カロリーメイトだけで1日の栄養は補える？太ると言われる理由も調査！

現在では、普通にスーパーやドラッグストアで販売のされているカロリーメイトですが、カロリーメイトが誕生するにあたって、どのような意味合いで誕生したのかを知っているでしょうか？実は、カロリーメイトが開発される際のコンセプトとして、宇宙食というワードが挙がっていたといいます。栄養素が十分に入っていて、尚且つコンパクトに食べられる、そして消化吸収も良いというのが当時のコンセプトでした。

この栄養、コンパクト、消化吸収においてはそのどれもを満たしているのが宇宙食でした。そのことから、宇宙食をヒントにしてカロリーメイトの開発が行われたと言われています。

カロリーメイトは、栄養食品として知られていることでしょう。ですが、カロリーメイトの詳しい栄養を知っているでしょうか？中には、カロリーメイトの栄養を知らずに摂取している方も多いといいます。カロリーメイトは、宣伝のされている通りバランス栄養食です。

バランス栄養食と謳っているのであれば、栄養も豊富に入っているのだろうと考える方も多いです。ですが、口にするものなのでしっかりどのようなものが入っているのかを把握しておく必要があるでしょう。

まずはカロリーメイトの栄養価を見ていきましょう。カロリーメイトには、タンパク質を始め食物繊維、カリウム、カルシウム、ビタミン群、葉酸などさまざまな栄養素が入っています。それぞれの量は多い少ないがありますが、10種類以上の栄養素を含んでいるのです。1日に必要な栄養素と比較してみましょう。4本のカロリーメイトを食べた際の1日の栄養素との比較になります。

カルシウムは1日の必要量800mgに対して200mg、食物繊維は1日の必要量19gに対して2g、マグネシウムは1日の必要量340～370mgに対して50mg、ビタミンAは1日の必要量850μgに対して225μg、葉酸は1日の必要量240μgに対して100μgとなっています。これはごく一部分を抜粋していますが、その他にもカロリーメイトには、栄養素が豊富に入っています。

カロリーメイトは栄養が豊富に入っていることが分かったことでしょう。しかし、肝心なカロリーメイトのカロリーを知って食べている方はどれくらい居るでしょうか？カロリーメイトには、いくつかの種類があります。プレーン味やチーズ味を始め、人気の高いチョコレート味、フルーツ味、メープル味などがあります。

カロリーメイトは、2本入りと4本入りが人気の高さが伺えますが、ここでは4本入りを主に紹介します。カロリーメイトの4本入りのカロリーは、どのフレーバーも400kcalです。フレーバーに限らず全ての味が同じカロリーであることで、どの味を食べてもカロリー計算が簡単であるメリットが挙げられるでしょう。この計算でいくことで、カロリーメイト1本のカロリーが100kcalであることが分かります。

カロリーメイトを食べることで、太るのでしょうか？ダイエットをしている方であれば、考えてしまう内容でしょう。カロリーメイトは、バランス栄養食のためダイエットには不向きと言えます。カロリーを見ると分かりますが、コンパクトサイズでありながら1本100kcalというカロリーは、決して低いとは言えません。カロリーメイトをダイエットに使用して太るというのは、あながち間違いではないようです。

太ることを抜きにして、栄養のバランスが偏っていると感じる方は栄養補給のつもりでカロリーメイトを摂取するのがおすすめといえるでしょう。健康維持のため、1日の摂取量に気を付ければ栄養をしっかり補給できて太る心配もありません。

カロリーメイトの食べ方のおすすめとしてまず挙げられるのが、朝食にカロリーメイトを食べるということです。最近では、朝食を抜いてしまいがちな人も多いといいます。そこで、コンパクトでありながらすぐに食べられ、尚且つ栄養も豊富に入っているカロリーメイトは重宝します。普段、朝ごはんを摂っていない方は午前中の仕事や勉強に力が入らないという経験をしている方も多いといいます。

また、ダイエットをしている方でも太る危険性がないのが朝食を置き換えるという食べ方です。朝食をカロリーメイトにすることで、昼や夜には食事が食べられるのでストレスも少ないでしょう。中には、朝食ではなく昼や夜の食事をカロリーメイトに置き換える方も多いといいます。昼や夜の食事の摂取カロリーは比較的多いので、1食をカロリーメイトの400kcalに置き換えるだけで、だいぶカロリーの摂取を控えることができます。

