大阪スパイスカレーがすごい!独創的なスタイルとあいがけなどを解説!
スパイスカレー関東以北の方にとっては、知らない分らないのではないだろうか?スパイスカレーの発祥地は、関西大阪なのだ。スパイスカレーとは本場のインドやスリランカなどとも違う、独特のスパイスでスパイスの刺激がダイレクトに味わえるのである。甘、塩、酸、苦、旨の五味を意識して作ってあるので、日本人の味覚にあっているのだ。2種類のカレーを盛り合わせにすることが多く、既存のカレージャンルにには当てはまらない大阪独自で発祥、元祖店もある。人気店も多く紹介したい。
目次
大阪スパイスカレーの魅力を知ったら今すぐ食べたくなる!
スパイスカレーは大阪が発祥地である。カレーの味を決めるのは、スパイスの比率にあるのだ。スパイス黄金比率「4:1:4:8:4:2」さえ守ればスパイスカレーが作れるのだ。誰にも作れるスパイスカレーを知りたい方にレシピなどで説明しているので、最後まで読むことだ。使用するスパイスは、クミンシード、ターメリック、カイエンペッパー、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、ガラムマサラである。基本は記憶しておくことだ。
大阪スパイスカレーの発祥物語
スパイスカレーの発祥は「カシミール」など1990年前後に開店した元祖、有名カレー店である。専門店の店主たちが常連さんだったのだ。元祖、人気店の味を道標に世界各地のスパイスを取り入れ、各自が似て非なる味を生み出したのだ。その積み重ねで何がなんだかわからない店が続出して、一纏めになったのだ。発祥人気店に共通するのは商売はそっちのけで、味にこだわる間借り営業などでコストを抑える店もあったのだ。
独自の進化を遂げたスパイスカレーが大阪で大ブーム!
大阪発祥「スパイスカレー」はその名の通り、強烈なスパイスが味わえるカレーの一種である。一般的なカレーライスとは異なり、インドやタイ風カレーとも違ったカレーなのだ。大阪で発祥し大ブーム、大人気となっている。近年東京にも人気が拡大し、大手企業までもが参入をしているのである。有名元祖店の味を求めて来阪する客も増えて大阪の新名物になってきたようだ。
大阪は歴史的にカレーとのつながりが深い
食い倒れの街、大阪は庶民的な味の宝庫だ。カレーでは発祥、元祖の地位である。明治時代にカレーが日本に入ってきたときに気味悪がる日本人が多かったが大阪人はカレーに飛びつき、いち早く普及したといわれるのだ。有名なのが自由軒のカレーだ。1910年創業で大阪の洋食店の発祥、元祖的存在だ。いろいろな食材を混ぜて複雑な味を楽しむ「まむす文化」が根付いている大阪にしてカレーが受け入れられたのだろう。
本場インド料理のスパイシーなカレーを日本人好みにアレンジを加えて進化を遂げてきた
カレー好きの大阪人の胃袋を満たすため、人気店もいろいろ知恵をしぼり、味覚にあった味を追求しているのだ。大阪は地場のチェーン店がひしめく全国有数の激戦区になっている。追求している味とは「甘さ」である。人気店に共通するのは最初甘く感じるが、食べすすむうちに辛くなる追求なのだ。人気店に共通なのは辛さに違いはあるものの最初に甘さがくる点は同じである。辛いだけでは大阪では受け入れないのだ。
大阪スパイスカレーのおすすめ人気店
スパイスカレーの元祖とも言われる名店「カシミール」
「カシミール」店は、地下鉄北浜線の4番出入り口から徒歩5分である。開店時間12:00(遅れが多い)2時間待ちもありだ。店内は、カウンター席10席と店内は狭い。スパイスカレー発祥の店だ。元祖店主人にはこだわりがあり、店舗内には呼ばれるまで入らないこと、オーダーは主人が取りにくるまでは発言しない、カレーは手で受け取らず、主人がおいてくれるまで待つことである。開店時から変わらない人気鉄板メニューである。
