山菜の種類のまとめ!旬の時期・食べ方や美味しい料理レシピも!

山菜には多くの種類がありますが、皆さんはどのような山菜を知っていますか?山菜は種類によって違った味わいを楽しむことが出来、色々な山菜の違いを楽しんでみるのも楽しい食材となっています。今回の記事では、山菜の種類に加えて、旬の時期がいつなのか、そしてどのような料理で楽しむことが出来るのかなどを見ていきます。最後の方で食べ方やレシピについても紹介していきますので、是非チェックしてみてください。

山菜の種類のまとめ!旬の時期・食べ方や美味しい料理レシピも!のイメージ

目次

  1. 1山菜の種類を知って旬で食べる!
  2. 2春から初夏が旬の山菜の種類
  3. 3山菜の美味しい食べ方とは?
  4. 4山菜の種類別おすすめ料理レシピ
  5. 5旬を逃さず種類豊富な山菜を召し上がれ!

山菜の種類を知って旬で食べる!

山菜にはかなり多くの種類がありますが、その時期や、おいしく楽しむことが出来る料理レシピなどについては知っていますか?山菜は多くの種類がありますが、種類によって違った味わいを楽しむことが出来、自然のおいしさを存分に味わうことが出来ます。今回の記事では、山菜の美味しい料理の仕方、食べ方や、どのような種類があるのか、そして時期やレシピなどについて詳しく紹介していきます。

山菜は野山に育つ食べられる植物のこと

メモを取る画像

皆さんもよくご存知の通り、山菜とは野山に育っている、食べることが出来る植物の事です。わらびやゼンマイなど皆さんお馴染みの山菜から、「コシアブラ」や「うるい」などあまり聞いた事が無いような山菜まで、種類豊富な山菜があります。色々な種類がある山菜の美味しい食べ方については、後ほどレシピをいくつか紹介していきますので気になる方はチェックしてみてください。

春から初夏は山菜の美味しい季節

春から初夏にかけては、旬になる山菜が多い時期となっており、おいしい山菜を楽しみたいという方にはピッタリの時期となっています。次の項目では、春から初夏にかけて時期を迎える美味しい山菜の数々を紹介していきます。おなじみのふきのとうなどさまざまな種類の山菜を紹介していきますので、早速チェックしていきましょう。美味しい食べ方についても紹介していきます。

春から初夏が旬の山菜の種類

春を知らせる「ふきのとう」

まず最初に紹介する、春から初夏が旬となっている山菜の種類は、春を知らせるという「ふきのとう」です。ふきのとうの時期はだいたい3月の下旬から、5月の下旬位となっています。雪が解けるころ、春を知らせるように見かけるようになるのがこちらのふきのとうです。ふきのとうは昔から食用として楽しまれている山菜となっており、独特の香りを楽しむことが出来ます。

ふきのとうは苦みを楽しむことが出来る大人の味わいを楽しむことが出来、天ぷらや和え物に使用され美味しく楽しむことが出来ます。苦みを感じることが出来るふきのとうとなっていますので、香辛料として使用されたりすることもあります。独特な苦みや芳香を楽しむことが出来るふきのとうで、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか?

山菜の王様「タラの芽」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜の種類は王様と呼ばれる「タラの芽」です。タラの芽の時期は4月の下旬から6月下旬ほどとなっています。タラの芽というのはウコギ科のタラノキの新芽の事で、新芽の部分が山菜として楽しまれています。こちらも春を伝える食材として人気の山菜となっており、山菜の王様と呼ばれています。ほのかな苦みや、もっちりとした食感が特徴となっています。

タラの芽の旬の時期はだいたい桜の咲くころと同じとなっており、そのころに里山に行けば自然のタラの芽を収穫することが出来るのだそうです。山菜というと灰汁が多いというイメージもあるかと思いますが、タラの芽は山菜にしては灰汁が少なく、あく抜きの手間がいりませんので料理する際にも簡単に使用できます。独特の食感も楽しい、山菜の王様と呼ばれる山菜となっています。

山菜の女王「コシアブラ」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜の種類は、山菜の女王と呼ばれる「コシアブラ」です。旬の時期は、中部あたりですと4月初旬ほどとなっています。コシアブラは、タラの芽やウドなどと同じウコギ科の木の芽の部分を山菜として楽しみます。コシアブラは漢字で「濾油」と書き、開いたばかりの葉は、まるで油を塗ったかのようなつややかな様子となっています。

見た目にもつややかなコシアブラは、昔は木の樹脂を絞って、こしたものを漆のように塗料として使用されていたのだそうです。北海道から九州まで広く自生している山菜となっており、比較的開けた雑木林などで見かけることが出来る山菜となっています。

爽やか風味「山うど」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜の種類は、さわやかな風味が特徴の「山うど」です。こちらの山うどの時期は、4月の下旬から6月下旬ほどとなっています。山うどは同じウコギ科の山菜であるタラの芽とは違って、木にはならず草の状態の山菜となります。栽培されたものもあるのですが、やはり山菜として旨味を存分に味わいたいのなら、天然の山うどを選ぶのをおすすめします

