2018年12月14日公開
2024年08月24日更新
伏見の酒蔵巡りおすすめマップ!旨い地酒と美味しいランチに舌鼓!
京都には多くの観光名所がありマップを片手に歴史建築物を見て回る中、最近で京都の伏見の酒蔵巡りがイベントや、見学用に一部を酒蔵を開放しているので京都の観光マップに取り上げれるようになっています。そんな京都の伏見は、日本でも有名な銘柄の日本酒を扱う酒蔵が多く、京都らしい和の雰囲気が漂う場所になります。今回は京都の伏見の酒蔵巡りのおすすめマップと、伏見の美味しいお酒やランチスポットなどについて紹介しています。日本酒好きの方から京都の情緒ある風景を感じたい方には、伏見の酒蔵巡りはおすすめです。
目次
伏見の趣ある酒蔵巡りが楽しい!
日本でも有数の酒蔵がある京都の伏見は、最近では伏見の酒蔵巡りが人気を集めています。この記事では伏見のじっくり見学ができるおすすめ酒蔵について、伏見の酒蔵巡りで訪れたいお酒とランチが楽しめる店、伏見の酒蔵巡りで訪れたい風情溢れるカフェ、伏見の酒蔵巡りや見学を楽しんだらお土産用のお酒の選び方、伏見では酒蔵開きのイベントについてなど伏見の酒蔵巡りについてマップも解して詳しく解説しています。
お酒造りが発展してきた伏見でお酒の歴史を感じよう
伏見には酒蔵が多く独自に発展してきた中には、太古には伏見の酒蔵がある付近いは大きな泉があり農水路を作りやすかったため人々が住み着き農耕も発達してきました。たくさんの人が住み稲作も盛んだったためお祭りや宴などのイベントも多く、その中で麹を利用した酒造りも広く普及し発展したエリアであるのが伏見です。伏見は時代の流れで渡来人から伝授された技術なども加わりました。
また平安時代になると日本の中心になった京都は酒造りも盛んになり、その中でも昔から酒造りを行ってきた伏見は多くの酒蔵があり、当時で日本でも有数の350軒の酒蔵が伏見周辺に存在したともいわれています。また江戸時代になると水路が発達した伏見には、多くの物資や人の流れができたため酒の商いも盛んになり、当時から酒蔵巡りのようなイベントも開催されていたようです。
「十石舟」で酒蔵の町並みを観光
伏見十石舟は、伏見観光協会が営業するマップ不要の遊覧船になります。江戸時代には遊覧船ではなく商業用や運搬船として利用され、伏見の酒蔵で作られたお酒や農作物、大阪と京都伏見をつなぐ旅客船としても利用されていました。現在の伏見十石船は遊覧船のみの役目をはたし、伏見にある弁天橋から出発したあとは伏見の酒蔵の舞地並みを川辺から巡りゆっくりと街並みを見学することができます。
伏見十石船は最大で20名ほど乗ることが出来るので、家族連れでの伏見観光としても最適です。また伏見十石船のほかに、運航日は少ないものの大型の伏見三十石船もあります。運航は十石船が10:00から16:20まで、三十石船が9:35から15:35までとなります。遊覧船の乗り場までは京坂本線の中書島駅から徒歩5分ほどになります。スマートフォンなどのマップで検索すると訪問しやすいでしょう。
伏見の酒蔵巡りや見学の際の注意点とは?
