ブラック・ルシアンの簡単作り方・レシピ!カロリーや度数もご紹介!

カクテルの中でも人気が高いブラック・ルシアン。バーなどに行くとよく出てくる定番のカクテルです。そこで今回は、ブラック・ルシアンを自宅で簡単に作ることが出来るレシピや、カクテルのアレンジ方法をまとめました。また、意外と知られていないブラック・ルシアンのアルコール度数やカロリーをはじめ、ブラック・ルシアンに込められた意味や名前の由来についての情報も紹介したいと思います!

ブラック・ルシアンの簡単作り方・レシピ!カロリーや度数もご紹介!のイメージ

目次

  1. 1ブラック・ルシアンのレシピが知りたい!
  2. 2ブラック・ルシアンとは?
  3. 3ブラック・ルシアンの度数とカロリー
  4. 4ブラック・ルシアンのレシピ
  5. 5ブラック・ルシアンを自宅で作ってみよう!

ブラック・ルシアンのレシピが知りたい!

ブラック・ルシアンは、女性から人気が高いカクテルのひとつです。バーなどで出てくるイメージが強いブラック・ルシアンですが、自宅でも簡単に作ることが出来るレシピがあることを知っていますか?今回は、美味しいブラック・ルシアンを作るためのレシピやコツをまとめました。

また、知っておきたいブラック・ルシアンのアルコール度数やカロリー、ブラック・ルシアンに込められた意味などの豆知識も合わせて紹介します。ブラック・ルシアンのアレンジ方法もまとめているので、自宅で美味しいカクテルを楽しみたい方やカクテルについて詳しくなりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ブラック・ルシアンとは?

そもそも、ブラック・ルシアンとはどのようなカクテルなのでしょうか?ブラック・ルシアンを一層楽しむために、カクテルが持つ意味や特徴について理解しておくことが大切です。また、名前がよく似ているホワイト・ルシアンとの違いも知っておきましょう。

ブラック・ルシアンの意味

ブラック・ルシアンは、ギュスターヴ・トップスというチーフバーテンダーが食後に楽しむことを目的に考案したと言われる、甘口のカクテルです。カクテルの名前の由来ですが、ルシアンという単語にはロシア人という意味や、ロシア連邦そのものという意味があります。カクテルの色と、ロシア産のウォッカを使用したことからその名前で呼ばれるようになったと言われています。

また、カクテルにはそれぞれ意味が込められており、言葉や気持ちの粋な表現の仕方として知られています。カクテル言葉酒言葉とも呼ばれており、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?ブラック・ルシアンが持つ意味は「強敵」です。大胆な考え方を示す無邪気な人柄という意味も含まれています。

ブラック・ルシアンはカルーアベースのカクテル

ブラック・ルシアンは、香り高いコーヒーの風味とまったりとした甘みが特徴のカルーアを、ウォッカで割って作られるカクテルです。ブラック・ルシアンの色は濃い茶色で透明度が高く、アイスコーヒーとよく似た見た目をしています。無色のウォッカで割っているので、カルーアの色が綺麗に出るのです。

ウォッカはアルコール度数が高いことで有名ですが、無味無臭と言っていいほどクセがなく、リキュールの味を邪魔しません。そのため、ウォッカとカルーアを合わせて作られるブラック・ルシアンは、カルーアの風味や甘みが強く感じられます甘口ながらもコーヒーの風味を堪能することが出来るので飲みやすいと女性から人気が高いカクテルです。

ホワイト・ルシアンとの違いは?

名前が似ているホワイト・ルシアンですが、ブラック・ルシアンとどこが違うのでしょうか?ホワイト・ルシアンはブラック・ルシアンに生クリームをプラスして作られるカクテルです。生クリームが入っているため、ブラック・ルシアンと比べて、なめらかな口当たりクリーミーで濃厚な味わいを楽しむことが出来ます。

ホワイト・ルシアンの名前の由来には諸説ありますが、黒いカクテルに白い生クリームが浮いている様子が雪一面のロシアを想像させることからホワイト・ルシアンと名付けられたという説が主流です。ホワイト・ルシアンが持つ意味は「愛しさ」で、愛の告白などのシーンでも利用されるお洒落な意味を持つカクテルです。

ブラック・ルシアンの度数とカロリー

甘くてやみつきになるブラック・ルシアンですが、アルコール度数やカロリーが気になるという方も多いのではないでしょうか?ここでは、事前に知っておきたいブラック・ルシアンのアルコール度数や、カクテルのカロリーを紹介します。飲み過ぎやカロリーオーバーを防ぐためにも、アルコール度数やカロリーについてしっかりと理解しておくことが重要です。

