりしたスープを選び、野菜をトッピングしたりすれば、理想的な栄養バランスに近づけることができます。また、脂質や塩分の取り過ぎにつながるスープは、全部飲み干さないように心掛ければ、健康的にラーメンを食べることが出来ますので、ぜひ試してみて下さい。
好きなラーメンランキング
定番のラーメンの味といえば、しょうゆ、味噌、塩、とんこつなどのスープの味がありますが、その人気の順位はどうなっているのでしょうか?2012年に実施されたアンケートでは、1位が「しょうゆ」、2位が「味噌」、3位が「とんこつ」という結果でした。やはり、日本人にはあっさりした味が人気ということでしょうか。
上記に挙げた種類のスープの味は、ごく一般的なスープですが、近年のラーメン店のスープは、とんこつスープと魚介スープをブレンドしていたり、鶏ガラに昆布だしを加えているなど、ひとくくりには分類できないものが多くなってきています。これから紹介していく煮干しラーメンも、さまざまな食材から出汁をとっている店もあるので、複雑で奥の深い美味しい味を楽しめることも、ラーメンの人気の理由となっています。
知られざるラーメンの歴史
ラーメンは中国で誕生した麺類ですが、日本で最初にラーメンを食べたのは、水戸黄門こと徳川光圀だと言われています。1665年に徳川光圀が食べたのは、現在のラーメンのような料理ではなく、汁そばのような形状の食べ物だったようです。その当時の味がどんなものだったのか、詳しい書物は残されていないのが、逆に興味をそそります。
その後、1884年に北海道・函館の「養和軒」で初めて「南京そば」が提供され、これが現在のラーメンに近いものだったのではないかとされています。そして、1910年になってから、浅草の「来来軒」がラーメンを発売し、他の全国各地にもラーメンが広がっていくきっかけとなりました。
近年のラーメンブームの変遷
お手頃な値段で手軽に食べられて、一杯でお腹いっぱいになるラーメンは、そのシンプルな形状によらず、あらゆる種類が存在しています。そして、数年ごとにラーメンブームを巻き起こしています。ここで、そんなラーメンブームの変遷を振り返っておきましょう。その中には、食べたことがあるラーメンもいくつかあるのではないでしょうか?
1990年代「背油系」
1990年代、東京の高田馬場、新宿、池袋の周辺はラーメン激戦区でした。当時はとんこつ背油系のこってりしたラーメンが人気でした。ちょうどこの頃、雑誌でもラーメン特集が多数組まれるなど、ラーメンが単なる麺類のひとつではなく、奥が深いものだという認識が広まっていきました。
2000年代「魚介系・煮干しラーメン系」
2000年代に入ると、牛の脳や脊髄から発症する「狂牛病」が世界的な問題となり、あらゆる食品に影響を与えました。ラーメンもその例にもれず、牛や豚の脊髄から出汁をとる背油系のラーメンは、敬遠されるようになりました。そのため、牛肉や豚肉を使わない、魚介系や煮干しラーメン系が注目を集めました。
2000年代「ラーメン二郎の名が商品化」
1968年に東京都港区で創業したラーメン二郎は、とんこつベースの出汁に醤油のたれが合わさった味で、麺の上にもやしとキャベツが大量に乗っているのが特徴的なラーメンです。その脂ギッシュな味わいにはコアなファンが多く、特に熱狂的な方は「ジロリアン」と呼ばれています。現在では、全国各地に店舗を構えているので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
二郎系ラーメンの注文の仕方は独特で、無料トッピングを正しくコールすれば、お好みのラーメンにカスタマイズすることができます。例えば、「ニンニクマシマシ」は、「刻みニンニクを特に多めに入れて下さい」という意味です。また、「カラメ」といえば、しょうゆ味を濃いめにしてくれます。しかし、始めていく方は無理せず、普通に「刻みニンニク多めで、味を濃いめにして下さい」と言っても通じますので、安心して下さい。
比較的古くからあった煮干しラーメン
以上のように、代表的なラーメンについて歴史を振り返りましたが、煮干しラーメンは比較的以前から存在していました。しかし、最近人気の煮干しラーメンは、1杯のラーメンに100gほどの煮干しを使うなど、濃厚なラーメンが多いのが特徴です。その影響で、昔ながらのあっさりした煮干しラーメンも注目されるようになりました。
最近人気急上昇中の煮干しラーメン
煮干しと言えば、和食の出汁に使うあっさりした味の魚というイメージがある方も多いでしょうが、濃厚なラーメンになっているとは、とても気になる所です。また、濃厚というからには、カロリーも気になりますが、他のラーメンと比べてカロリーは高いのでしょうか?そのあたりも含めて、この後詳しく紹介していきます。
今人気の煮干しラーメンとは?
