2018年12月27日公開
2024年08月26日更新
じゅんさいは6月が旬の秋田食材!特徴とレシピも紹介!
じゅんさいという食材を知っていますか?初夏から夏にかけて秋田で旬と言われている秋田食材です。産地も秋田がメインの栄養価の高い食材です。そんなじゅんさいは最近全国的にも存在を知られるようになりましたが、見た目から「食べていいのかわからない」という人も多いそうです。そこでじゅんさいの美味しく食べるレシピや料理そして値段や味を始めじゅんさいの特徴について触れてみましょう。
目次
じゅんさいは食べられるエメラルドと言われている
秋田食材と呼ばれているじゅんさいを知っていますか?秋田が産地の夏が旬の食材なのです。その秋田の食材と呼ばれたじゅんさいはどんな食材かと言われるとすぐに分かる人はなかなかいません。そこで産地である秋田でのじゅんさいの食べる料理レシピがあるのか、じゅんさいの特徴や値段そしてじゅんさいの栄養や値段など気になる事一つ一つ細かく紹介していきましょう。この機会にじゅんさいの魅力を知っていきましょう。
じゅんさいは初夏から夏に食べられる秋田の食材
じゅんさいとは?
では最初にじゅんさいとは何かという事を紹介しましょう。じゅんさいを見た事ある人は見た目の特徴が個性的なので初見の人はじゅんさいの見た目にびっくりする人が多いそうです。そもそもじゅんさいは沼や池に自生するスイレン科の植物であります。沼底に根を張り、そこから茎を伸ばし、水面に楕円形の葉を広げます。茎から出てくる新芽は透明なジュレで覆われており、これが食用として摘み取られているのであります。
じゅんさいの産地が秋田県にあります。主に産地としては秋田県が有名です。ではじゅんさいがどういう場所で取れるか分かった所で、次にそのじゅんさいをどのように食べるのか、じゅんさいを押しいく食べれる料理レシピや味そして栄養やスーパーでの値段などじゅんさいにはまだまだ知らない所が多いでしょう。そこでここからじゅんさいについしりたい事を一つずつ紹介していきましょう。では最初にじゅんさいの特徴です。
じゅんさいの特徴
じゅんさいの特徴として紹介するならばやはり一番はその見た目の特徴です。じゅんさいは水面下にある新芽でゼリー状のぬめりに覆われていて、つるんっとした喉越しとぷるぷるの食感が特徴で、古くから日本料理では珍重されてきました。そのつるんとした透明のジェルがいちばんぷりぷりしている時期がじゅんさいの旬と産地である秋田県三種町の住民はいいます。そのぷりぷりなジェルはいったいどんな特徴を持っているのでしょうか?
その特徴である透明なジェルこそじゅんさいの最大の特徴でもあります。じゅんさいの葉を包み込んだゼリー状の「ぬめり」とも呼ばれています。そのぬめりは外敵の食害や病原菌などから守る役割があり、太陽の光にぬめりを持った緑の葉がキラキラ輝く様子から「食べるエメラルド」とも呼ばれているのです。つまり読み名も特徴があって分かりやすいです。さて特徴が分かった所で次に気になるじゅんさいの栄養素についです。
じゅんさいの栄養素
食べれるものだと分かるとやはり気になるのはじゅんさいの栄養素と味です。じゅんさいの栄養素は実はほんとが水分で成立されています。しかし実はある栄養素がとても豊富な食材です。それは食物繊維です。水分が多くて栄養素的には低くみられるじゅんさいですが、食物繊維という栄養素を多く踏んでいます。栄養素的には低くてもそれでも食感から美味しいという人が多いのです。栄養素としては低いですが味はどうか?です。
じゅんさいの味は基本的に無味です。むしろじゅんさいは味よりも食感を楽しむ食材として受け入れる方が食べるのにも困惑する事はないと思います。しかし食感を大事にするために味に関してはじゅんさいは無味である方がじゅんさいのよさを味わう事ができます。そんなじゅんさいに味を付けたいときは料理等でつけていくといいでしょう。味と栄養について少し分かった所で、次に一般的なじゅんさいの値段について紹介します。
じゅんさいの平均的な値段
では次にじゅんさいのスーパーなどでの値段について少し触れましょう。じゅんさいは主に二つの形で流通してます。水煮にしてパックや瓶詰めされているものと、生のままパック詰めされているものがあります。水煮のものは色が赤みかかってますが安い値段で買えます。一方生のものはさっと茹でて使うのですが、色が緑で食感も優れていますが、非常に高価です。つまり値段も安い物と高値の物と値段にも差があるほどなのであります。
じゅんさいの旬の時期の詳細
