生クリームの糖質や脂質は?糖質制限ダイエット中に食べられるかを調査!
生クリームは、クリーム大福の和菓子やケーキのプリンなどの洋菓子、グラタンなど洋食などの料理に大活躍します。ですがカロリーが高く、糖質や脂質は多いということも良く聞くと思います。でも本当のところどのくらい高いのか、多いのかわからないのではないでしょうか。生クリームの脂質や糖質を調べてみました。またホイップクリームや乳製品との違いや糖質制限ダイエット中の生クリームの食べ方、注意することも一緒に紹介します。ぜひダイエットに役立てて欲しいと思います。
生クリームの糖質
お菓子や料理によく使われている生クリームですが、糖質はどのくらいあるのかわからないのではないでしょうか?生クリームには乳脂肪生クリームや植物清脂肪ホイップクリームという種類があり、それぞれ糖質が違います。生クリーム以外の乳製品の糖質と一緒に紹介します。生クリームの糖質を知ってダイエットなど食生活に役立ててもらいたいと思います。
乳脂肪生クリームの糖質
生クリームは、牛乳の乳脂肪分を遠心分離で濃縮したもので、乳脂肪分35%以上のものがホイップ用の生クリームになります。乳脂肪生クリームは規定以上の乳脂肪分を取り出して作られています。
乳脂肪生クリームの糖質は食品栄養成分表では100g3.1gです。ただ乳脂肪分生クリームの糖質は各乳業メーカーで異なります。タカナシ乳業は、特選北海道純生クリーム35が100mlで3.2g、雪印メグミルクのフレッシュ北海道産生クリーム使用は200mlで4.2g、森永乳業のフレッシュ純乳脂肪が200mlで6.0g、明治乳業の純乳脂45が100mlで3.5gです。
植物性脂肪ホイップクリームの糖質
植物性脂肪ホイップクリームは、コーン油、綿実油、大豆油などの植物性油脂に乳化剤を加えたものになります。植物性脂肪ホイップクリームの糖質は食品栄養成分表では100g2.9gです。植物性脂肪ホイップクリームも乳脂肪生クリーム同様に、糖質の量は各乳業メーカーで違います。
雪印メグミルクの植物性脂肪は200mlで4.8g、低脂肪植物性脂肪は200mlで5.8g、森永ホイップ植物性脂肪は200mlで4.5gになります。植物性脂肪ホイップクリームはかなり糖質が少ないです。
他の乳製品との糖質比較
生クリーム以外の乳製品の糖質は、牛乳は100mlで4.8g、バターは100gで0.2g、プロセスチーズは100gで1.3g、ヨーグルトは100gで4.9gです。生クリームの糖質は牛乳やヨーグルトとはほぼ同じですが、バターやプロセスチーズと比べると糖質量が多いです。
生クリームのカロリー
生クリームのカロリーの高いことは知っているけれど、結局のところどのくらいなのかと思っている方は多いのではないでしょうか?生クリームの乳脂肪生クリームと植物性脂肪ホイップクリームのカロリー、他の乳製品とのカロリー比較を紹介します。カロリーを知ってこれからの食生活の見直しをしてもらいたいと思います。
乳脂肪生クリームのカロリー
乳脂肪生クリームのカロリーは食品栄養成分表では100mlで433kcalです。各乳業メーカーのカロリーは、タカナシ乳業の特選北海道純正クリーム35は100mlで441kcal、雪印メグミルクフレッシュ北海道産生クリーム使用は200mlで825kcal、森永フレッシュ純乳脂肪は200mlで786kcal、明治乳業純乳脂45は100mlで438kcalです。
植物性脂肪ホイップクリームのカロリー
植物性脂肪ホイップクリームのカロリーは食品栄養成分表では100mlで409kcalです。各乳業メーカーのカロリーは、雪印メグミルクホイップ植物性脂肪は200mlで780kcal、ホイップ低脂肪植物性脂肪は200mlで607kcalです。森永ホイップ植物性脂肪は200ml854kcalです。
他の乳製品とのカロリー比較
生クリーム以外の乳製品のカロリーですが、牛乳100ml67kcal、バター100g745kcal、プロセスチーズ100g339kcal、ヨーグルト100g62kcalなどです。生クリームは他の乳製品と比べるとバターが一番高カロリーでその次に生クリームが高カロリーだということがわかります。
生クリームの脂質
乳脂肪生クリームと植物性ホイップクリームの脂質を紹介します。生クリームは各乳業メーカーによって脂質量が違います。生クリームにどのくらいの脂質があるのか知ることでダイエットに役立ててもらいたいと思います。
乳脂肪生クリームの脂質
乳脂肪生クリームの食品栄養線分表の脂質は45.0gです。各乳業メーカーの脂質は、タカナシ乳業の特選北海道純正クリーム35は100ml35.6g、雪印メグミルクのフレッシュ北海道産生クリーム使用は200ml88.6g、森永乳業のフレッシュ純脂肪200m83.1g、明治純乳脂45は100ml46.0gです。
植物性脂肪ホイップクリームの脂質
植物性脂肪ホイップクリームの脂質は、食品栄養成分表では100ml39.2gです。各乳業メーカーの脂質は、雪印メグミルクのホイップ植物性脂肪は200ml83.2g、ホイップ低脂肪植物性脂肪200ml63.4g、森永乳業ホイップ植物性脂肪200ml91.4gです。
生クリームは糖質制限ダイエット中に食べられる?