置き換えをする際に必要になってくるのが、満腹感です。カロリーメイトは、形あるものなので食べ応えもありますが、やはり少なからず食べたという感覚は低い可能性があります。そんなときにおすすめしたいのが、カロリーメイトと炭酸水を一緒に摂取する方法です。カロリーメイトを食べる際のお供には、水やお茶もいいですが、炭酸水に変えることでより一層満腹感を感じやすくなります。

カロリーメイトの食べ方のひとつとしておすすめしている炭酸水ですが、炭酸水を選ぶ際に注意してほしいのが砂糖などの入っていないものを選ぶことが重要です。メリットにもなる炭酸水ですが、選び方を間違えることで、デメリットにも繋がる可能性もあるので注意しましょう。

コンパクトでありながら、食べやすいカロリーメイトですが、食べ方のNG例としておやつとして摂取するのは控えた方がいいでしょう。カロリーメイトの1本のカロリーは、小さいサイズでありながらも他のおやつに比べるとカロリーの高さが懸念されます。

おやつには、カロリーメイトはおすすめできません。小腹が空いたと思った場合でも、おやつにカロリーメイトを摂取するのはやめましょう。おやつには、低カロリーなものをおすすめします。

カロリーメイトを朝食に置き換える場合のメリットとして、朝食を準備する必要がないということが一番に挙げられます。カロリーメイトは、4個入りのものでも個包装されているので、そのまま手軽に食べることができます。忙しい朝でも、準備の合間に食べ進めることもできるので、その点はメリットといえるようです。手軽な朝食はいくつかありますが、その中でも手間も要らずに洗い物も出ないカロリーメイトは朝食に適しています。

二つ目のメリットとして、カロリーメイトの栄養バランスの高さにあります。朝食に、カロリーメイトと同様の栄養を摂取する朝食を作ろうと思うと、かなりの食材や準備時間を要します。その点、カロリーメイトはパッケージを開けて口にするだけで朝食には十分な栄養が摂れることもあり、朝食を置き換える方が増えているといいます。

また、中にはコンビニのおにぎりを1つ朝食にしている方もいることでしょう。コンビニのおにぎりのカロリーは、カロリーメイト2本に値するものばかりです。カロリーは一緒でありながら、栄養の面においてはカロリーメイトの方が十分な栄養を持っているので、おにぎりと比較してみても歴然です。カロリーメイトの方が健康面においても高いので、健康を気にする方はぜひ朝食から健康に気遣ったものを摂取してみましょう。

カロリーメイトのメリットとして、保存期間が長いことも挙げられます。カロリーメイトの賞味期限は、製造から約1年と言われています。そのため、多くストックをしておいても十分に保存期間内に摂取することができるでしょう。また、保存をしておくことで、急な災害時にも保存食として食べることもできます。ただし、多くストックをしているからといって、おやつに手を出さないようにすることが先決でしょう。

朝食にカロリーメイトを置き換えた際のデメリットはあるのでしょうか？カロリーメイトは、手軽に食べることができることがメリットですが、その分お腹が空いてしまう可能性も否めません。朝の早い時間に、カロリーメイトを摂取することで昼食前にはお腹が空いてしまった、という口コミも少なくありません。これが、カロリーメイトを朝食に置き換える際のデメリットであると言えます。

デメリットを覆すためにも、食べ方で紹介したように炭酸水と一緒に食べたりなどの工夫をしてカロリーメイトの置き換えを進めてみましょう。デメリットは、メリットに変えることができます。自分流を見つけることで導き出せる可能性もあります。

置き換えダイエットが流行しており、さまざまな食材を置き換えの材料としている方も少なくありません。カロリーメイトもそのひとつともいえますが、覚えておかないといけないのがカロリーメイトは栄養補助であることです。健康のためにも、カロリーメイトだけを食べる生活や、無理な置き換えはかえって不健康の道を進むことになります。自身にストレスの溜まらない健康の道を進むようにしましょう。

カロリーメイトは栄養が豊富な食品であることが分かったことでしょう。ですが、食べ方を間違えてしまうことで太る可能性もありますので、摂取の際には注意しながら食べることをおすすめします。栄養が足りておらず、健康が気になる方は普段の食事にプラスして、栄養バランスの整ったカロリーメイトを摂取してみましょう。