2018年12月15日公開
2024年08月24日更新
『ホワイトルシアン』の作り方!魅惑の美しいカクテルの由来も紹介!
「ホワイトルシアン」というカクテルを知っていますか?ホワイトルシアンとは、コーヒーリキュールと生クリームを使ったウォッカベースのカクテルです。ウォッカベースなのでアルコール度数は高いものの、作り方も簡単かつ甘くて飲みやすいカクテルなので、若い人からの注目を集めています。この記事では、ホワイトルシアンの特徴や作り方、自宅で簡単に作れるレシピについてまとめています。
目次
ホワイトルシアンについて詳しく知りたい!
「ホワイトルシアン」というカクテルを知っていますか?ホワイトルシアンとは、コーヒーリキュールと生クリームを使ったウォッカベースのカクテルのことを言います。なめらかで甘く、飲みやすいのが特徴のカクテルとなっています。ホワイトルシアンは白と黒の2層になった見た目も美しく、飲みやすいことから若い人に人気のカクテルです。この記事では、ホワイトルシアンの作り方や簡単なレシピ、度数について解説しています。
ホワイトルシアンについて知っておこう!
カクテルには様々な種類がありますが、その中でもホワイトルシアンは甘く飲みやすい上に見た目がキレイなので好まれやすいカクテルです。ここでは、ホワイトルシアンの特徴や名前の由来、アルコール度数など、ホワイトルシアンの基本的なことをまとめています。
ホワイトルシアンとは?
ホワイトルシアンとは、コーヒーリキュールと生クリームを使ったウォッカベースのカクテルです。ウォッカやジン、カカオリキュールで作るカクテルのことを「ルシアン」と呼びます。ホワイトルシアンはそのルシアンの一種で、白と黒の2層になった見た目が特徴です。生クリームを使っているので甘くて飲みやすく、カフェラテに似た味が特徴です。また、甘口タイプですがアルコール度数が高いので、お酒に弱い方は注意が必要です。
ホワイトルシアンの味わい
ホワイトルシアンはコーヒーリキュールと生クリームを使ったウォッカベースのカクテルです。その為、カフェラテのような味が特徴となっています。牛乳ではなく生クリームを使っているので、同じコーヒーリキュールでもカルーアよりも濃厚な味わいが魅力です。また、非常にアルコール度数が高いので、アルコール特有の苦味も感じることができます。
ブラックルシアンというカクテルもある!
ホワイトルシアンに対し、「ブラックルシアン」というカクテルもあります。ブラックルシアンはウォッカにコーヒーリキュールを加えたカクテルです。ホワイトルシアンとは違って甘くないので、コーヒーやアルコールの苦味など大人の味が好きな方におすすめのカクテルです。ブラックルシアンもホワイトルシアン同様に非常にアルコール度数が高いので、お酒に弱い方は注意が必要です。
自宅でも簡単に作って楽しむことができる!
ホワイトルシアンは、材料さえ揃えれば自宅でも簡単に作ることができます。材料はウォッカとカルーアなどのコーヒーリキュール、生クリームの3つだけです。作り方も簡単で、ウォッカとコーヒーリキュールを混ぜた上に生クリームを注ぐだけです。特別な道具も手間も必要無く、グラスの中だけで作ることができます。
ホワイトルシアンの名前の由来
ホワイトルシアンの「ルシアン」とは、ロシア人やロシア語という意味です。ホワイトルシアンという名前の由来ははっきりとしていませんが、ウォッカベースであることから、ウォッカの原産国であるロシアの名前が付いたという説があります。他にも、生クリームの白い層を雪に覆われたロシアの大地に見立てたという説や、色白で美しいロシア人をイメージして名前を付けられたという説もあります。
また、ホワイトルシアンはブラックルシアンよりも後に生まれたカクテルです。コーヒーにクリームを入れて飲む人の好みに合うように考案されたバリエーションカクテルの1つなので、ルシアンという部分は変えずにブラックとホワイトで呼び分ける為に名前が違うだけともされています。
ホワイトルシアンのアルコール度数は高め!
ホワイトルシアンは、とても甘くて飲みやすいカクテルです。しかし、ウォッカをベースにしているのでとてもアルコール度数が高いのが特徴です。ウォッカとコーヒーリキュール、生クリームの割合や銘柄によってもアルコール度数は変動しますが、平均して24%から28%となっています。お酒に弱い方は十分注意して飲むようにしましょう。
ホワイトルシアンのベースであるウォッカは銘柄にもよりますがアルコール度数が40%近いものが多いので、ウォッカベースのカクテルはどれも度数が高くなります。コーヒーリキュールもカルーアのような甘いものが代表的ですが、度数は20度近くあります。その為、混ぜてもアルコール度数がほとんど下がらず、銘柄にもよりますがおよそ30度近いアルコール度数になります。飲みやすいだけに、一層の注意が必要なカクテルです。
ホワイトルシアンのカクテル言葉は?
