ハンバーグのカロリーが高いがダイエットに使える?レシピも紹介!
ハンバーグはカロリーが高いからダイエット中には向かない、と考える方は多いかと思います。しかし、ハンバーグは確かにカロリーが高いですが、ダイエット中に楽しむことが出来るという事を知っていましたか?今回の記事ではハンバーグに含まれるたんぱく質などの栄養成分やお店のハンバーグの大きさ、カロリーなどについて紹介していきます。最後に肉も野菜もとれるバランスも良いハンバーグレシピも紹介しますので、是非バランスも良い食事でダイエット中でもハンバーグを楽しんでみてください。
ハンバーグの大きさとカロリー
柔らかくて肉汁があふれるハンバーグは、好きだという方も多いかと思います。そんなハンバーグは、カロリーが高いようなイメージもありますが、実は意外にもダイエットに使えるというのです。
今回の記事では、ハンバーグの栄養成分や、レシピなどについても紹介していきます。是非バランスにも気を付けて、ダイエット中でもハンバーグを楽しんでみてください。まずは、お店で楽しめるハンバーグの大きさやカロリーからチェックしていきましょう。
セブンイレブンの5種のチーズ入りハンバーグ
それでは、早速お店で購入出来る、もしくは食べることが出来るハンバーグのカロリーと大きさを見ていきましょう。「セブンイレブンの5種のチーズ入りハンバーグ」の大きさは、ちょうど100gとなっています。そして、カロリー178kcalとなっています。チーズが入っている分、食べ応えがある代わりにカロリーも少し高いハンバーグとなっているかと思われます。
セブンイレブンの和風ハンバーグ
続いて紹介する大きさとカロリーは、「セブンイレブンの和風ハンバーグ」です。こちらの大きさは145gとなっており、カロリーは247kcalとなっています。こちらのハンバーグは、先ほどのものよりも大きめとなっており、夕ご飯のおかずにももってこいです。鉄板焼きで仕上げられた和風のハンバーグとなっており、しょうゆ仕立てのソースが絶品となっています。
ガストの目玉焼きハンバーグ
それでは、続いては「ガストの目玉焼きハンバーグ」のカロリーと大きさを見てみましょう。カロリーは553kcalとなっています。大きさについては記載がありませんので、下記で紹介するロイヤルホスト、そしてサイゼリヤのハンバーグの大きさを参考にしてみてください。
ロイヤルホストの黒×黒ハンバーグ
それでは、ロイヤルホストのハンバーグはどうなっているでしょうか?ロイヤルホストの「ロイヤルホストの黒×黒ハンバーグ」の大きさは、190gとなっています。たくさん食べたいという方には、250gの大きさのものもあります。ソースの種類は2種類のものがあり、「ガーリッククリームソース」と「ブラウンバターソース」の2種類があります。
ガーリッククリームムースの190gのカロリーは688kcal、そしてブラウンバターソースは758kcalとなっています。ソースの種類を変えるだけでカロリーは70キロカリーほどの差が出来ます。
サイゼリヤのハンバーグステーキ
それでは、サイゼリヤのハンバーグステーキの大きさとカロリーを見ていきましょう。こちらの大きさは、180gとなっています。そして、カロリーは514kcalほどとなっています。牛100%のお肉で楽しむことができるハンバーグとなっています。
ハンバーグに含まれる栄養成分
必須アミノ酸
それでは、ハンバーグに含まれる栄養成分についてみてみましょう。まず最初に紹介する栄養成分は、「必須アミノ酸」です。必須アミノ酸はたんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内では十分な量を作り出すことが出来ない、というアミノ酸の事だそうです。ですので、必須アミノ酸は摂取して補う必要があります。ハンバーグにはそんな必須アミノ酸が豊富に含まれています。
アラキドン酸
また、ハンバーグには「アラキドン酸」という栄養成分も含まれています。アラキドン酸という栄養成分は脳に作用して、学習能力や記憶力を高めてくれるという効果があります。物忘れの改善効果なども期待される栄養成分なのだそうです。また、そのほかにも認知機能の改善効果があるといわれています。
