カステラはカロリーが低い?ダイエット中のおやつに向いているか調査!
カステラはカロリーが低いスイーツなのか?カステラと聞くと甘いスイーツでカロリーが高いイメージですが、実際のカロリーはどのくらいあるのでしょうか?また、カロリーと合わせて気になる糖質についても調べてみました。カステラはダイエット中の間食のおやつとして向いているのかや、太る原因となる食べ方や、ダイエットにカステラを取り入れる注意点を詳しく説明していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
カステラのカロリーはどれぐらいかチェックしよう!
カステラと聞いて大抵の人がイメージするのは、卵や砂糖をたくさん使用した甘いスイーツのイメージが大きいです。では、卵や砂糖をたくさん使用したカステラのカロリーはいくつぐらいなのでしょうか?カステラのカロリーや糖質、原材料をチェックしてみました。
カステラのカロリー
カステラのカロリーは約100gあたり約320kcalです。一切れを約50gだとして約160kcalになります。ただ、カステラのカロリーだけでは高いのか低いのか、いまいちわかりづらいので他の洋菓子や和菓子と比べてどうなのかを検討してみます。
洋菓子の場合、シュークリーム1個だと約180kcalで、バームクーヘン100gだと約410~450kcalで、モンブランだと1個約180~370kcalで、クッキー100gだと約500~530kcalで、エクレア1個だと約270kcalで、ドーナツ1個だと約375kcalになります。
和菓子の場合、あんみつだと約182kcalで、おはぎ1個だと約174kcalで、ようかん約50gだと約148kcalで、みたらし団子1本だと約120kcalになります。
さて、カステラは洋菓子と和菓子どちらに分類されるのでしょうか?実はカステラは、和菓子の分類に入ります。なので、他の和菓子に比べると、カステラは100g約320kcalあるので高い部類になります。ですが、洋菓子などの他のスイーツに比べるとカロリーはそこまで高いとは言えません。
カステラの糖質
ダイエットでは、カロリーだけでなく糖質を気にすることも大切です。カステラはどれくらい糖質が入っているのか気になります。カステラには50gに約31.3g、100gに約62.6gの糖質は入っています。
では、他のスイーツにどれだけ糖質が入っているかというと、ショートケーキ100gには約46.5g、ドーナツ100gには約27g、エクレア100gには約21.4gの糖質が入っています。他のスイーツに比べてもカステラは決して糖質は低いとは言えません。
カステラの原材料
カステラの原材料は、卵・砂糖・水あめ・小麦粉・ザラメが主です。どの材料も高カロリー・高糖質な材料で作られています。この原材料は、基本的な原材料になります。最近ではチョコレートがコーティングされていたり、抹茶味やイチゴ味などさまざまなカステラが販売されていています。そのようなカステラには、さらにプラスされて材料が入るので注意してください。
カステラはダイエット中の間食に適している
ダイエットをしているとどうしても甘いスイーツを食べたくなります。ダイエット中は食事制限や甘いものを我慢したりとストレスが溜まります。ストレスは健康にも悪い影響を与えます。ダイエット中でも適度の間食が長続きさせるには必要です。カステラは、ダイエット中の間食に適しています。なぜ、間食に適しているのでしょうか?