最近は糖質制限ダイエットがブームですが、現在も実行中の方は結構いるのではないでしょうか?糖質制限ダイエットだから生クリームは食べていないという方は多いと思います。じつのところ生クリームは食べても大丈夫です。食べ方に注意をすることが大事です。食べる量や生クリームの栄養や効果、生クリームの太らない食べ方を紹介します。これで今日から生クリームの我慢をやめましょう。
糖質制限中でも大丈夫
糖質制限中でも生クリームは食べることができます。ただ生クリームを使ったものをそのまま食べるのではなく、食べ方を気をつけることになります。それで糖質制限中でも安心して食べることができるので大丈夫です。
一食あたりの糖質摂取量の目安
ゆるやかな糖質制限いわゆるロカボは一食あたりの糖質摂取量は20~40gです。おやつは10gまでは大丈夫です。過激に糖質制限してしまうとイライラしたり不整脈などを起こすので注意が必要です。ダイエットにとってイライラはリバウンドにもつながります。一食あたりの糖質摂取量を知ってダイエットを成功させましょう。
動物性生クリームの栄養と効果
動物性生クリームには、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2が含まれています。カルシウムは骨や歯を強くして骨粗鬆症を予防します。ビタミンAは皮膚や粘膜を健康にしてくれて風邪などのウイルスの侵入を防ぐ効果があります。またビタミンB2は発育促進や皮膚、髪、爪などの細胞再生という効果があります。
植物性生クリームの栄養と効果
植物性生クリームには、脂質、たんぱく質、リンが含まれています。脂質はたんぱく質と炭水化物合わせて三大栄養素という体にはなくてはならない栄養素です。脂質は体のエネルギー源になり、ビタミンの吸収を良くします。たんぱく質は筋肉や臓器を作る栄養素で体のエネルギー源になります。リンはカルシウムと同様に骨や歯を作る効果があります。
生クリームの太らない食べ方
生クリームの太らない食べ方にあるのと疑問を持った方は多いと思います。生クリームは太るものと思いがちですが、工夫すると生クリームの太らない食べ方があるのです。豆乳クリームで代用する、人工甘味料を使うなどの食べ方を紹介します。これで生クリームはダイエットの敵ではありません。生クリームの太らない食べ方を知って食事を楽しんでもらいたいです。
豆乳クリームで代用
生クリームは高カロリーですが、豆乳クリームはカロリーが100mlで386kcalと低いので、生クリームの代用としてとて良いです。大豆成分を使った豆乳クリームは、イソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンと似ているために体の調子も整えてくれます。ダイエットしやすい体にしてくれます。豆乳クリームはカロリーが低いですが、動物性生クリームや植物性生クリームと同様に食べ過ぎには注意が必要です。
グラニュー糖ではなく人工甘味料を使う
生クリームに入れるグラニュー糖はカロリーが高めなうえに糖質も高いので注意しなければなりません。人工甘味料は糖質0でカロリーカットされたものや糖質0gでカロリーも0gというのものもあります。糖質0gですが甘みがしっかりあるのでグラニュー糖ではなく人工甘味料を使うのがおすすめです。人工甘味料でも美味しいホイップクリームが出来上がります。
生クリームの適正量を守り食べ過ぎに注意
生クリームは適正量を守れば太ることはありませんが、生クリームは甘く美味しいので量を多く食べてしまいがちです。そのことによりカロリーや脂質、糖質が取り過ぎになり太ります。食べ過ぎには注意して適正量を守りましょう。生クリームは食べ方が肝心です。
生クリームの糖質は低いが適量を守って食べよう!
生クリームの糖質や脂質、カロリーを紹介しました。生クリームそのものは糖質は低いですが、砂糖やグラニュー糖が入ると糖質が高くなってしまうので注意が必要です。また脂質も多いので適量を守って食べるようにしましょう。食べ方が一番重要です。食べ過ぎには気をつけてダイエットを成功させてください。