意外と高めなブラック・ルシアンの度数

ブラック・ルシアンの度数は32%です。定番のカクテルとも言えるカシスソーダが度数5%カンパリソーダが度数9%テキーラサンライズが度数13%ジントニックが度数15%です。ちなみに、同じカルーアベースのカクテルであるカルーアソーダの度数は8%カルーアミルクの度数が10%です。これらと比較すると、ブラック・ルシアンの度数は高いということがわかります。

なぜブラック・ルシアンの度数が高いのかというと、ブラック・ルシアンのレシピで2/3を占めるウォッカが高度数であるためです。ウォッカの度数は40%と言われています。また、カルーアの度数は20%で、決して低い度数ではありません。ブラック・ルシアンは高度数のウォッカとカルーアを合わせたカクテルなので、他のカクテルと比べて度数が高くなります。

ブラック・ルシアンはレディ・キラーという異名を持つカクテルでもあります。ブラック・ルシアンはお酒独特のクセが少なく、甘口で飲みやすいのでつい口に運んでしまいがちです。しかし、アルコール度数が高いので、あっという間に酔いが回ってしまうことからそう呼ばれるようになったと言われています。少しずつ味わいながら飲み、合間にチェイサーを挟むなどして、飲み過ぎを防ぐようにした方がいいでしょう

ブラック・ルシアンのカロリーは?

では、ブラック・ルシアンのカロリーはどれくらいなのでしょうか?カルーアのカロリーは10mlあたり29キロカロリーで、ウォッカのカロリーは10mlあたり24キロカロリーです。レシピではカルーアを20ml、ウォッカを40ml使用するので、合計するとブラック・ルシアンのカロリーは154キロカロリーとなります。

他のカクテルのカロリーを見てみましょう。ピーチウーロンが50キロカロリーキールが70キロカロリーモヒートが110キロカロリーカシスオレンジが176キロカロリーです。また、同じカルーアを使用して作られるカルーアミルクは205キロカロリーです。これらと比較してみると、ブラック・ルシアンのカロリーは平均的な数値であると言えるでしょう。

しかし、だからといって安心してはいけません。ブラック・ルシアンは甘味が強くて口当たりがいいので、ついつい飲み過ぎてしまいがちです。度数が高い上にカロリーの摂り過ぎにも繋がりやすいカクテルです。アイスコーヒー感覚で飲んでしまうとあっという間にカロリーオーバーしてしまうため、飲みすぎには十分注意しましょう。

ブラック・ルシアンのレシピ

外に飲みに行くことが出来ないときには、自宅でブラック・ルシアンを味わいましょう。材料があれば、簡単に作ることが出来ます。特別なものは使わず、手頃に揃えることが出来る材料を使用するので、気軽にチャレンジすることが出来るのが嬉しいところです。紹介しているのはグラス一杯分の分量ですが、お好みに合わせて調節してください。

ブラック・ルシアンのレシピに必要なもの

ブラック・ルシアンのレシピには、カルーアウォッカを使用します。カルーアやウォッカは酒屋はもちろんのこと、スーパーなどでも取り扱っている店舗があるのでチェックしてみてはいかがでしょうか?また、カクテルの冷たさを維持するために、大き目の氷も準備しておきます。

道具にもこだわりたいという方は、ロックグラスやリキュールを計量するときに使うメジャーカップ、ステアするときに使うバースプーンを用意するといいでしょう。100均でも揃えることが出来る道具なので、自宅で晩酌をする機会が多いのであれば、買っておいて損はないと思います。

ブラック・ルシアンの作り方レシピ

  • ウォッカ40ml
  • カルーア20ml
  • 氷2個
  • ロックグラス
  • メジャーカップ
  • バースプーン

  1. ロックグラスに氷を入れます。
  2. ウォッカ、カルーアの分量を量り、グラスに注ぎます。
  3. バースプーンを使って2~3回程度ステアします。
  4. 全体がよく混ざったら完成です。

ブラック・ルシアンを作るときのコツ

ブラック・ルシアンのレシピで使う氷は、溶けにくい純氷を使用することをおすすめします。氷が解けてカクテルが薄まえい、味が変わってしまうのを防ぐためです。また、純氷が透明度が高いので、カクテルに入れると見栄えが良くなるというメリットもあります。

純氷は不純物が混ざった氷よりも凝固点が高いので早く凍り始めます。この性質を利用すると、自宅でも簡単に作ることが純氷を作ることが出来ます。大きめの容器に水を張って冷凍庫に入れ、2/3程凍ったところで取り出します。まだ凍っていない水には不純物が混ざっているため捨てます。残った氷は混じり気のない純氷なので、好みの大きさに砕いて使用しましょう。