カロリーや糖質は高いがGI値が低い
カステラはカロリーや糖質が高いのにダイエットの間食に向いているのはなぜでしょうか?それは、GI値が低いからです。GI値とは、食べ物を摂取したときの血糖値が上昇したときの数値のことです。血糖値が急激に上昇すると体内ではインスリンの分泌が増えます。インスリンの分泌が増えると脂肪として蓄えられるので太る原因になります。逆に、血糖値が緩やかに上昇するとインスリンの分泌も抑えられるので太りにくくなります。
簡単に言うと、GI値が高いと血糖値が急激に上昇し、GI値が低いと血糖値が緩やかに上昇します。ダイエットには、GI値が低い食べ物が好ましいです。カステラのGI値は69(最大100)です。他のスイーツだと例えば、ショートケーキは80、どら焼きは90、ドーナツは86になります。他のスイーツに比べてカステラはGI値が低い部類になります。
原材料に油を使っていない
カステラの原材料は、卵、砂糖、水あめ、小麦粉、ザラメなど高カロリーなものばかりで
太るイメージですが、実は油を使っていません。カステラはバターや油や乳製品を使っていなので、油が脂肪として蓄えられにくくなります。なのでバターや油を使っている他のスイーツよりもダイエットの間食に適しています。
甘さが満足度を高めてくれる
ダイエットをするとき、ついつい甘いものを避けてしまいがちです。ですが、甘さにはストレスを溜め過ぎない働きがあります。ストレスを溜め過ぎてしまうと、脳は甘いものを欲してしまうので必要以上に甘いものを食べてしまいます。ダイエットを長続きさせるには適度に甘いものを食べることも必要です。
ただし、砂糖の甘さを取り過ぎると太る原因になります。適度な糖分には人間にとって必要なものです。カステラには砂糖やザラメや水あめが入っていて甘みが十分にあります。糖分は、体内に取り込まれてから糖に変換されるまでの時間がゆっくりなので腹持ちも良く満足感を高めてくれます。
タンパク質が豊富で筋肉を丈夫にする
カステラの原材料には卵が使われています。卵には質の良いたんぱく質が含まれています。タンパク質は筋肉を作るのに必要な栄養素です。ダイエットに筋肉を作るタンパク質が必要なのかあまり接点がないように感じますが、筋肉をつけると基礎代謝もよくなります。代謝がよくなると脂肪の燃焼も上がってきます。ダイエットには筋肉をつけることは強い味方です。なので、タンパク質は程よく摂ることは大切です。
カステラのダイエット中の食べ方と注意点
カステラはダイエット中の間食に適していますが、食べ方を間違えてしまうと逆に太る原因になります。太る原因にならない為にも、カステラを間食として食べる食べ方の注意点を紹介します。
コンビニではなく老舗店で買う
カステラを購入する注意点として、老舗店で買うことをおすすめします。コンビニやスーパーなどで売られているカステラ風スイーツは、添加物や甘みを出すために甘味料など余計な材料が含まれている商品も少なくないからです。老舗のカステラは、基本の作り方で作られていて油も使用していないのでコンビニやスーパーなどで売られているよりもヘルシーになっています。
食べる量を決めて切り分けておく
老舗のカステラを購入して食べる食べ方の注意点としては、ほとんどのカステラは1本売りで販売されていることが多いです。なので、あらかじめ食べる量を切り分けて決めておくことが太ることを防ぐ食べ方として大切です。どうしても目の前にあると食べてしまうと言う人は、あらかじめ小分けにパッケージされているカステラを選ぶのもいいです。
カステラ1本まるまる食べてしまうとかなりのカロリーになります。ちなみに、カステラ1本のカロリーは約1900kcalあります。また、ザラメやチョコレートなどカステラにプラスで味がついているものはさらにカロリーや糖質が高くなる場合がありますので、注意点として覚えておいてください。
置き換えダイエットに取り入れると太る
カステラは置き換えダイエットには向いていません。置き換えダイエットに取り入れてしまうと、栄養バランスが偏り太る原因になります。注意点として、カステラの食べ方は間食として利用してください。しっかりと3食栄養バランスの取れた食事を行い、間食としてカステラを食べることで他の高カロリーなスイーツを食べることを防ぎます。間食ダイエットとして取り入れる食べ方が、カステラには向いています。
カステラは様々なスイーツの中でもダイエット向き!
カステラは、他のスイーツと比べてもカロリーは決して低いとは言えません。むしろ、比較的カロリーが低い和菓子の部類では、砂糖や卵や小麦粉など高カロリーの原材料を使っているためカロリーが高い部類に入ります。ですが、糖質が低く、血糖値の上昇を緩やかにするGI値が他のスイーツよりも低いためダイエットにおすすめです。
カステラは、甘いスイーツです。その甘さが満腹度を高めてくれます。甘さは、満腹度だけでなくストレスも和らげてくれる働きがあるためダイエットの間食に適したスイーツになります。また、タンパク質が豊富で筋肉の生成を助ける効果があります。体の代謝アップにも繋がります。
ダイエット中のおやつには向いているカステラですが、注意点があります。なるべく老舗のカステラを購入すること、添加物など余計な材料が入っていないものを選ぶことです。また、食べる量にも気をつけてくださいい。食べ過ぎてしまうとカロリーオーバーになりせっかくダイエットの間食として向いているカステラでも太る原因になってしまいます。注意点をしっかり守った食べ方をし、上手にカステラを日頃のおやつに取り入れてみてください。