カロリーメイトは太る?栄養・カロリーとダイエット効果も紹介!

カロリーメイトは30年以上のロングセラー商品で、おいしく手軽に食べられることで人気の商品です。カロリーメイトはその名前からカロリーが低いと思われがちですが、バランス良く作られた栄養補助食品であり、ダイエット向けに作られた商品ではないので食べ過ぎると太る原因になります。しかし、食べ方を注意すると栄養バランスの良いダイエット食品として利用することも可能です。ここでは、カロリーメイトダイエットのメリットや注意点を始め、食物繊維が少なく食べ方によっては逆に太るなどのデメリット、注意点をまとめました。

カロリーメイトは太る?栄養・カロリーとダイエット効果も紹介!のイメージ

目次

  1. 1カロリーメイトは太る?
  2. 2カロリーメイトの栄養
  3. 3カロリーメイトダイエットのメリット
  4. 4カロリーメイトダイエットのデメリット
  5. 5カロリーメイトダイエットの食べ方と注意点
  6. 6カロリーメイトは正しく食べないと太る!

カロリーメイトは太る?

カロリーメイトは簡単に栄養を摂取でき、手軽に食べられる栄養補助食品として人気のロングセラー商品です。おいしく食べられて栄養バランスが良く、持ち歩けてどこでも手軽に食べられることから食欲がない時や忙しい朝などに重宝する商品です。水分をほとんど含まないため、短期的な減量にも向いていることからボクサーなど太ることが禁物の体重制限のある競技をするアスリートたちが利用することも多いと言います。

そんなカロリーメイトですが、お菓子ではなく食事として作られているため身体に必要な栄養バランスが整っており、朝食だけでなく勉強中やスポーツの際にも食べやすい商品です。ダイエット向けに作られた商品ではありませんが果たしてダイエットに利用することができるのでしょうか?今回はカロリーメイトの栄養や食べることでのメリット・デメリット、ダイエットするための食べ方や食べ過ぎに関しての注意点などをまとめました。

カロリーメイト公式サイト | 大塚製薬

カロリーメイトのカロリー

カロリーメイトのカロリーについて紹介します。カロリーメイト1本(20g)のカロリーは、100kcalです。これだけ見ると低カロリーに思えますが、注意点としてカロリーメイト1本ではどんなに小食の人でも一食として足りる量ではないので、食事に置き換える場合は何本か食べることになるということが挙げられます。一箱分の4本を食べたとして400kcalになるので、食べ過ぎると太る原因になります。

カロリーメイトの食べ過ぎは太る

カロリーメイトのカロリーは1本100kcalなので、朝食として普段の食事の置き換えで食べる場合は栄養バランスも良く、一箱4本分を食べたとしても400kcalでおさまります。しかしカロリーメイトは決して低カロリー食品と言えるほどのカロリーではないため、小腹が空いたときのおやつや、食事の際にカロリーメイトを食べ過ぎてしまうと太るというデメリットがあります。

カロリーメイトをおやつにすると太る

カロリーメイトは味も見た目もおやつのようなので、小腹が空いたときにおやつとして食べる方が多いです。しかし、栄養価が高いカロリーメイトは夜などカロリーを使わない時間に食べていると脂肪として体内に蓄積されやすくなります。カロリーメイトは健康に良い食品だと言うイメージからおやつ代わりに食べていたら太ることになったとの声もあります。カロリーメイトをダイエットで利用する場合は、食事に置き換えをしましょう。

カロリーメイトの栄養

カルシウムは牛乳コップ1杯分

カロリーメイトには人間にとって必要不可欠な栄養素であるカルシウムが含まれます。小魚や牛乳に多く含まれるカルシウムですが、カロリーメイト一箱4本分には牛乳コップ1杯分のカルシウムが含まれています。ダイエット中は牛乳のカロリーも太るのが気になるため控えている方が多いですが、カロリーメイトで気軽にカルシウムの摂取ができるので便利です。

鉄分は小松菜100g相当

カロリーメイトには女性が特に意識して摂りたい鉄分も含まれます。カロリーメイト一箱には小松菜100g相当が含まれ、小松菜3、4株と同じくらいの量です。ダイエット中は鉄分不足になりやすいため、しっかり鉄分を摂ることができると貧血予防につながり健康管理にも役立ちます。

ビタミンCはオレンジの約半分

カロリーメイトにはアンチエイジング効果など美容に良いことで知られるビタミンCも含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に関わる栄養素で、抗酸化作用で細胞を老化させる成分を取り除く役割があります。果物などに多く含まれるビタミンCは、カロリーメイト一箱にオレンジの約半分の量が含まれています。いつまでも綺麗でいたい女性に嬉しい成分です。