カシミールのおすすめメニューだ。ミックスA肉はマトンでご飯は、玄米でも可、野菜たっぷりで100円だ。ほうれん草とチーズのカレーは、少し何かが違っている味だ850円だ。ミックスB(たまご付)マトンである、辛さはオーダーできる1000円だ。その他メニューは、ビーフ800円、チキン800円、キーマ850円、ヤサイ850円、タマゴ850円である。
あいがけ・あいめしが嬉しい「スパイスカリーバビルの塔」
大阪でブーム加熱中のスパイスカレー発祥地「バビルの塔」元祖店である。大阪市営地下鉄谷町四丁目駅から徒歩8分にある。営業時間は火~土11:30~15:00(売切れ次第終了)である。カレー店らしくないアンティークな家具を並べた店内、席数はカウンター席4、テーブル席6席である。店頭に飾られたバイク「バビル2号」が目印だ。この一帯を通称「裏谷四」と呼ばれている。行列必至の人気カレー店が発祥、密集した地域なのだ。
オープン前から行列のできる元祖店「バビルの塔」早い日には1時間で完売店じまいである。自称オリタナティブなカレー屋と呼ぶように、メニューは「肉カリー」「豆カリー」の2種だけである。具材は日替わりで「豆カリー」には季節野菜、「肉カリー」には牛や豚、マトンなどのほかに干しエビやマグロ、ズワイガニといった魚介類径が登場するのである。好みは変わっていくからメニューは固定しないのがこだわりだろう。
2種のカレーを同時に味わえる「あいがけ」がバビルの塔の代名詞といわれる。カレーが2種類しかないから印象が強いようだ。元祖店のこだわりだ。白米(ささにしき)とスパイスライス(高級タイ産香り米)の2種を半々で楽しめるのだ。「あいめし」は客の要望かで発祥当時からのメニューである。肉かリー850円、マトンキーマDX750円、鰹出汁キーマ850円、チキンマサラ850円、2種あいがけ900円、3種あいがけ1000円である。
本場スリランカの豪華スパイシーカレー「セイロンカリー」
「セイロンカリー」は長堀橋駅より徒歩5分である。セイロンカレー発祥の元祖といえる。営業時間はランチタイム11:30~15:00、ディナー18:00~22:00で日曜日営業。雰囲気は家族・子供と一人で入りやすい。バナナの葉を思わせるグリーンを基調とした店内はオシャレな空間、席が広い、カウンター席ありだ。最近少しずつ増えてきているスリランカ料理店元祖である。シェフはスリランカの料理で入賞した経歴の持ち主である。
料理コースはインディーアッパーセット(要予約)品数5品だ。米粉を麵状にして蒸してできた麵、カリー&豆カリー、ポルサンポーラ、ミニサラダ、デザート付1,500円だ。ランチメニューはNo.1人気アンブラである。スリランカの田舎の母が作る味といわれる副菜とパパダムとかリーを混ぜて食べる100円だ。フライドライスはスリランカ式チャーハンである100円だ。
ランチメニュービリヤ二はスパイス&カシューナッツ、レンズをバスマティライスと炊き込んだご飯、パスマティラス使用だ。1200円だ。コットゥはプレーンロティーを本場の鉄板で、細かく切ってカリーと炒めたもの1200円だ。ナンセットは特大ナン1枚、チキンティッカ2個、カリー2種で1000円である。
ワンプレートに旨さとスパイシーが盛り盛り「アアベルカレー」
「アアベルカレー」は地下鉄中央線九条駅2番出口徒歩15歩である。営業時間は12:00~15:00だ定休日は月、土、日、祝だ。総席数は13席、カウンター席5席テーブル席8席だ。インドの定食スタイルの食事である「ターリー」にインスパイアされたワンプレートに副菜いっぱいの彩り豊かなスパイスカレーを提供している元祖、人気店である。平日の昼のみの営業で会社員の方には、訪問のハードルが高いと思われるのだが?