ホワイトルシアンのカクテル言葉は「誘惑」です。元々、ルシアンのカクテル言葉が誘惑だったので、ルシアンのバリエーションカクテルであるホワイトルシアンにも同じ物が与えられました。ルシアン特有の甘い香りから誘惑というカクテル言葉が与えられたと言われています。
他にも、ルシアンは甘く飲みやすいのに度数が高いことから「レディキラー」と呼ばれています。甘さと飲みやすさに誘われた女性が飲んでしまってすぐに酔ってダウンしてしまい、危険な目に遭わされることもあります。そのような大人の思惑を感じさせることから、誘惑というカクテル言葉が付けられています。
出典: http://yon.tokyo
ホワイトルシアンの作り方レシピ
ここで、ホワイトルシアンの作り方やレシピを紹介します。ホワイトルシアンはレシピも簡単で作りやすいので、自宅でも簡単に楽しむことができます。カクテル作り専用の道具なども必要無いので、レシピさえ覚えておけば思い立った時にすぐ作ることができるのも、ホワイトルシアンの大きな魅力です。
ホワイトルシアンの材料は3つ!
ホワイトルシアンの材料は、ウォッカとコーヒーリキュール、生クリームの3つです。大きめの氷を入れると、より美味しく作ることができます。ウォッカとコーヒーリキュールは好みの銘柄の物で作りましょう。コーヒーリキュールの甘さによってホワイトルシアンの味も変わるので、様々な銘柄で作ってみましょう。
ホワイトルシアンの作り方
ホワイトルシアンのレシピですが、非常に簡単です。材料を直接グラスに入れて作る、ビルドという方法で作ります。大きめの氷や、それが入る口の広いグラスを用意すればあっという間に作ることができます。
- ウォッカ40㏄
- コーヒーリキュール20㏄
- 生クリーム10㏄から20㏄
- 氷
- グラスに氷を入れましょう。氷は溶けづらい大きめのものを使うと、飲んでいる最中に味が薄くならずに済みます。
- コーヒーリキュールとウォッカをグラスに注ぎ、マドラーなどで混ぜます。
- 生クリームを静かに注いで出来上がりです。
生クリームはお好みで調節しよう!
生クリームの量が多いと、当然濃厚な味になります。濃厚過ぎて飲みづらいと言う方は、生クリームに少し牛乳を加えて作るとさっぱりと飲めるようになります。牛乳を少し入れると、生クリームだけで作った時よりもクリームの層が軽くなるので、よりハッキリと2層に分かれたキレイなホワイトルシアンを作ることができます。
ホワイトルシアンのバリエーション
ホワイトルシアンのレシピを少し変えるだけで、全く違うカクテルを作ることができます。ホワイトルシアンのレシピから生クリームを除けばブラックルシアンになります。ウォッカの代わりにラム酒を使えば、「ホワイトキューバン」というカクテルになります。ホワイトルシアンに少しだけコーラを入れると、「コロラド・ブルドッグ」という名前のカクテルになります。どれも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
ホワイトルシアンに使うお酒の特徴
ここで、ホワイトルシアンに使うお酒の特徴について紹介します。ホワイトルシアンはウォッカをベースに作られるカクテルです。また、ジンやカカオリキュールで作る場合はホワイトルシアンではありません。ウォッカとジン、カカオリキュールを混ぜたカクテルがルシアンというカクテルです。
出典: http://anblo.jp
ウォッカ
ロシアを原産とするアルコール度数の高いお酒です。穀物を原料とした蒸留酒で、成分のほとんどが水とエタノールでできています。その為、クセの少ないお酒です。極寒の地であるロシアでは、ウォッカを飲むことで体を温めています。アルコール度数は40%前後です。
ジン
大麦やライ麦、じゃがいもを原料に作られる蒸留酒です。辛口のものが一般的です。ジンには特有の香りがありますが、これは「ジュニパーベリー」という果実の上に作ったお酒を流し込むことで香りを付けられています。アルコール度数は40%前後です。
カカオリキュール
カカオ豆を焙煎してから蒸留酒に漬けこみ、それをアルコールと蒸留してブレンドして砂糖やバニラを加えて熟成させたリキュールです。ココアのような甘い香りが特徴です。カカオリキュールの中でも、糖分が1リットル当たり250グラム以上含まれるものは「クレーム・ド・カカオ」と表示されます。アルコール度数は20%以上のものが一般的です。
ホワイトルシアンのレシピを参考に作ってみよう!
いかがでしたか?ホワイトルシアンは、見た目の美しさと甘く飲みやすいことから、若い女性を中心に人気のカクテルです。映画などにも登場する華やかなカクテルですが、とても簡単に作ることができるのが特徴です。また、ホワイトルシアンを含めルシアンはその甘さと飲みやすさ、度数の高さからレディキラーと呼ばれる危険なお酒でもあります。飲み過ぎには十分な注意を払った上で、ホワイトルシアンを楽しみましょう。