伏見の酒蔵だけではなく日本酒製造する酒蔵では、麹菌や乳酸菌、酵母菌など絶妙なバランスでお酒造りがなされています。そのため酒蔵巡りで見学に訪問する際は、酒蔵内の菌に脅威にならないように注意することがあります。まず一つは納豆禁止です。納豆菌は非常に繁殖力が強く、酒蔵内で増殖すると酒造りが困難になりかねません。
そのため酒蔵を訪問する際には納豆は前日から食べるのは避けましょう。最低でも酒蔵を見学する当日には納豆を食べるのは控えてください。当然酒蔵の職人は納豆を食べるのもご法度なくらい注意しています。次に繊細な日本酒造りには香りを感じる嗅覚が非常に重要視されます。酒蔵を見学する際に香水をつけていると、酒蔵内に匂いが残ります。また整髪剤など香りが強いものも控えましょう。
酒蔵内の試飲する際におつまみが欲しいなどの要望があるようですが、酒蔵の試飲は居酒屋ではなく、純粋な試飲になるので無理な要望は控えてください。上記のルールは最低限酒蔵を回るためのエチケットとなります。京都観光の際に他のエリアに比べると非常に繊細で厳密さを求められますが、守れないようであれば酒蔵巡りは控えましょう。それくらい慎重さが必要です。
伏見のじっくり見学ができるおすすめ酒蔵
酒造りの歴史や道具が見られる「月桂冠大倉記念館」
京都市有形民俗文化財に指定され、館内に展示されている京都伏見の酒造りの歴史を学べる記念館です。伏見の伝統ある酒造りや歴史などを館内の見学巡りマップを参考に順番に見ていくことで、日本酒の奥深さや酒蔵の職人が現代まで紡いできた時間を共有できます。また月桂冠大倉記念館で見学巡りを行った方には、伏見の吟醸酒のきき酒が成人のみ提供されるイベントも用意されてます。
フロアマップにはまず見学順番のはじめのエントランスに、明治42年に式の酒蔵を再現し、日本酒に使うコメの洗い場や板石や土間など、尾辻の酒蔵の風景をリアルに見学することができます。マップ巡りの見学2番目には、伏見のお酒に利用されてきた桃山丘陵の地下水の井戸が見学できます。ミネラル分が少ない軟水で伏見の酒造りには欠かせない地下水になります。
月桂冠大倉記念館の巡りマップで3番目に見学できるのは、酒蔵の職人が寝泊まりしていた宿舎に囲まれた中庭になります。見学用には展示はされていませんがかつてはこの酒蔵の中庭で、伏見の酒造りに欠かせない発酵用の酒蔵を並べて天日干しをしていたようです。また館内巡りマップの4番目の見学スポットは、月桂冠酒香房になり、昔ならがの製法の酒蔵の内部やモロミの発酵過程を見学することが可能です。
酒香房は館内巡りマップにも記載されていますがオプション見学になり、個人でも団体での見学の際にも前もって電話などで見学の希望の旨を伝えた上で有料で見学することが可能です。記念館巡りマップの5番目の見学どころは、京都市有形民俗文化財に指定されている、伏見酒蔵の木樽、酒樽、櫂を酒造りの順番どうりに展示されています。
伏見の酒蔵の歴史巡りマップの見学どころ6番目は、古くは江戸時代、明治、大正時代に利用されていた伏見の広告や商品などの資料が展示されています。日本でも有名な月桂冠の歴史を巡ることができます。次にマップどうりに見学すると中庭の庭園を巡り、見学の最後にロビーでレトロボトル吟醸酒、玉の泉大吟醸、プラムワインの試飲が可能なイベントがあります。
月桂冠大倉記念館で試飲のイベントを楽しんだ後は、見学巡りも終了し売店で限定の日本酒や酒まんじゅう、酒粕やオリジナルグッツなどの販売があるので見学がてら見てまわるのも楽しみの一つです。お土産で人気なのは試飲イベントで楽しめた「月桂冠レトロボトル 吟醸酒」や「プラムワイン」になります。記念館巡りを行う方は9:30から16:30までが営業時間で見学所要時間は40分程度なので観光に合わせて予定をくみましょう。
黄桜の歴史とお酒について学べる「黄桜記念館 Kappa Gallery」
