レモンバーベナの効能や効果は?ハーブティーなど使い方も紹介!

レモンバーベナというハーブを知っていますか?レモンバーベナとは、柑橘系の香りが特徴のハーブの1つです。ハーブティーにすれば不安や緊張を和らげ、精油にすれば精神の落ち込みを改善するなどの効能を持っています。この記事では、レモンバーベナについてまとめています。レモンバーベナの使い方や効能、また妊娠中に使えるハーブなのかどうかについてもまとめているので、ハーブが好きな方はぜひチェックしてみてください。

レモンバーベナの効能や効果は?ハーブティーなど使い方も紹介!のイメージ

目次

  1. 1レモンバーベナの使い方や効果や効能を知りたい
  2. 2レモンバーベナとは?
  3. 3レモンバーベナの成分と効果効能について
  4. 4レモンバーベナの使い方
  5. 5レモンバーベナの副作用や注意点について
  6. 6レモンバーベナの効果や効能を毎日の生活に生かしてみよう!

レモンバーベナの使い方や効果や効能を知りたい

レモンバーベナとは、柑橘系の爽やかな香りが特徴のハーブの1種です。古くから予言や呪術の効果を高めると信じられ、媚薬としても使われて来ました。ハーブティーにすれば緊張や不安を和らげ、精油にすれば精神の落ち込みを回復するなどの効能を持ったハーブです。この記事では、レモンバーベナについてまとめています。レモンバーベナの使い方についてもまとめているので、ハーブが好きな方はぜひチェックしてみてください。

レモンバーベナとは?

レモンバーベナとは、バーベナというハーブの種類の1つです。レモンという名前の通り、柑橘系の爽やかな香りが特徴のハーブです。ハーブティーにすれば緊張や不安を和らげ、精油として使えば精神の落ち込みを回復するなど、様々な効能を持っています。古くから予言や呪術の力を高めるとされ、媚薬として使用されていました。現代でも、海外では香水として利用されたり、日本でもハーブティーや料理に幅広く使用されています。

精油やアロマとしての人気が高いバーベナ

バーベナは元々、精油やアロマとしての人気の高い定番のハーブです。レモンバーベナは、バーベナの中でも特に柑橘系の香りが強いことから、レモンという名前が付きました。鎮静や消化不良の改善など、現代社会に欠かせない効能を持っていることから人気になり、現在では世界中で栽培されている代表的なハーブの一つとなりました。海外では香水として利用されたり、日本でもハーブティーや料理に活用されています。

レモンバーベナには鎮静効果があります。レモンによく似た爽やかな香りが神経の緊張や不安、悲しみを和らげたり、気持ちを穏やかにしてくれるという効能が期待されています。また、鎮静効果があるので不眠症にも有効なハーブでもあります。ハーブティーとして体内に取り入れた場合は胃腸の調子を整えたり、消化を促進する効能があります。このことから、レモンバーベナのハーブティーは夕食から就寝前に飲むことがおすすめです。

レモンバーベナの味や香りは?

レモンバーベナは、その名の通りレモンによく似た匂いをしています。本物のレモンよりもマイルドな香りなので、鼻につくようなツンとした香りはありません。味はレモンとは違うものの、香りが近いことやほのかに酸味があることから、レモンに似た味だと評価する人もいます。ハーブティーにした場合は、香りが強いものの、まろやかで上品な味わいが特徴のハーブティーになります。

苗を植えれば育て方も簡単

レモンバーベナは、とても栽培が簡単なハーブでもあります。レモンバーベナを育てておけば、少し体調が悪い時などすぐに収穫してハーブティーにすることで、風邪の予防や精神の安定につながります。家庭菜園でも簡単に育てることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

レモンバーベナは、日当たりと風通しさえ良ければ特別な手入れは必要ありません。暖かい環境に自生しているハーブなので、寒い地域や冬だけは室内に入れておくようにしましょう。種は市販が少ないので、苗から育てるようにしましょう。それ以外は特に注意することもなく、簡単に育てることができます。

レモンバーベナの成分と効果効能について

ここで、レモンバーベナの成分と効能について解説します。レモンバーベナには鎮静効果があり、神経の緊張や不安、悲しみを和らげ、気持ちを穏やかにしてくれる効能を持ちます。体内に取り入れれば胃腸の働きを良くしたり風邪の予防に効果を発揮するなど、とても幅広くそして優しい効能を持つハーブです。できれば常備しておいて、身体や心に不安があればすぐ使えるようにするのが理想的です。