メニューは、メインの「アアベルチキンカレー」単品Aと週替わりのカレーのあいがけにしたBのメニューとなっている。Aメニューアアベルチキンカレー950円、2種あいがけ(スパイスたまご付き)1100円だ。副菜はキドニービーンズイリミックッスタル、紫玉ねぎ・カブからし菜のカチュンバル、パブリカのライタ、レンコンのアチャール、パパドにトッピングのスパイスたまごである。
カレーとくつろぎ!旧ヤム邸
「旧ヤム亭」谷町店は市営谷町線谷町6丁目駅、徒歩3分の空堀商店街にある。営業時間火~土11:30~14:00、18:00~21:30.日11:30~18:00(完売になり次第終了)店舗の外観は昭和初期の日本家屋が現代にタイムスリップしたかと思われるレトロな日本家屋になっています。提供されるカレーは、小麦粉は一切使用しないこだわりの薬膳カレーの数々である。使用するスパイスは、焙煎したものを一人ずつ煮出して作っているのだ。
旧ヤム亭のメニューは、ランチメニューのカレー膳、3種類の日替わりカレーから2種類を合いがけするのだ。襲うザアア合い2品とピクルス、ヨーグルトがセットのメニューである880円だ。ランチ&ディナーのカレーライス、おなじみのカレーライスに加えてピクルスとヨーグルトがセットのメニューである880円だ。飲み物はチャイ、スパイスをおさえたマイルドな上品な味わいである450円である。
キーマカレーが美味しい!スパイス・カレー・シナジー
「スパイス・カレー・シナジー」はJR東西線北新地駅から徒歩3分、堂島レジャービル2Fにある。営業時間は月~金11:30~14:00(完売しだい終了)定休日は土、日、祝である。席数は9席でカウンター席7席だ。店内はやや照明が抑え目でムーディーな雰囲気がある。厨房にはオーナーママが1人で仕切っている。レギュラー看板メニューに週替わりメニュー15食限定である。完売すれば閉店である。
シナジーのメニューである。レギュラーメニューは「ホロホロチキンカリー」と「ポークジンジャーカリー」各800円だ。レギュラーメニュー2種にはトッピングメニューを選択できる仕組みだ。スモーク&スパイス醤油プラス生卵は濃厚なスモークされた醤油の香りを楽しむ100円、本日のジョロキアキーマ辛味マシにトッピングする100円、スパイス卵はトロトロの味玉とピリ辛フライドオニオン200円である。
ローストビーフカレーランチが美味しい!BaccoAgingBar
「バッコエイジングバー」は地下鉄西梅田駅徒歩5分である。営業時間はランチ11:30~14:30、ディナー17:00~23:30で日曜営業である。席数は48席、3Fに4~10名までの個室有りだ。店内は広くオシャレ空間が広がる。家族、子供連れも可能だ。話題の熟成肉を堪能できるダイニングバーである。定番のランプ、牛たんからミスジ、クリといった希少部位まで準備されている。
ランチメニューは3種類だ。牛ロースレアステーキランチはかなりのレアだ鉄板で好みの焼き具合で食べるライスのおかわりは自由だ。BACCO特製ローストビーフカレーランチはローストビーフがみっちり重ねられ、温玉を乗せ上から白いソースがかけられている。熟成和牛ハンバーグランチである。価格はすべて880円である。ソフトドリンクは120円、ランチビールやワインは300円である。
伝説の激辛カレーの味を再現!あいまい
「あいまい」は地下鉄谷町線南森町駅徒歩4分である。営業時間は月水金ランチ11:30~14:00、水ディナー18:30~19:30で定休日は毎火、木、土、日、祝日である。5年前に閉店したスパイスカレー発祥の地、元祖「辛口料理ハチ」の味を再現したいと新たに開店したのが「あいまい」なのだ。再現したカレー「魔女」、辛さ控えめの「小悪魔」マニアの「自己責任」と辛さにランキングありだ。
あいまいのメニューである。激辛カレー900円、辛口カレー900円、ハーフカレー900円、お持ち帰り700円、お肉トッピング300円、生卵50円、小悪魔(中辛)500円、魔女(激辛)900円、自己責任(超激辛)1000円、魔女と小悪魔ハーフ900円、魔女と自己責任ハーフ900円、魔女と小悪魔と自己責任トリプル900円、お持ち帰り弁当900円である。
ぐちゃまぜスリランカカレー!ロッダグループ
ロッダグループは地下鉄ドーム前千代崎駅徒歩4分である。営業時間月~水、金、土、日は11:00~15:30、火、水、金、土、日は17:30~22:00で定休日は毎週木曜日である。席数は14席カウンターありだ。本場スリランカで修行を積んだシェフが作るスリランカ料理発祥の店は、本格的な味である。人気店とは思えない店の構えである。店内は狭くカウンターメインで混雑する収容力だ。元祖スリランカ料理を味わえるロッダだ。
出典: https://eonet.jp
おすすめメニューはギャミラサセットである。すべての具材とバスマティライス、カレーを混ぜ合わせて食べるのだ。Aセット500円、Bセット700円、Cセット900円である。ディナーメニューはAセット1100円、Bセット1400円である。
