餅をフライパンで焼くコツは?餅の上手な焼き方とアレンジレシピを紹介
餅をフライパンで焼くのは難しいと思っている人も多いのではないでしょうか?餅は意外とフライパンで簡単に焼くことができるものです。餅といえば網の上で焼くイメージがあるものですが、トースターやコンロで焼くと焦げてしまって失敗した経験のある人も多いものです。フライパンで焼けば、餅は簡単にキレイに焼くことができます。今回は、餅の焼き方をアルミホイルを使用した焼き方など、焼き方の工程を詳しく説明するとともに、餅ピザなどの餅を使った絶品レシピも紹介します。
餅はフライパンで簡単に美味しく焼ける!
餅を焼くときはトースターを使用している人が多いのではないでしょうか?トースターで焼くと餅が網にくっついてしまったり、焼き過ぎて下に落ちてしまった経験をしたことのある人も多いものです。餅はフライパンを使用すれば、とても簡単に焼くことができるものです。また、フライパンに餅がくっつくのではないかと不安に思うものですが、コツを掴めば意外とくっつくことなくスムーズに焼き上げることができます。
餅は餅ピザなど、さまざまなおいしいレシピがあるものです。おいしい餅の焼き方をマスターしておけば、料理のレパートリーも広げることに繋がります。今回は、餅をフライパンでおいしく上手に焼き上げる焼き方をコツやポイント、アルミホイルを使った焼き方など、詳しく紹介します。また、餅を使用したおいしい餅ピザなどのレシピも合わせて紹介します。餅を焼きたいときの参考にしてください。
餅をフライパンで上手に焼くコツ
餅を網やトースターで焼いたことはあっても、フライパンで餅を焼いたことのある人は少ないのではないでしょうか?餅はフライパンを使用して簡単に焼くことができます。ですが、フライパンで餅を焼くためには、少しだけコツが必要です。コツは簡単なもので、一度覚えておけば、おいしく餅を焼けるようになることでしょう。ここでは、餅の焼き方を詳しく紹介します。
餅は一晩水につけて油で焼くと美味しい
餅はそのままの状態ですと、乾燥しており、火が通りにくいものです。じっくりと焼いても餅を焼くことはできるものですが、時間がかかってしまうのが難点といえます。短い時間で餅を焼くことができれば、時間短縮になるだけでなく、ガス代や電気代の節約にもつながります。そのためには、餅を一晩水に浸けておくという方法があります。
餅を水に入れて置いておくと、溶けてしまうのではないかと不安になる人もいるのではないでしょうか?餅は水に浸けておいても、溶けてなくなってしまうことはありません。水につけておくことで、水分を吸収し、柔らかい状態に戻すことが可能です。方法は簡単で、容器に餅を入れて、餅が隠れるくらいまで水を入れて一晩冷蔵庫でおいておくだけです。
焼くときは、テフロン加工の聞いたフライパンならそのまま焼くことができますが、テフロン加工がされていない場合はくっついてしまう可能性があります。その場合は、フライパンに少量の油を入れて焼くようにしましょう。油が入っていることで、綺麗な焼き目がつくだけでなく、油のコクもプラスされるため、とても美味しく焼くことができます。
固くなった餅は焼く前に軽くレンジで温めてから焼く
固い餅をいますぐに餅を食べたいときもあるものです。そのときは、電子レンジを活用しましょう。餅の表面を軽く濡らし、容器に入れてラップをします。電子レンジの加熱時間は500wで1個30秒程度です。複数個同時に加熱する場合は、時間を適宜調節しましょう。このとき気を付けたいポイントは加熱時間です。火を通しすぎると餅がドロドロになってしまうため、気を付けましょう。
電子レンジで加熱して餅をあたためたいけれど、どの程度の状態になるまで温めたら良いのか、良く分からないこともあるものです。餅をあたためる目安としては、手で持てる程度の熱さになるまで加熱することです。手で触れなくなるほど熱く加熱してしまうと、柔らかくなりすぎていたり、扱いが難しくなってしまうものです。電子レンジで加熱するときは、加熱のし過ぎに注意することが大切です。
お湯と蓋で蒸し焼きにするとふっくら
餅を水につけておいたり、電子レンジにかけるのも手間に感じるときがあるものです。ダイレクトに餅をフライパンで焼くことができたら手間がかからずとても簡単なものです。餅はフライパンに少量のお湯を入れて焼くことで、ふっくらとおいしく焼き上げることが可能です。
方法は、フライパンに薄く油をひいて余熱をしたあと、餅を並べます。予熱なしで焼くと餅がくっついてしまうので注意しましょう。餅を並べたらお湯大さじ1杯をフライパンの鍋肌に入れて、フタをして30秒中火で火を通します。時間がたったらフタをしたまま5~8分置いて蒸らせばできあがりです。
焼きあがった餅は、この時間以上放置してしまうと、トロトロになってしまう恐れがあるので、時間がたったらすぐに取り出して、表面の水気をふき取りましょう。しっかりと予熱で蒸らすことで、つきたての餅のような食感を復活させることができるのでおすすめの方法です。