伏見の有名な酒蔵である黄桜酒造りとカッパの起源の展示物を見学できる記念館になります。館内の巡りマップでは黄桜の日本酒の銘柄が展示されていたり、昔の酒蔵の道具を見学できます。なぜ黄桜記念館ではカッパの起源などが紹介されているのかというと、カッパが黄桜のキャラクターになっているためです。日本のマップで日本各地のカッパの生息地かやカッパの特徴や性格についての資料が展示されているフロアも見学できます。
黄桜記念館やカッパ資料館を見学する場合は、営業時間が10:00から17:00までとなっていますので早めの時間に訪問しましょう、定休日は毎週日曜日と年始年末の12月31日と1月1日となります。駐車場も20台ほど完備されているので、伏見の酒蔵などを車で巡る方にもおすすめです。館内の見学料は無料で見学所要時間は30分程度です。月桂冠大蔵記念館からマップでもすぐなので観光でも1日で巡りやすいところです。
最新の酒造りのシステムを見学できる「キンシ正宗 新常磐蔵」
伏見の名水である常盤井水を利用した日本酒を作る酒蔵。水の特徴を最大限に生かすために麹菌や酵母菌の管理が徹底されており、年間をとおしてクオリティの高い酒を作り出すことが出来るようになっています。しかしながら創業1781年から始まる酒蔵の職人技は今もなお伝承されており、キシン政宗ブランドの味の決め手となっています。
酒蔵の酒造りの様子を見ながら搾りてたて酒を楽しむ酒蔵巡りや見学は、前もって予約が必要になります。定休日は毎週土日、祝日となります。訪問時間は見学予約の際に確認しましょう。見学は有料で一人500円です。キシン政宗の旧酒蔵は現在は、記念館となり当時の街の文化や酒蔵の歴史などを資料をあわせて伝える酒蔵巡りスポットになっています。
伏見の酒蔵巡りで訪れたいお酒とランチが楽しめる店
美味しい日本酒はご飯を食べながら「伏水酒蔵小路」
伏見の日本酒と日本酒にある様々な肴がそろっている、京都伏見を代表するグルメ巡りができる場所になります。伏水酒蔵小路には京都や伏見の酒蔵の日本酒の銘柄と、季節を感じることが出来る旬の食材を利用した趣向を凝らした飲食店が、24軒つらけています。館内では好きなお店で食べ物とお酒を購入してカウンターやテーブルなどで食事やランチを楽しむことができます。
日本酒は伏見酒造組合の17の酒蔵の銘柄を楽しめる酒蔵カウンターも用意されているので伏見の酒の飲み比べができます。常備完備しているのは100種類以上の銘柄を楽しめます。熱燗でも冷でも飲めますが1杯おおよそ70mlと二、三口分で低価格な値段で少しづつ飲めるので納得いくまで伏見の日本酒を堪能できます。
酒蔵カウンターで楽しめる伏見の酒蔵は黄桜、富翁、京姫、金鵄正宗、月桂冠、英勲、招德、城陽、松竹梅、玉乃光、豊祝、魯山人、月の桂、桃の滴、都鶴、鷹取、神聖となります。日本でも有名な酒蔵からあまり知られていない酒蔵まであるのでゆっくりと美味しいお酒を堪能できます。またすべての伏見の酒蔵の銘柄を堪能したい方には、十七酒蔵の利き酒セット粋酔が人気です。
各酒蔵の代表的な銘柄のお酒を堪能できます。また来店する際に運がよく仕入れあれていれば伏見の幻の酒と言われる銘柄のお酒に巡り合うかもしれません。酒蔵カウンターで幻の酒があるか確認すると良いでしょう。また伏見のはしご酒と一緒にうまいもん専門店で美味しいおつまみやランチも楽しめます。ランチや酒のつまみに最適なお店は、出前も可能で周辺のスタッフに声をかけると料理を運んでくれます。
うまいもん専門店のお店の種類は、炭火焼きの「89町目食堂」、小割烹の「きつや」、イタリアン料理が楽しめランチにも使える「BAR BANA」、ジューシーな鉄板焼きが楽しめる「伏水鉄板」、寿司ランチに酒の肴のお刺身に新鮮な海鮮が揃う寿司屋「大ちゃん」、お酒の締めやランチにおすすめラーメン「門扇」、日本酒に合う天ぷらが楽しめる「京町茶屋」などが入っています。