トリプトファン
また、ハンバーグには「トリプトファン」という栄養素も含まれています。トリプトファンというのは先ほど紹介した必須アミノ酸の中の一つとなっています。必須アミノ酸の中の一つであることからもわかる通り、人間はトリプトファンを体内で作り出すことが出来ないので食事で摂取する必要がある栄養素となっています。
トリプトファンはセロトニンという物質を作り出してくれる栄養素でもあります。セロトニンという物質は精神を落ち着かせてくれるという嬉しい効果があり、心の健康維持にも役立ちます。
鉄分
そしてハンバーグには、鉄分も多く含まれています。鉄分も体内では作ることが出来ない栄養素ですから、是非注目しておきたい栄養素となっています。鉄分が不足すれば貧血となってしまいますから、鉄分も健康維持には欠かすことが出来ない栄養素であるのは明らかです。女性は特に鉄分不足に陥りやすいですから、鉄分が多く含まれているハンバーグを食べるのもおすすめです。
カルニチン
また、ハンバーグにはカルニチンも多く含まれています。カルニチンという栄養成分は体内にある脂肪をエネルギーへと変える時に、脂肪を運搬してくれるという働きがあります。脂肪を燃やせるところまで運べなければ脂肪がたまる一方になってしまいますので、カルニチンはダイエットにも効果がある栄養成分であるといえそうです。
硫化アリル
ほかにハンバーグに含まれている栄養成分は、「硫化アリル」です。硫化アリルという栄養成分は玉ねぎに含まれている成分で、玉ねぎを切ったときに目が痛くなる原因ともなっている成分です。しかし、硫化アリルは目が痛くなるだけではなく血栓が出来る予防となったり、血中コレステロールの増加抑制、そして胃液の分泌を促進してくれたりといろいろな効果が期待できる栄養成分となっています。
たんぱく質
また、牛肉や豚肉から作られるハンバーグには、たんぱく質も豊富に含まれています。たんぱく質というと「筋肉を付けたい人が多く摂取する栄養成分」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、たんぱく質には疲労を回復させたりする効果もありますし、ダイエットをする際にも有効な栄養成分となっています。
ハンバーグのダイエット効果
脂肪を燃焼する
それでは、ハンバーグのダイエット効果について紹介していきましょう。まず、ハンバーグには脂肪を燃焼する効果が期待できます。先ほど紹介したカルニチンには脂肪燃焼効果があり、ダイエットをする際にはとても効果的な栄養成分です。また、たんぱく質をとって筋肉量が増えれば、基礎代謝も増えてダイエットに役立ちます。
コレステロール値を下げる
そして、ハンバーグにはコレステロール値を下げてくれるという効果も期待できます。先ほど紹介した硫化アリルにその効果が期待でき、血中コレステロールが減少すれば体内の中性脂肪も減らすことが出来ますのでダイエットにも効果的です。
ハンバーグの大きさ以上の満腹感
また、ハンバーグには大きさ以上の満腹感を得ることが出来ます。腹持ちの悪い物を食べてダイエットをしてもストレスになってしまいますが、腹持ちのいいハンバーグならしっかり食べて、間食をしないようにすればストレスを減らしながらダイエットを行うことが出来るでしょう。
心の健康維持と幸福感
先ほど紹介したトリプトファンは、心の健康維持と幸福感を満たしてくれるのに役立つ栄養成分です。セロトニンを作り出してくれるトリプトファンは、心と体の健康を維持しながらダイエットをしたいという方にお勧めの栄養成分となっています。
ご飯とタレのカロリーと糖質が高い
また、ご飯とたれは、カロリー、そして糖質が高いので注意しましょう。ご飯は多くの方が気にするポイントかと思いますが、たれにも注意が必要です。意外と糖質が高い物となっていますので、たれは控えめにするようにするか、塩コショウなどを活用するようにしましょう。
ハンバーグのカロリーオフレシピ
レンコン豆腐ハンバーグ