餅をフライパンで美味しくする焼き方
餅の両面をきつね色になるまで焼く
フライパンで焼くとき、どの程度加熱したら良いのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?餅をフライパンで焼く焼き方の目安は、餅の両面がきつね色になるまでしっかりと焼くことがポイントです。餅に綺麗な焼き色が付くまで焼けば、しっかりと中まで火が通るだけでなく、香ばしい風味をつけることもできます。
また、こんがりと焦げた餅が好きという人も多いものです。しっかりとした焼き目を付けたい場合は、火を強火にして焦げ目をつけることをおすすめします。トースターなどで焼かないとしっかりとした焦げ目が付かないと思っている人も多いのではないでしょうか?フライパンでも、強火でしっかりと焼けば、餅にはしっかりと焦げ目をつけることが可能です。香ばしく焼き上げたい場合は、醤油を少したらしても良いでしょう。
フライパンなら焦げ付きの心配なし
餅をトースターや網で直火で焼いたときに、焦げ付いてしまって餅を焼くのを失敗してしまった経験がある人もいるのではないでしょうか?トースターや直火で焼く餅の焼き方は、意外と難しいものです。フライパンを使用すれば、ひどく焦げ付いてしまう心配がありません。
テフロン加工のフライパンを使用するときは、空焚きを続けてしまうと、テフロン加工が傷んでしまう場合があります。テフロン加工を傷めたくない場合は、薄くサラダ油を敷くか、焼き時間を短縮するために餅を一晩水につけておく、もしくは電子レンジで餅を事前に加熱しておくなど工夫が必要です。この方法を活用すれば、フライパンが傷んでしまうのを防ぐだけでなく、時間節約にもなるためおすすめです。
アルミホイルがあればさらに焦げ付き防止に
フライパンのテフロン加工が切れてしまっていたり、フライパン自体に餅が焦げつくのをどうしても防ぎたい場合は、アルミホイルを使用することをおすすめします。アルミホイルを使用しても一見くっついてしまいそうに思えるものですが、餅は意外とくっつかないものです。最近では、「きれいにはがせるホイル」など、くっつかない仕様になっているアルミホイルも販売されているため、活用するのもひとつの方法です。
また、専用のアルミホイルでなくとも、普通のアルミホイルでも餅をくっつけずに焼く方法があります。普通のアルミホイルを使用する場合は、フライパンを加熱するとき一緒にアルミホイルを加熱するようにしましょう。しっかりと加熱しておくことで、餅がくっつきにくくなります。また、それでもくっついてしまう場合は、アルミホイルに薄くサラダ油を塗ることも効果的でおすすめの方法です。
餅のフライパンで作る絶品アレンジレシピ
フライパンで餅を焼けるようになったら、おいしいレシピも覚えたいと思うものです。餅を使用したレシピはたくさんあり、どれもおいしいものです。ここでは、フライパンで作れる餅を使用した絶品アレンジレシピを紹介します。
カリッとトロトロもっちり「簡単餅ピザ」
餅で作るピザはとてもおいしく人気があるものです。ピザといえば生地から作らなければいけない手間がかかるレシピというイメージがありますが、この餅ピザは餅の上に具材を乗せて焼くだけなので、とても簡単につくることができるピザレシピです。餅ピザにはお好みの具材を乗せることでさらにアレンジを利かせることができるため、おすすめのレシピです。
- 餅4個
- ピザ用チーズ大さじ3
- ケチャップ適量
- パセリ少々
- 餅は事前に水に一晩つけるか電子レンジで加熱して柔らかくしておきます。
- フライパンにサラダ油を少量ひいて加熱し、温まったら餅を焼きます。
- 両面焼けたらケチャップを塗り、チーズをかけてフタをしてチーズが溶けるまで蒸らします。
- 仕上げにパセリをかけてできあがりです。
おやつにも嬉しい「お餅とチーズのロール餃子」
「お餅とチーズのロール餃子」は、餃子の皮に餅やチーズなどの具材を巻き込んで作るおいしいおかずです。中身の材料を変えることで、おいしいおやつとしてのアレンジも可能なので、作り方を覚えておけば、バリエーションを利かせることができるおすすめのメニューといえるでしょう。
- 餅4個
- 餃子の皮12枚
- 大葉12枚
- チーズ適量
- 餅とチーズは棒状にカットします。
- 餃子の皮に大葉を置き、その上にチーズと餅をおいて巻きます。巻き終わりは水を付けてしっかりと閉じましょう。両端は空いていても大丈夫です。
- 多めの油を入れたフライパンでじっくりと焼いていきます。
- こんがりと焦げ目が付いて、中まで火が通ったらできあがりです。
餅はフライパンで簡単に焼けておすすめ!
餅はフライパンを使用することで、手間なく簡単に焼くことができるものです。フライパンを使用して焼く方法は、少しだけコツが必要ですが、一度覚えてしまえばいつでも手軽に餅を楽しむことができます。餅を食べたいときはフライパンで焼いてぜひ食べてください!