カラメルソースの作り方は初心者にも簡単!レンジを使ったレシピも!
カラメルソースの作り方は水と砂糖だけで簡単なのですが、火加減や水加減が難しいのが特徴です。電子レンジを活用したカラメルソースの作り方では、初心者でも失敗せずに作ることができます。カラメルソースにもう一品加えることで風味を豊かにすることができます。
目次
スイーツの王道!カラメルソースの作り方を紹介
洋菓子には欠かせないのがカラメルソースです。プリンなどのスイーツには必須のアイテムです。スイーツ作りを趣味にしている人にとってはカラメルソース作りは基本中の基本かもしれません。初心者はカラメルソースは難しいと思い、市販のカラメルソースを利用しているのではないでしょうか?市販のありきたりのカラメルソースではなく、オリジナルのカラメルソースを利用することで、思い通りのスイーツを作ることができるのです。
カラメルソースの作り方はシンプルであるが故に煮詰め方や火加減などの調整が難しいのです。何度も作っている人も焦がしてしまったり、固まってしまうなど失敗した経験があるのではないでしょうか。でも作り方のポイントを抑えておくことで好みのカラメルソースに仕上げることができるのです。初心者でも失敗しないカラメルソースの作り方を紹介します。
カラメルソースの材料の準備
材料はシンプル!
カラメルソースの作り方は簡単です。材料は砂糖と水だけです。水は、最初に準備していくものと足し水として利用するものの二種類を準備しておきます。一言で砂糖といっても上砂糖やグラニュー糖など種類があります。どの砂糖でもカラメルソースを作ることはできますが、仕上がりの違いがあります。主役のスイーツに応じて使い分けるのがベストな方法です。
上砂糖を使うと甘さを強めに出すことができます。ほろ苦さをオブラートに包んだ上品な味になります。グラニュー糖を使うと定番のカラメルソースが完成します。市販品もこれを使っています。お菓子作りのレシピにもグラニュー糖を材料として提示していることが多くなっています。もちろんこれ以外の砂糖でも独特の風味や香りが出ますので、いろいろ試してみることをおすすめします。
初心者でも簡単にできる作り方
作り方はとても簡単!
まず、足し水用の水を電子レンジで温め、熱湯にしておきます。次に鍋に砂糖と水を入れます。材料の分量配分は、水1に対して砂糖2です。そして火加減は中火にします。沸騰して飴色になったら、足し水を入れます。分量は、最初に入れた水の二倍が目安です。鍋ごとゆするようにして混ぜて、完全に冷めたらカラメルソースの完成です。カラメルソースの作り方はこんなに簡単です。
作り方で難しいポイントは調整すること
作り方はとても簡単なのですが、その分失敗する可能性も高くなります。失敗事例として多いのは、冷めたら固まってしまい、カラメルソース特有の滑らか感が失われてしまうことです。これは主に水の量が影響しています。次に焦げ付いてしまうことです。これも水の量が少ない時に生じます。微妙に水分量を調整することで失敗を防止することができますが、何度も失敗を重ねてコツをつかむことがポイントとなります。
失敗しないカラメルソースの作り方のコツ
焦がさないカラメルソースの作り方のポイント
調理の過程で焦げてしまうのは、水分の不足です。特に最初の分量で水が少ないか、砂糖が多いかどちらかの要因で焦げてしまいます。目分量で作らずにきちんと分量を計量カップなどで計りことが大事です。きちんと計量カップで計っても焦げてしまうケースもあります。砂糖の種類にもよりますので、何度も失敗を繰り返すことで最適な水の量が把握できるようになります。
固まらないカラメルソースの作り方のポイント
足し水の目的はカラメルソースを冷めた状態でも液体にしておくことです。第一関門の焦げ付かないことをクリアしても、第二関門の足し水で失敗すると冷めたときに凝固してしまいます。そのため、足し水の分量も大事です。作り置きをしておく時などは、足し水の分量を多くして緩めに作っておくこともできます。カラメルソースを利用する直前に水分を電子レンジで飛ばすこともできるためです。
ポイントはかき混ぜない事!