また、ステアの仕方にもコツがあります。カルーアは下に沈みやすいので、バースプーンで下から上にすくいあげるように混ぜましょう。こうすることで、全体がムラなく混ざります。混ぜるときはバースプーンをゆっくりと動かし、泡立たないように気を付けると綺麗な仕上がりのカクテルになります。

生クリームを足してホワイト・ルシアンにも

ブラック・ルシアンのレシピに生クリームをプラスすると、ホワイト・ルシアンというカクテルになります。ブラック・ルシアンを作ってから生クリームを注ぎます。カクテルと生クリームが2層に分かれ、華やかな見た目のカクテルを楽しむことが出来ます。生クリームが手元にない場合は、牛乳を使っても美味しく作ることが出来るので覚えておくといいでしょう。

ホワイト・ルシアンを綺麗に作るポイントは、生クリームをゆっくりと静かに注ぐこと。勢いよく入れてしまうと、カクテルが濁ってしまうため注意が必要です。また、ウォッカの量が多すぎると生クリームが綺麗に浮かないので、作るときは分量をしっかりと量りましょう。ウォッカがカルーアの分量の2倍以上にならないように気を付けると、上手に2層に分けることが出来ます

ブラック・ルシアンのウォッカを別のお酒に替えてみよう

ブラック・ルシアンのレシピをベースとして、さまざまなカクテルを作ることが出来ます。簡単なアレンジとして、ウォッカを別のお酒に変更するという方法が挙げられます。分量はそのままで、お酒の種類だけを変えるので失敗いらずなのも嬉しいポイントです。自宅にあるお酒でカルーアを割ってみると、新しい味を発見することが出来るかもしれません。

例えば、ウォッカをテキーラに替えて同じように作ると「ブレイブブル」というカクテルになります。ブレイブブルはキリッと引き締まった後味が魅力のカクテルです。また、ウォッカをブランデーに替えると、「ダーティーマザー」という風味豊かなカクテルが出来上がります。ウイスキーを使って作る「ブラックウォッチ」は、ウイスキー独特の香りとカルーアの甘みがよく合うカクテルです。

ブラック・ルシアンのカルーアを替えてみるのもおすすめ

カルーアの味に飽きてしまったら、別のリキュールを使って作ってみるといいでしょう。ウォッカにはクセがないので、どんな種類のリキュールともよく合います。リキュールは基本的に少量ずつしか使用しないので余りがちなのが難点ですが、もし中途半端に残ったリキュールがあれば、ブラック・ルシアンのアレンジに使ってみることをおすすめします。

例として、アーモンドの香りが特徴のアマレットというリキュールを使って作ると「ゴットマザー」というカクテルになります。オレンジジュースで割ると、有名なカクテルである「スクリュードライバー」の出来上がりです。また、ブラック・ルシアンの元祖と言われる「ルシアン」は、カルーアをカカオリキュールに変更し、少量のジンをプラスして作ることが出来ます。

ブラック・ルシアンをヘルシーに楽しむ方法

お酒があまり強くないという方や、ダイエット中の方もブラック・ルシアンを楽しむ方法があります。アルコール度数が高めのカルーアの代わりに、濃い目に作ったアイスコーヒーを使ってみてくださいコーヒーの風味はそのままに、カロリーや度数を下げることが出来ます。事前にアイスコーヒーに甘味をつけておくと、より本格的な味わいになります。

甘さ控えめのブラック・ルシアンを味わいたいときは、カルーアをエスプレッソリキュールに変更してみましょう。エスプレッソリキュールはコーヒーの風味や苦味を楽しむことが出来るリキュールで、苦味を前面に押し出している分、甘さはそれほど強くありません。エスプレッソリキュールを使うと、大人向けの味わいのブラック・ルシアンを作ることが出来ます。

ブラック・ルシアンを自宅で作ってみよう!

いかがでしたか?今回は、ブラック・ルシアンのレシピやカクテルが持つ意味、ブラック・ルシアンのアレンジ方法などについて紹介しました。毎日の晩酌はもちろんのこと、おもてなしやホームパーティーなどのシーンでお洒落なカクテルをサッと作ってみせると、周りと差がつくこと間違いなしです。

手軽に揃えることが出来る材料を使って、美味しいブラック・ルシアンを自宅で楽しみましょう。ブラック・ルシアンはバリエーションが豊富で、アレンジ自在なカクテルでもあるので、色々作って飲み比べてみるのも面白いかもしれません。

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