ランチタイム限定!谷口カレー
「谷口カレー」はヤドカリ営業といってもよいスタイルを確立させた店だ。地下鉄堺筋線北浜駅から徒歩10分である。営業時間は11:00~売り切れまで、定休日は水曜~日曜日と実に変則な営業である。北浜と谷町8丁目の2箇所でヤドカリ営業という自店舗を持たずに他の店舗の空き時間のみの営業スタイルである。谷口カレーは、スパイスカレーの正統派スタイルだ。メニューは日替わりで1種類のみといったこだわりなのだ。
メニューは1種類のみである。スパイスチキンカレー900円だ。選択メニューは辛口と大盛りだけだ。スパイスをいれながら一皿ずつ温めるスパイスカレーである。最初はぐっとくる芳醇なスパイス感で、次に鳥の旨みが出てくる仕組みだ。油分も抑えめで見事な出汁とスパイスとの調和が楽しめる。酸味の効かせ具合に南インドのテイストを感じるだろう。
BARにも激ウマと評判のカレーが!anonymousの本格カレー
「アノニマス」は心斎橋駅から徒歩2分、丸清ビル5Fにある。営業時間は月~金18:00~翌1:00、祝日18:00~24:00で定休日は日曜日である。席数は7席でカウンター席ありだ。店内は照明を抑えたムーディーな空間が広がる。食事はカウンターオンリーである。BARとは思えない程のラインナップとクオリティで値段もリーズナブルである。
ディナーメニューである。おまかせSP1080円はいろいろトッピングがある。あさり、レンズ豆、山芋入りビーツ、三田産鹿肉、四角豆のラッサムなどである。ライスはバスマティライスと完璧に近いスパイスカレーだ。他のメニューはポーク870円、パクティーチキン870円、レンズ豆870円、2種あいがけ980円、生唐辛子110円、ごはん大110円である。
芸術的スパイスカレー!ボタニカリー
「ボタニカリー」は地下鉄御堂筋線本町駅徒歩5分である。営業時間は10:00から整理券を配布、11:00から売切れ次第終了である。定休日は日曜日だ。席数はカウンター席4席、テーブル席10席だ。店内はカフェバーみたいに落ち着いた雰囲気である。女性客が多いようで人気店だ。店主と女性が共同調理をしているのである。カウンター席からは物凄い量のスパイスの瓶が眼にはいる。
ボタニメニューは、ボタニカリーチキンである、特製スパイス&ハーブチキンベースのトロミのあるルーと3種のキーマ900円だ。シュリンプカリーエビである、魚介ベースのスープカリー仕上げにココナツミルク800円だ。ポージョカリーチキンである、魚介ベースのスープカリー仕上げにココナツミルク800円だ。合いがけは、ボタニカリーチキンとシュリンブカリーエビorチキン(辛さ指定)1000円である。
カレー通もおすすめスリランカカレー!ボンガラカレー
出典: https://lv99.jp
「ボンガラカレー」は阪急梅田駅から徒歩3分、阪急サン広場地下通り(B1F)にある。営業時間11:00~22:00で定休日は無しだ。席数は30席でカウンター席ありだ。子供可。スリランカ特有のスパイスを使い、独特の風味やコクを感じることができるカレエーや副菜を並べ食材とライスをまぜながら、変化する味を楽しむのがポイントだ。スリランカカレーを日本人に合うようにアレンジしたボンガラのこだわりである。
スリランカカレーを完成させた本格スパイスカレーだ。メニューはおまかせ5種に副菜3種が乗るボンガラプレート1280円、スリランカプレート1100円、選べる2種のカレープレート1280円、SPICE魂ビーフカレー780円の4種である。米はバスマティライスを使用だ。カレーは肉、魚介、野菜ベースなど約10種揃うレギュラー以外にも月替わりのカレーなどがあり、100種を超えるレシピがあるのだ。
食べ応えのあるロースとんかつが乗ったスパイスとんかつカリー!渡辺カリー
「渡辺カリー心斎橋店」は心斎橋駅から徒歩5分である。営業時間は、ランチ11:30~14:30、ディナー17:00~20:00、土、祝11:30~17:00で定休日は日、月である。店内はキッチンに面したカウンターに7席、ソファー席が2組、4人掛けのテーブルが2組である。北新地に渡辺カレー発祥元祖店がある。女性スタッフ3人で調理されているのだ。毎日食べたくなるカレーをテーマにしている専門店である。
出典: https://retty.me
オリジナルjカレーおすすめメニューは、プレミアムとんかつカリー(中辛)1650円である。衣にオリジナルスパイス、粉チーズをブレンドして、150gの肉厚ロースを使ったカレーには色鮮やかなパクチーやピクルスがトッピングされているのだ。他に、チキンカリー850円、羊のドライキーマ850円、ポパイキーマ950円、スパイスとんかつカリー1150円、元祖渡辺カリー1150円、黒咖厘1000円である。
大阪の有名カレー屋といえば?