こちらの山うども独特の苦みがある山菜となっていますので、好き嫌いは分かれる山菜であるといわれています。しかし、好まれる方にはその味や食感などが食欲をそそると人気となっていますので、是非一度試してみてください。

調理法が豊富「わらび」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜は、調理法が豊富である「わらび」です。わらびの時期は、東北などでは6月の初旬くらいなのだそうです。わらびはシダ科の中身であり、若芽を山菜として使用します。和風のおやつとしてもお馴染みのわらびもちに使用されているわらびも、こちらのわらびでありでんぷんがわらび餅に活用されているのです

身近な食材であるわらびは、取れる場所も身近でありちょっとした野原に入ればたくさんとることが出来るという山菜になっています。身近な食材でもあるわらびですので、知らないうちに食べているという方も多いかと思います。

山里の保存食「ぜんまい」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜は、山里の保存食でもある「ぜんまい」です。こちらのぜんまいは本州では5月の連休辺りに時期を迎える山菜となっています。こちらのぜんまいも日本のいたるところでとれる山菜となっており、わらびなどと並んで古くから親しまれてきた食材となっています。ぜんまいには雄と雌とがあり、食べておいしいのは雌の方だそうです。

春の七草の一つ「せり」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜は、春の七草の一つでもある「せり」です。せりの旬の時期は2月から4月ごろとなっています。春の七草に入っていますのでもう少し時期が早いのでは、という声もあるかと思いますが、実際の時期はもう少し後なのだそうです。せりは秋田では、きりたんぽ鍋に欠かせない山菜となっており、おなじみの食材となっているそうです。

せりはセリ科の多年草となっており、こちらも全国の山に自生している山菜となっています。せりという名前は、一か所から競り合って生えている、という事からその名前が付いたのだそうです。古くは古事記や万葉集にも記述があり、奈良時代にはすでに食用とされていたという歴史のある山菜となっています。

食べやすい山菜「うるい」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜は、食べやすい山菜である「うるい」です。こちらのうるいの旬の時期は、4月中旬ごろから5月ごろにかけてとなります。うるいという山菜はあまりなじみのないという方も多いかもしれませんが、山かんぴょうやギンボなどとも呼ばれており、くせが少ない食材として食べやすい山菜となっています

くせや苦みが無い山菜となっており、シャキシャキとした食感を楽しむことが出来ますので、山菜は癖があるところが苦手、という方には是非食べてみてほしい山菜となっています。和の山菜ではありますが、洋食とも相性抜群の山菜となっています。

アクや臭みが少ない「こごみ」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜は、アクや臭みが少ないという「こごみ」です。こごみは本州では4月からゴールデンウイークの前後辺りが旬の時期となっています。こごみは正式名称ではなく、正式にはクサソテツという名前となっています。シダ植物の多年草です。こごみは山菜としても親しまれていますが、葉の色や形がきれいなので、観賞用としても利用されているようです。

こごみという名前は、目が出てくる様子がまるで、人が前かがみになる様に見えることから名づけられたのだそうです。近年では栽培もされていますので、スーパーでも見かけるようになったお馴染みの食材となっています。

香りが強い「行者にんにく」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜は、香りが強い山菜である「行者にんにく」です。この行者にんにくの旬の時期は、4月上旬から6月下旬となっています。こちらの行者にんにくはアイヌネギとも呼ばれ、北海道の特産としても知られている山菜となっています。昔は修行をしている行者が活力源として使用していた山菜だそうで、そこから行者にんにくとなっています。

行者にんにくはとても成長に時間がかかる山菜としても知られており、収穫できるまでには5年以上かかるのだそうです。天然物はかなり数が減っており、楽しむことが出来る行者にんにくの多くは栽培されたものとなっています。

山のたけのこ「根曲がり竹」

続いて紹介する、春から初夏に旬を迎える山菜は、山のたけのこと呼ばれる「根曲がり竹」です。こちらの根曲がり竹の旬の時期は遅いところでも5月の下旬ごろから収穫が始まるのだそうです。姫竹とも呼ばれるこちらの根曲がり竹は、チシマザサの若竹の事です。ですので、名前は「根曲がり竹」となっているのですが竹ではなく笹となっています。

竹ですと灰汁が気になるところですが、こちらは竹ではなく笹となっていますので、灰汁が少なく、生のままかじってもそれほどえぐみは感じないのだそうです。歯触りもとてもよく、とてもよい香りがする山菜となっています。

山菜の美味しい食べ方とは?