レモンバーベナの成分

レモンバーベナは、ハーブティーとして使うこともできますが、精油として使われることがほとんどです。レモンバーベナの成分の多くは、精油にした時に効能を発揮するものが多いからです。主な成分はシトラール、ネラール、ゲラニアール、リモネン、βカリオフィレン、ゲルマクレンD、αファルネセン、αテルピネオール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、1.8シネオール、ネロリドール、スパツレノール、カリオフィラジエノールです。

レモンバーベナに含まれる成分の中でもシトラールは香りが強い成分です。シトラールとは、レモンにも含まれている成分で、レモンバーベナの香りの主な成分となっています。他にも、バラのような甘い香りが特徴のネロールや、抗菌作用や抗不安作用、皮膚の弾力を回復する効能のあるゲラニオールなどが含まれています。

食用としてのレモンバーベナの効果効能

レモンバーベナを体内に取り入れた場合の効能ですが、胃腸の働きの改善解熱鎮静効果があります。風邪のひきはじめなどに飲むことで、風邪の予防にとても効果的です。他にも、イライラや不安、気分の落ち込みを解消して精神を安定させる効能もあります。血行を良くすることで、冷え性や貧血を予防する効能もあります。また、鎮静効果が強いので不眠症の改善にも効能を発揮するので、眠れない時などに飲んでみましょう。

レモンバーベナはハーブティー以外にも、葉を乾燥させて細かくしたものをケーキの香りづけに使うこともあります。この場合もハーブティー同様様々な効能があるので、ハーブティーが苦手な方はお菓子の香りづけなどに使用して摂取しましょう。

精油としてのレモンバーベナの効果効能

レモンバーベナは食用としても使用できますが、多くは精油として利用されています。精油として利用する場合は、精神の落ち込みを回復して、悲しい気持ちを和らげ明るく前向きにしてくれます。他にも、副交感神経を刺激して不眠や自律神経失調症の改善に効能を発揮します。血行を良くすることで冷え性やむくみの改善にも効果があります。また、免疫力を高める効能があるので、風邪の予防や花粉症の症状の緩和にも期待されています。

また、レモンバーベナの精油には正しい使い方があります。レモンバーベナの精油を直接肌に触れさせる時は、必ず精油の濃度を1%以下になるように薄めましょう。精油にお風呂を入れることもできますが、この場合も濃度に気を付けて正しい使い方をしましょう。また、精油は食用ではありません。正しい使い方をしなければ良い効能を得られないだけでなく、身体にも良くありません。必ず使い方を確認しましょう

レモンバーベナの使い方

ここで、レモンバーベナの使い方について解説します。レモンバーベナはとても幅広い効能を持つハーブですが、使い方を間違えると良い効果を得られないどころか、身体にも悪影響が出ます。必ず使い方を確認して、正しい使い方でレモンバーベナを使うようにしましょう。

ハーブティーとしての使い方

レモンバーベナをハーブティーとして使う場合は胃腸の働きを改善したり、精神の安定や血行促進など様々な効能があります。寝付きを良くする効果や不眠症の改善にも効果を発揮するので、レモンバーベナのハーブティーは夕食後から就寝前に飲むことがおすすめです。夕食後に飲むことで、消化を促し就寝前の胃に負担をかけず、また自然に眠れるようになります。

ただし、レモンバーベナは非常に力の強いハーブでもあります。長期間に渡って摂取を続ける、1日にたくさん摂取してしまうと、逆に胃腸に負担をかけてしまいます。すぐに健康被害が出る訳ではありませんが、ハーブティーは1日1杯、毎日飲むのはやめる、などの工夫が必要です。特に妊娠中の方は、できるだけレモンバーベナを避けるようにしましょう。

レモンバーベナにはカフェインが含まれていない上に、妊娠中の方でも飲むことができるハーブティーです。しかし、妊娠中の方の中でも特に妊娠初期の方は最も体に気を付けなければならない時期なので、レモンバーベナ含めハーブティーは飲まない方が安心です。妊娠中でも安定期に入ればレモンバーベナを飲むことはできますが、その場合も飲み過ぎには注意して多量摂取、長期摂取は避けましょう

様々な料理も使ってみよう!