生卵をまぜて食べる新しいスタイルを独自確立「自由軒」
「自由軒難波本店」は地下鉄なんば駅より徒歩5分である。営業時間は11:30~21:00で定休日は月曜日である。席数は38席だ。明治43年大阪初の西洋料理店として難波で創業したのだ。100年近く続く名物カレーが生まれた元祖店なのだ。「せんば自由軒」と名乗る店とは関係がないのだ。生卵のトッピングカレー発祥の店なのだ。又、調理方法やレシピは創業以来変わっていない、「うすくち」といわれるだし汁を使っているようだ。
大阪名物カレーの食べ方が店内に張ってある。「お好みでウスターソースをかける、卵とご飯を良くかき混ぜておめしあがりください」である。本店のメニューである。名物カレー750円、自由軒を代表する人気メニューだ。ハイシライス700円、名物カレーと人気を分けるハイシライスだ。別カレー700円、創業時から作られている別カレーだ。ドライカレー700円、別ハイシ700円、チキンライス700円だ。
甘さと辛さの融合にはまる「インデアンカレー」
「インデアンカレー」は7店舗あり、店名、営業時間、アクセスを紹介しておく。発祥、元祖店三番街店10:00~22:00阪急電車梅田駅徒歩1分。堂島店10:00~21:30地下鉄西梅田駅すぐ。アバンザ店11:00~20:00JR北新地駅徒歩2分。中之島フェスティバルプラザ店11:00~23:00地下鉄肥後橋駅直結。淀屋橋店11:00~22:30地下鉄淀屋橋駅直結。長堀店11:00~22:00長堀駅徒歩5分。南店11:00~20:00難波駅徒歩3分だ。
出典: https://pu-3.com
インデアンカレーの総合メニューである。各店で相違がある。ルーやご飯の量、タマゴ追加などおぷっションは統一されているのだ。インデアンカレー750円、インデアンスパゲティー730円、ミートスパゲティー730円、ハヤシライス620円、ピラフ620円だ。追加メニューはルーダブル500円、ル-大盛り200円、ライス大盛り50円、スパゲティー大盛り50円、ピクルス大盛り50円、タマゴ入り50円である。
ハイカラなヨーロピアンカレー専門店「サンマルコ」
「サンマルコ阪神百貨店梅田本店」は地下鉄四つ橋線西梅田駅(出入り口2)徒歩2分である。営業時間は月、火、日10:00~20:00、水~金、土、祝、祝前10:00~21:00である。カレーハウスサンマルコはヨーロピアンカレーをコンセプトにスパイスにこだわり、上質のビーフとフレッシュ野菜に20数種のスパイス、フルーツ、ヨーグルトを加えて仕上げたビーフカレーは、サンマルコのこだわりメニューだ。
サンマルコ本店のメニューである。ビーフカレーはサンマルコの人気No.1メニューである、ビーフとフレッシュ野菜に20種のスパイスで調理された辛口カレーである691円、ナスビカレー691円、かつカレー861円、エビフライカレー821円、ヘレカツカレー(チーズ添え)821円、エビフライとヘレカツカレー981円、長州鶏のチキンカレー691円、海老(シュリンプ)カレー691円である。他にメニュー多数。
欧風ビーフカレー!ニューダルニー
「ニューダルニー」は地下鉄千日前線日本橋駅徒歩5分である。営業時間は月~金、土、日9:00~18:30定休日は不定休だ。席数は10席カウンター席である。朝食が食べられる。難波のカレーライスの伝統の味にこだわり素朴に守り続けている、昔懐かしい素朴な味のカレーが楽しめる老舗店である。昭和の香りが漂う店内は大変狭い。キッチンの真ん中に黒電話が置いてあり歴史を感じるレトロ感が懐かしい。