茹でておひたしにする

それでは、山菜にはどのような食べ方があるのかを少しチェックしていきましょう。山菜を美味しく楽しむことが出来る料理の仕方を紹介していきます。まず最初に紹介するのは、ゆでておひたしにするという食べ方です。山菜を茹でた後に冷やし、味付けをするだけで簡単に楽しむことが出来ますのでサッと仕上げたい時にもおすすめです。さっぱりと楽しむことが出来る料理になっています。

炒めてご飯のおかずにする

続いて紹介する、山菜の美味しい食べ方は「炒めてご飯のおかずにする」という食べ方です。山菜はシンプルに楽しむのもおすすめですが、味つけをしっかりめに付けて、ご飯のおかずにするのもおすすめとなっています。味噌などで炒めれば、ご飯との相性も抜群の料理に仕上げることが出来ます。

油で揚げて食べる

続いて紹介するのは、おなじみの方も多いと思われる「油で揚げて食べる」という食べ方です。山菜などはてんぷらなどで楽しんだことがあるという方も多いのではないでしょうか。多くの山菜は天ぷらにすると美味しく楽しむことが出来ますので、料理法に迷った時はおすすめしたい食べ方となっています。

山菜の種類別おすすめ料理レシピ

春を感じる「ふきのとうの天ぷら」

それでは、山菜を美味しく楽しむことが出来るレシピを紹介していきます。まず最初に紹介するレシピは、ふきのとうの天ぷらです。春のシーズンにしか楽しむことが出来ない春を感じるレシピとなっています。

  • 水50ml
  • てんぷら粉50g
  • フキノトウ10個

  1. まず、ふきのとうは洗って水気をきっておきましょう。
  2. 続いて、水と天ぷら粉とを混ぜ合わせていきます。とろりとなってきたら混ぜるのを止めてください。
  3. 2で作った生地に、ふきのとうを絡ませます。
  4. フライパンで油を熱しておき、フキノトウを揚げていきます。油の温度の目安は、生地をたらしてみたらパチパチとなるぐらいが温度の目安となっています。
  5. からっと揚がったら完成となっています。旬の味を楽しむことが出来るレシピとなっています。

おつまみになる「こごみの七味マヨネーズ」

  • こごめ手で4つかみ
  • 塩適量
  • 七味適量
  • マヨネーズ適量

  1. まずこごみは洗って、穂先から茎の部分までが合計5センチくらいの長さになるようにします。
  2. 鍋にお湯を沸かして、沸騰したら塩を加えてこごみをゆでていきましょう。ゆで時間は3分から5分程度となっています。
  3. 茹で上がったこごみは、冷水にとって色の変化を防いでから水気をきっていきましょう。
  4. お皿に盛って、マヨネーズの上に七味をかけたものをそえたら出来上がりとなっています。おつまみにもピッタリのレシピとなっています。

懐かしい味「ぜんまいの田舎煮」

  • ゼンマイの水煮
  • 油あげ1枚
  • ごま油小さじ2
  • しょうゆ大さじ2
  • だし汁250ml
  • 酒大さじ3
  • 砂糖大さじ2

  1. 油あげに熱湯をかけて油抜きをしたら、縦半分にカットして、5ミリ幅にカットしておきましょう。
  2. 続いて、鍋でごま油を熱したら、ぜんまいを3分ほど炒めていきます。
  3. だし汁、お酒、砂糖を加えたら弱めで、10分ほど煮ていきます。
  4. 続いて醤油を加えて、汁気が少し残るまで煮ていったら完成となります。昔懐かしい味を楽しむことが出来るレシピとなっています。

酢味噌との相性がピッタリ「行者ニンニクの酢味噌和え」

  • 行者ニンニク100g
  • 出汁入りみそ大さじ2
  • お酢大さじ1
  • 砂糖大さじ1

  1. まず、行者ニンニクは赤い部分を取り除き、ごみを取ったら水で洗っていきます。
  2. ラップにくるんだら、レンジで「蒸し野菜」のコースで火を通しておきましょう。
  3. サッと水にくぐらせたrあ、水気をよく切って4cmほどにカットします。
  4. お鍋に味噌、砂糖、お酢を入れて弱火にかけたら、馴染ませます。
  5. 4のだれに行者ニンニクを和えたら完成となります。行者ニンニクと酢味噌が相性ピッタリのレシピとなっています。

ごま油が効いた味わい「セリのナムル」

  • せり1束
  • しょうゆ大さじ1/2
  • ごま油大さじ1/2
  • すりごま大さじ1

  1. まず、せりは値を切って、塩適量を加えた熱湯に入れたらサッとゆでていきましょう。
  2. 冷水にとったら冷まして、水気をきったら4cmの長さに切って、水けをしっかりと切ります。
  3. ボウルに醤油を合わせたら、せりをほぐして和えたら完成となります。サッと簡単にできるお手軽レシピとなっています。

旬を逃さず種類豊富な山菜を召し上がれ!

いかがでしたでしょうか?山菜は色々な種類を楽しむことが出来、それぞれ違った味わいを楽しむことが出来ます。旬の山菜は自然の旨味を存分に楽しむことが出来る食材となっていますので、是非料理して楽しんでみてください。みなさんも旬の山菜を色々な料理で楽しんでみてください。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