レモンバーベナはハーブティーだけでなく、様々な料理に使って摂取することができます。とても香りの高いハーブなので、ケーキなどのお菓子の香りづけに使われることが多く、香り高いお菓子を作ることができます。ただし、レモンバーベナ自体は酸味がほとんど無いので、チーズケーキなどにする場合はレモンと合わせましょう。

他にも、レモンバーベナはピクルスにも使うことができます。ピクルスの漬け汁にレモンバーベナを入れて香りを付けるだけで、一味違ったピクルスを楽しむことができます。レモンバーベナの強い香りに合わせて、少し酸味を強くしておけば、あとで様々なアレンジに使うことができます。

レモンバーベナは多量摂取や長期摂取をしてしまうと、胃に負担をかけてしまいます。その為、レモンバーベナを使ったお菓子をたくさん食べて、レモンバーベナのハーブティーを一緒に飲むなどしてしまうと、身体に悪影響が出る恐れがあります。レモンバーベナは体に良いハーブですが、食べ過ぎや飲み過ぎには注意しましょう。

精油を肌に付ける場合は濃度に注意!

レモンバーベナの精油は、抗炎症作用や抗菌作用があります。皮脂のバランスを整えることで、脂性肌やニキビに効果があるとされています。しかし、レモンバーベナの精油はとても刺激が強いので、肌に直接触れる場合は必ず濃度を1%以下になるように薄めてから使いましょう。皮膚刺激があるので、敏感肌の方はできるだけ使用を避けるか、医師に相談してから使うようにしましょう。

レモンバーベナの精油はとても皮膚刺激が強い精油です。敏感肌の方はもちろんのこと、妊娠中の方もできれば使わないようにしましょう。アロマとして焚くこともできますが、この場合も妊娠中の方、特に妊娠初期の方は勝手な判断で使わず、絶対に医師の指導を受けてから使ってください。

レモンバーベナの副作用や注意点について

ここで、レモンバーベナを使う際の注意点について解説します。レモンバーベナは様々な効能を持つハーブですが、正しい使い方をしなければ体に悪影響を及ぼす可能性があります。レモンバーベナは刺激の強いハーブなので、特に妊娠中の方は注意が必要です

レモンバーベナは妊娠中でも使える?

レモンバーベナのハーブティーは妊娠中の方でも飲むことができます。しかし、妊娠初期の方は特に体に注意が必要な時期です。その為、レモンバーベナを含めハーブティーを飲むのは控えましょう。妊娠中でも安定期に入ればレモンバーベナのハーブティーを飲むことはできますが、多量摂取や長期摂取は体に負担をかけるので、妊娠中の方は特に注意しましょう。勝手な判断で飲んだりせず、医師に相談してから飲みましょう

妊娠中の方でも、安定期に入った方や医師の許可があればレモンバーベナのハーブティーを飲むことはできます。しかし、精油を使うことは避けましょう。レモンバーベナの精油は非常に刺激の強い精油です。その為、妊娠中の方のように体の安定が必要な方、普段以上に刺激に気を付けなければいけない方にとっては危険な精油でもあります。

精油は肌に付けるだけだから、薄めているから大丈夫だと決めつけて使わないようにしましょう。精油を肌に塗って効果が出るということは、精油が皮膚を通じて体内に入っていることになります。その為、妊娠中など体に注意が必要な方にとっては、レモンバーベナの精油は体や赤ちゃんに悪影響を及ぼすこともあるので、レモンバーベナの精油は使用しないようにしましょう

レモンバーベナの一日の摂取量

レモンバーベナの一日の摂取量の目安は、古くから500mgから1000mgまでと定められていました。ハーブティーの場合はそれ程多くのレモンバーベナを摂取することはないので、1日に2杯から3杯までが目安です。それ以上の量はレモンバーベナの摂りすぎで、胃に負担をかけてしまいます。また、毎日欠かさずレモンバーベナのハーブティーを飲むのはやめましょう。数日飲んだら飲まない日を数日設けるなど、長期摂取は避けてください。

レモンバーベナのアロマであれば、摂取量を気にする必要はほとんどありません。薄くなった精油が空気中に広がっているだけなので、多量に摂取してしまうことはほぼありません。しかし、妊娠中の方は念の為医師に相談をした上でアロマを使うようにしましょう。また、ペットがいる家では、ペットの体に悪影響なので、絶対にアロマを焚くのはやめましょう

レモンバーベナの効果や効能を毎日の生活に生かしてみよう!

いかがでしたか?レモンバーベナは、鎮静効果消化の促進精神の落ち込みを回復させるなど様々な効能を持ったハーブです。特に不眠症や自律神経失調症の改善にも役立つハーブなので、現代社会に無くてはならない存在になりつつあります。栽培も簡単なので、身体や心に不安や悩みのある方は自宅で栽培して必要な時に使ってみましょう。いずれの場合も、多量摂取や長期摂取、妊娠中の方の摂取には十分に注意を払いましょう。

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