その他に、大阪名物肉吸いや博多名物もつ鍋、京都のニシン蕎麦がたべれる「むかし屋」などが楽しめます。各飲食店をまわってみてお気に入りのグルメを楽しむのも良いでしょう。営業時間は11:30から23:00までとなります。ランチ時間も営業しており昼間から日本酒にお酒の肴を楽しむのも良いですし、ランチメニューでラーメンやうどんなどの麺処を堪能するのもおすすめです。
伏水酒蔵小路の定休日は毎週火曜日となります。店内は全部で200席ありカウンター席とテーブル席があり観光や伏見の酒蔵巡りの際に休憩ランチなど利用用途は幅広く、日本酒が好きな方には特におすすめです。専用の駐車場はありませんが近くにコインパーキングが完備されていますのでアルコールを飲まないようであれば、車での訪問時に利用しましょう。
また伏水酒蔵小路ではイベントスペースも敷地内に設置されており、毎月2回前後は蔵元主催のイベントが行われライブや季節の行事を取り入れたイベントがお粉れています。イベント時には食事やお酒のイベントメニューなども登場するので2度3度訪問した方も楽しめます。伏水酒蔵小路でのイベントの詳細は伏水酒蔵小路の家弁と情報発信という専用サイトにて確認しましょう。
酒蔵を改装したお店でリッチなコースランチ「京の台所 月の蔵人」
激動の時代に幕末の志士たちが駆け抜けた京都の伏見で、当時の時代を感じつつ、伏見の有名酒蔵である月桂冠の旧酒蔵を改装したお店で伏見の日本酒と創作料理を堪能することが可能です。築100年以上ある歴史ある建築物で京都らしい名物料理を食べることできます。おすすめは厳選された国産大豆を利用した「本格手作りざる豆腐」480円。毎日その日利用する分だけ天然にがりを利用して作り上げています。
また「くみ上げ湯葉刺身」580円も人気です。こちらの滋賀県のフクユタカの大豆を利用して、豆乳から作り上げた湯葉は濃厚でクリーミーで農場のミクルのような旨味さです。もちろん日本酒に合う刺身の盛り合わせも用意されており、複数人で訪問する場合は、新鮮なおすすめの刺身が盛られた「大皿祝盛り」3280円などはおすすめです。
月の蔵人のお店の場所は、伏見区上油掛町にあり最寄り駅は伏見桃山駅から徒歩5分ほどになります。定休日は元旦と大晦日のみとなり年始年末などは営業時間が若干違いようです。通常の営業時間はランチ時間が平日は11:00から15:00、夜は17:00から22:00まで、土日祝はランチは11:00から16:00まで、夜は16:00から22:00となります。店内は全部で128席ほどあり、個室もあるので疲れたらゆっくりと足を延ばしてくつろげます。
酒蔵直営の日本酒と焼き鳥がうまい「鶏せい本店」
大正時代に建てられた酒蔵をイノベーションした店内は、情緒があり日本酒の良い香りが漂いそうな店内は伏見の酒蔵エリアならでは。酒蔵直営の居酒屋だけに伏見の人気の銘柄の日本酒がリーズナブルな価格で楽しむことが可能です。運営元は伏見でも老舗の酒蔵である山本本家になります。なんといっても搾りたての新酒や原酒ここだけで楽しめ香りや口当たりは極上です。
鶏せいは焼き鳥がメインに京料理を満喫できるので、他県から伏見観光に来られた方にも人気のお店です。1階の店内の真ん中には日本酒が入った大きなタンクが置かれており、ビールサーバーのようにタンクから原酒をコップに注ぎ、しぼりたての清酒を堪能できます。ランチ時間のメニューの人気は鶏がらベースに塩が効いた「鶏ラーメン」560円、梅肉おろし添えがさっぱり「和風鶏かつ膳」834円です。