煮干しラーメンというからには、単に煮干しを煮込んで作っているだけなのでは?とお思いの方、実はそんなことはなく、煮干しラーメンの美味しさは、非常に奥が深いのです。そんな煮干しラーメンが家でも作れたら嬉しいですね。ということで、家でも簡単にできるレシピを紹介します。
煮干しラーメンの作り方
各店舗での煮干しラーメンの作り方は、企業秘密なので分かりませんが、ここでは、家庭でも作れる煮干しラーメンのレシピを紹介します。まず、煮干しの頭とはらわたを取り除きます。こうすることで、出汁に余計な苦みやえぐみが出にくくなり、美味しい仕上がりになります。次に、鍋に煮干しと昆布を入れます。美味しい出汁にするために、火にかける前に1時間ほど浸しておきます。
それから1時間経ったら火にかけていきます。沸騰する前に、ふつふつと小さい泡が出てきたら、火を弱めて20分ほど過熱します。この時、灰汁が出てきたら丁寧に取り除くようにしましょう。最後に、煮干しと昆布を取り除いたらかつおぶしを加えて、沸騰する寸前まで火にかけ、そこから5分ほど過熱していきます。すべてを煮込んだ出汁をふきんでこしたら、美味しい煮干しラーメンのスープの完成です。
煮干しラーメンには塩気が含まれていないので、お好みでしょうゆ、塩を加えて味を整えましょう。麺をゆで、お好きな具材をトッピングすれば、家でも簡単に美味しい煮干しラーメンを作ることが出来ます。難しそうに思えたラーメンも、意外と簡単ではないでしょうか?家で美味しいラーメンが食べられたら、子どもたちも大喜びすること間違いなしです。ぜひ一度試してみて下さい。
煮干しは古くから日本人に親しまれてきた食材
煮干しラーメンについて分かったところで、そもそも、煮干しとはどんな食材なのでしょうか?なんとなく魚の一種ということは知っていても、実際に出汁をとったことがある方は少ないのではないのでしょうか?知られざるその全容を見ていきましょう。
「煮干し」という魚はいない?
日本食の材料や出汁の原料として広く使われている煮干しですが、煮干しとは、「小魚を煮て干したもの」となっています。そのため、カタクチイワシや、キビナゴ、アジ、サバ、トビウオなど、さまざまな魚が原料となっています。一般的には、カタクチイワシを使ったものが多く出回っています。
煮干しの主な産地は長崎県で、西日本地方では、煮干しのことを「いりこ」と呼んでいるので、馴染みがある方も多いかもしれません。ちなみに、西日本からの移民が多いハワイでも、魚を干したもののことを「Iriko(イリコ)」と呼ぶそうです。
煮干しは、出汁の原料として使われる他、そのまま食べることもできます。骨をそのまま食べられるので、カルシウム不足を補うことができると人気です。煮干しをアーモンドといっしょに甘辛く混ぜ合わせたお菓子は、低カロリーで美味しいので、子どものおやつや酒のつまみとして愛されています。
煮干しの栄養価とは?
煮干しラーメンに使われている煮干しですが、どんな栄養が含まれているのでしょうか?その栄養価と、効果的な食べ方を紹介していきます。
煮干しはカルシウム不足の方におすすめ!