ビタミンEは落花生80粒分

カロリーメイトには血行を良くする効果のあるビタミンEも含まれています。ビタミンEは肩こりや冷え性を解消する作用があり、カロリーメイト一箱には落花生80粒分と同じくらいのビタミンEが含まれています。おやつやおつまみに最適の落花生は、食べ過ぎると太る原因になるという注意点がありますが、カロリーメイトではその心配は必要ないので嬉しいポイントです。
 

脂質は牛肩肉100g相当

カロリーメイトには脂質も含まれます。脂質はその名前の通り、体内で脂肪として蓄えられ太る原因となりますが、適度に必要な栄養素であり私たち人間のエネルギー源になります。もちろん摂取のし過ぎは脂肪の増加につながります。カロリーメイト一箱に含まれる脂質は牛肩肉100g相当と、しっかり含まれているため注意点として挙げられます。

食物繊維は少なめ

カロリーメイトには様々な栄養素がバランス良く含まれていますが、食物繊維は少なめです。食物繊維は便秘解消や腸内環境を整えてくれるダイエットには不可欠な成分です。食物繊維が不足すると便秘が起きやすくなり、太るというデメリットとなるため他の食事で意識的に摂り入れるようにしましょう。

カロリーメイトダイエットのメリット

栄養バランスが良い

栄養補助食品として作られているカロリーメイトには、上述したように様々な栄養素がバランス良く含まれています。含まれている栄養素は脂質、糖質、タンパク質のエネルギー源となる三大栄養素に加え、ビタミンCやビタミンEなど11種類のビタミンと、6種類のミネラルが含まれます。

置き換えダイエットをするとどうしてもバランス良く食べるのが難しくなりがちですが、カロリーメイトに置き換えをすると栄養バランスが良いため他の食事に気を遣い過ぎずに気軽にダイエットに取り組めます。もちろん食べ過ぎや食べ方によってはデメリットになったり、注意点もあるのでカロリーメイトの栄養のみに頼りすぎるのは禁物です。

カロリー計算がしやすい

ダイエットをしている人であれば、1日あたりに摂取するカロリーを意識して、カロリー計算をすることも多いと思います。カロリーメイトは1本のカロリーが100kcalとわかりやすく、カロリー計算がしやすいというメリットがあります。ブロックタイプのカロリーメイトには5種類の味がありますがどの味でもカロリーは同様です、また、ゼリータイプは1袋200kcalドリンクタイプであれば1缶200kcalと計算しやすいのもポイントです。

手軽に食べられる

ダイエットの基本はバランスが整った食事を3食しっかりと食べることです。過度に食事の量を減らすと基礎代謝が落ちたり血行が悪くなったりして逆に太るというデメリットになってしまったり、健康管理ができなかったりとダイエットに逆効果となってしまいます。とはいえ、1日3食カロリー計算をした上できちんとバランスの良い食事を用意するのは困難です。

カロリーメイトであればどこでも持ち運びできる上に調理の必要がないため気軽に食べられて、必要な栄養素をきちんと摂取できるため基礎代謝を落とさず、リバウンドのリスクも最小限に抑えて無理なく体重を落とすことができます。

脂肪燃焼効果を高める

運動をする場合におすすめのカロリーメイトの食べ方は、運動をする30分~1時間前にカロリーメイトを食べておくことです。カロリーメイトを先に食べておくことで効率良く脂肪を燃焼させることができます。空腹の状態で運動を行うと、身体は飢餓状態になっていると判断して本来行うべき脂肪の燃焼をやめてしまい、せっかくの運動もデメリットとなってしまいます。

また、脂肪の燃焼をやめてしまうだけでなく必要な筋肉まで脂肪に変えて体内に蓄えてしまうので、カロリーが気になっても空腹のまま運動することはおすすめできません。カロリーメイトであればお腹が重くなることもなく通常の食事をしてから運動に臨むよりも効率的です。

カロリーメイトダイエットのデメリット

カロリーが高い

カロリーメイトはそのネーミングから低カロリー食品のイメージがありますが、実は決して低カロリー食品とは言えません。1本100kcalという数字だけで見るとそれほどカロリーが高いようには見えませんが、白米と比較してみると100gの白米が168kcalであるのに対し、カロリーメイト100gでは500kcalになり、かなりの高カロリーであることがわかります

カロリーメイトはあくまで栄養補助食品であり、ダイエット目的で作られた商品ではないので、脂質や糖質を多く含んでいるため食べ方によっては太るというデメリットになります。カロリーメイトをダイエットに利用する場合の注意点は、食べ過ぎや食べ方に気を付けることです。