鶏せいオリジナルのタルタルソースが人気の「とり南蛮膳」834円、焼き鳥や鴨ロースなどが楽しめる「酒蔵弁当」2000円などが人気です。その他に「鶏飯」「親子丼」「とりめし定食」「焼き鳥定食」など鶏をメインとしたランチメニューが揃っています。夜の時間は鶏肉を利用した「鶏懐石」「鶏の水炊き」「焼き鳥コース」などがおすすめです。特に日本酒はランチ時間も楽しめるので、伏見の酒蔵の味を堪能できます。
酒蔵の中で美味しい焼き鳥と日本酒を楽しめる鶏せいの場所は、伏見区の上油掛町にあり、最寄り駅の伏見桃山から徒歩7分程度になります。定休日は毎週月曜日となり営業時間は平日の火曜日から金曜日までが11:30から23:00まで、土日祝日は11:00から23:00となります。お昼のランチ時間はお得な定食などが楽しめます。店内は全部で250席で個室も完備しているので家族連れや接待などでも利用可能です。
伏見の酒蔵巡りで訪れたい風情溢れるカフェ
アイスクリームと清酒の大人スイーツ「伏見夢百衆」
伏見の酒蔵巡りに外せないスイーツスポットになります。大正時代に建てられた月桂冠の本社を改装したお店になります。お店では伏見の日本酒を100種類以上販売されていますのでお土産を選びにもおすすめです。店内の喫茶メニューは、ランチメニューのようにがっつりと食べるような食事はないですが、名物の水出し珈琲450円、伏見紅茶450円はホットやアイスで楽しめ一休みの際におすすめです。
また、バニラアイスに伏見のお酒をかけて味わう「清酒アイスクリーム」650円が人気です。清酒は都鶴と景姫から選ぶことができます。また清酒アイスクリームは、水出し珈琲や伏見の紅茶とセット1000円も人気です。その他に酒まんじゅう400円、鼓月450円、バニラシフォンケーキ550円などが人気です。甘酒や珈琲オレにソフトドリンクなども提供しています。
一般的な喫茶メニューの他にさすが伏見の月桂冠を改造して作られた喫茶店。伏見の清酒の利き酒セットが750円で堪能できます。利き酒セットは各3種類の味が楽しめ「京みやこセット」「こだわりセット」「まったりセット」「はんなりセット」「酒米セット」から選べます。古酒のロックや黄桜などの冷や熱燗でたのしめ、えだまめやナッツなどの手軽なおつまみは用意されています。
伏見夢百衆のお店の場所は、伏見区南浜町にあり中書島駅から徒歩5分ほどになります。定休日は毎週月曜日で、営業時間は火曜日から金曜日までが10:30から17:00まで、土日祝日が10:30から18:00となります。店内は全部で50席ほどなり、大正時代の建築物らしく店内もハイカラで席と席の間も広く、ゆっくりと寛いで喫茶メニューや日本酒を堪能することが可能です。
京都伏見らしい酒まんじゅうが美味しい「京菓子司 富英堂」
伏見の酒蔵巡りの中で、お土産用や休憩がらて甘いものを食べたい方におすすめなのが酒まんじゅうが美味しい老舗のお菓子店になります。創業は1895年になり、日本酒などに利用される伏見の名水と厳選された材料を利用してつくられた菓子はどれも美味です。とくに伏見の酒蔵の酒粕を生地に練り込んだ「酒まんじゅう」は1個140円でお酒の香りが漂い上品な餡子とフワフワの皮がマッチしています。
京菓子司の富英堂のお店の場所は、京都府伏見の中油掛町にあります。伏見桃山駅から徒歩5分程度になります。定休日は毎週木曜日となり、営業時間は9:00から19:00までとなります。週末は多くの伏見の酒蔵巡りの観光客でにぎわい、人気の酒まんじゅうは売り切れている場合が多いので、酒まんじゅう目当ての場合はあったら即購入しておきましょう。
伏見の酒蔵巡りを楽しんだらお土産にお酒を選ぼう
伏見の全蔵元の日本酒が勢ぞろい「吟醸酒房 油長」
吟醸酒・大吟醸酒・季節のお酒をメインに伏見の日本酒を100種類以上カウンターで試飲することが可能です。伏見の全部の酒蔵の日本酒をおちょこ単位で注文することが出来るので、好みの日本酒を探すことが可能です。おちょこでの試飲は銘柄にもよりますがこのみに合わせて3種類選べ150円から550円になります。