煮干しは魚類のため、その7割はタンパク質で構成されています。また、鉄分・マグネシウム・タウリンなども豊富に含まれています。そして、いちばん有名なのはカルシウムです。煮干し10gには、カルシウムが約220mg含まれています。カルシウムが不足すると、筋肉が硬くなったり、ストレスを普段より感じやすくなってしまいます。また、成長期の子どもには、骨や筋肉の成長にも不可欠です。美味しい煮干しを食べて、ぜひカルシウム不足を補いましょう。
煮干しラーメンの楽しみ方
紹介したように、栄養のたっぷり含まれる美味しい煮干しですが、煮干しラーメンはどういった時に食べるのがおすすめなのでしょうか?食べる時間によってはカロリーも気になる所なので、しっかり押さえておきましょう。
煮干しラーメンは夕食時におすすめ!
一般的に、カルシウムは夜寝ている間に吸収されます。骨に含まれるカルシウムはほとんど移動することはないのですが、血液中に含まれるカルシウムは、夜に減少しやすくなり、濃度が薄まります。そのため、寝る前にカルシウムを摂取しておくのが良いとされています。
しかし、高カロリーなラーメンを寝る前に食べてしまっては、太ってしまうのが心配です。ですが、寝る直前でなければ大丈夫です。煮干しラーメンを食べる際は、夕食時に食べるようにして、2~3時間を置けば、ある程度カロリーも消費されます。煮干しラーメンの健康効果を高めるためには、夕食時に食べることをおすすめします。
煮干しラーメンを食べる時の注意点
人気の美味しい煮干しラーメンですが、ラーメンは一般的にカロリーが高いです。そのため、ダイエット中の方は食べるのを敬遠してしまいますが、実際のカロリーはどうなのでしょうか?代表的なものを紹介していきます。
煮干しラーメンのカロリー
とんこつラーメンのラーメン二郎のカロリーは、1杯で777kcalです。一方、ラーメン凪の煮干しラーメンは、1杯で430kcalとなっています。やはり、魚介類がベースになっている分、カロリーは低めです。
煮干しラーメンは太る?
煮干しラーメンは、とんこつラーメン等の肉をベースにしたラーメンよりはカロリーが低いので、太りにくいと言えます。しかし、栄養バランス的には、炭水化物がメインで野菜が少なめなので、一日の中で適切なバランスがとれるように調節して食べるようにしましょう。
東京はラーメン天国
日本の首都であり、全国から人が集まる東京は、美味しいものもたくさん集まってきます。ラーメンもその例にもれず、あらゆるラーメン店が常にしのぎを削っています。特に、高田馬場、池袋や秋葉原の周辺はラーメン激戦区と言えます。池袋には大勝軒、ラーメン二郎などの本店があり、常に行列が見られます。また、高田馬場や早稲田の周辺には、昔ながらのラーメン店がいくつも存在しています。
さらに、そんなラーメンを一か所で食べ比べができるスポットも東京にはあります。東京駅八重洲口南口地下1階にある「ラーメンストリート」は、「塩専門ひるがお」や、「とんこつらーめん俺式 純」といった名店が並び、1週間通っても飽きないと言われるほどです。東京に出掛ける時は、立ち寄ってみると面白いかもしれません。
東京の人気老舗ラーメン店
東京には、星の数ほどたくさんのラーメン店が存在し、地方の名店でも、東京に進出して成功することを目指している所も少なくありません。そんなラーメン激戦区・東京ですが、昔から愛され続けているラーメン店を紹介します。昔ながらの味に、ほっとすること間違いありません。
下町の味「来集軒」
来集軒では、東京の下町・浅草に店舗を構え、とんこつベースのしょうゆラーメンが楽しめます。明治43年創業という歴史があり、あっさりとシンプルな味わいは余計な味付けがなく、透き通るような美味しい味です。
卵焼きがかわいい「萬福」
昭和4年に創業し、銀座の地で今でも長く愛され続けています。創業当時から変わらないという卵焼きは、ラーメンのアクセントとしてしっかり役割を果たしています。鶏ガラと煮干しが主体で、最後にのせるネギ油が香りのよい風合いを演出しています。
