野菜炒めの簡単献立レシピは?おすすめの副菜やスープを紹介!
短時間で簡単にできて、しかも野菜がたっぷり摂れる野菜炒めは忙しい日の献立にぴったりです。ただ、野菜炒めとご飯だけでは少し物足りないと感じることもあります。そんな時の野菜炒めに合う副菜やスープなどおすすめの献立やレシピを紹介します。
目次
野菜炒めはメインおかず?サブおかず?
色々な種類の野菜を使い、さっと炒めるだけで完成する野菜炒めは食卓によく並ぶメニューのひとつです。ですが、野菜炒めとご飯だけでは物足りない場合もあります。別におかずを作ろうと思うと、野菜炒めはメインになるのかサブになるのか悩むところです。今回は野菜炒めがメイン・サブどちらでもいい、おすすめの献立とレシピを紹介します。
野菜炒めの日の簡単献立
今日は手早くご飯を作ろうといった日の献立に野菜炒めはおすすめです。野菜を同じ一口大に切り、強火で炒めます。フライパンひとつででき、工程が少なく加熱時間も短いのでササっと作れるので忙しい日にぴったりの献立です。あとは汁物やもう一品を足せば、あっという間にちゃんとした食事ができ上がります。
本日の夕飯です🍽
— ⛱Akai-kasa⛱ (@U_topia_san) March 6, 2018
○ 鶏肉と油揚げのカレー野菜炒め
○ 白飯(胡麻かけ)#よるごはん#おうちごはん#お腹ペコリン部#Twitter家庭料理部#日本自炊協会 埼玉山里支部 pic.twitter.com/XwY4sxOCCs
他のおかずを作っている時間もなく、作り置きのおかずがない場合でもご飯とだけでも野菜炒めなら野菜の栄養がたっぷり摂れる、ちゃんとした食事になります。今は、スーパーやコンビニでもカット野菜が売っているので、そのまま炒めるだけでも簡単に野菜炒めができ上がります。味付けも色々アレンジできるのでお好みの野菜炒めができます。
野菜炒めの日のしっかり献立
野菜炒めをメインにしてみそ汁に小鉢を一品か二品足せばヘルシーでも豪華な献立になります。たくさん食べたいときには、野菜炒めをサブおかずにしてガッツリ系の副菜とスープを追加すると満腹間違いなしの献立となります。追加する副菜次第で多彩な献立になります。
野菜炒めの味付けと副菜の味付けを考えて作ると、献立としてもバランスが良くなります。副菜が濃い味のものや脂分が多いものなら、あっさり味の野菜炒めにしたり、副菜がさっぱりしたものなら肉入り野菜炒めや、みそ味の野菜炒めにするなど味付けのバランスも考えて作ってみてください。
美味しい野菜炒めレシピ
野菜炒めと言っても、使う野菜や味付けによって色々です。旬の野菜を使うと美味しく、栄養も高いものになります。今回は色々な美味しい野菜炒めのレシピも紹介します。副菜やスープとの味のバランスも考えて、お好みの野菜炒めを作ってください。
野菜たっぷりしゃきしゃき野菜炒めレシピ
基本の野菜炒めレシピです。キャベツは5cm角に切り、ピーマンと玉ねぎは薄くスライスします。もやしは根とひげを取ると食感がよくなります。豚肉をフライパンで炒め、火が通った頃に野菜とごま油を加えます。野菜はべちゃべちゃにならないように水洗いをした後はしっかり水気を切ってから炒めましょう。
最後に塩コショウで味付けをすれば完成です。醤油を入れると香りがよくなります。味付けは最後にするのが水っぽくならないための秘訣です。
卵がやさしいあんかけ野菜炒めレシピ
野菜炒めの上に、あんかけだれを乗せるだけです。中華スープの素、醤油、オイスターソース、酒各大さじ1、塩、片栗粉小さじ1を水50ccに混ぜ入れ中火にかけます。沸騰したところに2個分の溶き卵を細く流し入れ、ふんわりと混ぜます。あんかけにも味があるので野菜炒めは薄味にしておいてください。最後に更に盛りつけた野菜炒めの上からかけると、卵たっぷりでふわっとした美味しいあんかけ野菜炒めになります。
レンジで簡単美味しい野菜炒めレシピ
フライパンを使わずに電子レンジで加熱するだけで簡単に野菜炒めができるレシピがあります。時間がないときにおすすめのレシピです。にんじんは薄く短冊切りし先に1分レンジします。キャベツは一口大、玉ねぎ・ピーマンなどは薄切りし、大きめのお皿に広げて置き、上から切ったベーコンを乗せます。鶏ガラスープの素、酒、醤油で合わせ調味料を作り振りかけます。ふんわりラップをし2分レンジにかけ、軽く混ぜれば完成です。
弱火でしゃきしゃきの野菜炒めレシピ
弱火で炒めるといい色になった #野菜炒め https://t.co/Ei1wWsH57w pic.twitter.com/k4V3QPqU2u
— woodroots (@woodroots) January 15, 2018