しっかりと伏見の日本酒を楽しみたい方は、グラス売り1杯250円から1000円も人気です。こちらのお店で試飲したお酒は、お土産用に購入したりお店から発送することも可能です。藤岡酒造「蒼空」や豊澤本店「ふしぎな竹酒」はとりわけ人気です。伏見エリアで遊びに行く前にこちらのお店によって、日本酒を楽しむというBAR感覚で利用する方も多いようです。
酒の肴も提供しており「おかわりしたくなるごぼう」330円、「明石のたこわさび」380円、「カマンベールチーズ」540円、「牛タン」640円など20種類以上用意されています。吟醸酒房油長の場所は、伏見の東大手町になります。定休日は毎週火曜日で営業時間は10:00から20:30までです。店内はカウンター席だけの14席になります。伏見のひとどの酒蔵の銘柄を楽しますが20歳未満の利用はできません。
伏見の人気の酒蔵が手掛ける「酒蔵BAR えん」
京都伏見の手造り日本酒純米酒「蒼空」で有名な藤岡酒造が、ガラス越しに酒蔵の仕込みを見ながらおすすめの日本酒をバーカウンターで楽しめる人気のお店です。搾りたての日本酒の味は別格で、お酒好きはたまらないお店です。平日限定で飲み比べセットが900円が非常人気で、三種類の日本酒を楽しむことが可能です。
純米酒の美山錦おりがらみ、純米酒大吟醸生酒another、特別純米生酒おりがらみ雄町など低価格で試飲ができるので、伏見のこのみの日本酒探しにはもってこいのお店です。お酒のメニューは、こちらの酒蔵の銘柄である蒼空の「特別純米生原酒 雄町」420円、「特別純米生原酒 短拝渡船」420円、「純米吟醸酒 山田錦」450円、「純米吟醸酒 山田穂」450円、「純米生酒おりがらみ 美山錦」450円、「凍結酒山田錦」550円になります。
取り分け1日限定10杯の凍結酒山田錦は、シャリシャリに半分凍った蒼空の山田錦を堪能できます。日本種はボトルでの注文は追加で500円必要です。フードメニューは、「山うに豆腐」490円、「漬物」490円、「クリームチーズの酒姿のせ」490円、「鴨肉のスモーク」490円になり日本酒とよくあいます。ノンアルコールのメニューも用意されているのでお酒は苦手だけど付き添いでという方にもおすすめです。
お店は伏見区の今町にあり最寄り駅の伏見桃山駅から徒歩10分程度になります。定休日は毎週水曜日で、営業時間は11:30から18:00までとなります。店内は全部で12席ほどですがカウンター席とテーブル席があるバースタイルのお店です。お店で提供されているお酒はボトルで購入することが出来るので、気にいった銘柄のものは自分用やプレゼントに最適です。
米の旨味を味わえる伏見の老舗酒蔵「豊澤本店」
伏見の酒蔵観光でお土産の日本酒におすすめなのが創業慶応年間で、江戸時代の終わり事になる老舗の酒蔵の豊澤になります。初代の店主が九州から関西地方で行商にて酒類を販売し始めたのが創業の始まりで、小売りからオリジナルの酒を手掛けたいという事で、江戸時代から明治初期に時代がうつり酒蔵を構えて本格的に酒造りを伏見で開始。
豊澤の有名銘柄のお酒は「豊祝」になり、その他に純米大吟醸酒「京纒」、大吟醸酒「清滝の雫」などを合わせて30銘柄ほどを販売しています。豊澤は現在4代目となり新しい技術と古き良き時代の製法を融合し、あたらしい試みにも取り組んでいます。豊澤を代表する豊祝 純米吟醸は伏見の名水である白菊水を利用しているため、淡麗であっさりとしていながらお米の優しい味を堪能できます。300mlは500円ほどなのでお土産にもおすすめです。
海外でも高い評価の酒蔵「斉藤酒造株式会社」
明治24年創業の伏見で清酒英勲というと有名な酒蔵になります。この酒蔵の英勲は毎年行われる全国の新酒酒鑑評会で、14年連続で金賞を受賞している歴代で一番長い受賞歴のタイトルを誇ります。明治創業ということで伏見ではわりと新しい酒蔵ですがそれでも140年ほど続いています。英勲は日本酒とリキュールが販売されています。毎年春には酒蔵が一時開放されるので試飲を含めた見学が可能になります。