砂糖の特徴として一度溶けた状態でかき混ぜると再結晶してしまう性質があります。つまりカラメルソースを作る過程でかき混ぜることはご法度です。料理の基本はかき混ぜることですので、初心者は心配になってかき混ぜてしまいがちですが、再結晶するとザラザラの状態になってしまうため、透き通るような理想のカラメルソースにはならなくなってしまいます。
煮立った状態でも決してかき混ぜることなく、鍋全体をゆすり、砂糖の再結晶化を防ぐようにすることがコツになります。触らないことでカラメルソース独特のきれいな色に仕上げることもできます。
電子レンジでカラメルソースを作る
水の量を意識していてもどうしても思い通りのカラメルソースができない!と嘆く人も少なくないと思います。自分で作るのは無理!と市販のカラメルソースに手を出す前に、初心者でも簡単にカラメルソースを作る方法を紹介します。それは電子レンジを使う方法です。
電子レンジで作る場合も分量は同じです。耐熱容器に砂糖と水を入れて加熱するだけです。500ワットの場合には3分、600ワットの場合には2分が目安になります。ちょうどこの時間で飴色になりますので、容器全体をゆすって混ぜます。この時もかき混ぜは厳禁です。さらに足し水を加えて、冷やせば完成です。電子レンジの場合には焦げ付きによる失敗がないため初心者におすすめの方法です。
カラメルソースの保存方法
カラメルソースは必要な時に必要な分を作ることもできますが、大量に作って保存しておくこともできます。一度に大量に作ると分量配分が少量の時より難しくなるので注意が必要です。カラメルソースの原材料は水と砂糖だけですので、常温でも一ヶ月程度保存しておくことができます。カビが発生する可能性がありますので、煮沸消毒した瓶に入れて保管することをおすすめします。
パテシエ直伝の作り方を紹介
パテシエは洋食料理店のデザート専門のシェフです。常に風味と香り、そして見た目を追求した料理を作り続けています。カラメルソースは水と砂糖だけで作りますが、隠し味を加えることで見た目も風味も変えることができます。様々なレシピを研究しているパテシエ直伝の作り方を紹介します。
塩カラメルソース
カラメルソースに塩味を加えた塩カラメルソースの作り方を紹介します。カラメルソースに生クリームと塩を入れると塩カラメルソースが出来上がります。足し水を入れる代わりに生クリームを入れる作り方になります。甘じょっぱい味に仕上がります。色もキャラメルのような赤みがかった茶色になるため、ケーキなどに合わせることもできます。
豆乳カラメルソース
カラメルソースにヘルシーな豆乳を加えた豆乳カラメルソースを紹介します。カラメルソースはもともと砂糖でできていますので、カロリーがどうしても気になります。そこでカラメルソースにヘルシーな豆乳を取り入れたソースが人気になっています。豆乳カラメルソースも足し水の代わりに投入を入れることで作ることができます。カロリーを高くせず、味にコクを出すことができます。
カラメルソースを使ったアレンジレシピ
カラメルソースを使ったスイーツはプリンしか思いつかないという人も少なくないと思います。カラメルソースは洋食のスイーツの王道です。どんなスイーツにも使うことができるのです。カラメルソースはスイーツにかけるだけが使い道ではありません。混ぜ合わせたりすることで様々な料理をアレンジすることができるのです。初心者でも作りやすいレシピを紹介します。
カラメルソース大学いも
大学いもは人気のスイーツですが、夕食のおかずとしても利用することができます。レシピは様々ですが、糖蜜を利用して甘さを出しているのは共通です。カラメルソースに牛乳とバター、そしてラム酒を加えます。あとはサツマイモと絡めるだけです。ラム酒の風味が食欲をそそる一品です。
コーヒーカラメルソース
市販のインスタントコーヒーを利用したレシピを紹介します。カラメルソースにインスタントコーヒーを適量入れます。ほろ苦いカラメルソースが人気の秘訣です。このコーヒーカラメルソースをパンに乗せてオーブンで焼くだけの簡単レシピです。朝食にもおすすめの一品です。
アレンジ方法は無限大!
市販のホットケーキを作る際にオリジナルのカラメルソースを使うと風味が豊かにすることができます。カフェオレなどの飲み物に入れることでワンランクアップしたドリンクを作ることができます。もち粉で大福を作るときに混ぜ合わせる方法もあります。普通のカラメルソースを置き換えたり、カラメルソースをいれてみることで新しい発見があるかもしれません。
カラメルソースでスイーツのレパートリーを増やそう!
カラメルソースはとても簡単に作ることができます。電子レンジを使えば、初心者でも難なく作ることができるのです。そしてカラメルソースに材料を加えることで風味を豊かにすることができます。果物を入れるとその味は無限大に広げることができます。ぜひオリジナルのカラメルソースを作って、スイーツのレパートリーを拡げてみてはいかがでしょうか?