野菜炒めと言えば、強火でサッと炒める。というイメージですが、弱火の方が水分が出にくいというレシピがあります。冷たいままのフライパンに野菜を入れ油をかけ混ぜてから、弱火にかけます。10分程度火にかけますが、混ぜるのは2~3分に一度です。混ぜすぎると水が出やすくなるのでササっと混ぜてください。シャキシャキの野菜炒めができるので、試してみてください。
簡単!野菜炒めをメインに時間がないときの献立
野菜炒めはボリュームのあるメインおかずになります。時間がないときには本当に助かる献立です。もちろん野菜炒めとご飯だけでも充分ですが、ここでは簡単にプラスワンできるものを紹介します。参考にして作ってみてください。
手早く簡単に納豆ご飯
野菜炒めにご飯だけでは物足りないときには、納豆ご飯にするとたんぱく質も取れ栄養もアップします。卵を乗せると見た目もグレードアップします。刻みのりをかけると彩りもいいです。冷蔵庫にあるもので簡単にできるので、あっという間に食事ができ上がります。時間がないときにはお勧めです。
冷奴や湯豆腐・豆腐でさっぱり
豆腐の買い置きがあれば、冷奴も簡単でおすすめです。薬味を変えて味に変化をつけてもいいです。ベーシックに鰹節とねぎでもいいですし、なめたけをのせた冷奴も美味しいです。少し変わり種ならキムチを刻んで海苔と一緒にのせるのも美味しいです。温かいものが食べたい時なら、湯豆腐にするのもおすすめです。醤油や麺つゆをかけてもいいですが、青じそドレッシングをかけてもあっさりしておすすめです。
きゅうりの和え物であっさり
きゅうりを刻んでゆかりで和えたものはいかがでしょうか?きゅうりを乱切りにして、ゆかりと塩で和えるだけです。野菜炒めを作る前に和えておくと、味がなじんでちょうどいい食べごろになっています。
皿に盛りつけた後に白ごまを振ると見た目も香りもよくなります。ゆかりを塩昆布に変えて塩昆布和えでもおすすめです。切って和えるだけと簡単なので試してみてください。最初にきゅうりを板ずりするとひと手間ですが更に美味しくなります。
野菜炒めを乗せて簡単野菜ラーメン
野菜炒めをラーメンの上に乗せれば簡単に野菜ラーメンになります。市販の生麺タイプのラーメンがあればいいですが、買い置きのインスタントラーメンでも贅沢感が増します。ですが、ラーメンスープはもともと味付けが濃いので野菜炒めの味付けは薄めに作ったほうがいいでしょう。別でチャーシューを乗せないのなら肉野菜炒めにしたり、卵を足したりするとたんぱく質も摂れて栄養もばっちりです。
野菜炒めをサブメニューに美味しい献立
食べ盛りの人や、お腹が空いているときなど野菜炒めだけでは足りない!というときは、野菜炒めをサブメニューにして、ボリュームおかずを足した献立がおすすめです。野菜炒めにも合い、食べ応えのあるおかずを紹介します。
副菜が唐揚げでガッツリ美味しい献立
野菜炒めにお肉がなく野菜だけだったり、肉入り野菜炒めでも、もっとお肉を食べたいときには鶏の唐揚げがおすすめです。ジューシーな唐揚げがあれば、ご飯も野菜炒めも箸が進みます。ただ、唐揚げはどうしても油が多くなりがちなので、野菜炒めはテフロン加工のフライパンで油控えめで作るほうがよさそうです。
ぶりの照り焼きで和食派も満足の美味しい献立
メインをぶりの照り焼きなどの魚料理にすると、野菜炒めとご飯で和風でもボリュームのある献立になります。照り焼きなら味付けも濃いので、野菜炒めはあっさり味の方がいいでしょう。もう一品、さっぱりした酢の物や、やさしい味の卵料理などを追加するとバランスが良くなります。あっさりめのスープやみそ汁を足すのもおすすめです。
子供も大人も大好きハンバーグ
肉汁たっぷりのハンバーグはみんな大好きです。野菜炒めとワンプレートで食べることもおすすめです。ハンバーグも脂分多めになりがちなので、野菜炒めはあっさり味のものにしたり、もう一品野菜の副菜を追加すると健康的な献立になります。
餃子やエビチリは中華料理店でも人気の献立
野菜炒めに餃子、エビチリは中華での定番です。味も濃く、ご飯やお酒が進む献立です。野菜炒めも濃い味付けになると塩分の摂りすぎも気になりますので薄味にしたり、ご飯はチャーハンなどの味の付いたご飯ではなく白ご飯にすることをおすすめします。ついつい食べ過ぎてしまいがちの献立ですので、食べすぎにも注意してください。
ヘルシーな美味しい献立・おすすめの副菜
やさしい美味しさの煮物と合わせる献立
副菜を煮物にするなら、更に野菜も摂れます。野菜炒めは淡色野菜が多くなりがちなので、緑黄色野菜のかぼちゃの煮物や、根菜類をたくさん使った筑前煮などがおすすめです。野菜だけの煮物なら野菜ばかりになるので、肉入り野菜炒めにするか、もう一品たんぱく質を摂れるものを付けた方が栄養的にはいいでしょう。