では最後にじゅんさいの旬についてです。じゅんさいの旬は主に6月が一番美味しい時期と言われていますが、旬にも順番があります。早いものは4月頃から始まり9月上旬頃まで行われます。出始めの4~6月頃に取れるものが「1番芽」と呼ばれゼリー状の部分が多く品質が最も高いと言われています。次いで6~7月に「2番芽」、7月以降が「3番芽」と呼ばれています。食べ頃の旬はなんと行っても「1番芽」が一番旬なのです。
秋田県で有名な「じゅんさいの館」
じゅんさいの館のグルメメニュー
では次にじゅんさいの産地である秋田県にある「じゅんさいの館」について紹介します。じゅんさいの産地である秋田県三種町では、じゅんさいの事をよく知ってもらおうという事もあり、建てられたのが「じゅんさいの館」です。JR森岳(もりたけ)駅から車で約7分の所にあります。農家直送の新鮮な野菜を中心に、ここだけでしか買えない手作りの加工食品や物産品を取り扱っているのでお土産を買うのにもお勧めです。
またじゅんさいの館では施設内のお食事処「花河童(はなかっぱ)」という食堂があり、こちらではじゅんさいを使った料理が人気です。また家でもじゅんさい料理が食べたいという方は、ぜひ生じゅんさいを買ってみてください。摘みたて「ぬめり」のつるんとした喉越しとぷるぷる食感を堪能できます。じゅんさい生産者が直接店頭に陳列するのですが、早い日には開店すぐになくなってしまうほどの人気っぷりを呼んでいます。
産地だからこそ新鮮なじゅんさいはもちろん産地のじゅんさい料理を味わう事でじゅんさいを買っても作れる料理を知る事ができます。また産地のじゅんさいはスーパー等で手に取るじゅんさいと違い、産地の特徴である鮮度をメインに味わう事ができます。ではじゅんさいの館で提供されている人気料理をいくつか値段と合わせていくつかご紹介していきましょう。ぜひ立ち寄った時には食べて欲しいメニューばかりです。
じゅんさいの館の値段合わせて紹介
ではここからじゅんさいの館で食べる事が出来るじゅんさい料理について紹介していきましょう。最初におすすめでぜひ食べて欲しいメニューは「じゅんさい入り天ぷらそば・うどん」です。価格は600円と比較的にリーズナブルで堪能出来ます。てんぷらとじゅんさいが絡んで美味しいといわれているメニューで、多くの人が食べるじゅんさいを使った人気メニューでもあります。初めて食べる時におすすめ出来るメニューでもあります。
次にじゅんさいの館でおすすめしたいメニューは「じゅんさいの酢和え」250円です。じゅんさいの味を一番よく感じて食べる料理として産地でも定番中の定番の料理です。一般的なじゅんさいの食べ方といえばわさび醤油ですが、おすすめとされているのがこの酢和えなのです。ツルツルのどごしとお酢がさっぱりしてて美味しいと言われています。いままでわさび醤油しか食べた事なかった人もこの酢和えに驚く人もいます。
最後に紹介するのは「だまこ入り鍋焼きうどん」700円です。実はこの料理は冬季限定メニューとなっています。じゅんさいは旬が夏ですが、冬まで保存して置いて冬の時に食べるソールフードがあります。それが秋田県三種町のソウルフードともいわれているじゅんさい鍋です。そのじゅんさい鍋をもっと手軽に食べやすいように工夫しているのがこの冬季限定の「だまこ入り鍋焼きうどん」という事です。寒い季節に美味しいです。
このメニューの元となったじゅんさい鍋というのは比内地鶏のダシがたっぷり出た醤油味のスープに、つるりとした喉越しの「じゅんさい」が最高に会うのです。むしろこのメニューはこのじゅんさい鍋を縮小したメニュー当然です。このお鍋に入っている「じゅんさい」が、あつあつなので気をつけて食べてください。地元ではだまこやきりたんぽが手に入らない時はうどんで締めて食べているそうです。ぜひ食べてください。
じゅんさいの味を堪能できる料理レシピ
じゅんさいの下処理方法
ではここでじゅんさいの料理レシピを紹介しますが、その前にじゅんさいの下処理方法について紹介します。取ってきたじゅんさいをざるで洗います。そして大きな鍋にお湯を沸かし、適量を入れて、色が変わったら冷水にとり、氷水でしめれば完成です。しかしじゅんさいのぷるぷるの食感をなくさないようにしないといけないので、時間との勝負になります。下処理をしっかり終えたらじゅんさい料理にかかりましょう。
つるっとした食感を楽しむ「じゅんさい汁」