- 鶏むね肉のひき肉200g
- 木綿豆腐100g
- れんこん10cmほど
- 片栗粉大さじ1
- 卵1個
- 塩コショウ適量
- 大葉、大根おろし、ポン酢適量
- まず、れんこんは半分にみじん切りにし、残りの半分はすりおろしにします。
- 木綿豆腐は軽く手で絞っておきます。続いて、ポン酢、大根おろし、大葉以外の材料を全て混ぜましょう。
- 形を整えたら中火で焼きます。焼き色が付いたらひっくり返して、弱めの中火で蓋をして焼いていきましょう。
- 仕上げに、大葉、大根おろし、ポン酢をかけたら完成です。れんこんと豆腐で食べ応えもある、肉と野菜のバランスも良いダイエット向きのレシピとなっています。
片栗粉を使うレンコンハンバーグ
- れんこん400g
- お酢大さじ2
- 水600ml
- しょうゆ大さじ3
- お酒大さじ1
- たまご1個
- しょうがのみじん切り1かけ分
- 片栗粉大さじ4
- まず、れんこんは薄く皮をむきましょう。薄くスライスしたら荒くみじん切りにします。
- 水とお酢とをボウルなどに混ぜたら、1の材料をさらして、水気を切っておきましょう。
- ひき肉、しょうが、しょうゆ、お酒、片栗粉、卵、先ほどのレンコンを混ぜます。味気ないようでしたら、塩胡椒をしましょう。
- ハンバーグの種を丸くまとめたら、フライパンに油をひいて焼いていきます。
- こんがりと焼き目が付いたら完成となります。片栗粉を使用して、肉汁を閉じ込めたレシピとなります。
ズッキーニハンバーグ
- 牛豚合いびき肉300g
- ズッキーニ2/3本
- 玉ねぎ1/2個
- オリーブオイル適量
- パン粉20g
- 溶き卵1個
- 水10ml
- 塩小さじ1/4
- 黒胡椒少々
- ナツメグ少々
- オリーブオイル大さじ1
- ソース適量
- まず、玉ねぎをみじん切りにします。
- ズッキーニはへたを取ってみじん切りにします。
- フライパンを中火で熱したらオリーブオイルを引きます。ズッキーニを入れたら中火で炒めます。途中で塩を加えて、しんなりとしてきたら火を止めます。粗熱が取れるまで冷ましておきましょう。
- ボウルに溶き卵とパン粉、そして水を加えたら混ぜます。
- 牛合いびき肉と1を加えたらよく捏ねます。4等分にしたら空気を抜きながら丸めて、好きな形に成形しましょう。
- フライパンを中火で熱し、オリーブオイルを入れます。ハンバーグを入れたら5分ほど蓋をして蒸し焼きにし、裏返して更に5分ほど蒸し焼きにしたら完成です。
- 仕上げにソースをかけたら完成です。ズッキーニを使用した、野菜と肉のバランスも良いヘルシーなハンバーグレシピです。
和風鶏つくねハンバーグ
- 鶏つみれのたね300g
- たまご1個
- パン粉15g
- 豆乳大さじ3
- ごま油大さじ1
- 料理酒大さじ3
- 減塩しょうゆ大さじ2
- みりん大さじ1
- 砂糖大さじ2
- 料理酒大さじ1
- しょうがのすりおろし大さじ1
- 鶏つみれのたねにたまご、パン粉、豆乳を入れて捏ねます。
- 捏ね終わったらラップに包み、冷蔵庫で30分寝かせましょう。
- 例底から取り出したら、食べやすい大きさに成形します。
- ごま油を熱したフライパンでハンバーグを焼きます。
- 焦げ目がついたら料理酒を回し入れて、蒸し焼きにします。
- ハンバーグがふっくらとしたら取り出して、減塩しょうゆ、みりん、さとう、料理酒、しょうがのすりおろしを入れて煮詰め、たれを作りましょう。
- ハンバーグをフライパンに戻してたれを絡め、お皿に盛り付けたら完成となります。鶏肉でヘルシーに、さっぱりと楽しめるレシピです。
ハンバーグと副菜でバランスの良いダイエット
いかがでしたでしょうか?ハンバーグはお肉料理ですし、一見ダイエットには向いていなさそうな食材となっていますが、バランスに気を付けるなど、食べ方に気を付ければダイエット中にも楽しめる食材であることがわかっていただけたかと思います。脂肪燃焼効果があるカルニチンやたんぱく質など、むしろダイエット中に嬉しい栄養成分もありますのでハンバーグと副菜で、バランスの良いダイエットを心がけましょう。