おすすめメニューは、ビーフカレーとカツカレーである。ビーフカレーはサラサラ系だ。ポタジュスープのような質感が上品だ。野菜や果物は溶け込んで形を残しているのがビーフなのだ600円、カツカレーはビーフカレーにカツがのせられている750円、海老フライカレー750円、カレーうどん550円、カレーうどんセット650円である。店頭にはお持ち帰り用カレールー(1人前)250円もある。家庭のレシピに重宝である。
怪しげな雰囲気の中でノスタルジックなカレー!ニューライト
「ニューライト」は地下鉄なんば駅徒歩5分である。営業時間は11:00~21:00、祝日は11:00~20:00で不定休だ。席数はカウンタ席6席、テーブル席17席である。「アメリカ村」の端っこに以前からある食堂だ。店内は古い造りと壁一面無造作に張られたステッカーが異様である。カレーでは人気店だが、店にはちょっと入りにくいところがある。この雰囲気で食べるカレーは懐かしいスタイルなのだ。
ニューライトメニューは、セイロンライスである、ル-の色や楕円形のアルミ皿から一見カレーライスに見えるが、別メニューでセイロンカレーがあり、この2つは全くの別物なのだ。セイロンライスは、牛肉と玉ねぎにカレー粉、デミグラソース、ラーメンスープがミックスされている。デミグラソースは創業時からのものを継ぎ足している特製で他では真似ができない味である500円だ。カツカレーラス600円である。
大阪スパイスカレーのスタイルとは?
ルーはトロミがなくてサラサラ
数種類のスパイスをブレンドしてオリジナルのカレーを作る。時間をかけ作れば自分好みの味になり間違いなく美味しいカレーができるだろう。一方そのまま煮込めば美味しく出来上がるのが市販のルーである。一般的に美味しいといわれるカレーは「とろみ」のあるカレーではないだろうか?手順どうりに作って、とろみがでない時の原因は、「アミラーゼ」が原因だ。
カレーのルウに含まれる小麦粉が加熱されることにより澱粉が糊化するのが理由である。カレーにはちみつを入れると「アミラーゼ」と呼ばれる消化酵素の働きでトロミがつきにくくなるのである。新玉ねぎや冷凍シーフードなどの具材である。使用するじゃがいもは男爵いもが良く、メークインやニシュタカ、新じゃがは煮崩れシニくくトロミがつきにくいのだ。
スパイスはホールのまま使われる
パウダーになっているスパイスは手軽に使えるが、保存や新鮮さ、香りの良さでは、ホールのものを使いたいのだ。パウダースパイスとホールスパイスについて使い方を知っておくことである。パウダースパイスのメリットは専門店で買えば、即そのまま使えることだ。デメリットは香りの持続性が弱く、湿気に弱いのである。ホールスパイスのメリットは、香りも味もパウダーより新鮮であることだ。
デメリットは砕いたり挽いたりして使うので、手間がかかり道具が必要であることだ。カレーを作るときにクミンシードをテンパリングして油に香り付けしてにんにくや生姜を入れるとカレーらしい味が出やすいのである。ホールとパウダーの使い分けは、テンパリングするため最初に炒める。色つけや香りだしに途中や最後のほうに使う。テンパリングはホールのまま使い、途中で加えたり、最後の香り付けはパウダーにして使う場合が多い。
お店ごとに独創性あふれる盛り付け
小麦粉主体のカレーライスからさらっとした食感の南インド系のカレーや激辛のタイカレーまで、カレー屋が独自に調合したスパイシーカレーで、ご飯とあわせる、出汁を使うといった和テイストに特徴がある。盛り付も緑黄野菜を添え、チキンカレーとキーマカレーのあいがけが多く見られる。ごはんを丸型にくりぬく、ターメリックライスを作る。お皿も華やかに、スパイスミックスをお皿に散らし、スパイスカレーにはルールはないのだ。
大阪スパイスカレーのあいがけとは?