そんな清酒英勲を楽しめるグルメスポットもあり、英勲蔵元直営店の醪音伏見店は伏見の酒蔵巡りの中でもおすすめのお店になります。日本酒好きのために作られたお店は、モダンなバーのような雰囲気で日本種の他にもビールやリキュール類も置かれています。やはりおすすめは蔵元が厳選する特別限定酒「清酒英勲三酒盃」の飲み比べセット950円になります。
斉藤酒造を代表する英勲の飲み比べがこの価格で出来るの、蔵元直営店の居酒屋だからかもしれません。またここでしか飲めない限定酒を季節ごとに入荷しており、英勲の純米しぼりたて生原酒や、水天一碧純米大吟醸の七年熟成酒などがグラス売りで500円から900円程度、片口売りで1000円から1800円程度で楽しめます。市販に出回っていないような限定酒が提供されるので斎藤酒造の日本酒が好きな方にはおすすめです。
酒蔵の試飲と違いきっちりと日本酒と酒の肴も楽しめます。料理類は「刺身の盛り合わせ」や「かつお炙り」「生ほたるいか」などをはじめ、本日のおすすめ逸品料理ということで「京都産の若竹煮込」「牛串揚げ」「黒毛和牛のサーロン酒麹西京焼き」などが堪能できます。旬の食材を使用した料理は提供される日本酒にあるものばかりで満足度は高いでしょう。
また腰を据えてゆっくりと飲みたい方は英勲を十分に堪能できる「醪音コース」3800円が人気です。お店の場所は伏見の観音寺町になります。定休日は不定期のため訪問前に電話確認しましょう。営業時間は月曜日から土曜日が17:30~23:30までとなり、日曜日と祝日が17:00~22:30となります。間接照明がしっかりと効いた店内は落ち着いた雰囲気で、日本酒と酒の肴を楽しめるお店です。
伏見では酒蔵開きのイベントが楽しい!
「酒蔵開き」では絞りたてのお酒が飲める
伏見銘柄共同組合の酒蔵で、毎年搾りたての清酒を堪能することが出来る酒蔵開きがイベントで開催されます。酒蔵開きのイベントは新酒のできる時期である毎年12月の上旬と、2月の上旬の行われます。各酒蔵のしぼりたての新酒を有料になりますが試飲することができます。新酒開きのイベントには新酒のほかに、酒粕、酒まんじゅう、京するめ、粕汁などが楽しめます。搾りたての新酒を飲める機会は少ないで堪能しましょう。
「伏見の清酒まつり」も必見
京都の酒処である伏見では、伏見の魅力を知って欲しいということで伏見の日本酒のまつりである「伏見の清酒まつり」が毎年開催されます。イベント開催地は伏見大手筋商店街になり、参加料は前売り1800円、当日2000円で1000円分の食券が付いてきます。食券では伏見の地元のソウルフードや清酒を楽しめます。イベントの開催日は毎年違うようですが2018年は11月17日で、おおむね11月の中旬から下旬が毎年の開催日のようです。
イベントは三部制で受け付けられており、1部14:00から15:20まで、2部15:30から16:50まで、3部17:00から18:30までとなります。各回1200名までが参加人数の上限で3600名限定のイベントとなります。毎年多くの方が伏見を訪れ伏見の酒蔵の清酒を楽しんだり、ソールフードでランチを堪能する方も多いようです。お問い合わせは大手筋商店街になるようです。
伏見の酒蔵続く町並みは歴史が詰まった圧巻の佇まい
京都の酒処である伏見の酒蔵巡りのおすすめマップから、伏見の酒蔵の歴史やおすすめの飲食店などについて紹介させて頂きましたが如何だったでしょうか?京都の伏見というと伏見稲荷大社や、醍醐寺など有名な京都の観光名所もある人気のエリアです。そんな伏見の酒蔵巡りで日本の文化である日本酒を楽しみ、お気に入りの銘柄を見つけてみてください。