おすすめの東京煮干しラーメン店
ここから、お待ちかねの東京での人気で美味しい煮干しラーメン店を紹介していきます。あっさり系からこってり系まであるので、きっと好きな味の店がみつかるはずです。
煮干しラーメンの老舗「大勝軒」
大勝軒は、つけ麺の方も有名ですが、こちらは永福町系の大勝軒という、別物です。煮干しをたっぷり使っているので、しっかりした煮干しの美味しさが味わえると人気です。麺は小麦感の強いコシのあるもちもち麺で、通常のラーメンの2倍の量となっています。お腹いっぱいに煮干しラーメンを食べたいなら、大勝軒のラーメンがおすすめです。
おいしいこってり系煮干しラーメン「すごい煮干ラーメン凪 」
店名に「すごい」と付いているだけあって、食べた感想は思わずすごい、と言ってしまうことで人気の「すごい煮干しラーメン凪」です。こちらの煮干しラーメンは、1杯のラーメンに60gの煮干しを使い、濃厚でこってりしています。通常の味噌汁に使われる煮干しが約1gであることからも、その濃厚さが分かります。煮干しのうまみ、酸味、苦み、えぐみのすべてを内包し、それでいてまとまった味わいにはきっと虜になるはずです。
特にこってりした煮干しラーメンなら「煮干しつけ麺 宮元」
「煮干しつけ麺宮元」の、「極上濃厚煮干しそば」は、とくにこってりした煮干しそばが食べたいという方におすすめです。なんと、1杯に使う煮干しは90gです。そのスープの濃さは、レンゲを乗せても沈まないほどです。一杯で心ゆくまで煮干しを味わいたい方には、まさにおすすめの煮干しラーメンです。
煮干しラーメン好きならここがおすすめ「麺屋一寸星」
「麺屋一寸星」の「濃厚煮干しらーめん」は、濃厚な煮干しラーメンです。スープをつくる際に、あえて煮干しの頭やはらわたを少し残すことで、えぐみとクセを残しています。濃厚でありながら、全体のまとまりもあるので、味に飽きることなく、女性でも美味しく食べることが出来ます。
ビターな味わいが特徴的「おおぜき中華そば店」
「おおぜき中華そば店」では、早稲田店限定で「濃厚煮干しそば」を提供しています。濃厚煮干しという名前を裏切らず、煮干しをたっぷりと使ったスープはビターな味わいが特徴的です。煮干しのはらわたのえぐみが強く残っているので、初めて煮干しラーメンを食べる人には、少し向かないラーメンです。煮干しラーメンを食べ比べてみたい、というプロ並みの方にはぜひおすすめしたい煮干しラーメンです。
提供店舗が限定されているところも、行ってみたいという気持ちにさせてくれます。少し塩分が強めのスープになっているので、食べ比べる際は、一日に何倍も食べず、ある程度時間を置いてから店を回るのをおすすめします。
あっさりめの煮干しラーメンならここ「らぁめん小池」
「らぁめん小池」の「濃厚ラーメン」は、他の濃厚煮干しラーメンに比べると、あっさりした風味が特徴です。煮干しのうまみはしっかりと感じられながら、煮干し特有のえぐみやくさみはほぼ感じられないので、煮干しラーメン初心者の方にもおすすめの美味しさです。鶏白湯と煮干しのブレンドのため、やさしいマイルドな味わいとなっています。
お腹にもやさしい味わいなので、お酒を飲んだ後の締めの1杯としてもおすすめです。ただし、寝る前に食べると太ってしまうので、食べた後は歩いて帰ってカロリーを十分消費しましょう。
東京の煮干しラーメンを食べてみよう
ここまで、ラーメンの歴史から煮干しラーメンの特徴まで紹介してきました。東京に数あるラーメン店の中でも、最近特に人気を集めている煮干しラーメンの美味しさは、食べてみる価値ありです。東京には煮干しラーメン店が何店舗もあるので、食べ比べてみるのも楽しいです。
きっと煮干しラーメンの魅力にハマるはず!
煮干しラーメンは、煮干しをたっぷりと使うことで、煮干し特有のうまみが最大限に味わえます。一度食べれば、その魅力にハマってしまうこと間違いなしです。是非一度、試してみてはいかがでしょうか?