ではここからじゅんさいをつかった料理レシピを紹介していきましょう。じゅんさいは無味ですが、ぷりぷりの食感を楽しめる食材であります。その為に料理レシピのほとんどはじゅんさいの食感を失わないように作っています。実際じゅんさいの館でもじゅんさいの食感が壊れないだけど美味しい料理レシピを紹介します。最初に紹介するじゅんさいの料理レシピは「じゅんさい汁」です。一番作りやすい料理レシピです。
- じゅんさい 100g
- みつば 50g
- 豆腐 150g
- だし汁 550g
- しょうゆ 20g
- 塩 1g
- じゅんさいをさっと洗い、熱湯に入れて鮮やかな緑色(沸騰直前)になったらすぐに引き上げ、氷水にとる。
- だし汁にしょうゆ、塩を入れ、調味する。
- 豆腐を入れる。
- 最後に下処理したじゅんさいとみつばを入れたら完成です。じゅんさいは食べる直前に入れると美味しいです。
夏にぴったりなレシピ「じゅんさいとトマトの冷製パスタ」
次におすすめするじゅんさいを使った料理レシピは「じゅんさいとトマトの冷製パスタ」です。じゅんさいの旬が夏頃なので、夏バテや暑さで食欲が落ちやすい時期に取るのにもおすすめの食材です。夏にまさしくぴったりで食べれやすいレシピとして冷製パスタを紹介します。トマトもまた夏バテ予防や疲労回復におすすめと言われているのでぜひじゅんさいの旬の時期である夏にぴったりなレシピで元気になりましょう。
- パスタ/スパゲッティーニやフィットチーネなどお好み 240g
- 生ジュンサイ 150g~200g
- トマト 3個
- オクラ 6本
- ミョウガ 2本(お好みで追加してください)
- 大葉 お好みの量
- ニンニク 1片
- Aシェリー酒ビネガー 10cc
- A赤ワインビネガー 20cc
- Aチューブの柚子こしょう 1cmくらい絞り出して
- A薄口醤油 大匙2
- A味どうらくの里 大匙2
- オリーブオイル 大匙1
- 水と製氷皿の氷6個 合わせて200g
下準備①パスタを茹でるお湯を沸かす。今回のパスタは茹でる際の塩は要らない。
下準備②は☆印の調味料を合わせておく。大きめのボウルに水と氷も準備しておく
下準備③トマトは好みでざく切り、ミョウガは小口切り、大葉は千切り
下準備④ニンニクはみじん切り、パンチェッタは1センチくらいの細い短冊に切っておく
- 小鍋にもお湯を沸かし ぐらぐら煮立ったらジュンサイの色がさっと変わるまで茹で、水にさらしザル上げしておく。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを入れ香りが立ち始めたら似非パンツェッタを炒める。肉に火が通ったら火を止める。
- お湯が沸いていたらすかさず パスタを茹でる。ゆで時間表記の時間+5分以上 水にさらすので麵が固くなるのを防ぐためです。
- そのフライパンにA印 調味料とトマト、茹でておいたジュンサイ、ミョウガをさっと混ぜ、氷水も入れる。
- 茹でているパスタにオクラを投入、1分半茹でたらでパスタ供に流水で締める。ジュンサイとトマトの入ったスープで和え器によそう
- 大葉の千切りを散らして出来上がりです。
- お酢も好みのものに替え、醤油を入れずに柚子こしょうを増やしたらアレンジもおすすめです。
食感が癖になる「じゅんさいの天ぷら」
最後にじゅんさいを使ったおすすめ料理レシピは「じゅんさいの天ぷら」です。じゅんさいのぷりぷりの食感を壊さずに味わうことが出来ると産地の秋田県でも人気の料理レシピです。じゅんさいの天ぷらは普通の天ぷらとほぼ同じです。しかし違う所といえばやはりじゅんさいの持つ食感が天ぷらになっても失われない所です。では次からじゅんさいの天ぷらのレシピについて紹介していきましょう。
- じゅんさい
- 小麦粉
- 揚げ油
- 天つゆ
- おろししょうが(お好みで)
- 洗って水気を切ったじゅんさいに小麦粉をまぶし、高めの温度(190℃くらい)の油で揚げる
(この時かならず油が飛ぶので注意してください) - からっと上げずに画像ぐらいの色合いにあったらじゅんさいの天ぷらは完成です
- あとは天つゆとお好みでおろししょうがでいただく
じゅんさいは食感も楽しめる秋田食材
じゅんさいの魅力は産地を始め味や栄養価はもちろんじゅんさいを美味しく食べる料理レシピそして産地で味わえるじゅんさいの料理など色々あります。こうしてみるとじゅんさいの魅力を知る事が出来ました。じゅんさいをいままで食べた事も食べる機会もなかった人もスーパーでの値段など今まで知らなかったことを知った事でよりじゅんさいの魅力を感じれます。秋田食材のじゅんさいを旬の時期に味わいましょう。