あっさり美味しいお浸しと合わせる献立
野菜のお浸しを追加したらあっさり食べられます。ほうれん草や菜の花のお浸しや、小松菜の煮浸しなどがあります。水菜のお浸しもシャキシャキの食感でおすすめです。白菜の下の方を細く切ってお浸しにするのも美味しいです。鰹節やごまを薬味に醤油や麺つゆをかければ簡単にできます。ボリュームは控えめの副菜なので肉や魚のおかずにプラスする小鉢としても役立ちます。
ブロッコリーのツナ和えと合わせる献立
茹でたブロッコリーに油を切ったツナを和えます。クリームタイプのごまドレッシングやからしマヨネーズで和えると美味しいです。さっぱり食べたいなら、ポン酢醤油で和えてもおすすめです。ブロッコリーとツナの代わりに焼いたベーコンやウインナーと一緒に絡めてもとても美味しくでき上がります。
美味しい献立・おすすめのスープ①
熱々のうま味が詰まったスープは身体も温め、食欲を増してくれます。野菜炒めとご飯にスープを足せば、それだけでちゃんとした献立になります。ここでは野菜炒めに合う美味しいスープを紹介します。
美味しいうま味の中華スープ
簡単でもうま味たっぷりの中華味のスープは野菜炒めと相性ばっちりです。ショウガを効かせると身体も温まります。溶き卵を流し入れて卵スープにすると、たんぱく質も摂れるので栄養バランスも良くなります。中華だしの素を溶かし、刻んだハムを入れます。沸騰前に溶き卵を菜箸から垂らして細く流し入れるときれいにふわふわと卵が固まります。一気に入れてしまうと固まりになってしまうので注意してください。
香りも美味しいわかめスープ
中華スープにわかめを入れ、最後にごま油を入れると香りのいいスープの出来上がりです。具は乾燥わかめだけでもちゃんとしたスープになり、とても簡単にできます。玉ねぎやベーコンを入れても香りがよくなり、おすすめのスープです。にんじんやカニカマを入れると色味がきれいです。野菜は火が通りにくいので最初に入れてください。
美味しい献立・おすすめのスープ②みそ汁
やっぱりみそ汁は、身近で手軽です。いつものみそ汁にご飯と野菜炒めでちゃんとした献立になります。豆腐やキノコ類はおすすめの具材です。野菜炒めが具沢山なのでみそ汁は具材がシンプルでも満足できます。麦みそや、赤みそ、白みそとみその種類で味も変わります。市販の合わせみそもいいですが、お好みで配合して美味しいみそ汁にしてください。
大豆のうま味が美味しい豆腐のみそ汁
みそ汁の定番、豆腐のみそ汁は作りやすく食べやすいのでおすすめです。一口大に切った豆腐を出汁に入れて温めます。豆腐を入れてすぐにかき混ぜると豆腐が崩れやすいので、ある程度火を入れてからやさしくかき混ぜてください。最後に火を消してからみそを溶かし、刻みネギを散らすと香りもいいです。同じ大豆からできている油揚げを入れても美味しくなります。
うま味たっぷりキノコのみそ汁
キノコ類のみそ汁といえば、シメジ、エノキ、ナメコなど色々あります。キノコ類のうま味はグアニル酸という三大うま味成分のひとつです。鰹節のイノシン酸と合わさると相乗効果でうま味がアップします。とても美味しいみそ汁です。ナメコはざっと水で洗って使ってください。シメジやエノキはいしずきを取って洗わずに使いましょう。汚れが気になるときはキッチンペーパーで拭いて使ってください。
甘みが美味しい玉ねぎのみそ汁
玉ねぎを入れるとみその塩分で玉ねぎの甘さが際立ちとても美味しいみそ汁ができます。煮ると柔らかくなるので大きめに切ると歯ごたえが残ります。野菜炒めにも玉ねぎが入っていても違う食感なのでお互い楽しめます。玉ねぎは油揚げと合わせたり、アオサのりと合わせるのもおすすめです。
お肉も野菜のうま味たっぷり豚汁
野菜いっぱいの野菜炒めですが、更に野菜たっぷりの豚汁と一緒に食べると、たくさん野菜が摂れます。野菜炒めはキャベツなどの葉物野菜やピーマンなどの果実野菜が多いですが、根菜類を多く使う豚汁では野菜の種類が重なりにくいので、更に色々な種類の野菜を摂ることができ、とても健康的です。豚汁に豚肉が入るので、野菜炒めは肉無しならバランスもいいでしょう。
<まとめ>簡単・美味しい!野菜炒めをいつもの献立に取り入れよう
短時間でできる野菜炒めは、忙しい日常の献立にぴったりです。食べる人の体調や、空腹具合によって副菜やスープを調整することで、ヘルシーにも豪華な献立にもなります。副菜が味の濃いものだとあっさりした味付けの野菜炒めにしたり、メインにするならお肉も入れて具だくさんの野菜炒めにするなどと工夫すると、飽きることなく普段の献立に取り入れられます。ぜひ色々なレシピと組み合わせを試してみてください。