便秘になりやすい

お腹を押さえる女性

カロリーメイトには食物繊維も含まれますが、その量は豊富とは言えず、腸内環境の改善につながるほどではありません。そのため、1日3食カロリーメイトだけという食生活では食物繊維が不足してしまい、便秘の原因になってしまいます。ダイエットにカロリーメイトを利用する場合は、合わせて食物繊維が豊富に含まれている食品を摂取するように食べ方に注意してください。

味に飽きる

カロリーメイトは味の種類が5種類あるので好みに応じて選ぶことができます。どの種類も味のおいしさを意識して作られているので、気分によって好きな味を選びながら楽しく続けられることがメリットです。しかし、5種類あるとは言えシンプルな味わいで、水分が少なくクッキーよりもぱさぱさした食感であるため、食べ続けるうちにその味に飽きてしまうのがデメリットです。

カロリーメイトはそのまま食べることができるのがメリットですが、食べ方に調理の工夫ができないというデメリットも併せ持ちます。ダイエットは継続して行うことが成功の秘訣なので、ブロックタイプを食べ過ぎて飽きてしまう場合はゼリータイプやドリンクタイプのカロリーメイトを取り入れると飽きずに続けていけます。

カロリーメイトダイエットの食べ方と注意点

一食分を置き換える

カロリーメイトを使ったダイエットを成功させるには、置き換えダイエットがおすすめです。カロリーメイトは1本が100kcalとカロリー計算がしやすいため、摂取したカロリーが明確でカロリーコントロールがしやすいのが魅力です。しかし、置き換えと言っても3食ともをカロリーメイトに置き換えるのはやめてください。前述しましたが、カロリーメイトあくまで栄養補助食品であり全ての栄養素を補えるとは言えないためです。
 

置き換えはどの食事でも構いませんが、朝食をカロリーメイトに置き換えるのがおすすめです。カロリーメイトはもともと「朝食を食べない人が増えている時代に手軽に食べられる朝食を」というコンセプトから開発された商品であり、一箱に含まれる栄養素は洋食の朝食1食分相当となっています。バタバタしがちな忙しい朝に、手軽に食べられるカロリーメイトを取り入れてみてはいかがでしょうか?

水分を一緒に摂る

カロリーメイトには含まれる食物繊維が少ないことを上述しましたが、食物繊維以外にも水分が不足することで便秘を引き起こしやすくなります。パサパサしがちな食感のカロリーメイトを食べるときは、水分が不足しないようたっぷりの水分と一緒に食べるようにするのがおすすめです。無糖の炭酸水と一緒に食べると、水よりも満腹感を得やすく食べ過ぎ防止につながるので、さらなるダイエット効果が期待できます。

野菜やヨーグルトと食べる

カロリーメイトを1食に置き換える場合の注意点として、不足しがちな食物繊維などの栄養素を他の2食で補う必要があります。他の食事で食物繊維を十分に摂取することが難しいようであれば、カロリーメイトと一緒に野菜サラダや野菜ジュース、ヨーグルトなどを食べるようにするとバランスよく栄養を摂取することができます。

ただし、野菜サラダにかけるドレッシングはノンオイルのものを選んだり、ヨーグルトは無糖タイプを選んだりと全体の摂取カロリーを意識し、カロリーの摂り過ぎに注意してください。食物繊維は腸内環境を整えて便秘を改善したり、脂質の吸収を抑えたりとダイエットには欠かせない栄養素なので、積極的に摂取するようにしてください。

おやつや夜食として食べない

繰り返しになりますが、カロリーメイトはダイエット向けに開発された商品でなく、あくまで栄養補助食品です。そのため、カロリーメイトには脂質や糖質が多く含まれ、カロリーも低い食べ物ではないので、「お菓子を食べるよりは健康的でいいかな」とおやつや夜食の代わりにカロリーメイトを食べるという食べ方では、カロリーの摂り過ぎでかえって太る原因になってしまいます。

1食をカロリーメイトに置き換えることで間食がしたくなる場合はさらにカロリーメイトを食べるのではなく、小魚やナッツ、ドライフルーツなど低カロリーで食べ応えのある食べ物を少量ずつよく噛んで食べるようにしてください。もちろん食べ過ぎには要注意です。

カロリーメイトは正しく食べないと太る!

カロリーメイトでダイエットをする場合の注意点やカロリーメイトの栄養、食べ方や食べ過ぎることで太るなどカロリーメイトについてまとめました。カロリーメイトはどこでも販売されていて気軽に買うことができる商品なので、ダイエットで使うには手が出やすい商品です。カロリーメイトは正しく食べないと太るというデメリットになってしまうので、注意点を意識して食べ方を工夫し、楽しくダイエットに取り入れてみてください。

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