1つのお皿に複数のカレーがかかっている
大阪で爆発的人気スパイスカレーは、大阪独自のスパイスの使い方をカレー店でルール化したものだ。「あいがけ」はワンプレートに好みのル-を2種、3種と盛り合わせたものなのだ。2種の場合ポークキーマカレー、グリーンカレーなど好みである。食べ方はいろいろだが、1種づつ食べるのが標準のようだ。ポークキーマカレーからやや重みのある味わいだ。チキンカレーは汁気がありまろやかさがある。
ご飯も2つの味で楽しめる「あいめし」を提供するお店も!
大阪スパイスカレーの特徴は、ホール、パウダースパイスを辛さ、香りの好みで作るカレーである。2種類以上のルウを混ぜ合わせる「あいがけ」プラス2種類のご飯を混ぜ合わせて食べる「あいめし」である。大阪スパイスカレー店では「あいがけ」「あいめしは」1プレートで提供されることが多い。「あいめし」のご飯は、指定ブランド米の白米とスパイスライスである。バビルの塔が有名店である。
大阪スパイスカレーをわが家で再現できるレシピ
辛くないから子供も食べられる「4つのスパイスで作るカレー」
- 鶏もも肉、250g
- 玉ねぎ小1個(150g)
- トマトピューレ大さじ2
- クミンパウダー大さじ1/2
- コリアンダーパウダー大さじ1/2
- レッドチリパウダー小さじ1/2
- ターメリックパウダー小さじ1/2
- にんにく1片(5g)
- しょうが1/2片(8g)
- 塩小さじ1/2
- 水250cc
- 香菜1株(ざく切りして1/2カップ程度)
- 砂糖少々
- 調理油大さじ1.5
- フライパンに調理油を中火で熱する。
- みじん切りした香菜の根を加え炒める。
- 玉ねぎを加え、強火でアメ色になるまで炒める。
- にんにく・しょうがを加え、水分がなくなるまで炒める。
- トマトピューレを加え、水分がなくなるまで炒める。
- 火を弱めパウダースパイスと塩を加え、よく混ぜながら1~2分炒める。
- 6.でできた「カレーの素」と鶏もも肉を加え、絡めながら肉の表面が色ずくまで炒める。
- 水を加え、強火でしっかり沸騰させる。
- 弱火にして、蓋をしないで15分ほど煮込む。
- 刻んだ香菜を加え、良く混ぜ合わせながら煮込む。
- 砂糖を加えしっかり混ぜ合わせたら、塩味を調えて完成だ。
魚介の旨み溢れる「シーフードミックスでスパイスカレー」
シーフードカレーをスパイスから作るのは、案外簡単なのだ。スパイスを調合して、炒めた材料に混ぜるだけである。
- クミンパウダー小さじ2
- コリアンダーパウダー大さじ1.5
- ターメリックパウダー小さじ1
- レッドペパーパウダー小さじ1/2
- 水、200ml
- 塩、小さじ1.5
- サラダ油、大さじ2
- 玉ねぎ(みじん切り)1個
- ホールトマト、1/2缶(400g入り換算)
- ブレーンヨーグルト(無糖)50g
- にんにく(みじん切り)1片分
- 生姜(みじん切り)1片分
- スパイスを混ぜ合わせておく。
- スルメイかを胴とゲソを分けてカットする。
- 鍋にサラダ油をひいて熱し、にんにく、しょうがをよく炒める。
- 3の鍋に、みじん切りの玉ねぎを加えて、アメ色になるまで、弱~中火でじっくりと炒める。
- 4の鍋にスパイス類を加えて全体に混ぜ合わせ、カットトマト、塩、水、イカ、エビ、ホタテを加えて、中火で10分ほどまぜながら煮込む。
- 仕上げにオイスターソースとプレーンヨーグルト、を加える。最後に塩で味を調えて完成である。
大阪スパイスカレーのエスニックな香りと辛さはクセになる!
大阪スパイスカレーは、小麦粉ルウのカレーライスと違い、スパイシーなのにアッサリ味は新しい感覚だが、ご飯とまぜるせいか昔からの味わいでもある。刺激的だがいくつもの味の層が重なっているのだ。子供から老齢までに好まれる和食ご飯といえるだろう。大阪が生んだ新時代のスタンダードなカレーといえるだろう。「あいがけ」「あいめし」は一度食べると病みつきになるカレーである。